#うちの子両親こんな人
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kanai78.bsky.social
なんか書けたのであげておく（2時間半クオリティ）
シトロンの来し方と旅立ちの風景。割と出奔に近い形で家を出ていたw
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。 以下は本文の内容です。 　始まりの記憶は潮風と月明かりとゴミ溜めだった。 　 　自分と似たような子供たちが何人もいたが、やがていなくなった。 　その理由はわからない。飢えて死んだのかもしれないし、それ以外かもしれない。 　どうでもいいとうずくまって目を閉じた。 　 　次の記憶は石造りの小さな教会だった。 　そこは、細々と運営されている孤児院で、死にかけてたところを拾われたらしい。 　生きていくために必要な知識や技術を教わりながら、三年ほど経った頃。 　 　一組の夫婦が訪れた。 　シスターに聞くと、どうやら養子を探しに来たらしい。 　今までも同じようなことは何度もあった。でも選ばれるのはいつも僕より小さい子だった。 　当たり前だ。 　大きくなって可愛げのない子供よりも無垢な幼子の方がいいに決まってる。 　自分には関係ない話だ、と独りごちながら部屋の隅で本のページをめくった。 　内容なんか何も頭に入ってこない。ただ、文字を目で追って、時間を潰せればそれでよかった。 　 　ページに影が落ちて、頭上から声が降ってきた。 「本が好きなの？」 　驚いて、顔を上げるとヒューランの女の人が笑っていた。 　事態が飲み込めなくて、うまく声が出ない。 「うちにもたくさん本があるの。興味はある？」 「ある…」 　やっとのことで言葉を紡ぐと、彼女はニッと笑って手を差し出した。 　 「じゃあ、うちの子にならない？　あなた名前は？」 「シトロン…」 　 　伸ばされた手は暖かかった。 　 　引き取られた先は緑の豊かなグリダニアという土地だった。 　あれから八年。 　あっという間に時間は過ぎて、今では同じような境遇の妹と弟もできた。 　 　〝うちが裕福だったら、きっとあなたの兄弟はもっと増えたでしょうね〟 　 　いつかそう言って笑った母の言葉は多分、冗談ではなく本心だ。 　両親は零れ落ちてしまいそうな命を放って置けない性質なのだ。 　 「あいつらにもまだ金かかるしなぁ…」 　 　妹はいい年頃だし、弟は絶賛成長期だ。 　そろそろ僕も養う立場に回る頃かな、と漠然と思って、走り書きのメモを残して家を出た。 　 　ものを作ることには少しだけ自信があった。 　手に取った使い慣れた弓も少しは役に立つだろう。 　 　満点の星空を見上げながら、鼻歌混じりに歩き出す。 　こんな旅立ちも悪くない。
December 9, 2025 at 7:48 AM
hanalina.bsky.social
風くん見てるとこんな純粋な人が本当にいるのかと驚く。両親への敬愛、誰かを助けたいと素直に口にする。野菜生活…。普段は無邪気な青年なのに、ステージに立つと何かが降臨してる…。
あの子の生き方に影響受ける人たくさんいるんだろうな…。間近に見てそう思う…。
November 19, 2025 at 2:36 PM
taishow1110mw.bsky.social
私は従兄弟がめちゃくちゃ多くて、何せ両親とも七人きょうだいの長子であるから(でも私が生まれるのはめちゃくちゃ遅かった。あまりにもこどもを授からないから二人ともとても苦労をしたらしい。父はとんでもない酒豪だったんですが一年禁酒したとか言ってた)小さい頃は共働きの両親の代わりに近くにいた従兄弟たちがいつも面倒を見てくれていたんだけど、花みたいな兄ちゃんはいなくてああいう子にとても憧れがあるんだな。。田舎だし、弟とかその友達や従兄弟たちとか遊び相手がとかく男の子ばかりであったので、こんな性格になっていった気がする。
November 15, 2025 at 3:17 AM
lekodanwt8805.bsky.social
😂刺さり方よ‼️‼️ぷすぷす

