#怪談短編集
二冊の大好きな短編集から交互に一編づつ読みながら、わたしの好きな作家同士でスプリット短編集を出してくれたら最高だな、と想像してみる。数人のアンソロジーはあっても、二人でスプリットってなかなかないよね、と思ったけれど、怪談文庫では結構あるか、松村進吉と幽戸玄太の『ふたり怪談 参』は傑作だった。また読もう。でもあれはアルバムサイズだから、もうちょっとコンパクトに数編ずつEP、それこそ7inchぽいクオンのあのシリーズみたいな感じだと最高な気がする。とりあえず、その組み合わせを考えるのもなかなか楽しいから、「わたしの好きな短編アンソロジー」を脳内で編むのに続いて、新しい遊びをみつけたかもしれない。
November 10, 2025 at 11:52 AM
『ホロヴィッツホラー』

『カササギ殺人事件』の著者アンソニー・ホロヴィッツの児童向け短編集。
ホラーと銘打っているだけあって、しっかりと恐怖感を残したバッドエンドの物語ばかりで、怪談を読んでいる雰囲気。
中古のバスタブが少女の身に起こす怪異と破滅「恐怖のバスタブ」は、いかにもイギリスらしいゴシックホラー。田舎を嫌う少年が自然から報復される「田舎のゲイリー」は、子供時代に読んでいれば行いを省みるきっかけになったかもしれない。
「ハリエットの恐ろしい夢」など、恐怖体験の中に“日本人”(?)が出て来るのは何故なのか、解説が欲しかったところではある。

#読了
#読書好き
#本好き
#読書垢
November 3, 2025 at 6:32 AM
#読んだ本
大島清昭「赤虫村の怪談」
TLでみた本

赤虫村に伝わる怪異の話は今まで目にしたことがないものが多く、現地には「太夫」という民間宗教者が存在し、更には知名度の高い心霊スポットまであるという。期待を胸に呻木叫子は現地取材を決めた。

この方の著作は読んだ2冊とも短編集だったので今回もそうかと思ったらなんと初の長編だそうで、ぐっと期待が高まりました。

note
note.com/luminousmile...
【読了】 大島清昭 「赤虫村の怪談」|空
大島清昭「赤虫村の怪談」 TLでみた本 赤虫村に伝わる怪異の話は今まで目にしたことがないものが多く、現地には「太夫」という民間宗教者が存在し、更には知名度の高い心霊スポットまであるという。期待を胸に呻木叫子は現地取材を決めた。 この方の著作は2冊読んでいて、どちらも短編集だったので今回もそうかと思ったらなんと初の長編だそうで、ぐっと期待が高まりました。 一番最初に読んだ短編集が実は最新だっ...
note.com
November 2, 2025 at 1:31 AM
11月1日はアンリ・トロワイヤの誕生日(1911)。本名レヴォン・アスラン・トロシアン。ロシア名はレフ・アスラノヴィチ・タラソフ。フランスの小説家、伝記作家、随筆家。伝記とロシアについての作品がある。トロワイヤには澁澤龍彦が訳した奇妙な味の短編集『ふらんす怪談』(河出文庫)がある。
October 31, 2025 at 11:03 PM
今週もお勧め本ブログを公開
読書の合間に読む本ということで、怪談を中心にした短編集です
電子書籍でないと実現できない、七冊合本のこちら

『岡本綺堂怪談全集』

江戸、明治、大正が舞台の怪談奇談と中国、英米の怪談の翻訳、翻案小説と内容盛りだくさんの全集です

特に海外作品は、他では見ない作品が多数入っているので、一読の価値あり
漢字かなづかいも現代に合わせてあるので、とても読みやすい
あと、この内容でお値段がすごくお安い😉

今日の一冊 『岡本綺堂怪談全集』 - 本多よむの異界図書館 yomuhonda.hatenablog.com/entry/2025/1...
#読書の秋
#怪談 #ホラー
今日の一冊 『岡本綺堂怪談全集』 - 本多よむの異界図書館
日曜夜にこんばんは 本好きVtuber(近日デビュー予定)本多よむがお勧め本を紹介する『本多よむの異界図書館』のお時間です 神無月も半ばを過ぎましたが、ところにより半袖でないと暑いというお天気で、今年の秋は家出でもしてしまったのでしょうか 秋の夜長の涼しさが、あまり感じられないのは残念です それでも秋の味覚は色々登場していますから、それらで季節を感じながらの読書は楽しめますね さて、十月のテーマの...
yomuhonda.hatenablog.com
October 19, 2025 at 12:41 PM
今週もお勧め本ブログを公開
読書の合間に読む本ということで、怪談を中心にした短編集です
電子書籍でないと実現できない、七冊合本のこちら

