冒頭から劇中劇が始まって、そのなかの台詞回しの書き言葉っぽさに戸惑ったものの、劇中劇が終わって脚本家のストーリーへ切り替わったあたりから面白くなった
シム・ウンギョンが演じる脚本家のモノローグが小説の文章のようで、劇中劇と地続きになっていて、その旅の様子は劇中劇とは対照的に明るさを感じさせる
つげ義春の「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作にしているそうで、未読なのでどのくらい翻案されているのかわからないけれど、うまく重ね合わせられていると思った
冒頭から劇中劇が始まって、そのなかの台詞回しの書き言葉っぽさに戸惑ったものの、劇中劇が終わって脚本家のストーリーへ切り替わったあたりから面白くなった
シム・ウンギョンが演じる脚本家のモノローグが小説の文章のようで、劇中劇と地続きになっていて、その旅の様子は劇中劇とは対照的に明るさを感じさせる
つげ義春の「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作にしているそうで、未読なのでどのくらい翻案されているのかわからないけれど、うまく重ね合わせられていると思った
『旅と日々』
監督・脚本:三宅唱
原作:つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」
出演:シム・ウンギョン 堤真一 河合優実 髙田万作 佐野史郎 斉藤陽一郎 松浦慎一郎 足立智充 梅舟惟永
『旅と日々』
監督・脚本:三宅唱
原作:つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」
出演:シム・ウンギョン 堤真一 河合優実 髙田万作 佐野史郎 斉藤陽一郎 松浦慎一郎 足立智充 梅舟惟永
電影《旅と日々》是由日本導演三宅唱執導及編劇的一部文藝劇情片。三宅唱之前以《夜明けのすべて》和《ケイコ 目を澄ませて》等作品廣受好評,而這次他選擇改編日本漫畫家つげ義春的短篇作品《海辺の叙景》和《ほんやら洞のべんさん》,為觀眾帶來一部充滿詩意與哲思的電影。劇場公開日 2025年11月7日
電影《旅と日々》是由日本導演三宅唱執導及編劇的一部文藝劇情片。三宅唱之前以《夜明けのすべて》和《ケイコ 目を澄ませて》等作品廣受好評,而這次他選擇改編日本漫畫家つげ義春的短篇作品《海辺の叙景》和《ほんやら洞のべんさん》,為觀眾帶來一部充滿詩意與哲思的電影。劇場公開日 2025年11月7日
つげ義春原作の『海辺の叙景』『ほんやら洞のべんさん』も読んでいますが、宿屋のほこりっぽそうな雰囲気は抜けて小綺麗な感じに。その分宿屋の主人の描写が現代設定では浮いているし、パトカーに乗っていなくなるのが可哀想に見えてしまった(お巡りさんはある意味福祉の象徴かもしれないが)。嫁が宗教にハマってしまったという後ろ暗さも曖昧なような。
原作のイメージの強さと映画で再構成した部分が自分の中で噛み合わなかったようだ。
つげ義春原作の『海辺の叙景』『ほんやら洞のべんさん』も読んでいますが、宿屋のほこりっぽそうな雰囲気は抜けて小綺麗な感じに。その分宿屋の主人の描写が現代設定では浮いているし、パトカーに乗っていなくなるのが可哀想に見えてしまった(お巡りさんはある意味福祉の象徴かもしれないが)。嫁が宗教にハマってしまったという後ろ暗さも曖昧なような。
原作のイメージの強さと映画で再構成した部分が自分の中で噛み合わなかったようだ。
主人公の口数は少ないのに旅に出てからというか、旅先の温泉町の宿マップにも載せようがない廃墟に近いべんさんの宿に入ってからのおかしみがめっちゃいい味わい。あっちこっちから潜み笑いが聞こえた(私も笑ってた)
主人公の口数は少ないのに旅に出てからというか、旅先の温泉町の宿マップにも載せようがない廃墟に近いべんさんの宿に入ってからのおかしみがめっちゃいい味わい。あっちこっちから潜み笑いが聞こえた(私も笑ってた)
帰宅後、小学館文庫のつげ義春『紅い花』を読んだ。「旅と日々」の原作である「海辺の叙景」と「ほんやら洞のべんさん」が収録されている。
帰宅後、小学館文庫のつげ義春『紅い花』を読んだ。「旅と日々」の原作である「海辺の叙景」と「ほんやら洞のべんさん」が収録されている。
原作のつげ義春マンガ「海辺の叙景」、「ほんやら洞のべんさん」の2本は未読で、「貧困旅行記」を思い浮かべながら、言葉について、余暇についてを考える90分
ゆたかな気持ちが持続しそうなよき映画タイムだった
つげ義春の貧乏や陰湿が一見マイルドで令和か!と思ったけど、むしろ貧乏や陰湿が標準化されたいまだからナチュラルに馴染んだの、か…?佐野史郎はズルい、つげ義春に作画されているようなもんじゃないの
原作のつげ義春マンガ「海辺の叙景」、「ほんやら洞のべんさん」の2本は未読で、「貧困旅行記」を思い浮かべながら、言葉について、余暇についてを考える90分
ゆたかな気持ちが持続しそうなよき映画タイムだった
つげ義春の貧乏や陰湿が一見マイルドで令和か!と思ったけど、むしろ貧乏や陰湿が標準化されたいまだからナチュラルに馴染んだの、か…?佐野史郎はズルい、つげ義春に作画されているようなもんじゃないの
ボート小屋や雨の中の抜き手など映像を楽しめた 派手さはないがスイスロカルノ映画祭最高賞
♪冷たい雨が降っている♪にも「海辺の叙景」のボート小屋や抜き手が出てくるので懐かしさを感じる 金沢市新天地の白黒ネオンを見るとつげ義春氏の世界に迷い込んだような錯覚に陥るのでつげ推しさんはおいで下さい。(市内のもっきりやさんも)
ボート小屋や雨の中の抜き手など映像を楽しめた 派手さはないがスイスロカルノ映画祭最高賞
♪冷たい雨が降っている♪にも「海辺の叙景」のボート小屋や抜き手が出てくるので懐かしさを感じる 金沢市新天地の白黒ネオンを見るとつげ義春氏の世界に迷い込んだような錯覚に陥るのでつげ推しさんはおいで下さい。(市内のもっきりやさんも)
#旅と日々
#シム・ウンギョン #河合優実 #高田万作 #堤真一
#つげ義春
#三宅唱
つげ義春『真夏の叙景』『ほんやら洞のべんさん』を原作とする、今や絶好調!三宅唱監督の最新作。
前半と後半の対比が巧みに成されています。
真夏のシンミリした冷たさ、真冬のユーモラスな暖かさも!
『旅と日々』真夏の海の映画脚本を書いた韓国出身女性の真冬の雪の旅
stand.fm/episodes/690...
#旅と日々
#シム・ウンギョン #河合優実 #高田万作 #堤真一
#つげ義春
#三宅唱
つげ義春『真夏の叙景』『ほんやら洞のべんさん』を原作とする、今や絶好調!三宅唱監督の最新作。
前半と後半の対比が巧みに成されています。
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