「ぼく」はやはりブリリアントで優しい。
ティーンが、社会が忌む過激思想(レイシズム、セクシズム等)を格好いいと、今の日本でのタームでいうと「かかってしまう」のは万国共通なんだな…(我が子、中2精神がそちらに行かないようにだけはしたい…)
底辺託児所のアニー・レノックス(似の)師匠は亡くなっていたが、彼女が説いた「リーダーは前から引っ張るだけでなく後ろから押し上げたり、自らの行動でexampleを見せるものだ」を「ぼく」がきちんと血肉にしているのが素晴らしかった
「ぼく」はやはりブリリアントで優しい。
ティーンが、社会が忌む過激思想(レイシズム、セクシズム等)を格好いいと、今の日本でのタームでいうと「かかってしまう」のは万国共通なんだな…(我が子、中2精神がそちらに行かないようにだけはしたい…)
底辺託児所のアニー・レノックス(似の)師匠は亡くなっていたが、彼女が説いた「リーダーは前から引っ張るだけでなく後ろから押し上げたり、自らの行動でexampleを見せるものだ」を「ぼく」がきちんと血肉にしているのが素晴らしかった
息子氏は最高学年になるみたいで、受験の話なども出てくる。周りのこともそこまで話してないのかなー。宿題とか、一緒に湯布院に行ったこととか、隣人の話とか。たまに友だちの話が出てくるけど、頻度としては下がった印象。
社会を信用するかの下りが面白かった。日本での避難所でホームレスの人を拒絶したニュースを息子氏がレポートの課題に選ぶの。
職員はホームレスの人を追い出して、彼の命が危険にさらされることに不安を覚えなかったのか。おそらくは、入れてしまえばすでに避難している市民に嫌がられると忖度したのだろう。だけど、社会は個人の命を尊重するはずで、そうい
息子氏は最高学年になるみたいで、受験の話なども出てくる。周りのこともそこまで話してないのかなー。宿題とか、一緒に湯布院に行ったこととか、隣人の話とか。たまに友だちの話が出てくるけど、頻度としては下がった印象。
社会を信用するかの下りが面白かった。日本での避難所でホームレスの人を拒絶したニュースを息子氏がレポートの課題に選ぶの。
職員はホームレスの人を追い出して、彼の命が危険にさらされることに不安を覚えなかったのか。おそらくは、入れてしまえばすでに避難している市民に嫌がられると忖度したのだろう。だけど、社会は個人の命を尊重するはずで、そうい
自分の人種が超マイノリティーな国に住むのってエキサイティングだけど大変そう。
自分の人種が超マイノリティーな国に住むのってエキサイティングだけど大変そう。
海外での生活を綴ったエッセイとか、外国の人のエッセイとか大好き。
海外での生活を綴ったエッセイとか、外国の人のエッセイとか大好き。
5leaf.jp/kindle/B0D4V3PPSH/#a...
5leaf.jp/kindle/B0D4V3PPSH/#a...
前作を読んで本作も。8章がいちばん印象的だった。「社会を信じる」ための処方箋は子どもにも大人にもなかなか見つけられない。たしかに陳腐だけれど、考え続けることだけがその処方箋たり得るとおもう
#読書記録
前作を読んで本作も。8章がいちばん印象的だった。「社会を信じる」ための処方箋は子どもにも大人にもなかなか見つけられない。たしかに陳腐だけれど、考え続けることだけがその処方箋たり得るとおもう
#読書記録
でも、怒りは不安だという言葉も聞いたことがあって、わたしの場合はどっちかなと考えていた。
あと、怒りという形にまで昇華しなくていいくらい(怒りではない形での期待がデフォルトでできるくらい)、社会には期待させてよとも思った。
ブレンディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』の中に、社会を信じられるかという話がでてくるけど、わたしは社会を信じているんだろうか。信じてないから怒ったのかもしれないし、ある理想としての社会を信じているから怒ったのかもしれない。
でも、怒りは不安だという言葉も聞いたことがあって、わたしの場合はどっちかなと考えていた。
あと、怒りという形にまで昇華しなくていいくらい(怒りではない形での期待がデフォルトでできるくらい)、社会には期待させてよとも思った。
ブレンディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』の中に、社会を信じられるかという話がでてくるけど、わたしは社会を信じているんだろうか。信じてないから怒ったのかもしれないし、ある理想としての社会を信じているから怒ったのかもしれない。
面白かった。
政治の話、ジェンダーの話、LGBTQの話、そういうことを子ども達が普通に話せることを羨ましく思ったり。
「僕」は中学2年生になっているんだけど、繊細で涙をこぼしたりするけど、思慮深くて大人な感じで。教育が違うとこうも違うのか、と思ったり。
「子どものような喧嘩」をする大人たちがいることは日本も変わらないな、と思ったり。
いろんな刺激を受けた。
私が息子の涙を最後に見たのはいつだったか……
#読書記録
#ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2
面白かった。
政治の話、ジェンダーの話、LGBTQの話、そういうことを子ども達が普通に話せることを羨ましく思ったり。
「僕」は中学2年生になっているんだけど、繊細で涙をこぼしたりするけど、思慮深くて大人な感じで。教育が違うとこうも違うのか、と思ったり。
「子どものような喧嘩」をする大人たちがいることは日本も変わらないな、と思ったり。
いろんな刺激を受けた。
私が息子の涙を最後に見たのはいつだったか……
#読書記録
#ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2
イギリスの様々な社会問題が描かれていたが、作者と息子さんや周囲との温かいやり取りを通してそれを見たおかげで重苦しい雰囲気は微塵もなく、息子さんの聡明さと良い子っぷりが伝わってくるばかりで なんとも爽やかな読後感だった。
それとこの本とは直接関係ない話だけど…、
前に読んだ直近の2作品がハードSFで「状況を正確に説明する為にゴリゴリの理系ワードが並んでいてなんとなくしか分からん」って事がよくあった。
それに対してこの本は、「何を言っているか分からないところが一個もない!」という感動をおぼえた。なんじゃそら。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ/新潮文庫)
イギリスの様々な社会問題が描かれていたが、作者と息子さんや周囲との温かいやり取りを通してそれを見たおかげで重苦しい雰囲気は微塵もなく、息子さんの聡明さと良い子っぷりが伝わってくるばかりで なんとも爽やかな読後感だった。
それとこの本とは直接関係ない話だけど…、
前に読んだ直近の2作品がハードSFで「状況を正確に説明する為にゴリゴリの理系ワードが並んでいてなんとなくしか分からん」って事がよくあった。
それに対してこの本は、「何を言っているか分からないところが一個もない!」という感動をおぼえた。なんじゃそら。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ/新潮文庫)
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ/新潮文庫)
イギリスの元底辺中学校へ通う著者の息子っち「ぼく」の等身大の姿とそれを眺めていろいろ考える著者のお話。わたしはめっちゃこの「ぼく」大好き。優等生であり、ロックもやり、親との関係も絶妙。これから反抗期に入るのか入らないのか。完結編らしいのでこれ以上の成長は見守れないが、好きなシリーズでした。
nagainagaiinu.hatenablog.jp/entry/2025/0...
