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#最後の一文の衝撃が忘れられない小説 ってタグを作ってみる

ガルシア=マルケス『百年の孤独』
ソルジェニーツィン『イワン・デニーソヴィチの一日』
ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』
ウルフ『灯台へ』
コルタサル『南部高速道路』
ボルヘス『裏切り者と英雄のテーマ』『アステリオーンの家』
リー『アラバマ物語』
ヴォルテール『カンディード』
ヴォネガット『猫のゆりかご』
ってかヘミングウェイって、意識の流れみたいなモダニズムの手法も取り入れてたんだな

従属節すらほぼ使わない、ストレートで硬派な文体で有名だから
手法においても、"飾り気"を徹底的に排除してくスタンスなんだろうなと勝手に思ってたけど

でも考えてみたら、デビューが『ユリシーズ』と『荒地』の出版の翌年だし、
『移動祝祭日』で書いてるように、ずっとそういう前衛勢とつるんでたわけだし、そりゃ影響受けるか

学生のころに一二冊読んであまりしっくりこなかったから、それ以来ノータッチだったけど、もう一冊くらい今度読んでみよっかな
November 10, 2025 at 2:36 PM
せっかく(?) 離婚したので、しばらく本気で文学と向き合おうと思います!

とりあえず短編読み読み強化月間
November 8, 2025 at 1:03 PM
ブルースカイのアイコンが変わったことで、自分がSNSをやっていたのを突然思い出した
November 3, 2025 at 11:30 AM
GPT-5、リリース日から無料でも使えるだと…?
August 7, 2025 at 5:22 PM
Reposted by テラント
アイロニー自体は権力への批判や反差別などでも力を発揮する武器なのであって冷笑と皮肉を同一にみなして没収することはかなり問題を感じる、アイロニーが不正義とか問題の現状追認に用いられるようなケースを冷笑的とみなして脱却をはかるほうがよいのでは
July 29, 2025 at 10:42 AM
ノーランさん、女性観もなかなかでした

最初の10本の監督作品に登場する女性キャラの4タイプ(9割が1か2に該当)↓

1. 主役・準主役の男(原則は夫、時に悪役)に殺される女
2. 主役・準主役の男(原則は夫)の過失・判断ミスのせいで死ぬ女
3. 年上の男の教えと導きのもと素質を開花させる、でも終始全く状況を把握できてない女子(インセプション)
4. アン・ハサウェイ
ノーランさん、人種に関しても批判されがちだから、『オデュッセイア』がどういう配役になるかは興味津々

たしか『TENET』までの全作品の主要キャストが、脇役を演じた渡辺謙とモーガン・フリーマン以外は一人残らず白人で

批判をうけて、『TENET』では主人公を黒人にしてみたものの、
蓋を開ければ、「賢い白人男性の教えと導きなしには(ほぼ文字通り)右も左もわからない無知な黒人男性」という前時代的なトロープ

今回は、ゼンデイヤ、ルピタ、ヒメーシュ・パテルなど、黒人/アジア人の俳優もたくさん発表されてるけど
影響力莫大な監督だし、今度こそステレオタイプに陥っていない配役になることを願います
July 29, 2025 at 3:15 PM
ノーランさん、人種に関しても批判されがちだから、『オデュッセイア』がどういう配役になるかは興味津々

たしか『TENET』までの全作品の主要キャストが、脇役を演じた渡辺謙とモーガン・フリーマン以外は一人残らず白人で

批判をうけて、『TENET』では主人公を黒人にしてみたものの、
蓋を開ければ、「賢い白人男性の教えと導きなしには(ほぼ文字通り)右も左もわからない無知な黒人男性」という前時代的なトロープ

今回は、ゼンデイヤ、ルピタ、ヒメーシュ・パテルなど、黒人/アジア人の俳優もたくさん発表されてるけど
影響力莫大な監督だし、今度こそステレオタイプに陥っていない配役になることを願います
July 29, 2025 at 3:13 PM
そうだったのか、いち原作ファンとして悲しい…
ノーランさん、自分のゲイジュツ的なビジョン以外は、すべて視野外だからな…

CGを使わないポリシーとか、カッコいいけどさ
その自分ひとりの美学のために、『ダンケルク』『オッペンハイマー』みたいに爆発が多い作品でもリアル火薬を使うのとか、キャスト/スタントが負うリスクと環境負荷を増やしてるだけだし

『インターステラー』で、主人公の車があの広大な農場の穀物をなぎ倒しながら横切る画を撮るために、敢えてあれだけの量のトウモロコシを植えさせるのとかも

『メメント』みたいに、低予算でめちゃくちゃ斬新な映画作ってた頃のほうが芸術家としてカッコよかったな
先ほど教えていただいたのだけれど、ノーラン版『オデュッセイア』、モロッコが占領・実効支配している西サハラのダフラで撮影をしているそうで、とても悲しく、心の底からがっかりしている。撮影が占領を正当化・常態化することに加担する行為になってしまう。国際法に反するという点でも、芸術を作るうえでの倫理の点からも本当に悲しい
spsrasd.info/en/2025/07/2...
en.hespress.com/116014-chris...
Sahrawi Government condemns attempt to film in occupied Dakhla, deems it violation of international law and cultural ethics | Sahara Press Service (SPS)
Shaheed El Hafed, July 20, 2025 (SPS) - The Sahrawi Government has condemned an attempt to film a cinematic work in occupied Dakhla, considering it a violation of international legitimacy and the ethi...
spsrasd.info
July 29, 2025 at 12:07 PM
ドナルド・バーセルミの、弟たち(スティーブン・バーセルミ、フレデリック・バーセルミ、ピーター・バーセルミ)もみんなフィクション作家なとことか、父親の名前もドナルド・バーセルミなとことか、そういうポストモダンを地で行ってる感じが好き
July 29, 2025 at 9:41 AM
>RP
バトラー作品、先週がはじめましてだったんだけど