↑崩れ落ちてて🌱ァ！！理性飛んだリヒトカッコ良いからな…
アニマル世界でも許されざる禁断の❤️であったか…優しくて切ない誤魔化しだよな…成長してくにつれて、ブラウンもなんとなく、嘘なのかもって分かってたら切ないな…そんで、彼女作った方がお兄ちゃんに負担かからないならって作っちゃうのかな…
愛の逃避行！？兄弟で？？？！なんか…えっぢだな…まともな両親だというのに、子がこんなエロいことなって、2人で消えるなんて…この2人はなんか、こう…闇√で普通に心中しそう(こなみかん)
November 4, 2025 at 5:40 AM
kanabook925.bsky.social
1/2(全5ページ)
数年前に書いた話の続きです。基本的に暗いお話です🥺
#童しの
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「月下の後悔」、「かな」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　冷たい銀の光が蔵の中に差し込んでいる。並んで座る二人に、落ちる影はひとつだけ。本来なら交わらない二人が語り合う、稀有なひととき。　 　そんな穏やかな時間が、終わりを迎えようとしていた。 　月下の後悔 「それ、どうしたんですか？」 　着物の袖口から、白い布が覗いていた。怪我でもしたのか、包帯が月明かりに照らされ薄闇の中でやけに目立っている。 「あぁ、これ？　転んだんだよ。それよりさぁ、こないだね……」 　少年は何事もなかったように話をそらした。 　この話題を避けてる？　よく見れば、足の方にも同じ白い布が巻かれている。そういえば今日の歩き方も、どこかぎこちなかった。 　前世で義妹となった少女が浮かんだ。出会ったばかりの頃、あの娘も着物で隠れるところは傷だらけだった…… 「ねぇ、しのぶちゃん、聞いてるの？」 　気が付けば、目の前で小さな掌がヒラヒラと踊っている。 「――さん、知りたいことがあります」 　童磨の、人としての名を呼ぶ。不思議そうな顔を見つめて言葉を続けた。 「着物を、脱いでくれませんか？」 「どうして？　寒いから厭だよ」 「大事なことなの」 　きっとこの子は正直に話さない。歪な宗教に囲い込まれ、手酷い折檻を受けても過剰に適応してしまう。だって両親を亡くした彼にはここしか居場所はないのだから。 「……厭だ」 　小さな声が、夜の静寂に吸い込まれた。 「さっきの包帯のことなら、本当に転んだだけだよ。みんな大袈裟に手当てするんだ」 　必死に言葉を紡ぐ様子が、却って核心に触れているようで、しのぶの胸は締め付けられた。 「普通、転んだだけで、あんな風にはなりませんよ」 　一瞬、少年の肩がピクリと揺れた。 「……普通、か」 　自嘲気味にこぼす。俯いた彼は、どんな顔をしているのだろう。 「普通に……なればいいじゃないですか」 　努めて明るく言った。そうだ、彼が鬼になったのはこんな宗教に囚われていたから。この異常な環境から抜け出せばただの少年になり、人として幸せに天寿を全うできるかもしれない。そうすれば姉さんだって……！ 「ここから逃げていいんですよ。準備が必要ですけど、あなたならきっと大丈夫。ここから出て普通の、当たり前の生活を……」 「何を言っているの？　しのぶちゃん……」 　少年は戸惑いを隠さぬ瞳で、首を振った。 「俺はここでしか生きられない。みんな、良くしてくれているよ。逃げるなんて考えたこともない」 　しのぶはもどかしくて、両手を握りしめた。 　彼に人として幸せになってもらいたい。いや、なってもらわなければ――！ 「それはあなたがそう思い込んでるだけです。こんなところ、あなたを縛り付ける檻でしかないの。捨ててしまえばいいんです！」 「しのぶちゃん、やめて。それ以上聞きたくない！」 「童磨！」 　 　――瞬間、空気が凍った気がした。 　 「童磨……？　誰、それ」 　半笑いを浮かべた彼が口を開くと、凍った空気が粉々に砕け散る。 「知ってたよ、君が俺じゃない人を見てたこと。それでも、俺は……」 「あ……」 　致命的な失言だった。謝ろうとして、言葉が止まる。 　悔しさと悲しさの入り混じった、泣く直前の歪んだ笑顔。 　それが最後に見た少年の顔となった。
October 26, 2025 at 12:28 PM
tokikaze064.bsky.social
……と、こんな幻覚を見ましたとさ！

キャットが実はお嬢様設定は長年温めていたので、なんかそれに関する騒動を起こした上で実家との確執も解決させてーなーと

解決の為に動くのはアルル（＋アルル母）だけど最終的にキャットの言葉が両親を動かす……的な

何やかんや彼女の親もそんな酷い人らでは無かったよ、親が良かれと思った事が子にとって本当に良い結果となるとは限らないよね！な着地点を目指すつもり
September 10, 2025 at 10:05 AM
azuzuzuzu.bsky.social
「Chris」を俳優名として調べてみると実例が一目瞭然かと(私が好きなシリーズ映画でも”クリス”という男性俳優が3人も出てる…ｗ)。
原作の紅莉栖♀は初めてラボに来たときも一応フランク且つ礼儀を弁えた態度を取ってましたし、真帆にも気さくにしつつ敬語は崩しませんでしたしで、恋人のご両親なのであればお行儀良くしてると思うんですよね。そのうち「紅莉栖くんはとっても良い子ね～私もこんなよく出来た息子が欲しかったわぁ」なんて岡部母が言いだすｗ
メイド！？「俺のほうが可愛い(`・ω・´)🌟」という岡部ですか！！？(可愛い)
個人的に「女装させるなら紅莉栖かなぁ」という気持ちで今メイド紅莉栖♂×岡部を→
September 9, 2025 at 1:15 PM
yumemiruhito.bsky.social
今生もお金持ちの良家の子女として生まれた庚子さん(一人っ子)。
両親共に良識的で優しい人達なのもあり、前世と違い、精神を苛む事なく健全に育つ。

