#構造主義
続)ヨーロッパ住んだことないのでよくわからんですが、アメリカの大都市部以上に「特権階級」「上流階級」が巧妙に見えづらい構造ではあるだろう、それこそ千年以上かけてそのように築かれてきた社会だから、そうなんだろうよね、と思います。日本は、日本はどうでしょうね。貧富格差だけが広がってる実感あるのに、戦後なんとなく社会主義めいた時代が横たわってたからこそ、ここで言う「特権」の生む不平等がなかなか可視化されづらいのはあるだろう。結果「誰かの何かに煽動されて身近にバブル世代以上の正社員がいればすぐ『敵』と叩く者」などが悪目立ちする。労働者同士が連帯できず分断していがみ合うのが、連中には最も都合良いよね〜。
November 9, 2025 at 11:32 AM
#いい推しの日
個人の幸福と全体の善、偏愛と博愛
実存主義と本質主義、主体と構造
功利主義へ叛逆するか、それとも功利主義を融和させるか

二人の対立は単なるキャラクター性の違いを超えて、
相反する哲学的世界観の衝突として解釈できる。
この断絶があるからこそ、相互理解の瞬間を希求してしまう。

だから好き。
November 4, 2025 at 11:10 AM
"西洋の視点を通して表象されたアラブ・イスラム世界のステレオタイプを、西洋が支配に利用してきたことを論じ、権力と知識の関係を問い直す古典的名著『オリエンタリズム』。西洋の文化や文学が植民地支配や帝国主義と深く結びつき、権力構造に奉仕してきたことを分析する『文化と帝国主義』。自著をわかりやすい言葉で語り、パレスチナ問題に通ずる世界の構造を広い視野で捉え「和解と共生」への道を示すインタヴュー集"

「パレスチナという理念は、他者との共生、他者の尊重、パレスチナ人とイスラエル人とが互いに相手を認めるという理念である」
November 8, 2025 at 5:23 AM
再分配でなく分配に、私的所有の構造に手をつけてようやく左翼の社会主義と呼べるのではないか
November 3, 2025 at 10:34 AM
セバスティアン・レリオ監督作『波』、2018年にチリの大学で起きた性暴力への抗議活動を基にしたミュージカル映画。劇中の台詞「MeTooとは違う」がそのままこの作品のスタンス自体を示す。声を上げた被害者のその後も続く人生への想像力が乏しい日本で公開すべき映画だった。視覚的な魔術に彩られた入り組んだ説話構造が、性暴力を巡る体験と感情をとことん複雑化し、理解した気になっているだけの冷笑主義者たちを一蹴してみせる。映画『波』は、明日の東京国際映画祭でも上映があります。

2025.tiff-jp.net/ja/lineup/fi...
【波】|第38回東京国際映画祭(2025)
2018年にチリの大学キャンパスで展開された、セクシャルハラスメントや男女差別を告発するフェミニスト運動を、パワフルなミュージカルとして描いた作品。音楽を学ぶ大学生のフリアは、大学でのハラスメントへの告発を取りまとめる証言委員会に加わる。同時に、フリアの心の中では、声楽教師の助手マックスと彼女自身との関係が本当に同意の上だったのか、という問いが渦巻いていた。やがて、運動のなかでフリアは自分自身の言...
2025.tiff-jp.net
November 3, 2025 at 1:12 PM
想像以上に深刻な状況と知る。軍・政府・資本・情報技術の21世紀型米国権威主義的支配構造の構築「テック界の億万長者たちが築く「民主主義後」のアメリカ――そして次の標的はヨーロッパ」
www.authoritarian-stack.info
The Authoritarian Stack
How Tech Billionaires Are Building a Post-Democratic America — And Why Europe Is Next
www.authoritarian-stack.info
November 1, 2025 at 11:58 PM
「親はいなくなった子供の帰りを待ち続ける」とか「あなたのシャツがあなたにまた腕を通されるのを待っている」というモノローグと「不自然な失踪」を遂げて文字通り消えた人々の名前が流れていく様子が俺の中に永遠に残った。
東欧圏の似たような類例を、何やら理由をつけて正当化しようとする「構造主義者」と称する廉恥心の欠片もない勢力がοἰκουμένηにまだいると知ったときは驚いたものですが、彼らが「右翼じゃない」と誇らしげに称している場合にはさすがの僕も「狂った獣は滅ぼすしかない」と思うこともあります。
「ボリシェヴィキーは暴力の信奉者であり暴力で目的を達成してきた」(J. Baberowski)。
November 10, 2025 at 4:29 PM
"「かのように」が「ある」となり、「ある」が「かのように」となる――比喩的な「かのように」と字義通りの「ある」が互いに互いを置き換えていく隠喩の運動を文化を構成する原理として捉えるオブヴィエーション(除去―顕在化)分析を通じて、タルコット・パーソンズ、デーヴィッド・シュナイダー、ソシュール派言語学/レヴィ=ストロースの構造主義など、自然/文化の二分法を含めた静的な象徴体系に対し、動的な象徴体系の提示を試みる意欲作"

