#優しい暴力の時代
おぼさんの感想・レビュー『優しい暴力の時代』 #ブクログ
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おぼさんの感想・レビュー
おぼさんのチョン・イヒョン『優しい暴力の時代』についてのレビュー:静謐な筆致で端正な文を書く技量には感動す...
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October 24, 2025 at 11:30 AM
山親爺3枚とアイスコーヒーをいただきながら、優しい暴力の時代、読了。中編の三豊百貨店と短編集が1冊になっている本。訳者あとがきや解説が、韓国にあまり詳しくなくても理解の助けになる。基本的にどの話も苦しい気持ちになるところがある。人生予想がつかないし、諸行無常だなぁと。とにかくみんなお金や家や自分の生活を失うのではないかという不安な気持ちや、生活のしんどさに打ちひしがれている。普段は見ないようにしているけど、程度の差はあっても、そういう不安な世の中ではあるよな〜と思う。命が愛が優しさが大切だなんて、わかっているから決断1個1個が苦しいんだよなぁと思ってしまう。
October 13, 2025 at 5:10 AM
【2025年10月15日(水)(#145)予告】
1_作品
三豊百貨店
2_書誌情報
『優しい暴力の時代』
(チョン・イヒョン著、 齋藤真理子訳、河出文庫、2020)
3_配信時間
2025年10月15日(水)(#145)(JST)
4_配信プラットフォーム
Spotify/Apple Podcast(同時刻配信)
#翻訳文学試食会 #韓国
October 4, 2025 at 12:59 AM
フィクションが現実の周回遅れになりがちなの、ファッションや技術だと定番化するのに何年もかかるし、時代描写になりかねないし、最新すぎるとマスに伝わらないから難しいのもあるんだろうな。「そういう嘘」として通りが良くなったからこそ形骸化するキャラクターテンプレってのがオタクに優しいギャルなのかも。ツンデレヒロインが大流行りして暴力ヒロインとして廃れるまでの流行りとかも10何年かかったし
September 25, 2025 at 2:35 AM
#カーネーション
カーネーションの再放送見てます
いよいよ糸ちゃんの祝言です
栗山なつもイイ感じですが
ええ着物あつらえたいと願う十朱祖母もかわいい

このドラマで一番好きなキャラが
正司照江さん演じる糸子のおばあちゃんです
かしまし娘時代からなんとなくTVで見ていましたが
ちっちゃくて弱そうなのに
「あほ!」とか「なんや、あんた」とか
自然な関西弁がなんか故郷を思い出すのと
ずけずけ言ってるけど本当はとっても優しい素敵なおばあちゃんで
あかんたれの息子(小林薫さん)の暴力から
「殴るんやったらウチを殴り!」と
嫁と孫を守る力強いおばあちゃんが大好きです
November 15, 2024 at 2:23 PM
チョン・イヒョン『優しい暴力の時代』読了。すごく不幸なわけでもないけれど、すごく幸せでもない、でも行き詰ったような人生を送る人たちの短編集でした。
February 21, 2024 at 11:41 AM
子供が触れるものがマイルドなのかな。。少年誌もえろがマイルドな中で、一部では過剰だな、と思うので反動…??あ、子供たち根底が暴力だめだし、ヤンチャな顔したお子さんでさえ、私が子供のときより優しいヤンチャなので、子供がなんか優しい、、、時代かと思っています でも大人になると、触れるものに極端かでるのかなぁ
December 6, 2024 at 2:28 PM
それはそれとして『優しい暴力の時代』を読み終えたがよかった。ひさしぶりに小説読んだ。
April 7, 2024 at 11:38 AM
今日もありがとうございました。売上は¥19,652でした。
歌会や句会というのは感想だけでなく意見や提案のようなものも言える場であるのがよいことだと思っていて、それを互いに良い気持ちで行えるようにする場にし続けたいと思います。来月以降もお待ちしています。

売れた本:『波打ち際の物を探しに』『優しい暴力の時代』『飛ぶ孔雀』など
February 8, 2024 at 1:24 PM
#番になってしまったので消えることにしたんです
#SKYTRICK 先生
#まつだいお 先生(イラスト)
高校時代に出会い離れた2人が7年をかけて再会する物語。
2人の再会は偶然でも運命でもなく、ひたすらお互いがお互いを想う気持ちがあってこそでした。
不憫受け(和馬)が暴力含む悪意に晒される描写あり。特に前半かなり辛いです。
けれど全体を通して優しい世界のお話。
というか。リアルでもそうだけれど、悪意のない世界ってなかなか実現しない。それでも頑張り屋で健気な和馬を助けてくれる周りの年長者の温かさに救われます。
November 4, 2024 at 8:33 AM
『優しい暴力の時代 』 booklog.jp/users/thkboo...

