鷲谷花
hwashitani.bsky.social
鷲谷花
@hwashitani.bsky.social
日本映像文化史、映画学が専門です。著書『姫とホモソーシャル:半信半疑のフェミニズム映画批評』(青土社)。 翻訳『ワンダーウーマンの秘密の歴史』(ジル・ルポール著、青土社)。
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JR柏駅前キネマ旬報シアターが、空調設備や配管など建物の基幹部分の老朽化により、閉館の危機に直面しているということで、リニューアル工事費支援のクラウドファンディングを始めています。わたしとしてもなくなると困る映画上映施設トップ5には入るので、ひとつ寄付して劇場スクリーンを貸し切って幻灯会を・・・現実にはコスト的に無理かもしれないですが、そのぐらいの魂の勢いで支援できればと思います。 cinefa.terraceside.jp/projects/3
この場所は街の宝物 みんなの力で映画館を未来へ - シネファ
はじめに...
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末っ子様「アレクサ、足がすごく高くあがるおねえさんたちが隕石とぶつかる歌って、なんていったっけ・・・?」ハイハイ、これこれ。 youtube.com/watch?v=pyf8...
LE SSERAFIM (르세라핌) 'ANTIFRAGILE' OFFICIAL M/V
YouTube video by HYBE LABELS
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December 13, 2025 at 4:51 AM
諸君のおつきあいの最優先目標は、「健全な人間関係」の進歩的テストに合格してギャラリーの皆さんを「モヤモヤ」させないことなのかそれでイイのカーーー!個別の人格と人格が対峙してそれで済むのカーーー!とたまに怪気炎をあげたくなることもありますが、そもそもフィクションの人間関係に本気でガタガタ言ってもしゃあないですわね
December 12, 2025 at 7:24 AM
『中央評論』第333号に寄稿した拙稿「『令女界』から『キネマ旬報』へ、そして撮影所へー深山秋美/冬木笛美/小出ふみ子の旅路」について、12月3日付『信濃毎日新聞』の「文化」欄で取り上げていただきました。拙稿の主役の小出ふみ子氏は、1938年に東宝を退社後、『信毎』の記者となり、戦後も同紙の「おんなの詩」欄の撰者を長らく担当した、というご縁があります。
中央大学出版部『中央評論』の映画特集号「映画を批評する」に、1930年代前半の『令女界』の読者投稿欄のスターのひとりで、『キネマ旬報』の読者投稿映画評欄に7本の映画評が掲載され、映画監督を志してJO〜東宝でスクリプターを務めた、名前がいくつもある女性についての文章を寄稿しました。伊藤洋司先生責任編集の『中央評論』映画特集号には、これまでたびたび豪華メンバーの間に混ぜていただきましたが、伊藤先生は本333号を最後に『中央評論』編集を退かれるということです。映画について好きなように長文を書いていい貴重な場を提供していただいたことに、改めて感謝申し上げたいです。
December 12, 2025 at 1:02 AM
ようやっと『誤判/プロセキューター』、前世紀には「ドニーさんの監督作品」いうたら即ち「過剰なナルシシズム」だったのに、手堅く抑えてらっしゃわ!悪の巣窟クラブの黒服用心棒が無限に湧いてきたり、過剰にやるところは過剰ですが、「本当は無限にご覧になりたいだろうしお見せしたいところだが、ここまで!」と、潔く切り上げてお話を進めてるわ!まあまあ、と、感慨深うございました。
December 9, 2025 at 3:52 AM
♪と〜かいではじさつするわかものがふえている〜♪と《傘がない》を熱唱していたところ、末っ子様に「君のこと以外は何も見えなくなるのって、いいことじゃないんじゃない?」と問われたのですが、集中力が高まった状態になれるのはいいことなのよ
