#晶文社
『吉本隆明全集』(全38巻+別巻、晶文社、2014- )

2014年に刊行が始まった『吉本隆明全集』は、10月刊行の第38巻「書簡II・III」をもって、本巻38冊が完結とのこと。残るは別巻となりました。

www.yoshimototakaaki.com
October 29, 2025 at 1:40 PM
「グルメ・ハント」を読み返してみた
October 29, 2025 at 5:54 AM
先日紹介した『続 喫茶の効用 実践編』(晶文社)ですが、飯塚めりさんがお見えになったのでサイン本を作っていただきました。

ご希望の方はお早めに☕️
October 25, 2025 at 4:18 AM
明日10/25(土)10時からはじまる神保町ブックフェスティバル、わたしも晶文社ブースで開店からお昼まで店番をします。遊びにいらしてください。
October 24, 2025 at 1:05 PM
ドン・アイディ『技術哲学入門 ポスト現象学とテクノサイエンス』(稲垣諭、増田隼人、沖原花音訳、晶文社、2025)

著者が北京大学で行った講義をもとにした本。

原題の「ポスト現象学とテクノサイエンス」が主題で、この二つの語は、いずれもアイディが提唱したものとのこと。

ポスト現象学とは、人間の経験を探究する古典現象学を、アメリカで発達したプラグマティズム(広くは行為を重視する哲学)の知見と併せて拡張する試み。

テクノサイエンスとは、科学によって技術が生み出されるという見方に対して、いまや技術によってそれなしにはなしえない科学の発見がもたらされる状態に注目する概念。

(1/n)
October 24, 2025 at 5:10 AM
“孤独な少年、忘れ難い人々、幻想的な光景、突然の悲劇…ブローティガンが生前に発表した最後の小説。『ハンバーガー殺人事件』が改題、改訳で復刊!”

重版されないままずっっとプレミア価格で未読だったブローティガンの『ハンバーガー殺人事件』(晶文社)が改題『風に吹きはらわれてしまわないように』としてついに筑摩書房から文庫に!ちくま文庫愛してる…!楽しみ!

www.chikumashobo.co.jp/product/9784...
『風に吹きはらわれてしまわないように』リチャード・ブローティガン|筑摩書房
筑摩書房『風に吹きはらわれてしまわないように』の書誌情報
www.chikumashobo.co.jp
October 22, 2025 at 3:37 AM
鬱病日記
杉田俊介
晶文社

推薦:坂口恭平氏
「杉田俊介が生きはじめたと思えて、僕は嬉しかった。からだが気づいて鬱になる。だから、これは本を書くように本を読む人の、自分のからだの読み方だ。本当にきついときに皆に読んで欲しい福音書。」

Xを中心にSNSでも大反響!
オンタイムでWeb上に公表された克明な鬱病体験記。
透徹な視線で赤裸々な心情を丹念に描写する、「創作論」。

(晶文社紹介文より)

tohon.shop-pro.jp?pid=189026810
October 20, 2025 at 4:38 AM
石野晶の長編『いつか会ったあなたと、きっと出会う君に』(双葉社)を読了。

交際中の彼女・雛子と共に旅行をしていた大学生の晴文。一夜明けて目が覚めると、隣で寝ていたはずの雛子がおらず、代わりに幼い女の子が寝ているのを見つけ驚きます。
女の子には雛子の面影があり、自らも雛子を名乗っていました。何らかの原因で雛子が子どもになってしまったことを認識した晴文でしたが、幼い雛子は旅を続けるというのです…。

青年と、突然子供になってしまった彼女をめぐるファンタジー作品です。
子供になってしまった雛子を連れて旅を続けざるを得なくなった青年の困惑が描かれます。
October 17, 2025 at 10:50 AM
#読了 #読書 #青空読書部
#読書好きな人と繋がりたい
#杉田俊介 #晶文社

