千野
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千野
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【📌】クロスフォリオの #mhyk_FA まとめ
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なお以下に関連して、今度は新しい仕事を始めることになりました。
その話はまたいつか……。

9月、ちょっと(どころではなく)休日が1日もないくらい忙しくなってしまったから、あまりお喋りしに来れなくなっているのだけが残念~写真と簡易メモばかりどんどん蓄積されている分の趣味ポストも10月からまたのんびり再開しますよ
プラス最近服をわりと購入したので、着用して友達とお出掛けするのも楽しみ👜
今日は久しぶりにゆっくり夜を過ごせてる!

まほやくのアニバブックvol.3を静かに読む時間……
あまり元気がなかった頃に出会って、この物語のおかげでまた以前のように世界に興味が持てるようになって、新しく勉強を始めたり国内外のあちこちへ行く機会に恵まれたりといっそう人生が豊かになったなぁ。本当に感謝しています
Reposted by 千野
物語を楽しむ、没頭する、空想の世界で遊ぶ、誰かになる、そして自分に戻ってくるって一連の精神的行為は、人として暮らす上でかなり大事な土台だと思うんだけどどうだろうか。
本日こちらの茶葉を使い切りました。
最後までおいしかった!
他の品種から作られた同じ産地の紅茶ももっと試してみたい🐾
静岡の方からいただいたお菓子「こっこ」が美味でした。好きな味わい。
蒸しケーキの真ん中にささやかなクリームが詰まっていて、やさしい甘さと生地のほどよい柔らかさが調和しており、良い。

せっかくなので紅茶も静岡・掛川産のものを
品種はくらさわ。
深みがあって香ばしくどんなお菓子にも合うし、ミルクティーにしてもおいしい。

これらの感じだとだいぶ秋の趣なのだけれど、いや、気温と湿度……。
静岡の方からいただいたお菓子「こっこ」が美味でした。好きな味わい。
蒸しケーキの真ん中にささやかなクリームが詰まっていて、やさしい甘さと生地のほどよい柔らかさが調和しており、良い。

せっかくなので紅茶も静岡・掛川産のものを
品種はくらさわ。
深みがあって香ばしくどんなお菓子にも合うし、ミルクティーにしてもおいしい。

これらの感じだとだいぶ秋の趣なのだけれど、いや、気温と湿度……。
ソフィーが憤慨するほど散らかり放題の「動く城」内部は、主人のハウル本人に言わせれば「何がどこにあるのかはきちんと自分で分かっている」状態なのだそうだ、汚くても。
文字通りの巣穴。

けれどもこの例に限らず、仮にどれほど整理整頓がなされていたところで、家というのは巣穴だ。そして、実際に住んでいる人間たちにしか理解や把握のできない法則で動いていることを思うと、家、住宅、邸宅というものは、ことごとく無二の奇妙な博物館でもあるといえる。
ある個人にとっての〈普通〉は当然、別の人間にとっては〈異常〉であるからして。

だから「邸宅見学」の名を借りた合法的な家宅侵入は面白い。飼い犬や飼い猫や鳥さんは魔獣。
神戸北野異人館街に「ベンの家」があるが、私にとってのベンはDWJの描いたベン・サリヴァン……と考えながら当時の建物を歩いていた。
後者はインガリーの王室付き魔法使いで、こちらのベンとは名前以外の共通点は少ない(が、ある)のだけれど。原作がもっと読まれてほしい。

館内に瓶詰めみたいな展示があった。

"ソフィーは棚を掃除するという口実で、ひとつひとつ下に下ろしました。そして『皮膚』『目』『髪の毛』などと書かれた物が、実際に娘たちのなれの果てなのか、長い時間をかけて念入りに確かめたのです。"
(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『魔法使いハウルと火の悪魔』(2004) 徳間書店 西村醇子訳 p.69)
やっぱりこれ。
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分野を問わず何かしら作ること(狭義の創作物に限らず)が趣味の場合に、成果物を公開する行為が「利益」や「評価」目的だと判断されるのは心外でしんどいね、と考えていた。
感想などのフィードバックを求めている……と思われるのも不本意