習慣で寄った本屋でなんとなく選んだ短編集が完璧にClassicだった。これは本当に凄いと思った。という体験を以前にもしたことがある、と思い出す。あのときも同じ本屋で同じ出版社、同じ翻訳者の文庫本を買ったのだった。電車で読み始めた最初の頁でこれは読みたかった本だ、と“分かった”ときの喜びも同じだったように思う。

帰り道の終点駅のホームで読んだ最初の一編の最後のページ、そこに書かれた印象的な涙を読んで、泣きそうに、いや、彼と同じように「まだ起きていないできごとと永遠に起きないできごとを思い浮かべて」泣きたいと思った。
DN/HPさんの感想・レビュー
DN/HPさんのチョン・イヒョン『優しい暴力の時代 (河出文庫)』についてのレビュー:習慣で寄った本屋でなんと...
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January 26, 2025 at 12:45 PM
チョン・イヒョン「優しい暴力の時代」一気に読んだ。三豊百貨店を読みたくて買ったのだけど、どの短編も素晴らしく面白かった…。独特な緊張感があり、それを支える見事な筆致。今目の前のどうにもならないことをどうにかしていく、手遅れになることも含めて、という生活の実感が手に取れるようなところが緊張感なのかも。生活の中で押し流されていくけれど解決しきれず傷として残る出来事があり、理不尽と感じることがあり、加害と被害がある。全部好きだけど「アンナ」が良かった…タイトルも素晴らしい。
August 17, 2025 at 6:44 AM
チョン・イヒョン「優しい暴力の時代」を読んでいる。いかにも大文字の文学(大文学?)というののは違うが、かなり鋭敏できめ細かな感性を持つ作家だ。変な言い方だがしっかりと時代に棹を差している。
August 7, 2025 at 11:19 AM
発達障害の概念が薄い頃に子ども時代を過ごしたのと、隔絶された海外でワンオペ育児を強いられた英語もままならない母はヒステリックになりEveryday暴力と脅迫だったが、過去のことだし母もしたくてしたわけじゃないだろうと思っている
頭では理解してても思い出すと血の気引くので傷跡は深いなと思う
乗り越え方は色んな人に出会って自分を傷つける人ばかりじゃないと知ることと、親の優しい部分を反芻することだな
まあ一生のトラウマではあるだろう
July 17, 2025 at 8:56 AM
春分

『ロゴスと巻貝』『私のものではない国で』『柿本多映俳句集成』を読み終えた。
『千の扉』『女ふたり、暮らしています』をつまみ読みした。
今朝は句具ネプリ春分号を読んだ。
『優しい暴力の時代』を読みかけている。

#二十四節気と本
March 20, 2024 at 1:00 AM
#優しい暴力の時代
#상냥한폭력의시대
#チョンイヒョン
#정이현
#斎藤真理子
#河出書房新社

「三豊百貨店」が読みたくて手に取ったのですが、「三豊百貨店」が加えられているのは日本オリジナル編集だそうです。

各短編ともに心がモヤモヤ、ザワザワするような内容だったのですが、特に「引き出しの中の家」では、韓国の不動産事情についてまだ理解できない部分が多く、より強くモヤモヤを感じてしまった気がします。
訳者あとがきを読んで、なるほどと思う部分も多かったので、韓国のことをもっと勉強しないとですね。

#みゆき読書記録
#みゆき読書記録2025
July 22, 2025 at 9:00 PM
『優しい暴力の時代』3️⃣

『私たちの中の天使』
初対面の義母兄から、ずっと会っていない父殺害を持ちかけられた男。同棲相手の女性がそれを決断させる。
このカップルの行動により、何がどうなったかが全くわからない。
子供もできた二人は、たまに「罪を犯したままでよいのかな」と考える。でも何も変わらない。救いも破局もない。

『夜の大観覧車』
なんかただ毎日を過ごしている女性教師。決断するよりも、決断しないで苦労することを選んだ気がする
若い頃の恋人だった大物政治家の死のニュースに接して…
「止めない、断らない」人生を送ってるんだけど、なんか教師同士が嫌味言い合ったり、面倒だなあ
October 22, 2025 at 9:02 AM
本との出会いは、恋愛に似ている。
出会ったタイミングが合わないと、どれだけの名作でも、読み手に受け入れるだけの力がない。