社会人になり、仲の良い友達の好奇心によって幻治の勤めるオカマバーへ。そこで幻治のセクシーな女装姿に目を剥く。

「なんでこの人、こんな所で働いているの！？」と思いながらも、お酒の影響で幻治の胸元に１０万突っ込む。

一晩で１０万円使ったことに驚きながらも「もう行かなでおこう」と二日酔いで痛む頭と共に誓う庚子さん。

しかし、酔っている間にいつの間にか幻治と連絡先を交換してしまっていた。二人はこれからどうなるのか！？

続きは狂骨が燃やしました。
August 29, 2025 at 5:27 PM
96nana4.bsky.social
大人軸、付き合ってる、誕生日話のつづき🌃🐈‍⬛
向こう側の男がふざけ始めたので「産んでねぇわ」とツッコんでおいた。 「でも偉いね。まだ社会人になったばっかなのに」 「俺たち初めての給料で何したっけ？」 「海と三人で焼肉と寿司屋の夢のハシゴを渡りましたね」 　吹き出し笑いをし始めたのは俺も黒尾も同時だった。くだらね～と笑い飛ばした後、でもそう考えるとやっぱ俺の弟凄くね？　と言えば耳元の黒尾の声が柔らかくなった。 「弟くんはわかってるんだね。一番下の子だからさ。自分が親孝行できる時間は兄貴より少ないんだってこと、ちゃんと理解してるんだよ。偉いね」 　黒尾の声に何故だか泣きたくなってしまった。両親は健在だし病気も特にしてないしまだまだ全然別れの気配なんてしていない。だけど、そうだ。弟は遅く生まれたから俺より親と過ごす時間が短いんだ。そんな当たり前の弟の寂しさに全く気付けていなかった。兄なのに。俺、兄ちゃんなのに。 　黒尾に言われなければずっと気付いてやれなかったかもしれない。お陰様で俺の弟凄いだろって上部だけの自慢をする兄貴にならずに済んだ。 「黒尾」 　な～に、なんて間延びした呑気な返事が聞こえる。こうやって、胸に隠された愛しさをいつも気付かせてくれるんだよな、こいつは。 　好きだよ。 「会いたい」 　ストレートに気持ちをぶつけるにはポーランドと日本じゃ距離があり過ぎる。今日はこの辺にしといてやるからお前も素直になれよ。と願ってもどうせ黒尾のことだ。「なになに急にデレちゃっ て」と茶化してくるに決まってんだよな～と半分諦めた気持ちで返事を待ってたら、今日は違った。 「うん。俺も」 　それは、あの日、空港で聞いた静かな声に似ていた。だけど、あの日と違うのはその中に寂しさは一切ない。愛しさだけが耳に残る。そんな声。 　俺も、という短い返答が、遠過ぎると思っていた距離を縮めてくれている。耳が熱い。 「ねえ、やっくん。明日が何の日か知ってる？」 　突然なんだ。やっぱ茶化しモードかと疑っていると「八月八日、ハチとハチを並び替えると母と父になるから、明日は親孝行の日なんだって」と雑学お披露目会が始まった。 「へえ～。わざわざ調べたのかよ」 「あと世界猫の日。つまり生まれただけで夜久は親孝行してるし、生まれた時から音駒に来るべき人材だったって事ですね～うんうん」 　こじつけが凄いと訴えれば「ちょっと！　良い話の続きのつもりなんですけど！？」と電話の向こうで憤慨し始めた。めんどくさい。 「……それで？　音駒の元主将は音駒の元リベロの誕生日に何をプレゼントしてくれんの？」 　欲求が直球～と訳のわからない言葉を耳元で並べていた黒尾が「夜久は何か欲しいものある？」と意気揚々に聞いてくる。プレゼントは俺です♡とふざけてこないだけマシかと諦めた。 「お前」 「…………………………………………」 「もしもし？」 「ねえ！　さっきまで良い雰囲気だったじゃん！」 「今も良い雰囲気だろ」 「どこが！？　どこら辺が！？」 　ちょっと待って時を戻すから、時を戻そう、等と言うので、そのネタ古くね？　とツッコんでやる。こんなやり取りばっかするから海によく言われるんだろ。二人で漫才コンビ組んだら？　って。 「というか、時差あるからこっちはまだまだ八月八日になんねぇんだけど」 　七時間後に掛け直せと俺が言えば「あのさ、後輩にパワハラとかで訴えられてない？　今思うとリエーフも結構危なかった気するよ？」と遠慮気味にべらべらと前置きを述べていた黒尾の声色がまたすぐ変わった。 「……日本じゃもうすぐ八月八日なんでね。それにさ、夜久衛輔の誕生日を日本で一番最初に祝うのは恋人である俺で有りたいんですよ」 「……そっちの日付変わるまであと何分？」 　ううん、三十秒と言う黒尾の静かな声がする。 　つまり、秒数刻みの時計が黒尾の視界を覆っているわけだ。今日、家に帰って来てからこいつ何回時計見たのかな。もしかして、電話してる最中もずっと？ 　日本で一番最初に俺の誕生日を祝いたい気持ちと、こんなに離れた場所にいる俺が黒尾の視界も脳も心も、その全てを占領してるんだという愉悦はきっと同等だと思う。似てないようで凄く似てる。相反する俺たち二人が実はそっくりなんだってこと、音駒の後輩たちにはバレてないといい。 　黒尾本人には、世界のあの夜久衛輔に一番愛されてるのはお前なんだよって、もっと刷り込ませてやらないといけないけど。これは恋人の俺にしかできない役目だから、まあ任せろ。 　耳元で慌てた声が聞こえる。 「三、二、一……夜久、夜久っ、誕生日おめでと」 　そんなに慌てなくたって、俺の中の一番の座は揺るがないのに。本当、こいつ何もわかってない。 　おう、ありがとなと伝えたら照れているのかは知らないが「えへへ」と声に出して笑っている。 「黒尾」 　もう一度名前を呼んだ。高校生の時から何度も呼んだ名前。今も変わらず、俺の胸の中にずっとある気持ちを精一杯込めて呼んだ。離れていても、日本にいるあいつに届くようにと願う。どうか黒尾の心に届きますように。 「俺もお前のこと好きだよ」 　あの日、空港では離れ離れになっちゃったけど、高校卒業後も進路は別々で、なんなら気付いたらお前はコートにすらいなくなってた。だけど。 　バレーを好きなのも互いのこと好きな気持ちも、あの頃から俺たち何も変わってなかったんだよな。 「これからも末長くよろしく」
August 8, 2025 at 11:14 AM
karamaki9646.bsky.social
ブラウンにーちゃんは本当はグレイくん悲しませる要因には目茶苦茶キレるしどうしてこの子ばかりこんな目に…て思ってるし行方不明(生死不明)のグレイ両親を恨んでるしそういう要因まとめて殴りに行きたいんだが、｢僕までいなくなってしまったらグレイの帰る場所がひとつもなくなってしまう｣という思いでシンオウからめったに離れないから姉が｢じゃあ私がいこう｣と動いてる感じ。姉も気持ちは同じで二人も弟大好きなのである
July 22, 2025 at 2:34 PM
stardust0823.bsky.social
私に自己肯定感なんてなかったよ。何故か自己効力感だけはあったけど、二週間かけても自分の長所が一つとして挙げられないような人間だった。
あれは違うこれは違う、こんなものは人として当たり前なのだから長所とは呼べないとかいって。