作者はやはり生粋の書き手、表現者なのだと思う。

鬱病当事者の記録だけあり、大半は絶望、葛藤、自己否定の記録である。

それでも、随所に笑えるところがある。

葛藤、絶望の中にある笑い、それを極めて自然な形で表現出来ることは並大抵ではない。

だからこそ、自分がきつくなった時に読み返したい。
October 16, 2025 at 1:02 PM
格好いい。文字詰めなし、社名もロゴも一切なしの帯が醸し出す謎の風格。#昔の #晶文社
x.com/Doranekodo/s...
October 13, 2025 at 1:23 PM
#読了 #読書 #青空読書部
#読書好きな人と繋がりたい
#春日武彦 #晶文社

今回も、読後感最悪😔の面白さ🩷

本作は自宅外で読了しましたが、ピンクマスク美女🩷×2🩷🩷堪能しながらの読書になりました🩷🩷
October 9, 2025 at 6:45 AM
上西充子『呪いの言葉の解きかた』(晶文社)
人の行動を縛り不自由にさせる「呪いの言葉」があることを知ることで、相手に都合のいい人間にならずに主体的に生きようというテーマの良い本だった。それにしても「呪いの言葉」はよくクソ引用RPで見かけるような言葉で笑ってしまった。Xには「呪いの言葉」が溢れているので、それに影響されて動けなくならないようにするためにも読んでおきたい一冊。
October 9, 2025 at 10:10 PM
仕事の打ち合わせの帰り、通りかかった古書店の店先で、紀田順一郎『私の神保町』(晶文社2005四刷)を見てすぐに購入。一度見逃して、半年くらい探したか。表紙の紀田先生の立ち姿の映えること。仕立てのいいスーツだなあ。アート主体になる前の小宮山書店の棚も懐かしい。片隅の小さなポケミス棚にはよく掘り出し物があったっけ。
御病気が長く、お目にかかれる機会もほとんどなかったが、それでも紀田先生がいないことを淋しく思う。2019年、横浜でのゲスナー賞授賞式が、直にお目にかかって言葉を交わした最後の機会だったか。
October 8, 2025 at 7:06 AM
S. ハートマン『奔放な生、うつくしい実験』榎本空訳、ハーン小路恭子翻訳協力/解説(勁草書房)を拝受。『母を失うこと』(晶文社)で、奴隷制に引き裂かれた黒人女性たちの声を響かせたハートマン。本書では、つねに〈経済・人種・性〉の三重の暴力に晒された「黒い少女たち」の生と実験を呼び戻します。

プランテーションからの逃亡は、人類の実験としての「ゼネラルストライキ」であり、制度への抵抗だった。だが、奴隷制は都市のゲットーにまで忍び寄る。それでも、音と身体による「親密な黒々とした生の革命の反復」がやむことはなかった。「あたしはここにいる」! 困惑のうちに覚醒するデュボイス。
October 4, 2025 at 9:47 AM
9月に読んだ本。
毎年、ホロヴィッツやクレイヴンの新刊発売の時期がくるたびに、今年も残りわずかだということを実感して焦ってしまう。

グレゴリー・ケズナジャット『言葉のトランジット』、北村紗衣『学校では教えてくれないシェイクスピア』、水野太貴『会話の0.2秒を言語学する』がとっても面白かった。
October 1, 2025 at 8:43 AM
私たちは脆弱きわまりない生身の存在でありながら、同時に、だからこそ、本を介して時空を自在に浮遊し、ケアしあいながら社会の再構築に取り組むこともできるんですよね――「分からないことを希望にして、また進んでいきます」青木海青子『不完全な司書』(晶文社)。ありがとうございました!
September 20, 2025 at 3:05 PM
春日武彦『自滅帳』(晶文社)を読了。
精神科医である著者が、「自滅」をテーマにした13篇の文学作品を取り上げ解説するという本です。文学的な価値があるのかどうかや、傑作かどうか、といった点は関係なく、飽くまで異様な行動や心理を描いた作品をセレクションしているところが特色です。
文学作品そのものの解説だけでなく、それに応じて連想された著者自身の体験や随想がまざってくるのも特徴で、評論というよりは、文学作品をきっかけにしたエッセイといった感触が強いですね。
取り上げられているのは、松本清張『断崖』、デルフィーヌ・ド・ヴィガン『子供が王様』、吉行淳之介『痴』、パトリシア・ハイスミス『手持ちの鳥』、
September 14, 2025 at 11:06 AM
『鬱病日記』(晶文社)のAmazonでの予約が始まりました。坂口恭平さんが推薦コメントを寄せてくれています。色々な意味で事前予約して頂けるとありがたいです。価格もひかえめ。よろしくどうぞ!

