鷲谷花
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鷲谷花
@hwashitani.bsky.social
日本映像文化史、映画学が専門です。著書『姫とホモソーシャル:半信半疑のフェミニズム映画批評』(青土社)。 翻訳『ワンダーウーマンの秘密の歴史』(ジル・ルポール著、青土社)。
「松岡(駒吉)は、労働運動の右派を表徴する人物であり、そのかぎりでは、まごうかたなき第一人者である。彼ほど左翼ぎらいで、骨髄からの労使協調主義者で、実力的な反共主義者を、わたしはいまだかつてきいたことも見たこともない」「ひとはよく「それはおれの信念である」などと、口をすべらせる。しかし松岡のように、高名も悪名も一つにかぶって、徹頭徹尾、わが道をゆくのでなければ、信念の人などとはいえなかろう。松岡は、労働界古今きっての信念の人である」(細谷松太『戦後労働運動の歴史と人物』)ーといった書きぶりには、統一を求めて分裂を引き起こすくり返しに耐えてきた中道左派の視点が、やはり窺われるような
December 13, 2025 at 12:50 AM
「宇宙最強のカンフーの達人であるところの中年新人検事甄子丹が、スーツびしっと着て書類カバン(←行方不明になったかと思えば手元で防具になる)を下げ、クラブで地下鉄で無限に湧いてくる悪い用心棒どもとどつきあい蹴り飛ばしつつ初法廷に臨む。ちなみに上司はリーゼントに黒縁メガネの呉鎮宇」というだけでもう「とてつもなく過剰」なのですが、なんか「手堅くまとめた」映画を観た感じが残るのは、よくよく考えると不思議な。シナリオライターさんがすごく頑張らはった?
December 10, 2025 at 11:12 PM
細谷松太は、大正15年の総同盟第二次分裂に際して除名、中間派の日本労働組合同盟内の左派として反幹部闘争を指導、敗戦後は日本共産党員として産別会議の幹部を務めるが、ニ・一ゼネストの挫折を機に党中央を批判して脱党、党の労働運動引き回しに対抗すべく産別民同を立ち上げ、昭和25年総評結成の基盤を作るーーと、日本の労働運動の左右分裂の原点を生き、右からは左翼、左からは右翼とよばれた中間左派、という理解であってますかね?
December 10, 2025 at 3:24 AM
(ジャンユーさんがリーゼントで出てらしたわ、詩情・・・)(坊主頭のジャンユーさん、詩情・・・)(ジャンユーさんのひと月くらい洗ってなさそうな頭髪、詩情・・・)と、「呉鎮宇ならばなんでも詩情」なのかというと、そういうわけじゃないらしく、「役作り」要素の薄いインタビューやレッドカーペット映像には詩情を感じないので、君の為す役こそ詩なりフランシス(←とりあえず作句)
December 9, 2025 at 4:12 AM
とはいえ、どつきあいシークエンスの切り替えポイントに、「本当は無限にご覧になりたいだろうしお見せしたい・・・」の気が立ち上がる感じが、「作家性」というやつかもしれません。リーゼントに黒縁メガネに羊毛のカツラと、きょうもジャンユーさんのいでたちには詩情があふれていました
December 9, 2025 at 4:00 AM
どちらも「ボルの女王」というのとはタイプが違うように思います。
December 7, 2025 at 9:51 AM
『旅人の必需品』の尹東柱の詩碑をいったんグーグルレンズ的なツールで英訳して、それをイザベル・ユペールがさらにフランス語で読み上げるところで、英語はわかるけれど、”dandelion”や”magpie”といった単語の意味がわからず、「タンポポ」は「花」、「カササギ」は「鳥」になりゆく現在進行形ロストイントランスレーションがせつな。フランスにもタンポポも咲くしカササギもいるのにね
December 6, 2025 at 7:32 AM
デュオリンゴ 通知ムカつく この鳥が【ほぼそのまま俳句に詠みおろせるが季語がないですね】
December 3, 2025 at 11:39 PM
末っ子はU-NEXTの配信で見ています。
December 3, 2025 at 12:47 PM
境井仁殿の詠む和歌詠む和歌ことごとくいたたまれないのは、まさに共感性羞恥・・・?まあわれわれ別に世に評価されて勅撰集に選ばれることを目指してるわけじゃないし、折々の想いを微妙な和歌に託して詠みあげれていればそれでいいのよね。♪詠もう詠もう微妙なうた/五・七・五・七・七・三十一文字/みんなで詠もう微妙なうた♪(とりあえずフニクリフニクラのかえうたつくってみました)
December 3, 2025 at 4:12 AM
「エーデルワイス」がどんなお花なのか、実は視覚的にはほぼイメージがなくて、『サウンド・オブ・ミュージック』の♪Small and white, clean and bright, you look happy to meet me…♪で形成されたイメージがほぼすべてらしい、と気づいてしまいました。おうたのちからってすごい(ってのとはちと違うか)。とにかくおてて繋いで《Spring Day》を歌うジェイホープ君ジン君には、「トラップファミリーコンサート」の風情もあったということみたいです。
December 2, 2025 at 5:38 PM