『岡本綺堂怪談全集』

江戸、明治、大正が舞台の怪談奇談と中国、英米の怪談の翻訳、翻案小説と内容盛りだくさんの全集です

特に海外作品は、他では見ない作品が多数入っているので、一読の価値あり
漢字かなづかいも現代に合わせてあるので、とても読みやすい
あと、この内容でお値段がすごくお安い😉

今日の一冊 『岡本綺堂怪談全集』 - 本多よむの異界図書館 yomuhonda.hatenablog.com/entry/2025/1...
#読書の秋
#怪談 #ホラー
今日の一冊 『岡本綺堂怪談全集』 - 本多よむの異界図書館
日曜夜にこんばんは 本好きVtuber(近日デビュー予定)本多よむがお勧め本を紹介する『本多よむの異界図書館』のお時間です 神無月も半ばを過ぎましたが、ところにより半袖でないと暑いというお天気で、今年の秋は家出でもしてしまったのでしょうか 秋の夜長の涼しさが、あまり感じられないのは残念です それでも秋の味覚は色々登場していますから、それらで季節を感じながらの読書は楽しめますね さて、十月のテーマの...
yomuhonda.hatenablog.com
October 19, 2025 at 12:41 PM
闇夜の実話怪談短編集: 家族の闇編 ~血のつながりが呼ぶ恐怖~ <金乃あまね> が、Kindleストアで販売開始されました。
5leaf.jp/kindle/B0FWXR858Z/#a...
5leaf.jp
October 19, 2025 at 4:16 PM
『響野怪談』織守きょうや
短い怪談が連作となっている短編集?怪談集?だった。2~3ページしかない話もあるのに、どれもしっかり怖く、日常でも起こりそうでいい意味でいや~な気分になる。怪談やホラーの醍醐味であるきょうやさんの怖さが好みだったので他の作品も読みたい
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
響野怪談 織守きょうや(著) - KADOKAWA
響野家の末っ子・春希は怖がりなのに霊感が強く、ヒトではないものたちを呼び寄せてしまう。 留守番中を狙ったようにかかってくる電話。 何度捨てても家の前に現れるスニーカー。 山小屋で出会った… - 引用:版元ドットコム
www.hanmoto.com
October 18, 2025 at 4:29 PM
お仕事帰り。電車のお供は友人お薦めのイギリス怪談短編集。これから夜道を自転車で走るというのに、我ながら何を読んでいるのだか。
October 14, 2025 at 1:05 PM
『火のないところに煙は』芦沢央 #読了

読めば読むほど気が重くなる一冊(褒め言葉)
5篇の怪談+締めのまとめ的最終話を含めた連作短編集

文章はとてもわかりやすくスルスル頭に入っていきました
怖いというより気味が悪いというか、気分がどんより沈んでいくような感じ。
ミステリー部分は今ひとつ疑問が残るけど面白くはあった
ただ話の中で重要な存在であったであろうあの人はいったい何だったのか?もう少し掘り下げて見せてほしかったが…
あとオカルトライターの人も結局よくわからんかったな
でも全てが解決しないのもホラーならではと言えるのかも。消化不良には感じるけどそれも一つの味かな〜
October 10, 2025 at 1:57 PM
10月10日は野坂昭如の誕生日(1930)。高畑勲が監督をした『火垂るの墓』の原作者として有名。独特の文体を駆使する。野坂の怪奇幻想には短編集『砂絵呪縛後日怪談』(講談社)、『乱離骨灰鬼胎草』(福武書店)、神話的想像力を持って書かれた短編『骨餓身峠死人葛』(岩波書店『骨餓身峠死人葛』収録)などがある。
October 9, 2025 at 11:06 PM
大昭和ロボット捜査線 1 横尾公敏
ナイトメアバスターズ 下 赤瀬由里子
怪談 つのだじろう
モモとツノ 1 白井慶太
ぬむもさんとんぽぬくん 3 粟岳高弘
よふかしのうた 楽園編 コトヤマ
コトヤマ短編集 ファンフィクション コトヤマ
宇宙人ムームー 9 宮下裕樹

#今日買った漫画
October 5, 2025 at 6:40 AM
実話怪談聞いてると時々呪術廻戦はリアルだとかパワースポットだとかムーの編集長が言っていたとか言われると一気に醒めるんだよね。そもそも実話怪談という呼び名の「実話」で広める事での影響は大きいけど同時に曖昧さが消えて怪談のキャパシティを狭めてるようにも感じてる。
エンタメとしての「騙し」というかモキュメンタリー上の演出でのノイズというのはあると思う。
エンタメ全振り行き当たりばったりの自称霊能者とか賞味期限は短くなるだろうしそういうニワカ怪談師はすぐに消えるだろうけど。
松原タニシ氏とか事故物件でトラブってたけど北野誠氏の影響なのか民俗学とちゃんと勉強しててラジオとかでのトークはちゃんと面白い。
September 29, 2025 at 7:50 AM
この短編集にも入っている「どじょう」という短編はこの前『GRANTA JAPAN with 早稲田文学 03』で再読したけれど、やっぱり怪談としても読めるというか、読みたい感じだった。
September 28, 2025 at 11:40 AM
ブックスエコーロケーション、9月28日(日)オープンしてます。19時まで。ご来店お待ちしております。