単純に「そうせずにはいられないから」「楽しいから」作るのだし、作品を公開するのは「誰かに見せるのも楽しいから」。
例えば描きたいものをより理想通りに描けたら、と思う瞬間は沢山あっても、手を動かして追求する行為自体が楽しいので、上手でないから駄目とかも全くない。

注目されたり、それを貨幣価値にかえたりするのは得、という外の価値観から、精神的な不可侵の領域を守っていたい。
このトピックについて先日また別の友達と話したとき、その子は「外から評価されたところで『いや、私の作品の真髄は分からないくせに……』と正直思う」と言っておりめちゃめちゃ笑ってしまいました。
強気すぎる。怖いけど大好きだよ。

私自身はそこまで強気に出ることはないけれど、そういう友人も周囲にいるのがありがたくて、気が付いたら作品づくりをしているような状態、精神、基本姿勢の部分で大切だと捉えている。
誰かに阿らない。
他人からは、物事を考えるヒントをもらうだけ。実行するのは自分。真摯な言葉なら受け止めるし、そもそも的が外れていれば脇に置く。
足を運ぶたびパフェの上のバナナが増えてゆくヒミツの喫茶店
お菓子は同じ町内の工場で生産されていて、そこの方もときどきフラリといらっしゃる。よそ者の私にも昔話をしてくれる。

友人が喋っていた内容の一部なんですが、あくまでも仕事ではなく趣味の領域の話で「好きなことを好きにやっているだけなので評価が伴わなくても『世間には良さが分からないんだな』と思うだけだし、褒めてもらったら普通に嬉しいけれど、まあ30秒で忘れる」と言っており自分ともわりと近いと思った。
そう、軸が完全に個人の内側にあるので、求めている「何か」は外にはない……。

外的な価値って常に変わっていくし。
だから当てにできないなと思う。
藤田和日郎の『ゴースト アンド レディ』』とても好きな漫画です……!!

これと同じ〈黒博物館〉シリーズの他タイトルはまだ読んだことがないのですが、かなり気になっています。
私もこちらのポストをお見かけした勢いでポチってしまおうかと😌
便宜上使われることがある「27時」という言葉を初めて聞いたとき、不気味で恐ろしくて仕方がなかった。えっ存在しないはずの時間じゃん怖い、と思って。

それは例えば、黄昏の公園で池に係留されているスワンボートが、ふと本物の超巨大な水鳥に見えてくるような、いわば「見知ったはずの光景が突然なじみのない魔界に変わってしまう現象」に近い。
同時に不気味であるからこそ、その表現が大好きだった。存在しないはずの空隙。何処(どこ)でも、何時(いつ)でもない、あやしい時間。

ある意味ではそういった感覚を胸に想起して、実際の時刻はどうであれ、宙に浮かんだ「いつでもない時間」に魂を置く行為がときどき必要だと感じる。
これで昨年のお茶を楽しんだアーカイブ、カウントダウンのセットで購入したもの以外はまとめ終わり!
次は今年の分

【2024年下半期のお茶紀行② ブレンド&フレーバード紅茶&緑茶ほかバラエティの記録】
www.chinorandom.com/entry/2025/0...
お菓子系の箱って本当に魅力的なデザインのもの一杯ありますね!
新しい素敵な箱も見つかりますように~~
裂けちゃってもすごくかわいい色柄の箱ですね!!