ロイ・ワグナー/ 久保明教 監訳/ 谷憲一 訳 『それ自体を表す象徴』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
それ自体を表す象徴 ロイ・ワグナー(著) - 以文社
「かのように」が「ある」となり、「ある」が「かのように」となる――比喩的な「かのように」と字義通りの「ある」が互いに互いを置き換えていく隠喩の運動を文化を構成する原理として捉えるオブヴィ… - 引用:版元ドットコム
www.hanmoto.com
November 2, 2025 at 7:51 PM
"むしろ文句を言いつつも自身の労働力が商品化される現象に基本的には順応しているように見える"

まさに。そこでアドルノとかの物象化解釈に僕が関心を持つ理由なんですが。僕らはもう資本主義という自然に投げ込まれてしまっているので、何が変なのかわからなくなっている。たしかに普通に働ける人の多数はそれほどキツくもないのです(どこかに皺寄せはいってる構造ではあるのですが)、しかし、うっすら退屈な世界ではある。金持ちですら退屈しているなと思います。それがなぜか、というところに関心がありますね。僕はやはり実存主義とかベースで思想系は読みがちなので
November 2, 2025 at 3:22 AM
それは保守的・権威主義的、つまりは家父長制的構造を強化するものだからフェミニズムと結びつかない、あるいはあなたが普段主張するもの相反するもの、もしくはあなたの首を締めるものって指摘に対して「しんどい」「怖い」「思想が強い」「差別者扱いされた」と宣ってこちらの指摘を封じた挙げ句に、リベラルやアライは言論弾圧的だと仰りもするのでシスヘテ女性オタクってマジョリティ皆様はとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとても繊細でいらっしゃいますね
November 3, 2025 at 2:17 AM
『寝ながら学べる構造主義』
内田樹著
#読了

さすがに、ぼーっと転がりながらは難しかったけれど、わからない言葉がなくて、つっかえることなく最後まで読めた!
なるほどなぁ、そんな考え方があるのかと、たくさんメモをした。

・私たちが知らないこと=知りたくないこと(まえがき)
・想いを言葉にして初めて自分が何を考えていたかを知る(ソシュール)
・確信を持って話すことは実は誰かから聞いたことで、できたての意見は文として不完全(ラカン)
・歴史は無数の語られなかったものの上にある(フーコー)
・政治は身体の支配を通じて精神を支配する(フーコー)
・隣人愛や自己犠牲が人間性の起源(レヴィ=ストロース)
November 1, 2025 at 12:48 PM
"20世紀初頭から今日まで約1世紀にわたる中東政治の歩みを、国際政治との関連の中で描く。世界大戦期、冷戦期、冷戦後という時代区分に沿い、国際政治の流れと中東の変動を結びつけながら、植民地主義、冷戦構造、グローバル化といった視座から中東政治を読み解く"