小泉八雲、円城塔訳『怪談』角川文庫
1904年、英・米国で発表された『Kwaidan』。小泉八雲ことラフカディオ・ハーンによって著されたこの短編集は、得体のしれぬ異国の物語として受け取られた。ホーイチ・ジ・イヤーレスはビワを激しくプレイし、世を捨てたサムライはロクロ・クビの巣に誘い込まれる。当時の英語読者が遠い極東の地JAPANに感じた異様さを、円城塔が直訳調による翻訳で再現。百年前世界を驚かせた奇書、その真の姿がよみがえる。
オープン当初からずっと仕入れたかった1冊が、ついに文庫化です。
September 28, 2025 at 2:24 AM
ゆっくりしていってね❤️

#怖い話
#都市伝説
#horror

中広告なしの3時間 【怖い話】 秋の夜長の短編集 【怪談,睡眠用,作業用,朗読つめあわせ,オカルト,ホラー,都市伝説】 youtu.be/o12Pt4AIERs?... @YouTubeより
中広告なしの3時間 【怖い話】 秋の夜長の短編集 【怪談,睡眠用,作業用,朗読つめあわせ,オカルト,ホラー,都市伝説】
YouTube video by 怪談YouTuberルルナル
youtu.be
September 27, 2025 at 12:25 PM
#千代里感想置き場
怪談小説という名の小説怪談 (新潮文庫 さ 98-1)
澤村 伊智

澤村さんのホラー短編集。元々「ぼぎわんは、来る」を筆頭としたシリーズで有名な方なのですが、この方の書くホラーは、怖いだけでなく、ミステリーであったりサスペンスであったりで、今回もオチでうならされること多数であり、オチとしての怖さとミステリーとしての「そういうことか」という納得感の両方を楽しめました。
短いお話にここまで設定を広げ、起承転結を作れるものかとただただ圧倒されます。長編がなかなか読めない方は、ぜひこの短編集で澤村さんのホラーの世界に入ってみてほしい。
怪談小説という名の小説怪談 ちよざとさんの感想 - 読書メーター
怪談小説という名の小説怪談。澤村さんのホラー短編集。どれも怪談をテーマにしつつ、作中の登場人物が怪談を語る場面や、まさに怪談の只中に置かれているような演出が入っており、ホラーとしてもミステリーとしても、あるいはサスペンスとしても、最後を読むまで分からない展開が非常に面白かった。個人的に好きなのは、学校の怪談の只中に置かれ、共に逃亡していた人...
bookmeter.com
September 25, 2025 at 11:18 PM
大島清昭『バラバラ屋敷の怪談』 #読了
怪談作家の呻木叫子が取材した、4つの怪談話が入った連作短編集。
本当にあった怖い話って感じでリアリティがあって怖かった。特に青いワンピースの少女の話。
連作短編だからそこ繋がってるんだ!?って驚きもあり、ミステリーの要素もあり。
犯人の性別などを早とちりしてしまうのは良くないですね。これシリーズだったっぽい。前の話も読みたいな。
September 25, 2025 at 3:55 AM
【🌟WORKS🌟】
CEメディアハウスさんから発売の短編集『小泉八雲の世界一美しい怪談』、私もイラストを制作させていただきました👻

prtimes.jp/main/html/rd...
人間の見え方が変わる 奇妙な怪談の世界へ。神秘的なイラストで読む『小泉八雲の世界一美しい怪談』発売
株式会社CEメディアハウスのプレスリリース(2025年8月27日 09時30分)人間の見え方が変わる 奇妙な怪談の世界へ。神秘的なイラストで読む『小泉八雲の世界一美しい怪談』発売
prtimes.jp
September 21, 2025 at 11:40 PM
両方好きな人ってほとんど見たことないんだけど、怪談と銭湯って相性良いと思うんですよね。
風呂上がりに脱衣所やロビーのソファーなどでくつろぐ時に、特に脱衣所はスマホを使えない。それにあまり長文の文章も読めない。
何らかの短編集の紙の本が銭湯で読むのに適しているんだけど、その点で怪談はちょうど良いんですよね。
怪談で少し肝が冷えると、浴槽で火照った身体を冷ますのにちょうどいいし。