『優しい暴力の時代』(河出文庫)は、いまこの年齢で、孤独で、生きる理由を必死で探している今だからこそ、出会えてよかった。

「ミス・チョと亀と僕」は、ラストで号泣した。私も死にたいくらい孤独だから。
「私たちの中の天使」に出てくる
「問題ってのは起きる前に心配するもんじゃない、起きた後に解決するもんだ。」
は、今なら痛烈な反省とともに、受け入れられる言葉だ。
チョン・イヒョンさんの作品に感動できたのは、翻訳者である斎藤真理子さんの訳がよかったからでもある。
March 12, 2024 at 12:00 PM
10年くらい前はめちゃくちゃ反出生主義でそこから派生する優生思想っぽい考えにもなりがちだったからそういう思想が描かれてるフィクションが好きだったんだけど今そういうのを見ても普通にダサいし弱いな…って思ってしまい、まあ…歳かな…とは思ってたけどでもスーパーマンの映画とか観ると今いちばん貫くのが難しくていちばんロックでカッコいいのって「社会のどうしようもなさをどうにかみんなで生きていくしかないし、そのためには誠実さと優しさを持ち続けなきゃいけない」ていう実直さなんじゃないかって、時代の流れがそうなのかなという気持ちにもなる フィクションの暴力を楽しめるは現実の世界が平和であってこそだ
July 14, 2025 at 10:51 AM
綾小路翔はデビューした頃にこういう見た目だからこそ礼儀を重んじていますと言っていたからずっと好き

暴力で問題を解決したりすることもなければ誰も下に見たりしない

ただしGIGではお客さんを2個下の後輩という設定で接してくるけど後輩に好かれたい優しい先輩の設定だから大丈夫

氣志團がインディーズ時代に一回だけ入り待ちしたときも敬語で話してくれて感動した

翔やんが気になっている人は安心してファンになっていいよ
August 31, 2025 at 2:23 AM
人外⚖️(暗い話)

小さなお社の神様である⚖️。とある時代に熱心にお社の手入れをする子供がいた。その子は家族や村の人にも優しい子で⚖️は密かに目をかけていた。その子が釣りをするなら魚を集めたり、その子と家族が好きな茸をお社の裏に生やしたり、そんな小さな加護を与えていた。
だが少しずつ暮らしに余裕が出てきた子供に村の欲深い者たちが目をつけた。彼等は子供が素直なのを良いことに自分達の利益になるように、子供を暴力で支配しようとしたのだ。
日に日に傷を負い表情が凍っていく子供を見て⚖️は胸を痛めた。だが⚖️は『願われたこと』しかできない。これまでの加護も子供が手を合わせ願ってくれたから与えられたのだ。
July 10, 2024 at 7:14 AM
チョン・イヒョンの短編集『優しい暴力の時代』が心に刺さりまくって読了後にまた読み直してます。『中央駅』(キム・へジン)みたいな明確な転落はないし、さりとて『名もなき毒』(宮部みゆき)にあるような薄気味悪い悪意みたいなものとも違う。
でもそこに分断はあり、貧富の格差、階層の違いなどが殆どの登場人物にとっては無自覚なままに浮き彫りになる。
個人的には『ずうっと、夏』が今、自分が異国にいて、かつ子どもが異国で学校に通っているのとちょうど『「ハーフ」ってなんだろう?』を読んだばかりだったのもあって余計に心に残ったが、その他の短編も素晴らしい。
April 6, 2025 at 8:36 PM
booklog.jp/users/junsui...
#翻訳文学試食会 チョン・イヒョン『優しい暴力の時代』1️⃣
生きるうえでの生活は保てるけれども、教育により将来が変わる社会、経済格差、人と人のすり減るような関係があり、そのために精神的な孤独、寂しさを抱えている。しかしそんな人々もやはり自己中心だったり、自分のことで手一杯で人を傷つけたり、何かあったら即攻撃する面も感じる。こうやってお互いが優しい暴力で傷つけ合っているんだよなあ。

以下、課題作以外。
※ネタバレ気味です
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのチョン・イヒョン『優しい暴力の時代 (河出文庫)』についてのレビュー:生きるうえでの生活は保てるけ...
booklog.jp
October 22, 2025 at 9:02 AM