December 7, 2025 at 5:40 AM
「アナとボルの女王」ーー何よりも自由を希求し権力を否定するアナと、強大な中央集権組織を築き上げんとするボルの姉妹の骨肉の争いの果てに、覇権を握りプロレタリアートの女王となったボルは・・・。とか、昔構想したことがありましたが、「プロレタリアートの女王」というのは筋が通らないかもしれない。
December 6, 2025 at 10:57 AM
多重〆切苦に紛れて忘れてたけど、わたし月刊ホン・サンスの冊子に一筆書いてた、そして見本誌拝受した覚えがないわ、と、『旅人の必需品』ようやく観ていきなり思い出したのでした。ホン・サンス監督作品はだいたい満遍なく好きなほうですが、そればかりまとめて観ると、ルビーグレープフルーツとはっさくと甘夏と清見オレンジと紅まどんなを続けて食べるような・・・?いやそれはむしろありがたい体験なのか、と、考えることしばし
December 6, 2025 at 7:20 AM
「左右がなくなってしまうことはあり得ない。生きた人間の集団で、急進的傾向と漸進的傾向が生まれるのは自然の理だ。左右が民主的ルールにしたがって、たがいにはずみ合ってこそ、運動発展の原動力となるのである。」(「労働組合運動八〇年代の課題」)ーこう書いたのが細谷松太氏ということで重みもひとしお
December 6, 2025 at 3:12 AM
九月が十月になる頃には(永久に夏が終わらねえ・・・)という世も末感があったのですが、十一月から十二月への移行はやけに順当穏健で、見失われていた未来へ続く筋道がまた通ったような気がしないでもなく、多重本番〆切苦もようやく突破したので、はがき文案も更新しないとですね。
December 6, 2025 at 12:24 AM
『吸血鬼すぐ死ぬ』のゲーム機更新の費用負担をかけて五番勝負する回の俳句対決に影響されて、短冊作るところから始めて四句作句し、「どっちにも圧勝・・・」とニヤリとしている末っ子様は、ますます『吸死』から学びと気づきを摂取しているようで、結構なことです。ドラルクとロナルドに、『Ghost of Tsushima』の境井仁さんと、最近われわれの接するあれこれには、微妙な俳句と和歌を作る人しか出てこないねえ、かーさん、境井さんの詠む和歌も相当だと思うのよ、和歌イベントが毎回いたたまれなくってさ、それでも果敢に詠んでみるのが大事なのよね。
December 3, 2025 at 4:07 AM
早朝4時までアリ・アスターとフォークホラーをドタマにぶち込んで撹拌して搾り出す作業に取り組んでいたので、ジェイホープ君とジン君のデュエットする《Spring Day》の清純の気エーデルワイスの花園感が、よけいに沁みたのかもしれないですね、エーデルワイスってどんなお花か実はよくわかってないけれど
ジェイホープ君、強面ラッパー、眉間に皺寄せたけしからんセクシーもイケるのは承知ですが、アンコールの《Spring Day》のゲストでジン君が出てきて合流した瞬間の、清純の気が高まるというか、エーデルワイスの花びらが舞いそうな感じが、なんだかすごかったですね。そしてゲストでジョングク君が出てくると、そんなはずないのに、(照明変わった?足した?)と錯覚する効果がまたしても。今更ながらこのお三方が同じグループにいるとは、と刮目しつつ、他にすげえのが後四人もいるんだぜ、大変だ
December 2, 2025 at 11:42 AM
駅のホームで電車待ち、「デュオリンゴの通知、ムカつくー、この鳥がー!」という声に、そこに息子が?とふりむく、勿論そんなはずはない(いずれ俳句か短歌かどどいつにできるかな〜、とメモ)
December 2, 2025 at 10:48 AM
小学校の保護者学芸会の神様役以下多重本番&〆切苦を抜けたつもりで、意気揚々と映画館に出かけてBTSジェイホープ君のソロコンサートドキュメンタリー観てランダムフォトカードも頂戴してきました。同じツアーの実況配信も映画館で観てたけど、くり返しにならないよう全編細かく調整している感じでした。とりあえずうまいわ美しいわ気力体力集中力すさまじいわ