イギリスの元底辺中学校へ通う著者の息子っち「ぼく」の等身大の姿とそれを眺めていろいろ考える著者のお話。わたしはめっちゃこの「ぼく」大好き。優等生であり、ロックもやり、親との関係も絶妙。これから反抗期に入るのか入らないのか。完結編らしいのでこれ以上の成長は見守れないが、好きなシリーズでした。
nagainagaiinu.hatenablog.jp/entry/2025/0...
5leaf.jp/kinokuniya/dsg-08-EK...
5leaf.jp/kinokuniya/dsg-08-EK...
しかしブレイディさんと息子さんの洞察力というか、物事をしっかり考える姿を読むと、昔も今もぼんやり生きてきたなあとつい我が身を振り返ってしまう...
しかしブレイディさんと息子さんの洞察力というか、物事をしっかり考える姿を読むと、昔も今もぼんやり生きてきたなあとつい我が身を振り返ってしまう...
日常の出来事から要素を取捨選択して、いくつかの出来事を並べて、ひとつのテーマにまとめ上げる。何がどこまで本当かは分からないけれど、とてもよくできた、読み応えのあるエッセイ集だと思う。
イギリスの郊外都市には、人種の問題が日常的なものとして横たわっている。同時に、経済格差やジェンダー・セクシュアリティの問題もすぐそばに存在している(もちろん日本にも同様の問題はある)。あらゆる問題に対して、固定観念にとらわれず、しなやかな思考を繰り広げる親子の姿に、学ぶことが多かった。
日常の出来事から要素を取捨選択して、いくつかの出来事を並べて、ひとつのテーマにまとめ上げる。何がどこまで本当かは分からないけれど、とてもよくできた、読み応えのあるエッセイ集だと思う。
イギリスの郊外都市には、人種の問題が日常的なものとして横たわっている。同時に、経済格差やジェンダー・セクシュアリティの問題もすぐそばに存在している(もちろん日本にも同様の問題はある)。あらゆる問題に対して、固定観念にとらわれず、しなやかな思考を繰り広げる親子の姿に、学ぶことが多かった。
明日から仕事が始まるので、リハビリに外出。まだ街中は人が少ない気がする。明日から一斉に動き出すのだろうか。
ジャンクなものが食べたくて、夕食にカップ焼きそばを食べる。
書店で「ふつうの軽音部」と「ひとりでしにたい」の新刊を購入。ついでに、職場で使用する2025年の卓上カレンダーも購入。卓上カレンダーは、2か月先まで見られるものにしたら便利で手放せなくなった。
ブレイディみかこの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読み始める。
明日から仕事が始まるので、リハビリに外出。まだ街中は人が少ない気がする。明日から一斉に動き出すのだろうか。
ジャンクなものが食べたくて、夕食にカップ焼きそばを食べる。
書店で「ふつうの軽音部」と「ひとりでしにたい」の新刊を購入。ついでに、職場で使用する2025年の卓上カレンダーも購入。卓上カレンダーは、2か月先まで見られるものにしたら便利で手放せなくなった。
ブレイディみかこの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読み始める。
持参した本はブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』。
前作がとても面白かったので続編もきっと、と期待した通りの読み応え。
ブレイディさんが息子さんと向き合う時の姿勢がすごくいい。見習いたい。
持参した本はブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』。
前作がとても面白かったので続編もきっと、と期待した通りの読み応え。
ブレイディさんが息子さんと向き合う時の姿勢がすごくいい。見習いたい。
みんな色々あるし、腹が立つことの多い世の中だけど、それでも社会を信じたいと思うし、きっとそれは不可能ではなく、俺たちはまだやれるんじゃない?って思わせてくれる本。
みんな色々あるし、腹が立つことの多い世の中だけど、それでも社会を信じたいと思うし、きっとそれは不可能ではなく、俺たちはまだやれるんじゃない?って思わせてくれる本。