末近浩太, 吉川卓郎, 鈴木啓之, 千葉悠志, 岩坂将充, 渡邊駿, 山本健介, 黒田彩加, 溝渕正季, 河村有介, 堀拔功二 『中東政治史』
comingbook.honzuki.jp?detail=97845...
『中東政治史』
20世紀初頭から今日まで約1世紀にわたる中東政治の歩みを、国際政治との関連の中で描く。世界大戦期、冷...
comingbook.honzuki.jp
November 2, 2025 at 2:10 PM
この舞台は単なる物語形式ではなく、「クィアでトランスジェンダーの出演者たちが、自分たち自身の言葉と身体で王室・権力・植民地主義という課題を掘り下げる」メタ演劇的な構造(by ChatGPT)で、途中ところどころで役者本人が自分の経験を語る。
出演者が全裸になるシーンがあるのでスマホはポーチへ。
October 29, 2025 at 12:17 AM
そろそろシーズン2だから改めて思うが、hazbinhotelも…………日本の差別主義でしかないオタク連中、日本版ゲーター/Qアノン/インセルな糞オタク連中には、
ハズビンホテル製作陣の発信にも興味がない、海外の差別構造にも全く興味がない連中には、

「反“ポリコレ”、反“woke”で最高!LGBTQとかうざい関係ない/百合尊い!(宗教的なものを批判してたりゴアだったりな作品はなんでも“ポリコレ”“woke”を侮辱するものとして盛り上がり、性的マイノリティ表象はただのエロ消費対象でファンタジー)」

という捻れた理屈でヘラヘラ消費されてる動きも顕著で。本当にきついし、虚しい
本当にチョロいよな。全てが差別主義とナショナリズムに染まり切ってる。「俺たちオタクが攻撃されてる、“日本のオタク”の世界が壊されてしまう!」で煽れば全て鵜呑みにする醜悪な集団。
海外の差別に纏わるドキュメンタリーや歴史も「海外は野蛮で悲惨!俺たちが1番まとも!」で済ませて、国内のことは歴史修正主義(改竄)に染まり切ってるから無意味。
bsky.app/profile/gupa...
根が排外主義に染まり切ってる日本の差別主義なオタク連中が「アイツら異常!俺たちまとも!」ってやりたいだけで、ああいったドキュメンタリーを観てる様、トランプ批判してるさま、知ってたけど。
もうアメコミ界隈や映画好き界隈の糞なありさまから散々突き付けられてきたけど。
もう本当に怒りしかない、ふざけるな恥を知れ糞が
October 28, 2025 at 12:22 PM
映像の世紀、共産主義もファシズムも発信力あるインフルエンサーと最新メディアを用いて従来社会に不満のある庶民に「敵」を定義し動員していく構造というのは現代となに一つ変わらないのが改めて分かるし、何主義が危険というよりも人間の感情をハックするシステムをこそ危険視すべきなんでしょうね…
October 27, 2025 at 2:56 PM
そのような日本の家族主義という構造をベースにしたそのような問題は、実際には、そこここで、家族内の病理として(子世代の社会、心理的な親世代からの自立を阻むことからくる問題として)、何十年も腐臭を放ち続けてきたのを私は目撃してきたので。

私は皆んなが共犯関係にあったと思っていたし、今もそれは続いていると思っている。結果として、国民は自分たちで自分たちの首を絞めているだけなのだけど。
October 27, 2025 at 3:06 AM
「異なる意見の人をバカにするな」系の意見を作家の人が言ってるのを見かけて普通に「そうだね」と思ったが、その人の日頃の言動とか別に知らないので、よくある「差別や排外主義に対しては特に何も言わないが、それに対する批判にはちょっと釘を刺す」系のアレだったらヤだなとはちょっと思った。そこは「どっちとも取れる」「どの立場にも当てはまる」系の正論の構造的な弱みと言えなくもない。
作家ならどっちとも取れる発言をするな(←ごめんさすがに言い過ぎた)
October 26, 2025 at 2:55 AM
おもしろかった。
真の意味での共産主義国家は現在ないし、過去にもなかった…
今の諸問題と社会構造についての話も良かった。次回、早よ!

