山本貴光
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文筆家・ゲーム作家・大学教員 果報は寝て待て/逍遥派 プロフィール(ウェブサイト) https://yakumoizuru.notion.site/
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毎日なにかを読んでいます。

半分は仕事のために、残りの半分は楽しみのために。

というのが理想なのですが、なかなかそうもゆかず、目下は9割くらいが仕事のための読書になっているところ。

よくものを読む場所はいくつかあります。

・家で机に向かって
・ソファにもたれて
・電車の中で
・大学の研究室で
・立ち寄ったカフェで
・公園のベンチで
・お風呂で
・ベッドで

最後の二つは、できれば楽しみのための読書専用にしたいと思いつつ、お風呂で書評のための本を読むこともあっていけません。

(1/n)

*写真は書棚のボルヘス・コーナーです。

#読書の背景
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大学の生協で出会った本たちです。
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そうなんですよ、できたら見て回りたいなあと思っています。
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山口尚『現代日本哲学史』(青土社、2025)

下記は青土社にある同書の紹介ページです。
全18章の目次も示されています。

「登場する哲学者:廣松渉・大森荘蔵・埴谷雄高・池田晶子・永井均・小泉義之・左近司祥子・鷲田清一・中島義道・野矢茂樹・田島正樹・河野哲也・中岡成文・村上靖彦・大越愛子・森岡正博・野家啓一・高橋哲哉・竹村和子・柄谷行人・入不二基義・濵田恂子・藤田正勝・檜垣立哉・中島隆博」

www.seidosha.co.jp/book/index.p...
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今週の「人文的、あまりに人文的」第243回は、山口尚さんをゲストにお迎えして、『現代日本哲学史』(青土社、2025/08)について、吉川浩満くんとともに話を伺いました。

同書は1970年代以降の日本の哲学について、個別の哲学者の仕事を検討しながら、時代とともに移ろう大きな変遷を描いています。同書に登場する本の多くに目を通したことがありながら、このような歴史の筋を考えたことがなく、大いに目を洗われました。

山口さんの読み方、書き方についても話していただきました。読み書きにご関心のある向きもお楽しみいただけましたら幸いです。

www.youtube.com/watch?v=Pfid...
#243 #ゲスト回 #山口尚 『現代日本哲学史』(青土社)はいかに書かれたか?
YouTube video by 哲学の劇場
www.youtube.com
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たらば書房で出会った本たちです。

レジで店員さんに「並んでいる本がすごいですね。店長さんが選書していらっしゃるんですか」(大意)と話しているお客さんをお見かけして、「そうでしょう、そうでしょう」と店の者でもないのに心のなかで頷きながら順番を待ったりしておりました。

右の写真は、「これ、ご存じですか」とレジでもらった紙片で、鎌倉で詩を巡る催しの案内でした。

鎌倉はいつにも増してたいへんな賑わい。

と思ったら、日曜日であるだけでなく、連休中日なのですね。
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「超」と「(再)」いいですね!

次から採用したいと思います!
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そうなんですよ。自分で決めてあるファイル名規約に従うのが面倒になり、最後はアプリが自動でつける適当な名前に甘んじて、やがてなんだか分からなくなり果てるのであります。
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作業中のファイルの名前に

・最新版
・最新版2
・最新版のコピー
・最新版のコピー(1)
・最新の最新版

などが現れ始めたらなにかのサイン。
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【新刊】モネが少年時代を過ごして、その海を描き『印象・日の出』と名付けたフランス北西部の港街ルアーブルは、開港して500年が経ちました。それを記念して、この地で生まれた16世紀の海軍パイロット、ジャック・デヴォーが著した歴史的な書物が詳細な解説とファクシミリ版の合本で出版されました。それはその後『船乗りのための百科事典』とも呼ばれ16世紀の世界航路を広げていく大きな役割を担いました。アストロラーベ、大西洋の航海海図、日中潮汐の表、占星術図、太陽高度測定など当時の天文学や海洋学の科学的情報を集めて総合的に航海術を導いて行くものでした。この完全なファクシミリ版を手に取ることができます。
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マルチプレイ・オンライン・作業用ゲーム『gogh』(ambr, 2025)で、とりあえずアバターをつくって最初から設定されている部屋の一つを選んだら、書棚に岩波文庫らしきものが置かれていたり、アバターが何も指示せんでも本を読んでいた。よく分かっておる。

gogh.gg/jp
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『図書』2025年10月号に掲載の「岩波文庫百話」がウェブでも公開されました。以下の2話です。