www.amazon.co.jp/dp/479498021...
Amazon.co.jp: 鬱病日記 : 杉田俊介: 本
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September 13, 2025 at 7:12 AM
竹倉史人『世界の土偶を読む』晶文社 #読了

【キーワード・メモ】
モチーフの人体化 、人格化
精霊 穀霊
民俗学的記述
イコン

「植物認知盲」人間が環境世界における植物の存在を無視あるいは過小評価する心的傾向

植物の発生を観察することで人間の発生について理解してきた。

縄文中期の土偶に「バンザイポーズ&正中線」がある。

麦をモチーフ 頭はドングリ(栃の実) 炭水化物の精霊

遮光器土偶のモチーフはサトイモ

※土偶は植物(麦やドングリ)を人体化したものである
September 13, 2025 at 4:11 AM
#読了 #読書 #青空読書部
#読書好きな人と繋がりたい
#引地達也 #晶文社

分断が加速する時代

だからこそ「ケア」が見直され、求められる時代

メディア、コミュニケーションも例外ではない。

分断を煽るのも、連帯を創るのも、メディアでありコミュニケーション

どちらを選択するか
September 10, 2025 at 9:09 AM
矢川澄子『野溝七生子というひと』(晶文社)読みはじめ
いつか読もうと置いていた本をそろそろかたづけていかなければ
January 18, 2025 at 9:01 AM
共同通信社(配信)に、金井真紀さんの『テヘランのすてきな女』(晶文社)の書評を書きました。本日より、全国の地方紙各紙に掲載が始まっているようです。

イラン女性のインタビュー&スケッチ集です。テヘランの女性の人口は444万人くらいとか。その中で、本書に登場するのは30~40人ほど。人のご縁の大切さと貴重さを、しみじみと感じる好著でした。

www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/6...
イラン テヘランのすてきな女(金井真紀著) | 山陰中央新報デジタル
2022年秋、スカーフ着用の仕方が不適切として拘束された女性の死亡を契機として、大規模抗議デモが起きたイラン。その1年後に、首都テヘランで行われた女性たちへのインタビュー&スケッチ集である。  登場…
www.sanin-chuo.co.jp
August 10, 2024 at 8:53 AM
「幼い彼女はその瞬間、突然、目の前にだいだい色の柑橘を見た。それが本物のみかんではないということに、実際に見ているのではないのにそんなにはっきり見えるという事実に驚いた。」
(ハン・ガン『ギリシャ語の時間』斎藤真理子訳 晶文社 p.158 Kindle版) #読了

あるモノの名だけを人から取り上げたとて、物質自体は世界に残る。けれど「言葉により存在する何か」は、もはや文字や音と等号で結ばれる関係にある、と感じる。

言葉を発せない人物と、徐々に視力を失っていく人物、古代ギリシア語に触れた双方の描写を眺めるうちにイデアの概念を思う。
思い浮かべる行為、脳裏に浮かぶものが世界を形作る、ということ
January 7, 2025 at 11:57 AM
【新入荷】
『音盤の来歴』榎本空(晶文社)

若き神学・人類学者による、
心の支えとなった音楽のことを軸につづった生活の記録。
April 12, 2025 at 2:09 AM