今だから自分軸だとか思考力が高いと言って好意的に解釈されているけど、ありのままに生きてきたのと同様私が子どもの頃には我が強いorわがまま、協調性がない、"普通"でない(=悪い子)等ととにかく散々な扱いだった。
好奇心の高さも両親からは異常レベルだとして全く好意的には受け取られておらず、ほとんど愛されていたという実感はない。
そんな状態で自分の長所など見つかるはずもなく…
July 14, 2025 at 7:04 AM
menou12444.misskey.io.ap.brid.gy
瑚太郎見てると本当に自分と似ているな めちゃくちゃ自分と重ねてしまう 色々思い出す本当に
小鳥に背中貸して何も出来ないところとか…
小鳥みて、本当にギリギリでやってる人ってこんな感じだよなマジで…とか
無理だぁ、の言い方が…🥲︎

小鳥ちゃんそんなに、というか全然強い子じゃないんだ、強くないのに強くなくちゃいけなくてギリギリなんだ

というかお母さんはさっき飲み物持ってきてくれたけど何処にいるんだ…もしかして両親すら魔物なのか 飲み物持ってきても指示みたいだったし #rewriteiru
July 13, 2025 at 3:01 PM
azk32259.bsky.social
子に対してちゃんと親できてんのかなってたまに不安になる。一人の人間の人格や情操形成に深く関わるって責任重大すぎて、考え出すとめっちゃ怖いよ。今のやり方で合ってんのかな。両親もこんな不安があったのかな。
July 8, 2025 at 10:41 AM
kok0n0e.bsky.social
現パロショタラス（詰め込んだね？）

