#多和田葉子
『翻訳、一期一会』鴻巣友季子

翻訳家の鴻巣友季子さんとゲストが同じテキストを訳し、対談時に見せ合いっこします。そこから広がる対話がおもしろい。経験値の高い人の話はどこまでも楽しく、いつまでも聞いていたい。もちろん多和田葉子さんや斎藤真理子さんとは翻訳関連のお話に。

わたしがこれを買ったきっかけは、呉明益ですが…🤭

#翻訳文学試食会 #関連本試食会
November 5, 2025 at 1:43 PM
「言葉を使って人を笑わすのはとてつもなく気持ちがいい。外国語を使って暮らし始めてから人を笑わすことのできるチャンスがめっきり減って欲求不満になっていたが、少しずつ又それができるようになってきて、そのことがアルコール以上にわたしを酔わせた」(多和田葉子『研修生』)
November 2, 2025 at 8:40 AM
多和田葉子『研修生』面白かった。文字通り研修生として西ドイツの取次会社での新鮮な日々を描く。志賀直哉や森鴎外の文庫本を下宿に持ち込んでいるのが意外。
小説として素朴すぎるような気もしたけど、リアリズムで描くべき瑞々しい世界が目の前にあり、そのストレートさが、若い日の不安定な感じを表しているようにも思えた。
November 3, 2025 at 1:12 PM
「人間社会は遊びを通してしか学べない規則に溢れている。その規則を習得しなければ、うまく生きていくことができないのではないかと思う。遊ぶと言っても特別なことをするわけではない。人と会って話をし、ものを食べ、町を歩き観察するだけである」(多和田葉子『研修生』)
November 1, 2025 at 6:26 AM
買ったり借りたり📚

リチャード・パワーズ『プレイグラウンド 』
多和田葉子『研修生』

雨が降り出す前に本屋さんに行けてよかった😊

海外文学
@libro.bsky.social
October 31, 2025 at 4:46 AM
#多和田葉子 『研修生』
読書の秋なのでがっつりの小説新刊もたくさん!多和田葉子さんの長編小説、最新作です。
yorunoyohaku.com/items/68c268...

#読書週間 なので お知らせできてなかった #入荷済の本 をどんどんご紹介します!ウェブストア未登録のものも発送できますので、「お問い合わせ」からご注文ください。
また、11月9日までのセールもございます。
yorunoyohaku.com/sale


#府中 #書店 #マルジナリア書店
第2・4火曜、毎週水曜は定休日です
October 30, 2025 at 4:05 PM
『煌めくポリフォニー わたしの母語たち』 温又柔
読み終わったら多和田葉子の『太陽諸島』を読まなくちゃ。
www.reads.jp/posts/562264 #Reads
ieica "煌めくポリフォニー わたしの母語たち" on 2025年10月25日 - Reads
煌めくポリフォニー わたしの母語たち "p119まで メモを取りながらきちんと書かれている事の意味を考えながら読むべきなんだろうけど、まずは...
www.reads.jp
October 25, 2025 at 1:29 AM
多和田葉子『研修生』を読んだ。

素晴らしい読み応え。語り手「わたし」が1980年代のドイツはハンブルクで過ごした日々に、どっぷりと引き込まれた。慣れない異国で働き始めた心許なさを抱えつつ、研修生という宙ぶらりんな立場で出会う様々な人たちとドイツ語での交流を重ね、言語と小説への希求が募っていく。

カフカ、漱石、チェーホフ、ホフマン…と、幾つもの文学作品が色んな場面で引き合いに出てくるのが印象的で、本好きにとって本に纏わる記憶は、どこへ行っても自分から離れない拠り所にもなり得るということを思った。
#読了 @libro.bsky.social
October 24, 2025 at 7:56 AM
多和田葉子の新刊の話になり、お互いがお互い買って貸してくれるかな〜と思っている状態だということがわかった。
October 23, 2025 at 3:21 AM
"K-POPの成功に学ぶ戦略、英語という壁、外から見出される「日本らしさ」、そしてローカル性と普遍性のせめぎ合い――。NewJeansやXG、村上春樹や多和田葉子、濱口竜介や是枝裕和、岡田利規など、さまざまな作品を通してグローバル時代の日本文化の可能性を問い直す"
October 23, 2025 at 5:07 PM
"1948年、入水直前に書き上げられた問題作は筑摩書房から刊行された。ちくま文庫40周年記念&特別カラー口絵収録。解説 安藤宏、多和田葉子"

太宰治 『人間失格』
comingbook.honzuki.jp?detail=97844...
『人間失格』
1948年、入水直前に書き上げられた問題作は筑摩書房から刊行された。ちくま文庫40周年記念&特別カラー...
comingbook.honzuki.jp
October 21, 2025 at 4:53 AM
多和田葉子『献灯使』に収録されている『彼岸』、軽やかな言葉の刃物で排外主義・エセ保守の着ぐるみの中に潜む人間の中身をぐるりと切り出している…こんなの僕がネット右翼の当事者だったら熱出して暴れて吐いてしまうのでは…… と思い、もう10年以上前の本だけど、みなさんはこの作品にどんな感想を…と検索をかけたら、数年前に講談社に侵入して火を付けて逮捕された事件、その侵入者が裁判で「『献灯使』を出版したこと」を動機としてあげていたことを知った…
October 18, 2025 at 10:15 AM
小川公代『ゆっくり歩く』(医学書院)読了。パーキンソン病になった母の介護を軸に流れる母娘の対話、文学作品の紹介、家族の歴史など、自分もゆっくり歩けない方なので、この本をもっと早く読んでいたら母に対してもう少しゆっくり歩いてやれたかも知れないと思ったりした。