December 2, 2025 at 10:14 AM
土曜日はこちらで長谷正人先生のご近著の合評会シンポジウムに登壇してまいりました。前々日に末っ子様の小学校の保護者お芝居イベントの本番で、十二支のどうぶつたちの順番を決める神様役のせりふを必死に覚え、しかる後に十二支の神様をおつむから叩き出してベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」を叩き込まないとならず、かなり苛酷で大変でしたが、どっちもやりこなしたので・・・次はアリ・アスター叩き込まねばならんのか!♪Prince Ali〜♪(←ゲシュタルト崩壊進行中)http://hyosho-media.com/news/2025/1015_31.php
早稲田 表象・メディア論学会 第31回研究発表会
早稲田 表象・メディア論学会は、以下の日程で第31回研究発表会を開催します。予約不要、参加費無料です。どなたでもご参加できます。ぜひお越しください。   早稲田 表象・メディア論学会 第31回研究発表会 日時:11月29日(土)1
hyosho-media.com
December 1, 2025 at 2:58 AM
かちうまに ろこつにのると ふんきゅうす【ハデな受賞式のたぐいが華やかに開催された後にあちこちから「グヌヌ」「グギギ」の声がわきあがるインターネットをちらちら眺めつつよめる。芸能とパフォーマンスは人生という病の薬、でも受賞式の必要は認めつつ苦手は苦手】
November 30, 2025 at 2:31 PM
「私たちは、地上の事ども、特にまた結婚の結びつきを、とかく非常に長持ちのするものだと考えたがります。この結婚という点に関して言えば、私たちが劇場でいつもくり返し見ている喜劇が私たちをそういう間違った考えに導くのですが、こうした考えはこの世界の本来の歩みとは一致していないのです。喜劇においては結婚は最終目標であり、私たちがそこで見るのは、さまざまな障害で幾幕にもわたって引きのばされたあげく、その願いが実現するまでのいきさつです。その目標が達せられた瞬間、幕が下り、そのあと暫しの満足の思いがこちらの気持に残るという訳です。が、現実界ではそうではありません」(ゲーテ『親和力』、柴田翔訳)
古典的なロマンティック・コメディの究極の目標は婚姻、古典的な吸血鬼は婚姻と生殖をめぐる神聖な掟を否定し脅かすモンスターで「新妻の寝室」を狙いがち、一方メロドラマでは婚姻はヒロインの自由と財産を奪うための危険な罠、では『吸血鬼すぐ死ぬ』は・・・?「独身性癖コメディ」?(なんかスタンリー・カヴェル先生に分類しにきて欲しなったわ)
November 27, 2025 at 11:32 AM
罪の意識を負うのは耐えられないし、内なる罪の意識を他人に気づかれたら最後われは詰んで終わる。罪の意識を全部ひっかぶせられる「悪いやつ」を差し出してくれたら大喜びで血祭りにあげるのに。あと自分に罪の意識を感じさせるような存在は許さないうまいこと滅ぼす大義がほしい。ーーという人間の業を抑止するシステムとはあるのか、カトリックか、「罪の意識をコントロールするのに長けたシステム」というのは、それはそれで危険なのか
November 26, 2025 at 6:37 AM
むかしむかし、小学生の時分、「性欲」の何たるかの学び初めは高橋留美子先生のまんがだったような気もしますが、今は『吸血鬼すぐ死ぬ』あたりが近い役割なのかな、と、Y談おじさんだろうと吸血鬼マイクロビキニだろうと、すっかり平然と眺められるようになった末っ子様を眺めつつ考える晩秋でございます。しかし男性→女性のストレートでアグレッシブな性欲(矢印逆はある)だけは不在で、結果、みんなありとあらゆるフェティシズムに走る、という勢いが、なんか気にならないこともないです
November 24, 2025 at 7:15 AM
