#河出書房新社
僕なりの、デリダへの応答なんです。

小池陽慈『ぼっち現代文』、河出書房新社の「14歳の世渡り術」より。

副題は、「わかり合えない私たちのための〈読解力〉入門」。

www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784...
October 23, 2025 at 2:08 AM Everybody can reply
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やっと手元に届いた…(寄稿者なのにトラブルで届いてなかった) amzn.to/49hEnp9
October 22, 2025 at 1:37 PM Everybody can reply
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「あなたが私を竹槍で突き殺す前に」
李龍徳(イ・ヨンドク)著 河出文庫(河出書房新社) 税込1,155円
当店にも在庫ございます!
「排外主義者たちの夢は叶った」という衝撃的な書き出し。

極右政党が野党第一党になり“嫌韓“女性総理大臣が誕生した近未来を描き話題になった作品。
刊行は2020年3月、連載開始は2018年。

この小説が描くような排外主義が蔓延る世界が決して現れない望みを託し書かれた作品です。

ただいま写真の帯を付けて重版中。
2枚めの画像は本作の書き出しです。

続き▼
www.kawade.co.jp/np/isbn/9784...
October 22, 2025 at 4:51 AM Everybody can reply
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河出書房新社編集部編『リラックス塗り絵 京のみやびな和柄』発売。

京友禅の着物や扇面、様々な装束の図案など京都の和柄もようをモチーフとした塗り絵。美しい伝統柄を自由に塗って楽しめる。新装版。
www.kawade.co.jp/np/isbn/4309...
October 22, 2025 at 2:58 AM Everybody can reply
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アグスティナ・バステリカ「肉は美(うま)し」(宮﨑真紀・訳/河出書房新社)とジェイムズ・モロウ「ヒロシマめざしてのそのそと」(内田昌之・訳/竹書房)を購入!!
October 24, 2025 at 3:44 AM Everybody can reply
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#読了 #読書 #青空読書部
#読書好きな人と繋がりたい
#恩蔵綾子 #河出書房新社

「感情」は「理性」より劣る。
「感情」は「理性」によりコントロールされるべき。

現在の「感情労働」は上記の概念によるなされている。それ故、ストレスフルなものになっていることが否めない。

ただ、著者は「この概念は変わる。寧ろ、AI時代だからこそ、感情が重要な要素となる」と述べる。

抑圧から共感へ。
AIにより、時代は変わる。
October 19, 2025 at 6:36 AM Everybody can reply
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大崎清夏『いいことばかりは続かないとしても』河出書房新社

国立ハンセン病資料館の企画展「『いのちの芽』の詩人たち」のレポート「その心は優しかった。」を含むエッセイ集。『いのちの芽』から何篇か論じている。大崎さんならではの視点と評のことば。ぜひ皆さんにも読んでほしい。
October 23, 2025 at 10:40 AM Everybody can reply
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コーディー・キャシディー『とんでもないサバイバルの科学 恐竜絶滅から、ポンペイ、黒死病、タイタニックまで、史上最悪レベルの大事件をどう生きのびる?』(梶山あゆみ 訳 河出書房新社)を読了。

古代から現代に至るまでの歴史的な事件・大災害を取り上げ、もしその場にいたら生き延びることができるのか? 生き延びるためにはどんな行動を取ったらいいのか?といったことを考えていくという、異色のサバイバルガイド本です。
災害に対するサバイバルガイドというのは今までにもあったと思うのですが、この本がユニークなのは、歴史的な大事件をシミュレーションして、具体的に何をするべきか?といったことを考えていくところ。
October 19, 2025 at 12:24 AM Everybody can reply
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【読書記録】アダニーヤ・シブリー(山本薫訳)『とるに足りない細部』河出書房新社
1949年ベドウィンの少女を集団レイプし殺害したイスラエル人将校を三人称語りで淡々とかつ執拗に詳細に描く一部と、少女の視点から見た真実を見つけられないかと居住区を越えて事件現場へと向かう2004年を生きる女性の一人称語りから構成される。語り手を通して見える、移動や生存の自由の制限、検問所を見るたびに主人公を苛む不安と緊張が衝撃的だった。また、イスラエル人でもパレスチナ人でもない、周縁化されたベドウィンの記憶に近づこうとしてもついぞ届かない、そんな壁や境界も息苦しく描き出されている。
October 19, 2025 at 11:10 AM Everybody can reply
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【御恵投御礼】
67 肉は美(うま)し アグスティナ・バステリカ 宮﨑真紀訳 河出書房新社 2025
www.kawade.co.jp/np/isbn/9784...
訳者・宮﨑真紀さんからの御恵投に御礼申し上げます。なんと怖ろしい世界。なんと美しい装丁。怖ろしく美しい邦題。心身ともに状態を整えてから拝読します。
肉は美し :アグスティナ・バステリカ,宮﨑 真紀|河出書房新社
肉は美し 食糧危機から人肉食が合法化された近未来。食肉処理工場の重役マルコスは、日々「頭」と呼ばれるヒトを屠畜していたが――全世界で100万部突破の、究極の超問題ディストピアホラーSF。
www.kawade.co.jp
October 18, 2025 at 5:59 AM Everybody can reply
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月初に読了。2作同時受賞だった第172回芥川賞受賞作。『みどりいせき』や『月ぬ走いや、馬ぬ走い』を思い出す読み心地。疾走する饒舌な地の文にヒリヒリするほど強く今を感じた。ルーツ、ジェンダー、セクシュアリティ、暴力、過去を知る友人との劇的な再会。90Pで本筋じゃない箇所にワーッとなったので報告笑。