あと、銭湯にはごく稀に宴会場があるところもある。蒲田の蒲田温泉がそうだし、各地でまだ残っている健康ランドにも宴会場がたまにある。
そういうところで怪談会をするのもありなんじゃないかなと、個人的に思っている。
September 21, 2025 at 10:08 AM
111冊目 澤村伊智『怪談小説という名の小説怪談』
7つの怪談短編集。
澤村伊智は最近読んでいるホラー作家の中では安定して面白い話を出している印象。
どの話も違うテイストの恐怖を描いているから読んでいて飽きない。
September 18, 2025 at 10:20 AM
エドガー・アラン・ポーとか小泉八雲の怪談とか平井呈一訳の怪奇小説短編集とかああいう世界観に浸りたい気分
毎日働きづめだから寝る前の読書時間くらいは確保したいな
September 16, 2025 at 1:59 PM
#読んだ本
三津田信三「怪談のテープ起こし」
ホラーの気分だったので

連作短編集

担当の編集者が怪談を書き起こしてくれることになったが、メールにおかしな文章が混じるようになった。テープを聴くのを止めようとするも編集者は聴き続けてしまう。
実話と創作の境界に揺らぐ。本当に怖いのはなぁに?

note
note.com/luminousmile...
【読了】 三津田信三 「怪談のテープ起こし」|空
三津田信三「怪談のテープ起こし」 ホラーの気分だったので 連作短編集 担当の編集者が怪談を書き起こしてくれることになったが、メールにおかしな文章が混じるようになった。 テープを聴くのを止めようとするも編集者は聴き続けてしまう。 実話と創作の境界に揺らぐ。 本当に怖いのはなぁに? (20250915投稿文の再掲) 怪談のテープ起こし (集英社文庫) amzn.to 6...
note.com
September 15, 2025 at 2:37 AM
今週も、無事にお勧め本のブログが公開出来ました
九月は『この名探偵を推したい』がテーマですが、今回は純粋なミステリではありません

『濱地健三郎の霊(くしび)なる事件簿』

霊能力がある探偵が、ほとんどは霊と対話せずに地道な調査で事件を解決に導く作品です
短編集で、色々なタイプのミステリー&オカルトが楽しめます
主人公が一番謎に包まれていて、人間かと疑ってしまう😁
現在三巻まで刊行中

今日の一冊 『濱地健三郎の霊(くしび)なる事件簿(初版2017年発行) - 本多よむの異界図書館 yomuhonda.hatenablog.com/entry/2025/0...
#読書 #ミステリー #怪談
今日の一冊 『濱地健三郎の霊(くしび)なる事件簿(初版2017年発行) - 本多よむの異界図書館
日曜夜にこんばんは 本好きVtuber(近日デビュー予定)本多よむがお勧め本を紹介する『本多よむの異界図書館』のお時間です 九月も第二週が過ぎましたが、日本各地が雨にたたられた一週間でしたね 皆様がお住まいの地域はご無事だったでしょうか 秋雨前線には、程々の活躍にとどめてほしいものです そうでないと、雨降りを理由にのんびり読書を決め込むわけにいきませんから 雨でなくても、読書の秋 九月のお勧め本テ...
yomuhonda.hatenablog.com
September 14, 2025 at 12:18 PM
今週も、無事にお勧め本のブログが公開出来ました
九月は『この名探偵を推したい』がテーマですが、今回は純粋なミステリではありません

『濱地健三郎の霊(くしび)なる事件簿』

霊能力がある探偵が、ほとんどは霊と対話せずに地道な調査で事件を解決に導く作品です
短編集で、色々なタイプのミステリー&オカルトが楽しめます
主人公が一番謎に包まれていて、人間かと疑ってしまう😁
現在三巻まで刊行中

今日の一冊 『濱地健三郎の霊(くしび)なる事件簿(初版2017年発行) - 本多よむの異界図書館 yomuhonda.hatenablog.com/entry/2025/0...
#読書 #ミステリー #怪談
今日の一冊 『濱地健三郎の霊(くしび)なる事件簿(初版2017年発行) - 本多よむの異界図書館
日曜夜にこんばんは 本好きVtuber(近日デビュー予定)本多よむがお勧め本を紹介する『本多よむの異界図書館』のお時間です 九月も第二週が過ぎましたが、日本各地が雨にたたられた一週間でしたね 皆様がお住まいの地域はご無事だったでしょうか 秋雨前線には、程々の活躍にとどめてほしいものです そうでないと、雨降りを理由にのんびり読書を決め込むわけにいきませんから 雨でなくても、読書の秋 九月のお勧め本テ...
yomuhonda.hatenablog.com
September 14, 2025 at 12:18 PM