第一次投票最終日🗳️ 参加しました🙌
今回の対象は2024年に出版された作品だけど、今年出版された作品でこれは! というものとすでに出会えたので、来年の投票もぜひ参加したいです
第一次投票最終日🗳️ 参加しました🙌
今回の対象は2024年に出版された作品だけど、今年出版された作品でこれは! というものとすでに出会えたので、来年の投票もぜひ参加したいです
訳 長野徹
品切れ絶版のこちらもなんとか探して読了。
作品の本文に関しては、川端則子訳(岩波少年文庫)と比べても大きな違いはないように感じられた。注釈の置き方や詩歌の訳出で好みが分かれるかもしれない。スタンスの違いがいちばん現れていたのは巻末の解説で、年若い読者への愛情を綴った手紙と、ブッツァーティのファンへ向けた読書案内、それぞれ特色がありどちらもよかった。
訳 長野徹
品切れ絶版のこちらもなんとか探して読了。
作品の本文に関しては、川端則子訳(岩波少年文庫)と比べても大きな違いはないように感じられた。注釈の置き方や詩歌の訳出で好みが分かれるかもしれない。スタンスの違いがいちばん現れていたのは巻末の解説で、年若い読者への愛情を綴った手紙と、ブッツァーティのファンへ向けた読書案内、それぞれ特色がありどちらもよかった。
#書物復権 実施要領のこれ! ここ!! これを伝えるために毎年応募しています
store.kinokuniya.co.jp/event/fukken...
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訳 齋藤可津子
Panorama by Lilia Hassaine
#読書 #読了
好みの色づかいの、奇妙な装画に惹かれて手に取った。(装画:トウナミ/装幀:大原由衣)
作者のかかえるさまざまな問題意識が自然と伝わってくる文章で、読み慣れないジャンルながらつまずくことなく最後まで楽しめた。SF・ミステリ風の寓話と受け取ったが、読んだタイミングが良くなかったかもしれない。
毎日、現実世界の秩序が暴力的なやり方で切り崩されてゆく一方で、この作品に描かれた事件は主人公の視点のみでコンパクトにまとめられていて、かえって即興的なエンタメのように感じられた。
再読。好みのキャラクターは出てこないのにはじめからおわりまで大好きな物語。個人的に、アイルランドとイギリスとイタリアが重なって輪郭がぼやけたような、不思議な世界観が心地よい。夜の森で音を数える話、毛虫の最期、フクロウの裁判、カササギの弟と大佐の関係、風と大佐の別離がとくに好き。
悪だくみがあっさり砕かれたり、すれ違いが悲劇を招いたりする、誰もがなにかに振り回される展開を、物語の外の安全圏から眺めるというのは、読書の愉しみのひとつだと思う。
再読。好みのキャラクターは出てこないのにはじめからおわりまで大好きな物語。個人的に、アイルランドとイギリスとイタリアが重なって輪郭がぼやけたような、不思議な世界観が心地よい。夜の森で音を数える話、毛虫の最期、フクロウの裁判、カササギの弟と大佐の関係、風と大佐の別離がとくに好き。
悪だくみがあっさり砕かれたり、すれ違いが悲劇を招いたりする、誰もがなにかに振り回される展開を、物語の外の安全圏から眺めるというのは、読書の愉しみのひとつだと思う。
次は『古森のひみつ』を読もうと思います。
月末には、書影が出る前から駆け足で予約したガブリエル・ガルシア=マルケスの文庫版『族長の秋』が届くはず📚📚📚
次は『古森のひみつ』を読もうと思います。
月末には、書影が出る前から駆け足で予約したガブリエル・ガルシア=マルケスの文庫版『族長の秋』が届くはず📚📚📚
#読書 #読了 #青空読書部
書店の動物学の棚で異彩を放つ質感の変形版、キツネとスズメの章が読みたくて手に取った1冊。雪景色の表紙と新緑の裏表紙の対比がかわいらしい。
学者による14の短いエッセイをまとめたもので、わからない単語は参考書と用語集にあたりながら読んだ。もとは40年以上前に書かれた文章のため、当然隔たりを感じる部分もある。「種の輪郭」という章は、複雑な内容が平易な言葉で説かれていて興味深かった。また、カワウソとクマに関するエピソードでは、ひとが野生動物にいだく希望と罪悪感とを垣間見ていたたまれない思いがした。
各々譲れない事情をかかえた3人の子どもたちが、衝突しながらも力を合わせて事件に挑む冒険ミステリー。
顔を合わせている間ずっとケンカばかりで、共通の謎と目的に対しても多事多難の展開が続くなか、全員がいらだち、怯え、失敗を重ねながら行動を続ける。ひたむきに頑張ろうとする姿が格好いい。
357ページ、最後の一文から始まる段落が感動的で、揺るぎない温もりと励ましを感じてうれしくなった。
ヤロー・タウンゼンド『葉っぱの地図』(小学館)
訳 井上里
'THE MAP OF LEAVES' by Yarrow Townsend
#読書 #読了 #青空読書部 #児童文学
ネタバレを含む感想は別のページに載せました
sizu.me/pjmwaqs/post...