第11話 「この計畫には體系がない」
第12話 時代とともに変化する

第11話では、岩波文庫創刊前に意見を聞かれた識者から、「この計畫には體系がない」とコメントされた件について。

第12話では、岩波文庫の改版について眺めております。なにしろ創刊から100年近い時間を経てきた文庫だけに、折に触れて改版されており、本によっては7版になっていたりもします。

といった様子をあれこれ書いてみました。
お楽しみいただけたら幸いです。

tanemaki.iwanami.co.jp/posts/9166
第11話 「この計畫には體系がない」
岩波文庫について知る上で大いに参考になる資料の一つに雑誌『文庫』がある。これは一九五一年に発足した「岩波文庫の會」の機関誌として月刊で発行されたもので、一九六〇年末まで続いた。この雑誌については、回を改めて詳しく眺めるつもりなのでそちらに譲るとして、ここで
tanemaki.iwanami.co.jp
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わあ、ありがとうございます :-)

豊崎由美さんや鹿島茂さんをはじめ、私も聴きたい講座だらけです!
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『すばる』2025年11月号(集英社)に、安藤礼二『空海』(講談社)の書評を書きました。

「万物の根源に目を凝らす文学」と題して、安藤さんがどのような観点から空海の仕事を検討しているかに注意を向けています。

PASSAGEの書評講座では、こうした本を書評する際、なにをどういう手順で行っているのかというお話もしたいと念じております。
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〈PASSAGE 3周年記念 書評講座〉全12回開講

東京は神保町にあるシェア型書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」の創業3周年を記念して、書評講座(全12回)が開催されます。

私は吉川浩満くんと2人で「人文書の書評」というテーマについてお話しする予定です。

この講師陣に私たちが入っていてよいのだろうかというラインナップと毎回のテーマ、日時、受講料など、詳細については、下記でご覧くださいませ。オンライン受講もあるようです。

passage.allreviews.jp/topics/361
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『科学社会学への招待』
立ち読み用PDFがアップされました。

saihatesha.com/guide/readin...
saihatesha.com
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マッシミアーノ・ブッキ教授『科学社会学への招待』出版記念トークイベントのお知らせ
登壇者:マッシミアーノ・ブッキ
質問者:伊藤憲二、水島希
日時:2025年11月4日17:00-18:00
場所:京都大学文系学部校舎1階 ぶんこも Cエリア
地図:https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-y 7番の建物
使用言語:英語
11月10日にマッシミアーノ・ブッキ著『科学社会学への招待』(さいはて社)が刊行されるのを記念し、ブッキ教授を京都大学に迎えて、訳者の伊藤憲二と水島希からの質問に答える形で本書について語っていただきます。
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次の機会のお楽しみに、ですね :-)
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長い一日だった。

お仕事深夜の部のまえに水分を補給しています。
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その暇もないままトンボ返りをしたのでありました
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そうそう、城壁や門の跡も拝見しました。
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模擬講義ではじめてお邪魔しました。
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上記リンク先は、ペイウォールありで恐縮です。

(かく申す私も会員登録していないので、閲覧できないのでありました)
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「日本経済新聞」2025年10月4日号の書評欄に、トリスタン・ガルシア『7』(高橋啓訳、河出書房新社)の書評を書きました。

2段組500ページにわたって現代を舞台にした綺想が七つ並ぶ、短篇集とも長篇とも言い難く、SF、幻想、ゴシック、サスペンス、歴史、哲学などのジャンルが混ざり合ったような「世にも奇妙な物語」。

各エピソードの「もしこんなことがありえたら」という設定と、そこにはまり込んでのっぴきならない状況に置かれる人びとの姿から目が離せませんでした。

例)もし任意の年齢の自分に(精神、記憶だけ)戻れるドラッグがあったら

www.nikkei.com/article/DGXZ...
書評『7』トリスタン・ガルシア著 - 日本経済新聞
小説とは人間や社会のシミュレーターのようなものだ。ある人物をある状況に置いてみる。さて、その人は何を感じ考え行うか。周囲にどんな変化が生じるか。成り行きを見てみようというわけだ。本書『7』は、それぞれ独立して読める7つの奇妙な物語からなる。登場する人物も状況もさまざまだ。共通点があるとすれば、舞台が現代のフランスやヨーロッパを中心としているところだろうか。同じ音楽やタクシーがあちらとこちらの物
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