なお私も小学生時代に買った裁縫キットずっと使ってます💪💪💪
頑丈というかわりとそれで事足りるというか……長く使えるのありがたいですよね。
Reposted by 千野
以下も思い出す……

"性を持たない、妖精のような存在。(中略)表象、と言う通り、これら「少女」「少年」は現実の人間のこどもとはあまり関係がない。
自分の性別を表現するなら、「無性」が一番しっくりくる。"
(川野芽生『かわいいピンクの竜になる』(2023) 左右社 p.18)

決して誰にも覗けない、個の内側にある美の概念は、どれほどの害意にも損なわれない何かであって「現世」や「現実」の干渉を弾く。たったひとつしかない世界の番人のような意識を持ち、時には誰かに憧れたり、友人になりたいと願ったりもすること
その上でこれは「美を最上の価値として無邪気に掲げることはできない」と語る人の言葉でもある。
"別荘で僕が聞かされていた「王」や「王女」は、現世での地位としての……権力者としての王や王女とは無関係だった。
(中略)
真に己の魂を震わせる「美」であり、魂によって選び抜かれた「極上のもの」だった。"
(服部まゆみ『この闇と光』(2014) 角川e文庫) #読了

他人はどうあれ私は好き、と紹介するしかない。
平易かつ流麗な文章で紡がれているのにも感じ入る。必要な語だけを選び抜いているのだなと思う。

レイアは盲目で、あらゆる事物を言葉、香り、その輪郭から己の内に描き出した。それは、目の見える者からすれば色彩や光に乏しい「足りない」要素ばかりの世界なのだろうか?
そんなことはないのである。
Reposted by 千野
いかなる属性であっても、どの性or無性を自認していても好きな格好をしていいのだし(ここに社会的TPOの話を持ち込むとややこしいことになり、今は保留するしかないのですが)
例えば誰かがただ好きなピンクを身に纏っているからといって、勝手に「女性性」を見出されるのはおかしいという部分を考えたとき

浮かぶのは『少女革命ウテナ』でアンシーがディオスを隠した小屋と、それを取り囲んでいた人々のこと。
彼らに特定の傾向はなく、老若男女が集まっていた。「王子様がいないとお姫様になれない(ならなければならないのに)」と思い込んだ人だけではなく。

あの場にいたのは幅広く「あらゆる固定観念に囚われた人達」だったよ
「このひとも人形を欲望の客体だと思っているのか。
 私が人形になるのは、私の魂を決してあなたに触れさせないためなのに。」
(川野芽生『かわいいピンクの竜になる』(2023) 左右社 p.63) #読了

手に取って良かった1冊
常々、人間ではない存在を愛し、何にも侵犯されない自分だけの要塞を心に築いて生きたい、と強く願いながらその難しさを実感しているから、勇気づけられたと言っても間違いではないかもしれない。

「ただピンクが好きで着ていると外野から『女の子らしい』と決めつけられる現象」に疑問をおぼえるのは、自分と著者との趣味嗜好が異なっていても同じ。どんな分野でもいかなる側面でも、そうである。
新しい絵の下描き。
どんな色を使うか考え中、黒や青系がいいな
インド・ダージリンの紅茶
シンブリ農園 2024年夏摘み
EX-62 FOP Gold をいれました

心が秋を志向するような風味。

いつものミニテーブルに敷くクロスにがっつりはねてしまった染みを漂白する間、別の布とレースに敷物を交代中~これも結構好みの感じです。
おやつは「白くま」風のもの。スポンジの上にクリームがのっている。
ラインブロック技法に関する記述があったね

「ビアズリーが写真製版を使ったのは、単に安いということだけでなく、積極的にひとつの利点があったからである。
(中略)
彫刻刀で切り出された鋭い線とは違う。しかし原画がペンとインクで描かれていたとしたら、手描きの不規則でにじんだ線のニュアンスは写真製版に向いているといえる」
(海野弘 解説・監修『おとぎ話の幻想挿絵』第6刷(2022) パイインターナショナル p.12)

イラストレーションは用途と結びついており、その影響が……と考える際、そもそも従来の絵画ですら目的(社会から「要請」される枠組み)から解き放たれる機会は少なかったことも派生して考える。
展覧会はしごでビアズリーも鑑賞