『エジプト人 シヌへ』下巻
著者 ミカ・ヴァルタリ
訳者 セルボ貴子
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『エジプト人 シヌへ』下巻
著者 ミカ・ヴァルタリ
訳者 セルボ貴子
『エジプト人 シヌへ』上巻
著者 ミカ・ヴァルタリ
訳者 セルボ貴子
『エジプト人 シヌへ』上巻
著者 ミカ・ヴァルタリ
訳者 セルボ貴子
訳 管啓次郎
#読書 #読了 #青空読書部 #Booksky
地図帳と地図アプリを活用しながら読み進めたが、歴史的背景から予想したように苦い読書体験となった。
西欧諸国が最後に到達した地域・人々・社会・文化への共感を描くと同時に、侵略者たちへの強い憤りと糾弾がくり返される。紀行文と詩を混ぜたような作品。
メラネシアで語り継がれる民話と、侵略者による凄惨な破壊・略奪・虐殺の歴史、著者が出会った人々から聞いた体験談が交互に織られるなかで、さまざまな作品が紹介されるので、読書案内としても読み応えがあると感じた。
今年のステッカーも四角い〜 災害義援金や人道危機救援金などの寄付もとても大切ですが、こちらは支援者が楽しみながら参加できる企画だと思います 来年もぜひ応援したいです
#ブックサンタ
booksanta.charity-santa.com
今年のステッカーも四角い〜 災害義援金や人道危機救援金などの寄付もとても大切ですが、こちらは支援者が楽しみながら参加できる企画だと思います 来年もぜひ応援したいです
#ブックサンタ
booksanta.charity-santa.com
訳 伊達朱実
#読了 #青空読書部 #Booksky
まず書籍そのもののデザインがすばらしくてもう1冊買いたいくらい。サラサラでざらざらの特殊紙、タイトルのフォントもピクトグラムのようで楽しいし、背文字まで繊細な箔押し、装画も詩的で美しく、深緑色のつややかなスピン、カバーを外せば花布や見返しと似たトーンの特色インキの総柄。おしゃれで嬉しくなる。
物語もとてもよかった。第一部はお父さんの話、第二部はお爺さんの話。早い段階で予感が確信に変わるので、かえって道中の景色を気ままに楽しめる。長く厳しい冬と地続きの微細な春のかけらが随所に感じられた。
訳 鼓直
#読了 #Booksky 📚💙
集中して読み進めたので4日間の孤独だった。全体の印象も好きな場面も以前とは変わって、再読のよさを実感した。今回は257ページの電信のやりとりが沁みた。でも「孤独かなあ…孤独なのかも、いやこんな鮮やかで騒々しい孤独ある? そもそも孤独とは?」という点は変わらずぐるぐる楽しめた。
I think this is the best-selling book in Japan this year.
"One Hundred Years of Solitude" by Gabriel García Márquez
ついでに文庫を1冊購入、ふたば書房さんにも寄ってこちらでも1冊購入
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