ショタスは両親に愛されまくってるので「こんな可愛い子さらわれちゃうかもしれないから」って言いながら防犯ブザーとか持たせてたんだけど、神社で出会った燃える朝日のような髪と澄んだ青空のような瞳を持った少年は、この世の美という美を神様が大切に硝子の瓶に集めて、この子が生まれる時に丁寧に注いで作られたのだろうと思えるほどに美しく整っていて、面食いのショタスは「ワーーーー！」ってなったあと「こんなとこでひとりでいたらこわいひとにさらわれるんだぞ！」って大声で注意したら「僕は別に……君も一人のようだけど、君は攫われないのかい？」と逆に聞かれて
July 5, 2025 at 5:33 PM
miyo-2-3.bsky.social
じろさぶ（BL）
同じ施設で育った女の子から見たじろさぶ、BL傍観夢
#二次創作
画像化されたテキストです。 A5ページメーカー/フォント：源暎こぶり明朝 　誰かにこんな甘える愛犬は見たことがなくて、なんだか少し二郎くんに嫉妬してしまう。我が家の愛犬はすっかり二郎くんに懐いていて、現在進行形で彼に猫撫で声をあげていた（犬のくせに！）。まあしかしこれも二郎くんがこの子を可愛がってくれた証拠なのだろう。 　この連休、両親も私もどうしても外せない用事があって、数日家を空けなければならなかった。その間この子の世話をしてくれたのが萬屋ヤマダというわけだ。 　私も山田三兄弟と同じ施設で育った元孤児で、当時はそれはもう三人にお世話になった。そのときの縁がまだ続いていて、たまにこうして依頼をさせてもらっている。 　現在、一郎くんは留守にしているらしく、愛犬を引き渡してくれたのは二郎くんだった。 「お世話ありがとう。この子ちょっとやんちゃだったでしょう？」 「ああ、でも別に気にすることねーよ。遊んでやると尻尾ぶんぶん振ってさぁ、可愛いのなんのって」 　そう言って楽しそうに笑う二郎くんのほうこそ、なんだか少し可愛いなと思った。背が高くて、運動ができて、優しくて、かっこよくて、でも笑ったら可愛くて。そりゃ二郎くん、モテるよなぁ……と思わずそう感心していると、二郎くんの後ろからひょっこりと三郎くんが顔を出した。 「遊んでやったんじゃなくて、遊んでもらったの間違いだろ」 「んだと！？」 　でも弟の煽りに乗っかってしまうところが玉に瑕。いや、二郎くんのことが好きな子たちからしたら、彼のこういうところも「可愛い」に含まれるのだろうか。 　そんなことを考えているうちにも二人の喧嘩 はどんどんヒートアップしていく。ともあれ愛犬は引き取ったのだし、兄弟喧嘩に口を挟むのもあれだし、世間話もそこそこにお暇させてもらおう。私は二人に再度お礼を言って、萬屋ヤマダの事務所を後にしたのだった。 　それにしても昔は三郎くんが二郎くんのうしろをついてまわっていて、まるでカルガモの親子のようだっんだけどなあ。今となっては当時の姿は見る影もなく、喧嘩ばかりしているらしい。別に嫌いあっているとかそういうわけではないのだろうけれど、それでもやはり、昔の二人を知っているだけに少し寂しいなと、そう思った。 　先日愛犬を引き取った際にお礼のお菓子を渡しそびれて母からのお叱りを受けた私は、そのお菓子を持って改めて萬屋ヤマダへと向かっていた。 　道を曲がってぐんぐんと歩みを進める。すると見知った後ろ姿が先のほうに見えた。あの後ろ姿は二郎くんと三郎くんではないだろうか。そう思って私が声をかけようとした途端、二郎くんが三郎くんの手を握ったものだから、私はその姿を見て、思わずぴたりと足を止めてしまった。 　中高生の兄弟が手を繋ぐ姿というのは、あまり見かけない光景なのではなかろうか。それともあれか、三郎くんが心配でつい手を握ってしまったとか？　いやいや三郎くんを何歳だと思ってるんだ、幼稚園児とかならともかく立派な中学生なのに。もしくは私が知らないだけで、世間では中高生になっても兄弟なら手を繋ぐのが一般的なことなのだろうか。いや世間とかそんなのはどうでもよくて、あの二人にとってはそれが普通のことなのか。でもあの雰囲気、仲のいい兄弟というにはなんか――と、ここまで 考えて、察してしまった。だって、三郎くんが二郎くんの手を振り払うことなく、握り返したから。その姿が全てを物語っていた。 　なんだ、やっぱり仲良いじゃん。きっと昔とは違う形なんだろうけれど、それでも当時の二人の姿を垣間見ることができたような気がして、嬉しかった。 　それにしても、私はこの菓子折りをにやけずに渡すことができるのだろうか……たぶん無理、少なくとも今は無理。そう思って、遠回りすることに決めた。
June 28, 2025 at 6:35 AM
lucky-ebifry.bsky.social
アメヒノ♀で、☔️くんから猛アプローチされてるけど、(こんな年下モテ男からのアプローチを真に受けて交際しようもんなら、数年後にやっぱ若い子の方が良いって捨てられるに決まってる…！！)って考えて☔️くんのアプローチを袖に振る🔆ちゃん
良い加減振り続けるのもしんどくなってきたから、☔️くんに対して「私と本気で付き合いたいなら、結婚するつもりでいて！交際始めたらもちろんすぐに両親や親戚にも挨拶してもらうし、他の女の子と2人で会うなんてのも許さないから！！」って言う
June 25, 2025 at 2:05 PM
sakisouyama.bsky.social
喪服出ましたねぇ！
歳を重ねたアネシュカちゃん、マジーグさんに似てきたレダちゃん、二人の姿を思い浮かべると「いい親子だな……」って思いましたよ！
ここからは妄想入りますが
両親の愛を受けて育ったカレルくんとレダちゃんは、きっと他の人にも愛を注げるような人間になると思うんです
その方法は彼らがこの先の人生でそれぞれ考えて選ぶものだと思います
両親のことを誰かに話すこともあったりして……
トルトくんも自分のお子に「こんなことがあってさ」と昔語りをしたりなんかして……
June 12, 2025 at 10:56 PM
akatsuking926.bsky.social
暮らすのにも一杯一杯だよなーうちは共働きをしているけど

「両親が共に働いてないと保育園にも行かせてもらえない」し、「お子は小さいうちは病気になりやすく仕事の席を空けやすくなる母親」視点からすると産んであげてもデメリットが多いこんな大波の中で育てようってなれる人がどれだけいるんですかね...