短編一篇(『Speech Sounds』)だけでここまでの好印象を植え付けられたの、マイ読書歴で5回目くらいかも

もっと読まなきゃな
July 29, 2025 at 9:14 AM
Reposted by テラント
新作の翻訳が止まってしまったのでバトラーを盛り上げたい!「血を分けた子ども」と「キンドレッド」でオクテイヴィア・E・バトラーは私の最重要作家になった訳です。前者は人類の男性が異星人の子を産む世界を描いた表題作、過激な自傷行為を起こしてしまう病が蔓延した「夕方と、朝と、夜と」異星人に拉致された過去を持つ女性の物語「恩赦」他、作家志望者に向けた素晴らしいエッセイを収録した短編集。後者は現代の黒人女性が奴隷制時代のアメリカ南部へ繰り返しタイムスリップしてしまう長編。ちょっとこれは凄いですよ。
July 24, 2025 at 2:53 PM
人気度とキャリアの長さの割には、ポール・オースターの小説が滅多に映画化されないのってなんでなんだろ?

ポストモダン勢のなかでは、プロットもドラマもキャラもハッキリしてるほうだし、どんでん返しも濡れ場もあるし、会話も多いし

銀幕映えしない文学的考察とかも入るけど、それでも撮りたがる監督たくさんいそうなのにな

NY三部作の『鍵のかかった部屋』なんて、ほぼ中期デイヴィッド・リンチじゃん
July 28, 2025 at 1:31 PM
『二十日鼠と人間』のほうが『アルジャーノンに花束を』よりも『アルジャーノンに花束を』っぽいタイトルしてるよね
July 28, 2025 at 10:21 AM
Reposted by テラント
「政治的発言よりも、作品で語りたいと思います、創作は常に政治に優先するので…」みたいな姿勢が、日本のクリエイター業界では一般的なのかなと思うが、自分の創作や仕事が現実の世の中を多少マシにするための言動や行動("政治的発言"含む)よりも上位だとほんとに思ってるなら、スゴイっすねというか、皆さんそこまでご大層なものをお作りになってらっしゃるのでしょうか…?などとよろしくないことも口から出かける。デヴィッド・リンチとかが言うならともかく…(なおデヴィッド・リンチは政治的な発言もガンガンしていた)
July 20, 2025 at 4:03 AM
これはほんと貴重なアドバイス

ムシャクシャにはムシャムシャ
モヤモヤにはモグモグ
開票は逃げないので、あんまり暗い気分になる人はネット切って美味しいもの食べたほうがいいですよ。
July 20, 2025 at 1:55 PM
AC/DCのTシャツ着てTBSラジオの開票特番に出てる武田砂鉄さんに清き一票
July 20, 2025 at 12:25 PM
次の半年、政界地図がだいぶ複雑化しそうだな…
July 20, 2025 at 11:18 AM
【朗報】 短編集は、収録作品を一篇でも読んでいれば積ん読にカウントされないらしい
July 19, 2025 at 1:06 PM
Audibleさん、「大衆小説」ってそういう意味ではないのでは
July 19, 2025 at 9:24 AM
Reposted by テラント
問題は誰でも差別心はあるのだから、それを抑えるべく倫理を練り上げなければいけないところを、「差別主義者はクズ!」と切断処理したことではないか。己も含めて克己しようというのではなく、他者を殴る道具として「差別主義者」と呼んでいただけではなかったか。
July 15, 2025 at 12:40 AM
それ以降、パブロフ博士はベルの音を聞くたびに、無性に犬に餌をやりたくなるのだった。
July 18, 2025 at 8:10 AM
【裏技】

ネトフリとかで海外ホラー映画を観てて、ちょっと怖すぎるな、って時は

音声をスペイン語に切り替えると、なぜか怖さが3割減になります
(字幕は日本語のまま)

スペイン語の作品の場合は、うーん、頑張って耐えましょう
July 17, 2025 at 2:28 PM
でも単純に、新人〜中堅作家の、短編〜中編小説を対象とする芥川賞が、"純文学"の看板を掲げてるのはとても残念…

だって、たとえばみんなの「名詞がわりの小説10選」のうち、新人/中堅時代に書かれた短編/中編、何作ありますか?

あるいは、好きな小説家トップテンのうち、この人のナンバーワン作品は、初期/中期の短編/中編ですって小説家、何名いますか?

『異邦人』『ペドロ・パラモ』のような、該当しうる例も勿論あるけど、割合的には小さいし

その年に刊行された、最も優れた/面白い小説が——より多くの人が"純文学"にハマるきっかけになりうる作品が——注目を集める確率を、純文学界が自ら激減させてる気が
July 17, 2025 at 1:06 PM
古川日出男の作品、まだノータッチなんですが、絶対好きだよと何回か言われてまして
(南米文学+言語偏愛+社会派(?)+実験的、みたいな理由だった気が)

お試しに最適な作品、どなたかオススメがあったらありがたいです…!

読書スタミナは、まだ頑張って取り戻している最中なので、そんな長くないと嬉しい
July 17, 2025 at 12:15 PM
これ系で一番乙なのは、アウグスト・モンテローソのこの短編集

表題作が『Obras completas (=全集)』って短編だから

デビュー短編集なのに、なぜかタイトルが
『全集 (及び その他短編)』
July 16, 2025 at 12:44 PM