隅々まで神経を張り巡らせ構成された作品群は本当に目を楽しませてくれる。
余白を活かし線の一本一本を洗練させた表現は、ライン・ブロックに適した描き方を追求した結果体得したもの、といった解説を読んで、技法と掲載媒体(発表方法)の関係に思いを馳せるなどした。もしも別の方面の仕事があったら、彼はその都度必要とされる要素を取り込み自分の作品を生み出しただろうと。

生の原画と印刷をじっくり見比べられて良かったです。
影響を与えた作家の絵もあったので歓喜(バーン=ジョーンズなど)
【異端の奇才 ビアズリー - 三菱一号館美術館】
mimt.jp/ex/beardsley/
Reposted by 千野
水彩画を始めた🖌️🎨

5年後🌼🐁
毎年のように「残暑が続いて着られる衣服がなくなる問題」が浮上するため、薄手かつ廉価でたくさん洗えるものを探すことになる。
なんとなくクラシカルな感じの洋装、に惹かれるのに、それを心置きなく楽しむにはここ数年の日本の夏が厳しすぎ

私はジャケットを着てレザーグローブをしたいです
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手袋大好き妖怪で、特にこういう感じのものを複数持っており、早く装着して出掛けられるようになるくらい気温が下がってほしいと思う。
コート大好きかつブーツ大好きかつマフラーも好きな人間は秋冬に常に生息したい。
基本的に外ではくるまれていたいのかもしれない。何かに。

見る側に立ってみても露出が高いよりは全てが覆われている服装の人々を眺めているのがわりと好きかも
そう、「肌の露出」には魅力を感じず……
ボタン等も外れているよりきっちり留められている方が◎

もしくは反対に屋内、薄着で、暖炉に火の入れられた完璧な部屋でゴロゴロしたり寝落ちしたりするのが好き(無論、今の家には暖炉などないです。残念だね)
色柄が好みで通気性もあって良いと思った廉価なスカート、ベルト通しがないので自分で縫ってつけるしか……!
この場合ウエストが金具でかっちり締まっている形にするのが好きなんだ

ゴムと紐で胴を調整するタイプだったから、紐の方を取り外して切ってループに転用できるのは幸運かも。ただ、ポケットはない。
ポケットもベルト通しも欲しいよ~
カメオ風のブローチ、よくシャツの襟の正面まんなか(第一ボタンのあたり)につけてみているのだけれど、試しにこのジャケットのボタンが隠れるような位置に装着してみても良いかもしれない……?
と思いつつ。
歌だとローレン・アキリーナの『Latest Ghost』に使われている表現も好き。
内容にとても合っているから。

"You and all the others
float through me
Leaving potholes
in my ribcage"

幽霊のように実体のないものとして過去の思い出が通過していく、確かに胸の籠を通り抜ける風のようなのだけれど、それでも心が無傷ではいられないことを表しているんだ。穿たれるのは肉体ではない。
あなたもまた私にとって、いずれ薄れていく数ある経験・記憶のひとつにすぎないということと、同時に未だ「憑かれて」いるということ、両立するのがよく分かる
肋骨を含む胸郭の部分を指して呼ぶとき、英語のribcageの音の響きが好きだと思っていた。
確かにケージ状の形をしていて、子供心にその名前は、鳥や兎や人を囲っておくための道具に似たものとして頭の中にあった。

小説で、この部位をそのまま鳥籠に例えた箇所が見つけられたのは、最近自分が読んだものだと宮木あや子『雨の塔』。
蓮の形をした蝋燭を窓辺のボウルに浮かべた部屋で、小津の身体に浮かび上がるその檻の、内側に閉じ込められているのは鳥、触れれば羽ばたいて震えるようにさえずる。

「この身体は抱くものじゃない、観賞するものだ」と矢咲は思うけれど、一方で埋まらない隙間の向こう側へ伸ばしたい体温があって。
今夜の授業外独習はここまで📖
なお宿題も出されているのでやりまーす

【Latin for Beginners Lesson 9: Uses of the Ablative】
youtu.be/zJn_uesj9XU?...