もっと働きやすく育児しやすく環境を整えてから少子化ですって嘆いてくれないかな　>RP
June 4, 2025 at 8:37 AM
lfcososaku.bsky.social
でもよ、アイザックを親の言いつけ通り責任をもって殺そうとするも、こんな面白い子を殺すより家を丸ごと消して二人で逃げた方がいいのでは？と思い立った後、使用人と両親を殺害後コツコツと作り上げていた爆弾で家を吹き飛ばしたハガル姉ちゃんが一番ぶっ飛んでるんじゃあねえか？

そうだよ。
#爺の隙あらば創作語り
May 20, 2025 at 3:26 AM
masoho11.bsky.social
リク：平民と王女なファイモス♀
1/2
隊商に両親が居るファイちゃんと、冷遇されてる王女モスちゃん
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「@Abbracciare11 / @masoho11.bsky.social　　真朱」と記載されています。 以下は本文の内容です。 「メデイモス」 「ファイノン…っ」 　夜の帳が降りた時刻の堅牢な城の一階にある簡素な部屋、巡回する兵士も滅多に訪れない裏庭に面する窓を開ければ、白髪の青年が満面の笑みで姿を現し、部屋主の腰まである毛先の紅い濃い金の髪の女性は、窓枠を乗り越えて部屋に入って来た青年に抱き付く。 「半年振りだね、元気だった？」 「ああ、元気だった……ファイノン、お前もお前の両親も、兵士達に酷い事をされていないか？」 「大丈夫だよ、兵士達は隊商の人間に手を出さないから。　この国に来る隊商は、僕達の所しか無いからね」 　パッと笑顔になるファイノンとは反対に、メデイモスの表情は曇ってしまう。 「すまない……このクレムノスの王女なのに、俺には何の力も無い」 　自分がいずれ王位を継ぐクレムノスは周辺国家から人を攫い奴隷としており、奴隷の戦士同士で戦わせる競技が流行っている……城から出る事は許されず、今は亡き王妃である母付きであった側仕え達の報告により国の現状を知るしか出来ないメデイモスは、この国の者では無く隊商の一員である両親と共に様々な国を渡り歩くファイノンにきつく抱き付いた。 「大丈夫だよ……メデイモス、君だって安全じゃないんだろう？」 　実の父親である現国王は、何か気に食わない事があればメデイモスを折檻するのだと一兵士の間でも噂になっており、その噂が真実であると裏付けるかのように、メデイモスの服に隠れる肌には紅い蚯蚓脹れのような痕が多数残っている。 「……大丈夫だ。　母の側仕えであった者達が、手当をしてくれているから」 　子供の頃に、偶然城の裏庭に迷い込み出てしまったファイノンを部屋に入れて助けてからの交流は、隊商 が滞在する二週間の大人の目が子供に届かない昼間にから、成人を迎えてからは深夜に近い夜半に、兵士の巡回の隙を狙っては裏庭へとやって来てくれている……その事に、メデイモスは感謝をしていた。 　王女殿下であってもメデイモスは多くの城勤めの者達から軽んじられており、彼女を王女殿下として敬っているのは王妃の側仕えであり今はメデイモスの側仕えとなった者達と、近衛隊隊長であるケラウトルスだけである。 「ファイノン……絶対、絶対に死なないでくれ。　友のお前が死んでしまったら、俺は悲しい」 「うん。　メデイモスが悲しむから、絶対に死なないよ」 　友など誰一人いなかったメデイモスは、まだ子供の頃に初めて出来た友であるファイノンを何とか手助けしたいが、何の権限も無く父王に疎まれている自分では何も出来ない事に歯噛みする。 「それじゃあまた、明日の夜に」 「ああ……また明日」 　ファイノンは窓から出て裏庭の鬱蒼と茂る草木で見えない崩れた壁から城外へと出て行き、メデイモスは成人を迎えて数年も経つのに政略結婚の道具としてどこかへ嫁がされる事も無い、ただ父のストレス発散の道具としてしか生きれない現状に奥歯を噛み締めた。 「……俺は、何も出来ない」 　メデイモスは黄金を溶かし湛えたような瞳を閉じ、粗末なベッドに横たわるしか出来ない自分の無力さに歯噛みする。 　それから二週間の間、ファイノンは毎夜メデイモスに会いに来て他愛も無い話を少ししてから帰る事を繰り返し、隊商はクレムノスを離れ半年が経ち……隊商 がクレムノスへとやって来たその日の晩、ファイノンは血相を変えてメデイモスの部屋の窓を小さく叩いた。 「メデイモス、政略結婚するって本当なのかい？！」 「ああ……父に告げられた」 　暗い顔のメデイモスは右手で左腕を撫で擦り、部屋の中へ入ったファイノンは袖を乱暴に捲り上げると、紅い蚯蚓脹れが幾つも浮かんでいた……乗馬鞭で強く叩かれ出来た真新しい傷痕を、ファイノンは無表情で見る。 