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出直し編集者
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人文社会系の書籍編集やってます。担当した本の宣伝用アカウントと面白そう本など。メディアウォッチ。あとワンコ。たまに暴言・妄言をはいちゃうかもしれませんが、個人の感想です。
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フィリップ・サボ著/坂本尚志訳『フーコー『言葉と物』を読む:言語の回帰と人間の消滅』(明石書店)の見本が届きました。この美しい装幀を是非ご覧下さい。日本語版『言葉と物』と同様にタイトル部分に箔押しを施してもらっています。本表紙は鮮やかなワインレッド(装幀は宗利淳一さんにお願いしました)。M・フーコー『言葉と物〈新装版〉』(新潮社さん)と並べてみました。ご予約は下記より。6月初旬発売です。宜しくお願い致します。
明日、もう1つ、発売前に読みたくなるであろう記事を配信予定です。
amazon.co.jp/dp/4750359475
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"「隠喩と神話は人を殺す」。ソンタグ(1933-2004)は、結核と癌というふたつの病いをとりまくテクストを読み解き、病いに付与される過剰な「意味」がいかに人びとを支配してきたか、その暴力的なありかたを見事に解体してみせた。エイズという「伝染病」の分析とともに、今なお鮮烈な「反解釈」実践の書。(解説=都甲幸治)"

スーザン・ソンタグ/ 富山太佳夫 訳 『隠喩としての病い・エイズとその隠喩』
www.iwanami.co.jp/book/b101533...
隠喩としての病い・エイズとその隠喩/スーザン・ソンタグ, 富山 太佳夫|岩波文庫 - 岩波書店
結核や癌などの病いに付される過剰な「意味」はいかに人々を支配してきたか。今も鮮烈な「反解釈」実践の書。(解説=都甲幸治) スーザン・ソンタグ 著
www.iwanami.co.jp
November 10, 2025 at 5:48 AM
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このたび、『ユダヤ人の歴史』を中心としてサントリー学芸賞をいただくことになりました。選評で『ロシア・シオニズムの想像力』(12月に増補版が出ます!)と『イスラエルの起源』も言及いただきました。お力添えいただいたすべての方に感謝申し上げます。なお、私の父の名前は俊輔ではありません。

www.suntory.co.jp/news/article...
www.suntory.co.jp
November 10, 2025 at 11:46 AM
これで終わった訳ではないけど、彼のような振舞いは「逮捕」に値すると言う言質も良かったのではないかと。
皮肉すぎるけど。
とにかく、民主制の破壊をもたらしたこの人の言動を私たちはきちんと記憶しなければならない。その意味でも、この逮捕が始まりなのかもしれんかな。。。
November 9, 2025 at 9:14 AM
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ジル・ドゥルーズ『経験論と主体性 ヒュームにおける人間的自然について』(木田元、財津理訳、河出文庫、2025)

若きドゥルーズによるヒューム論。

デイヴィッド・ヒュームは『人間本性論』(人性論)を中心に、人間とはどのような本性(=nature=自然)をもつ存在なのかを探究した哲学者でした。

彼は同書で、人間の精神の働きについての分析を基礎として、人間同士の関係、社会にまで筆を及ばせていて、読むたび新鮮な驚きがあります。

では、ドゥルーズはそうしたヒュームの哲学をどのように読んだのか。これが面白くないわけがありません。

長く品切れだったところ、河出文庫で待望の復活です。
November 8, 2025 at 4:21 AM
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"20世紀後半のアメリカ哲学を代表する一人R. J.バーンスタイン(1932〜2022)が、希望としてのプラグマティズムの真髄を示す半ば自伝的な論考集。デューイやジェイムズらに始まる伝統が先取りしていた現代の多文化主義や公共圏の政治、民主主義と宗教の諸問題を、ローティやアーレント、ハーバーマスやテイラーらに対峙しつつ縦横に語る。哲学や批判理論の喫緊の重要性を示す16本のエッセイ"