“アッシュ・ソープはちょっと前に公開された映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のエンドロールアニメーションを担当した。無駄のない動きで提示されていくスタッフリストとともに描かれるのは、本編に登場する超能力者たちの、その遺伝子が突然変異を起こしていく過程をアニメーションにしたものだった。”
October 19, 2025 at 4:28 AM Everybody can reply
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さ、読むか…………
October 15, 2025 at 11:03 AM Everybody can reply
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ババヤガの夜 王谷晶 河出書房新社 (河出文庫)

文庫で読んだけど、思ったより薄かった。

この内容(バイオレンス)を「女性が」書いた!っていう驚きは全くなくて。

「これってミステリ要素もあったんだ!」という驚きの面白さでした。

個人的に、あとがきは花村萬月さんにお願いしたかった~😆
October 19, 2025 at 1:17 PM Everybody can reply
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有吉佐和子『女二人のニューギニア』河出書房新社

「いいとこだから、遊びに来なよ」の一言で、友人の住む異国の地へ旅立った、作家、有吉佐和子。
 海外旅行がまだまだ珍しかった60年代、出向いた先はニューギニア。想像を絶する密林に、熱さ、虫、何より強烈な文化の違いにひたすら驚愕する日々を綴ったエッセイ。

ぶっ飛んだ本だった。
 紀行なのに著者は専ら畑中氏の家で療養し、畑中氏は現地の人を従えて八面六臂と飛び回る日々。良くぞ帰ってこれたなぁという劇的な帰国まで、唯一無二の体験過ぎる。
 著者も、タフ過ぎる畑中幸子もどちらも凄い、としか言うしかない。
 
@libro.bsky.social
女二人のニューギニア :有吉 佐和子|河出書房新社
女二人のニューギニア 文化人類学者で友人の畑中幸子が滞在する、数年前に発見されたシシミン族がクラスニューギニア奥地を訪ねた滞在記。想像を絶する出来事の連続と抱腹絶倒の二人の丁々発止。有吉ファン必読。
www.kawade.co.jp
October 15, 2025 at 12:13 PM Everybody can reply
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the Letterに新しい記事をアップしました。古川日出男『南無ロックンロール二十一部経』(河出書房新社)の書評です。読者登録していただければ他の記事も全文無料で読めますので、よかったら是非。
toyozaki.theletter.jp
トヨザキの仕事
ライターになってはや40数年。書評家を名乗るようになって20数年。ここでは、ライター時代に発表した原稿や、2013年以降にさまざまな媒体に掲載され単行本になっていない書評など、多岐にわたっている仕事のあれこれを掲載していきたいと思っています。
toyozaki.theletter.jp
October 13, 2025 at 6:51 AM Everybody can reply
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今回の展示にあわせ、画集「伊藤彦造イラストレーション」の増補改訂版が出版された。(河出書房新社)編集を担当したスタジオKによると「原画の美しさを損ねないよう、線をつぶさないように印刷会社と何度も協議を重ねた」とのこと。彦造ペン画の神業を後世に伝える貴重な本である。

#伊藤彦造
#彦造
#河出書房新社
#画集
October 12, 2025 at 1:53 AM Everybody can reply
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ジェイムズ・ジョイス『フィネガンズ・ウェイクⅠ・Ⅱ』(河出書房新社)読了。面白い。翻訳の表現というのはこんなにあるのかと舌を巻く。漢字ひらがなカナカナが全員集合している。ぱっと見これは読めるのかと不安になる文字が羅列している文章なのに無理なく読める。Ⅲ・Ⅳを今日から読みはじめるぞ。原典(という表現でいいだろうか)を読んだ人すごいや。そして自分はジョイスが好きだなあと改めて思う。
October 11, 2025 at 10:45 PM Everybody can reply
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カトリーン・マルサル『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』(河出書房新社)
邦訳が出たのは2021年だけれど、この本の原書が刊行されたのは2012年だと知ってこんな早い段階からケア労働の透明化を問題視してる人がいたのかと驚いた。今だとSNSでも問題視してる人チラホラ見かける位にケア労働が透明化してることは問題視されてるから世界は少しずつ良くなってるのか……?経済学は合理的なプレイヤー(抽象的な男性)を想定しているけど、人間は合理的なプレイヤーではないし人間は男性だけではないので、経済学ってあんま当てにならないよなぁと思った。
October 12, 2025 at 1:57 AM Everybody can reply
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#放送大学 覚えることが多くて遅々として進まないロシア語。モチベーションを上げるために、しばらく前に買っておいたソバの実で гречневая каша(ソバの実粥)を作ってみました。
ロシアには каша(カーシャ=粥)にまつわることわざがたくさんあるみたいで、それだけ身近で大事なものみたい。