「どうして……どうして君の父親は、この国の王は、こんな酷い事を出来るんだ…！」 「俺が、母上の命と引き換えに産まれたからだ。　俺を産めば母上は死ぬ、俺の命は捨てて母上を助ければ命は助かるが、二度と子を産めなくなる……その二択で、母上は俺の命を優先したんだ」 「だからって…！」 「父上は母上を心底愛していたから、母上の命を食い生きた俺を許せないんだ。　母上を失い狂った父上は他都市国家の人々を攫い、その命を闘技場で無為に散らせるようになった……全て、俺の所為なんだ」 　物心付いた頃からそう言われ折檻を受けて来たメデイモスは、諦めたような笑みを浮かべた。 「嫁ぎ先は、クレムノスに武器を優先的に流してくれている国の王で、加虐趣味があるらしい。　俺は何番目かも分からないその王に嫁がされ、クレムノスは更に武器を手にする事が出来る」 「そんな……そんなの、間違っている」 「今のクレムノスに、父上に諌言出来る者は誰一人としていない……オクヘイマからの和平交渉も、一蹴していりと聞いている。　この国は、父上によって滅ぼされるのだろうな」 　全てを、己の命すら諦めた笑みを浮かべるメデイモスを抱き締めたファイノンは、白く肌理の細かい頬を両手で包むと顔を近付けて口唇を触れ合わせる。 「……ファ、イノン？」 「メデイモス、僕は君が好きだ」 　そう呟き、何度も口唇を触れ合わせるファイノンにメデイモスは驚き、けれども彼の胸を押して離れようともせず、されるがままになった。 「……また明日、来るよ」 　そう言ってファイノンは窓から出て行き、メデイモスは床にへたり込んで口唇を両手で隠す。 「……俺を、好き？」 　何度も口付けられて、好きの意味が友愛ではなく恋愛である事は分かっている……それでもメデイモスは、子供の頃から知っているファイノンが自分の事を好きだなんて理解が追い付かず、顔が真っ赤に染まった。 　それから二週間の間、ファイノンはメデイモスに口付けて好きだと言って帰って行き、メデイモスが嫁ぎ先の国に向かう日も間近に迫っていた。 「メデイモス、隊商は明日クレムノスを離れる」 「そうか……俺も明日、嫁ぎ先の国へと向かうらしい」 　深夜の部屋で互いにそう告げた二人は、どちらともなく抱き締め合い口唇を重ね合わせる。 　それまでの触れるだけのものではなく深く吐息を奪う口付けをし、そのまま粗末なベッドに倒れ込むように横たわり、メデイモスは寝間着を脱がそうとするファイノンを制する。 「ファイノン、待て、待ってくれ」 「……僕とするの、嫌なの？」 「違う……慣らして、あるから」 　恥ずかしそうに顔を逸らして言ったメデイモスにファイノンは驚いた顔をして、寝間着を腹まで捲り上げてから下着を脱がせて膣口に指先を触れさせるとそこは熱く濡れており、メデイモスは口を左手の甲で隠
April 28, 2025 at 8:47 PM
pepichanpi.bsky.social
主人はとても優しい人で毎日合間に病院へお見舞いきてくれるし義両親の相手も嫌な顔せずしてくれるし思いやりもあってマジでなんで私と出会うまで長く付き合った子がいなかったのか不思議なくらいなんだけど、こんな素敵な人を選んで結婚までして子供まで持てた自分は前世でめちゃくちゃ徳を積んでいたんだと思う。ありがとう前世の私。来世でも主人と結婚できるように今世でも徳を積もう😇
April 13, 2025 at 9:52 AM
yczas1031.misskey.io.ap.brid.gy
旦那さん「そもそも歩ちゃんたちのご両親は何考えてこんな怪しい近所の発明家のおっさんに我が子を預けてるの？？？」
私「哀ちゃんの保護者さんだから信頼してるんじゃない？」
旦那さん「それで割と危険な目に遭って帰ってきてるのに！？僕だったらやだよそんな人に預けるの！」
April 11, 2025 at 12:43 PM
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　明智と最初に出会うのは６月の社会見学の時のはずで、こんな所にいるのはおかしくて。 　蓮の様子に仲間たちが「知り合いか？」と尋ねてくる。名前を口にしていたので当然出てくる疑問であはあるが。 「知り合い……というか……」 　蓮は知っている。一方的にだが。けれど明智は違う。彼には記憶がなくて、蓮とは初対面のはずで。 「知り合いではないよ」 　明智はそう言って両手を顔の横に上げ、警戒を続ける仲間たちに降参のポーズを取ってみせる。 「じゃあ何でコイツの後を付けてやがった」 　それは当然の疑問だ。明らかに苛立っている竜司の問に、明智は穏やかさを崩さずに「言えない」と答える。 「はあ？　んなの」 「仕事だからね。守秘義務というやつさ」 「仕事……？」 　