リチャード・J.バーンスタイン/ 齋藤直子 訳 『プラグマティズム的邂逅』
www.h-up.com/books/isbn97...
プラグマティズム的邂逅 | 法政大学出版局
プラグマティズムテキカイコウ 978-4-588-01193-1 9784588011931 4-588-01193-6 4588011936 1310 プラグマティズム的邂逅 叢書・ウニベルシタス ソウショウニベルシタス リチャード・J.バーンスタイン 齋藤直子 法政大学出版局 ホウセイダイガクシュッパンキョク 20世紀後半のアメリカ哲学を代表する一人R. J.バーンスタイン(1932〜2022
www.h-up.com
November 7, 2025 at 12:00 PM
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11/29(土)18時から日本橋にあるバー、フラペンさんで『ポストヒューマニズムデザイン』の刊行イベントやります! 訳者の森一貴さん、比嘉夏子さんと本のことだけでなく、デザイン全般や人類学についてお酒を飲みながら気軽に話せるイベントなのでぜひご参加下さい! ↓ご予約は以下から↓
theflyingpenguins251129.peatix.com
人とモノのあいだで考える、これからのデザイン|フラペン/THE FLYING PENGUINS
/日替わりコネクターが偶発的な出会いを育むBAR「THE FLYING PENGUINS(通称 フラペン)」『ポストヒューマニズムデザイン』から、人とモノが中心を共有する未来を語り...
theflyingpenguins251129.peatix.com
November 5, 2025 at 8:54 AM
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山本さんに教えてもらって(煽られて)購入した本でしたがびっくり仰天の面白さでした。この本には杉田玄白が重要な役割を担って登場します。中国で洗練された〈経絡〉の図示と西洋医学における解剖図がどのように出会い合成されていくのかを考察した見事な論考でその結節点に「神経」と言う言葉を生んだ杉田玄白がクローズアップされるのでした。彼はまさに〈神〉の〈経路〉、身体とは相似に存在して機能し続ける精神的な見えないネットワークとして「神経」なる言葉を生み出した。これは比喩的な物語が途方もない経験知の集積と科学的アプローチを繋げるものであると論じます。こんなおもろいとは聞いてないよ〜これはどなたかすぐ翻訳出版して
November 3, 2025 at 5:35 PM
46判の鈍器本が届いた。デネット『ダーウィンの危険な思想[新装版]』。800ページ越えとは・・・。しかも2段組。。。
初デネット。心して掛かるべし。
ちょっとした進化論ブームが到来中。どれも面白い。
November 2, 2025 at 8:19 AM
やっと届いた。これがホントの深夜特急です。ウソです。ウソじゃないけど。
世界の深夜特急で旅する旅行記とのことで、これは買わずにはおれないと。
いいなぁ〜こんな旅に出てみたい。
October 31, 2025 at 11:46 AM
アシル・ンベンベ『ネクロポリティクス』の装幀が素晴らしすぎる。。。これ、知らない文芸書でも買ってたな・・・。

www.jimbunshoin.co.jp/book/b101395...
ネクロポリティクス - 株式会社 人文書院
人間を殺し、生かし、あるいは死に晒す権力とは アシル ンベンベ 著
www.jimbunshoin.co.jp
October 25, 2025 at 12:53 PM
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「私たちが外に出ると、通りは死体だらけだった」

"「1937年12月。日本軍による史上最大の中国侵略が始まった――。」歴史の争点になり続けるこの大量虐殺事件は、彼の地でどれほどの傷跡を、数多の人生に残し続けてきたのか。三〇名の生存者が語る、南京大虐殺の「本当の姿」"

"南京大虐殺犠牲者記念館・南京大学歴史学院による共同学術成果"

張建軍 編 『変えられた人生 南京大虐殺生存者の口述生活史』
comingbook.honzuki.jp?detail=97847...
『変えられた人生』
「私たちが外に出ると、通りは死体だらけだった」<br><br>「1937年12月。日本軍による史上...
comingbook.honzuki.jp
October 24, 2025 at 5:17 AM
フーコー『狂気・言語・文学』(法政大学出版局)を眺めていたら、非常に興味深い一文に出会った。
「狂気のない社会は存在しない。また、結局のところ狂人と呼ばれる人々のために、その余白に場所を設けないような文化はない。」p.143
こういった凄い指摘をさらっと(?)文章の冒頭に持って来れる(これは講演の起こしだけど)のが、フーコーがフーコーたる所以なんだろうなと1人で感動していた。
October 24, 2025 at 10:57 PM
予約した。これは読みたい。
"20世紀後半を代表する思想家ミシェル・フーコー(1926-84年)が残した膨大な仕事の中で、最初の大きな山が「狂気」と「精神医学」を焦点とするものだった。1961年に34歳のフーコーが世に問うた『非理性と狂気』は、のちに『狂気の歴史』と改題されて今日まで読み継がれ、『言葉と物』や『知の考古学』と並ぶ代表作の一つとなっている"

中谷陽二 『ミシェル・フーコーと狂気のゆくえ 我狂う、ゆえに我あり』
comingbook.honzuki.jp?detail=97840...
『ミシェル・フーコーと狂気のゆくえ 我狂う、ゆえに我あり』
20世紀後半を代表する思想家ミシェル・フーコー(1926-84年)が残した膨大な仕事の中で、最初の大きな山...
comingbook.honzuki.jp
October 24, 2025 at 10:49 PM
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"20世紀後半を代表する思想家ミシェル・フーコー(1926-84年)が残した膨大な仕事の中で、最初の大きな山が「狂気」と「精神医学」を焦点とするものだった。1961年に34歳のフーコーが世に問うた『非理性と狂気』は、のちに『狂気の歴史』と改題されて今日まで読み継がれ、『言葉と物』や『知の考古学』と並ぶ代表作の一つとなっている"