(ちなみに今回参考にしたレシピ本にエッセイと解説を寄稿されている沼野恭子先生が、放送大学「初歩のロシア語」の担当講師なんです。)

#青空ごはん部
October 11, 2025 at 9:02 AM Everybody can reply
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本日の平台。『そろそろねんねん』(多宇加世)、『随風 02』(書肆imasu),『中原昌也トリビュート』(みーら,若松沙織(わかしょ文庫),岸波龍)が新入荷です。『そろそろねんねん』(多宇加世)は、詩篇を十篇収録。かわいらしい製本に包まれながら、多宇加世氏の詩の神髄を見ることができます。入門編に是非。『随風 02』(書肆imasu)は、宮崎智之氏、平林緑萌氏のフリーペーパーをお付けします。『中原昌也トリビュート』には岸波さんの『焼死体たちの革命の夜』(中原昌也/河出書房新社)評も掲載されています。中原昌也氏の小説と併せていかがでしょうか。

#海と夕焼入荷 #新刊 #本屋 #読書
October 11, 2025 at 4:37 AM Everybody can reply
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ソローキン/ 松下隆志訳『ドクトル・ガーリン』(河出書房新社) 読了

おもしろかったー アルタイ共和国の働いていたサナトリウムがカザフからの核攻撃を受けて破壊されたため、東のハバロフスクを目指して逃避行を繰り広げるガーリンの物語。その途中でさまざまなコミューンに出会うが、まるで『ガリバー旅行記』や『地獄の黙示録』を思わせる。登場するテクノロジーやキャラクターのお面白さもさることながら、ロシアの様々な作家の引用だけでなく、作中作が頻繁に出てきたり、ザミャーチン、パステルナーク、ソルジェニーツィンへのオマージュと思しきところがあったりと実験的でありながら魅力的。それでいて(それだからこそ)(続く
October 10, 2025 at 1:36 AM Everybody can reply
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「日本経済新聞」2025年10月4日号の書評欄に、トリスタン・ガルシア『7』(高橋啓訳、河出書房新社)の書評を書きました。

2段組500ページにわたって現代を舞台にした綺想が七つ並ぶ、短篇集とも長篇とも言い難く、SF、幻想、ゴシック、サスペンス、歴史、哲学などのジャンルが混ざり合ったような「世にも奇妙な物語」。

各エピソードの「もしこんなことがありえたら」という設定と、そこにはまり込んでのっぴきならない状況に置かれる人びとの姿から目が離せませんでした。

例)もし任意の年齢の自分に(精神、記憶だけ)戻れるドラッグがあったら

www.nikkei.com/article/DGXZ...
書評『7』トリスタン・ガルシア著 - 日本経済新聞
小説とは人間や社会のシミュレーターのようなものだ。ある人物をある状況に置いてみる。さて、その人は何を感じ考え行うか。周囲にどんな変化が生じるか。成り行きを見てみようというわけだ。本書『7』は、それぞれ独立して読める7つの奇妙な物語からなる。登場する人物も状況もさまざまだ。共通点があるとすれば、舞台が現代のフランスやヨーロッパを中心としているところだろうか。同じ音楽やタクシーがあちらとこちらの物
www.nikkei.com
October 9, 2025 at 4:11 AM Everybody can reply
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綿矢りさ「蹴りたい背中」
2007年 河出文庫(河出書房新社)

僕個人的には芥川賞作品てあまり好みじゃない、相性が悪いことが多いのですが、本作はおもしろかった。じんわり自分に入り込み、高校生時代の空気と感覚を呼び起こされるような感じ。
〝蹴る〟という解釈はいろいろあり、受け止めが感覚的だけど理解できる気がした。高校1年、2年のあの頃に適応しようとする自分と適応したくない我の自分とが共存し、見えない相手への行動でもあると。
音楽で言う〝サビ〟はないけど、劇中歌のように全編を通して感覚的に世界を届けてくれる素敵な作品でした。

#綿矢りさ
#蹴りたい背中
#河出文庫
#河出書房新社
#読了
October 8, 2025 at 11:55 AM Everybody can reply
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『ババヤガの夜』一気読みしちゃったんだけど、かなり好きだった、、、こういうのたくさん読みたい!『ババヤガの夜』もっと長くシリーズで読みたかった!
October 7, 2025 at 1:15 AM Everybody can reply
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 もし人類が必死で闘う段階を超越すると信じるならば、もしさまざまな人種と信条が孤児たちがククイノキを共有できるように、世界を平和に共有できると信じるならば、もし指導者たちが公平であり、暴力に歯止めをかけ、権力には責任を必要とし、陸と海の富は公平に分けることができると信じるならば、そのような世界は来るのだ。私は騙されてはおらぬ。

デイヴィッド・ミッチェル. クラウド・アトラス(下) . 河出書房新社. Kindle 版.

 美しい文章。ちなみにククイノキってのはこんな感じのもの。万能資源。
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%...
ククイ - Wikipedia
ja.wikipedia.org
October 6, 2025 at 2:05 PM Everybody can reply
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