末っ子様の女子会はつつがなく開催され、上下ピンク着た女子たちがうちに集まって、最強王図鑑のアニメ見ながら、「クマは内臓からえものを食べるって〜」「おそわれた人の胴体が半分なくなってたんだよ」とくり広げるトークを小耳に挟みつつ書いた論文、きっと一皮むけたクオリティになる(←でも査読で精神がぽっきりの未来も幻視)
November 24, 2025 at 4:04 AM
 末っ子様が図書室から都市伝説の図鑑を借りてきて、あなたダイソーの百円本コーナーでUMAのごほん立ち読みしてこわくてしばらく夜泣きしたじゃん、それも絶対こわいから一気読みはやめといたら?と言ってみたのも聞かずに一気読みして、何事もなく夜はスヤスヤ寝て朝は機嫌良く起きてきたのに、精神力のめざましい成長を感じたのでした。アナベル人形とかも出てくるのにねえ
November 20, 2025 at 4:26 AM
『どっこい生きてる』(1951)の木村功の役はどうやらレッド・パージで職場を追われた日本共産党ー産別会議系の活動家らしいのに対し、中村翫右衛門の役の方は、製作当時の資料を読むと「民同的」と言われていて、日共ー産別側から見た「民同派」はそういう感じだったのか、という趣も深いので、みんなもっと『どっこい生きてる』も観ましょ。『軍旗はためく下に』といい、中村翫右衛門は「反動」の役をやる段になるとイキイキする気がします。「まず敵の研究!然る後に打倒!」て感じだったのかな。
『ラストマイル』の「労働組合の組織なきストライキで経営側が労働者側の要求を全面受け入れ」ファンタジー展開で、みんな揃って「社会派」的な納得を得てしまうのは、いささか危ういと思い、ここは『実録・総評結成』を超大作として製作してだなあ、冒頭は「共産党フラクの専横を許すな!」「民同派打倒!」「ワーーー!」のワーワー群衆場面から始まるのだ、などと構想を練ったりもしたのですが、絶対お客さん入らないですね。そもそも女性の役が作れない。いっそ全方位から罵られる覚悟で、「民同左派代表・高野みのり」とか、大物を女性に変更してだなあ・・・(←〆切仕事しましょう)
November 20, 2025 at 4:01 AM
学童で『生徒諸君!』を読む小二「マール死んだ」とけふの報告【地方都市の学童や児童館の図書室の本棚がまめに「アップデート」されることはまずないのでおのずと昭和の人気まんがとの出会いの場になるのよねの心をよめる】
November 16, 2025 at 8:59 AM
手術したりでバッタバッタしているうちに、いつしか末っ子様がおともだちと女子会をするといって予定表を作り、「のみものはピルクルと麦茶、どっちがいいかな〜」と思案しているので、成長ぶりにおどろきつつ、ピルクルがよさそ、と提案したり
November 15, 2025 at 12:23 PM
憂いつつ大島渚監督による1959年の仲代達矢ファンテキストを召喚。「御安心下さい。彼は転んでもひっくり返っても美しいのです」(「仲代達矢か、皇太子か」)
November 11, 2025 at 4:01 AM
出張ついでにたまたま2階B席が空いていた雪組大劇場公演へ、霧矢氏トップ体制の月組『アルジェの男』でクラブのダンサーやっていた頃くらいから、足りないのは身長と経営陣の押しの勢いだけ、という感じで認識していた朝美氏、その後タカラヅカも色々ありすぎたけれど、トップ就任はめでたいめでたい、と、しみじみ観るお芝居、「出自に恵まれないながら、美貌と野心で突き破れないはずの天井を突き破って上昇する男、だがしかし」ってアテ書きでした。 kageki.hankyu.co.jp/revue/2025/b...
雪組公演 『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』『Prayer~祈り~』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
雪組公演 『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』『Prayer~祈り~』の情報をご紹介します。
kageki.hankyu.co.jp
November 9, 2025 at 12:08 AM