中谷陽二 『ミシェル・フーコーと狂気のゆくえ 我狂う、ゆえに我あり』
comingbook.honzuki.jp?detail=97840...
『ミシェル・フーコーと狂気のゆくえ 我狂う、ゆえに我あり』
20世紀後半を代表する思想家ミシェル・フーコー(1926-84年)が残した膨大な仕事の中で、最初の大きな山...
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October 24, 2025 at 5:36 AM
一望監視塔のないパノプティコン的ホテル。
殺人が起きる間取りのホテルに投宿
October 24, 2025 at 10:47 PM
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"文学や社会におけるジェンダー、階層を超えた女性の連帯、空襲下で綴られた平和論……。「ベネット氏とブラウン夫人」「病気になるということ」「ロンドン上空を飛ぶ」「女性にとっての職業」「傾いた塔」ほか、初訳を多数含む25篇のエッセイを収録。初期から晩年までウルフの思想をたどる、オリジナル・アンソロジー"

ヴァージニア・ウルフ/ 片山亜紀 編訳 『ヴァージニア・ウルフ エッセイ集 〈平凡社ライブラリー〉』
www.heibonsha.co.jp/book/b669924...
ヴァージニア・ウルフ エッセイ集 - 平凡社
ヴァージニア・ウルフ エッセイ集詳細をご覧いただけます。
www.heibonsha.co.jp
October 24, 2025 at 12:23 PM
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見本入手。今月末発売です。乞うご期待!
October 23, 2025 at 10:31 AM
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ウンベルト・エーコ『薔薇の名前【完全版】』(河島秀昭、河島思朗訳、東京創元社、2025/12)

同書刊行予定の告知末尾に次の一文がありました。

「※[完全版]は現行版と同じく四六判上製での刊行となります(文庫化の予定は現時点ではございません)」

聞くところによると、ガルシア=マルケスの『百年の孤独』(新潮文庫で文庫化済み)とエーコの『薔薇の名前』が文庫化するとき、この世は滅びるとも予言されていますが、東京創元社は世界を消滅から守る強い意思を示してくださっています。

買います。

prtimes.jp/main/html/rd...
ウンベルト・エーコ『薔薇の名前[完全版]』、2025年12月25日頃刊行!
株式会社 東京創元社のプレスリリース(2025年10月23日 10時31分)ウンベルト・エーコ『薔薇の名前[完全版]』、2025年12月25日頃刊行!
prtimes.jp
October 23, 2025 at 9:09 AM
坂本先生!!!
"古代ギリシア・ローマとキリスト教の間で性の経験はどう変化したのか。古代文献の精緻な読解から性、主体、真理をめぐる経験の特質に迫る。講義集成、遂に完結!"

ミシェル・フーコー/ 清水雄大, 坂本尚志 訳 『ミシェル・フーコー講義集成 10 主体性と真理 コレージュ・ド・フランス講義 1980-1981年度』
comingbook.honzuki.jp?detail=97844...
『ミシェル・フーコー講義集成10 主体性と真理』
古代ギリシア・ローマとキリスト教の間で性の経験はどう変化したのか。古代文献の精緻な読解から性、主...
comingbook.honzuki.jp
October 21, 2025 at 9:04 PM
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"古代ギリシア・ローマとキリスト教の間で性の経験はどう変化したのか。古代文献の精緻な読解から性、主体、真理をめぐる経験の特質に迫る。講義集成、遂に完結!"

ミシェル・フーコー/ 清水雄大, 坂本尚志 訳 『ミシェル・フーコー講義集成 10 主体性と真理 コレージュ・ド・フランス講義 1980-1981年度』
comingbook.honzuki.jp?detail=97844...
『ミシェル・フーコー講義集成10 主体性と真理』
古代ギリシア・ローマとキリスト教の間で性の経験はどう変化したのか。古代文献の精緻な読解から性、主...
comingbook.honzuki.jp
October 21, 2025 at 4:56 AM
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《知の革命家たち》(全250巻、水声社)、文学・芸術・人文学篇に続いて、ぜひ社会科学篇、自然科学篇その他も250巻ずつ出して、全1000巻くらいにして欲しい。
October 21, 2025 at 1:38 PM
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"新シリーズ《知の革命家たち》創刊!!"

"20世紀欧米の文学・芸術・人文科学に革新をおこした人々についての高校生から読める入門書シリーズ"

"〈知〉の行く手を明るく照らし出す全250巻!!"

【第1回配本】 ドゥルーズ/ シュトックハウゼン/ ガルシア・マルケス/ ブリュデュー/ ルネ・シャール
【第2回配本】 ヤコブソン/ グリッサン/ ヴィクトル・セガレン/ グリーンバーグ/ エル・リシツキー
x.com/suiseishasou...
October 21, 2025 at 1:07 PM
鶴見太郎先生の『ロシア・シオニズムの想像力』が増補版として再刊されるようで、大変有難い。ずっと読みたかったの本なので、早速予約。
www.utp.or.jp/book/b101463...
ロシア・シオニズムの想像力 増補版 - 東京大学出版会
ロシア・シオニズムの想像力 増補版詳細をご覧いただけます。
www.utp.or.jp
October 18, 2025 at 12:22 PM
ずっっっと気になっていたベン・ラーナーの小説をやっと入手したでござい。
October 18, 2025 at 2:56 AM