苛立ちを見せる竜司に明智は肩を竦め答える。首をかしげる杏に、そういえば、この時点の彼らは明智の職業について知らなかったなと思い出す。最初、蓮たちが明智のことを知ったのは、社会見学時のテレビ局でのことだった。テレビや雑誌で活動していて結構有名だったらしいのだが、思えば怪盗団騒ぎが大きくなる前は意外に顔を知られていなかったなと思い出す。蓮も何故コイツのことを知っているのかと疑問に思われているし、ここは助け舟を出してやるべきだろうか。 「探偵……二代目探偵王子って、テレビとかで……」 「探偵……！？」 　驚きに声を上げたのは、鞄から顔を出したモルガナだ。明智は「他の人たちは知らないみたいだし。僕もまだまだかな」とかなんとか言っている。 「何で探偵が……」 「思い当たることはあるか？」 「いや……」 　祐介に問われ蓮は首を横に振る。過去のループから考えて、もし誰かが蓮のことを調べようとするのならば、それは怪盗団に関する正体を探ろうとする時くらいだ。しかし今はまだ怪盗団はその名を知られておらず、蓮個人を態々調べようとする理由になることなんてないはずだ。本当に何も思い当たる節がなく、前髪を弄りながら俯き気味首を傾げる蓮に、目の前の明智は眉を下げて苦笑いする。 　ふと、その視線が何もない方向に一瞬向けられ、彼が小さく目を瞬かせたのを見て、蓮は僅かに違和感を覚える。なんだろうか。明智の視線の先、同じ様に視線を向けてみるが、そこにあるのはただの建物の壁だけで。 　はて？　と更に首捻る蓮だったが、その違和感を深く考える前に、明智の唐突な提案にそれは全て吹っ飛んでしまう。 「ああ……うん、そうだね。ねえ、君、僕と連絡先を交換しない？」 「はっ？」 　唐突も唐突。今までそんな会話の流れではなかったじゃないかと、蓮だけでなく仲間たちまで驚きに目を 見張っている。 「……俺？」 「そう。端的に言えば、僕の依頼人は君のことをすごく心配していて、君の近況さえ分かれば満足してくれるからさ」 　蓮のことを心配するような相手……。仲間たちは「両親とか？」と訊いてくるが、あの両親がそんなことをするだろうか。というより、今までの周回ではそんなことはしていなかったはずだし、おそらくは違うと首を横に振る。 「残念だけど、ご両親ではないよ。けれど、彼に悪意のある人物ではないことは確かだ」 　明智は仲間たちの方へ向かってそう説明する。誰かまでは言えないけれど、探偵に身辺調査まで頼むくらいに蓮の現状を心配している人物がいるのだと。 「どうする、レン。怪盗としてはあんま関わりたくはねえ相手だが」 　モルガナが鞄の中から真剣な表情で見上げてくる。蓮としてはそれ意外にも警戒したい相手ではあるのだが、今のモルガナはそんなこと知る由もない。それでも探偵は怪盗にとっては宿敵と言える存在だ。 　警戒はしたい。だが、この異変を調べるには明智と直接接触するのが一番手っ取り早いのも事実。 「わかった」 　蓮は先程から人の良さそうな雰囲気で、蓮を見据える明智の顔を見て頷く。連絡先を交換しようと。 　虎穴に入らずんば虎子を得ず。今までだってそうだった。それにどうせ遅かれ早かれ、このまま怪盗団として活動するのなら、連絡先の交換はすることになるのだし。 　その答えを聞いた明智は、「ありがとう」と微笑んでで懐からスマホを取り出す。その場で蓮と連絡用のチャットＩＤを交換して、すぐに彼は他にも色々と私用があるからとと、まるで嵐のように足早にその場から去ってしまった。 「何だったんだ？」 　祐介の口にする疑問ももっともだ。本当に何だったんだと言いたい。 　今までと違う流れ。早まった出会い。蓮を調べる謎の人物。 　先程までのことはやたらとリアルな夢だったんじゃないか。そう思いそうになる蓮に、スマホの画面に残された〝明智吾郎〟の名前が、それらが現実だったのだと証明していた。
March 30, 2025 at 3:15 PM
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てかまず両親をイカれた家族にヌッされた少年が森で彷徨い運悪くその一家の家に助けを求めてしまい、一家の父はその子もヌッしようかと思ったらその子の顔が幼い人喰い息子に激似だったため逃げられないように手足を切り落とし地下に監禁して義理の息子として人喰い息子と共に育てていたものの、人喰い息子の前で「こんな化け物息子じゃなかったら育ててない、狂いそうだわ」などと話したせいで人喰い息子に叛逆され、その後手足がないため動けない少年を人喰い少年が育てるハートフルロードムービーがこの世に出てないことがいちばんの問題だと思うんですが私
March 30, 2025 at 11:56 AM