youtu.be/DEMH8VS6sns?...
【齋藤幸平vs日本共産党のドン】緊急参戦!志位和夫が語るマルクス『資本論』の真実…自由・労働・社会の本質とは?【ReHacQ齋藤幸平&志位和夫】
YouTube video by ReHacQ−リハック−【公式】
youtu.be
October 25, 2025 at 12:25 PM
「オウフwwwいわゆるストレートな質問キタコレですねwwwまぁフロイトの性欲とは一般にいういわゆる性欲ではなくて、部分衝動(口唇・肛門・見る/見られる等)の束の緊張と緩和が、(ラカン的展開では)言語との関係で構造化された幅広い観念で、動物本能的な欲求とは区別されるもの。全てが一般にいういわゆる性欲というより、いわゆる性欲がフロイト的な性欲の一部であるということ。つまりナス科の植物が全てナスではないように。拙者これではまるでフロイト主義者みたいwww」

みたいな返事をしてしまった。鬱
October 23, 2025 at 12:06 AM
そもそも拡大再生産と持続的成長連鎖による株高によって社会が維持されるという、どちらかというと市場原理主義に近い近代資本主義こそが現代的あるいは次現代的な修正を受けるべきなのです。マルクスに倣って、それをまったく新しい経済構造に抜本的に展開して社会をユートピアに導けというつもりはまったくありませんし、アナーキズムには厳然と反対ですが、それでも懐古主義もそれと大して変わらない滑稽であることは指摘しておく必要があるでしょう。個人がどう働くかよりも、政府がどう舵を取るかの方がはるかに重要です。日本よりもずっと少ない人口で、社会の安定維持を実現している国家はいくらもあります。
October 22, 2025 at 11:55 PM
極論に答えを求めてはよくないという先般の話にもつながるけど。

「現実は甘くない」という価値観を最大に満たす物語というのは、それはそれでご都合がいいんですよ。そう思わないとやってられない人の納得を慰撫するし、甘いやつらに冷水浴びせかけてるぜーと溜飲が下がるしね。

でも昨今の政治のあれこれとか見たらわかるけど、それは多くの場合、構造を温存する口実にも使われがちだし、実力主義や自己責任論などに結びついたら困窮者を切り捨てる理屈をひねり出す劇薬でもある。

「自然は良し悪しどっち方向にも偏りを恐れない」くらいしか実際のところ言えんのだよな
October 22, 2025 at 8:38 AM
アフリカ最後の植民地と呼ばれる、モロッコによる西サハラの占領問題(元はスペインによる植民地主義の問題)を知ってもらおうというキャラバンが11月に大阪にやってきます。

日本に輸入されるタコの多くが「モロッコ産」ですが、実際は西サハラで獲れたものをモロッコ産として偽って輸出しているものです。パレスチナの土地で採れたものを🪑ラエル産として世界的に販売する構造とよく似ています。

ぜひご参加下さい。申し込みはチラシのQRコードかこちらのリンクからどうぞ。
docs.google.com/forms/d/1QHO...
October 22, 2025 at 12:01 AM
セジウィックは英文学批評由来の象徴構造論としてホモソーシャル概念を提示したわけで、現実社会の多様な人間関係をエスノグラフィックに観察しているかといえば、そうではないのですよ。

実在集団に対して、こんなMBTIみたいなSNS的消費は正直ぶっちゃけ失礼ですし、言っちゃ悪いがただの創作論なんですよ。特定の属性を攻撃する集団的カタルシスのための理論ではない。

あのバズは、アーレントの言う孤立と同調の快楽に酔う群衆と構造が同じで、思考の代わりに共感を求め、理解の代わりに敵を共有するのは、左右問わず全体主義の前夜に現れる兆候のように見えます。
その群衆心理に、ある意味“ホモソ”を感じて感服しましたが…
October 18, 2025 at 11:59 AM
この理想と現実の二律構造的言い回しが良くなくて
✖️現実主義◯即物主義(刹那主義)
✖️理想主義◯理性主義(未来主義)
だと思うんだよな
October 16, 2025 at 9:48 PM
〈現実界〉〈想像界〉〈象徴界〉は哲学に置き換えれば実存的、現象学的、構造主義的にほぼ対応すると。言われてみれば!
October 15, 2025 at 5:08 AM