カフカ『変身』は介護小説だという多和田葉子の指摘を紹介している箇所でなるほどとちょっと驚いた。ちょっと林檎ぶつけるなよというようなことばかり気になってしまっていたから。
October 17, 2025 at 3:53 AM
ALT忘れてた!!!!
写真には、多和田葉子の『エクソフォニー 母語の外へ出る旅』という赤と白の本の表紙が写っています。
October 13, 2025 at 2:25 PM
多和田葉子『ボルドーの義兄』(講談社) 読了

とにかく不思議な小説である。漢字一文字があって、その後にそれをときほぐしたような文章が続く。それは主人公の優奈は「自分に起こったすべてのことを記録したいと思っている」が、たくさんのことが同時に起こりすぎて、文章では無理なので、出来事一つについて漢字を一つメモ帳に書くためである。一旦メモ帳に書かれた漢字を元に「後から」優奈が「開いた」文章ということになる。その上この作品は当初ドイツ語で書かれたものを日本語に翻訳したという。つまり、時間的にも言語としても、何重にも書き直されたことになる。言語と記憶のあわいを揺蕩うような、それでいて違和感やズレに(続く
October 11, 2025 at 11:20 PM
買ったり借りたり📚

多和田葉子『ボルドーの義兄』
サラ・ピンスカー『いずれすべては海の中に』

海外文学
@libro.bsky.social
October 10, 2025 at 6:43 AM
ノーベル文学賞10月9日午後8時発表
www.nikkei.com/article/DGXZQO...

村上春樹氏が有力視されているほか、多和田葉子氏と金井美恵子氏の名前も挙がっています。

王谷晶氏の「ババヤガの夜」が7月に英ダガー賞翻訳部門を受賞するなど、日本人作家の作品は英語圏で注目度が高まっています。
October 9, 2025 at 3:00 AM
多和田葉子『ヒナギクのお茶の場合/海に落とした名前』(講談社文芸文庫) 読了

さまざまな「ズレ」を描いている。実験的な文体もあって、とてもおもしろかったー 身体性も前面に出ていて、多和田さんとしてはめずらしく(?)エロティックな表現が多いようなのも新鮮。「時差」「海に落とした名前」がよかった。「土木計画」は不意を打たれて泣きそうになった。

@libro.bsky.social
October 7, 2025 at 12:11 AM
買ったり借りたり📚

多和田葉子『ヒナギクのお茶の場合/海に落とした名前』
シムノン『反動分子』

海外文学
@libro.bsky.social
October 4, 2025 at 7:10 AM
……というようなことを書いてしまったのは、「多和田葉子さんの小説が好きです」と書いていた少女漫画家を思い出してしまったから。私が就職した40年前、某少女誌でデビューし、大変瑞々しい青春ストーリーを紡いでいた。Amazonで調べると、こちらは21世紀に入る頃に発表ペースが鈍り、最後の単行本発売が2019年。
 創作を始めるのは簡単だ。創作を続けるのは困難で、一生を通じての貫徹は一層難しい。
September 30, 2025 at 2:05 AM
最近読んだ本
百年の散歩/多和田葉子
ある晴れたXデイに/マリー・ルイーゼ・カシュニッツ(酒寄進一 訳)

多和田ワールド全開の言葉遊びから始まる「百年の散歩」
“あの人”に会うために、会いたくて、想いながらひとり歩くドイツの道
「町は変な人たちでいっぱいだ。指揮者がいない。総譜はあるのか。」(本文より)
歴史と妄想の間にぐるぐる揺られ巻き込まれ、その出口で主人公の本音に突き当たる瞬間がたまらない
自分を煙に巻くようでいて答えに気づいてしまう、恋心と歩く街

#読書メモ
September 22, 2025 at 11:53 PM
報道されていないが、多和田葉子が賞を取ったらしく(ネリー・ザックス賞という賞だけどよく知らん)、そこで数年前からの連作が完結していたことを知った。しかも来月文庫になるらしい。前2作を単行本で買ったので、文庫を買うべきか悩む
September 16, 2025 at 9:58 AM
です。わたしは、女の子に生まれて良かったと生まれてくる子供に確信させようと決心しました。女の子は言葉の力を借りて自分の身を守らなければならないので大変です。でも、その分、自由もあります。
(多和田葉子『聖女伝説』ちくま文庫 pp.46-47 2016.3)
September 16, 2025 at 10:40 AM
多和田葉子がわからなさすぎて、webで収集できる批評を眺めているんだけど、「ふつうに読んでわかるように書け」という思いが募ってくる… not for meということなのだろう……
「みかんを盗むのは今日でなければいけない」とか。中原中也かよ。
September 14, 2025 at 7:26 AM