まわってまわってまわってまわって参ります
まわってまわってまわってまわって参ります
ダーウィンやドーキンスやグールドに比べても微妙に知名度が低いかもだが、アリの研究から「社会生物学」を発展させた、20世紀屈指の生物学者エド・ウィルソンの人生を綴る一冊。
「物理学以外の科学は、ただの切手収集だ」などという乱暴な格言もあるが、ウィルソンは「切手収集ナメてんじゃねーぞ」と言いながら(いや言ってないがそういう気概で)アリという特定の分類群の研究を深め、領域ごと格上げに挑んだ。生物学を学ぶ営みのアツさに満ちた本。
(著者は『エネルギー400年史』等のリチャード・ローズで、名ジャーナリストらしい精緻な書きっぷりで読み応えある)
ダーウィンやドーキンスやグールドに比べても微妙に知名度が低いかもだが、アリの研究から「社会生物学」を発展させた、20世紀屈指の生物学者エド・ウィルソンの人生を綴る一冊。
「物理学以外の科学は、ただの切手収集だ」などという乱暴な格言もあるが、ウィルソンは「切手収集ナメてんじゃねーぞ」と言いながら(いや言ってないがそういう気概で)アリという特定の分類群の研究を深め、領域ごと格上げに挑んだ。生物学を学ぶ営みのアツさに満ちた本。
(著者は『エネルギー400年史』等のリチャード・ローズで、名ジャーナリストらしい精緻な書きっぷりで読み応えある)
ええ……生きてたの?
ええ……生きてたの?
すげえな、白黒だから余計にド迫力というか、歴史を感じるかもしれない。
芹沢博士が不憫だぜ……
すげえな、白黒だから余計にド迫力というか、歴史を感じるかもしれない。
芹沢博士が不憫だぜ……
タイトル面白そうで電子で買って積んでたが読破。
ネットどころかPCもスマホもない19世紀に「インターネット」があった…!?という話で、その正体を言っちゃうと「電信」なのだが、電気と符号を用いて遠距離かつ即座のコミュニケーションを可能にする巨大な「ネットワーク」を築いたという意味で、たしかにインターネットの本質との相似が多くて面白い。
ネット恋愛(?)も盛り上がり、逆に駆け落ちした男女が、電信で先回りした実家に結婚を阻まれた、という事件もあったらしく、世間が「電信は恋愛の敵」みたいなムードになったという話とか笑う。ヴィクトリア朝時代の「SNSやめろ」
タイトル面白そうで電子で買って積んでたが読破。
ネットどころかPCもスマホもない19世紀に「インターネット」があった…!?という話で、その正体を言っちゃうと「電信」なのだが、電気と符号を用いて遠距離かつ即座のコミュニケーションを可能にする巨大な「ネットワーク」を築いたという意味で、たしかにインターネットの本質との相似が多くて面白い。
ネット恋愛(?)も盛り上がり、逆に駆け落ちした男女が、電信で先回りした実家に結婚を阻まれた、という事件もあったらしく、世間が「電信は恋愛の敵」みたいなムードになったという話とか笑う。ヴィクトリア朝時代の「SNSやめろ」
日本人初「ダガー賞」王谷晶 母からの衝撃の一言は「30歳で会社員になるなんて夢みたいなことを言わず…」氷河期の女性作家が欧州で人気な理由
fujinkoron.jp/articles/-/1...
日本人初「ダガー賞」王谷晶 母からの衝撃の一言は「30歳で会社員になるなんて夢みたいなことを言わず…」氷河期の女性作家が欧州で人気な理由
fujinkoron.jp/articles/-/1...
www.pixiv.net/artworks/137...
www.pixiv.net/artworks/137...
「進め!ゴレンジャー」と「赤鼻のトナカイ」
「どんぐりころころ」と「あゝ人生に涙あり(水戸黄門OP)」
は曲と詞を逆転させても歌える。
「進め!ゴレンジャー」と「赤鼻のトナカイ」
「どんぐりころころ」と「あゝ人生に涙あり(水戸黄門OP)」
は曲と詞を逆転させても歌える。
「灰などアルカリ成分で洗濯する」というのはヨーロッパに限らず中国でも日本でもあった生活文化です。そこから獣脂をたくさん使う文明が石鹸の発明を行ったのは、珍しくないことでした。
ガリア人が発明した石鹸は、ローマ文明の風呂文化で開花し、中世ヨーロッパでも普通に広まっていったのです。
「灰などアルカリ成分で洗濯する」というのはヨーロッパに限らず中国でも日本でもあった生活文化です。そこから獣脂をたくさん使う文明が石鹸の発明を行ったのは、珍しくないことでした。
ガリア人が発明した石鹸は、ローマ文明の風呂文化で開花し、中世ヨーロッパでも普通に広まっていったのです。
古代ギリシャの饗宴「シュンポシオン」が平等な者たちが集う場所だった(女性は参加できなかったけど)のと対照的に、コンウィウィウムは富の見せびらかしと権力のマウンティングの場で、現代の酔っぱらいが行って楽しい場ではない、どころか当時のローマの文筆家のほぼ全員(ホラティウスが数少ない例外だったらしい)から忌み嫌われていたという。ボロカスに言いながらも一応出席はしていたようで、おかげで当時の様子が図解にできるくらい非常にくわしく残っている。もはや宴なのか?と言いたくなる絵面ではあるが…
古代ギリシャの饗宴「シュンポシオン」が平等な者たちが集う場所だった(女性は参加できなかったけど)のと対照的に、コンウィウィウムは富の見せびらかしと権力のマウンティングの場で、現代の酔っぱらいが行って楽しい場ではない、どころか当時のローマの文筆家のほぼ全員(ホラティウスが数少ない例外だったらしい)から忌み嫌われていたという。ボロカスに言いながらも一応出席はしていたようで、おかげで当時の様子が図解にできるくらい非常にくわしく残っている。もはや宴なのか?と言いたくなる絵面ではあるが…
基本的に酔っぱらいが嫌い(大抵の人はシラフの状態の方が面白いと思う)なので、酔っぱらいの歴史など興味ない…と思いきや、著者のフォーサイス氏の皮肉でユーモラスな書き振りがめちゃ面白く、楽しく読めた。
国境や時代を超えて人類文明にあまねく存在し、人々を酔っぱらわせてきた奇妙な液体「酒」が、人間にどんな混沌や破滅、時に思いがけない進歩をもたらしてきたかを綴る。
先史時代、シュメールや古代エジプト、ギリシャ、ローマ、アステカ、ヴァイキング、ロシア、開拓時代や禁酒法時代のアメリカ…。
忘年会シーズンで酒と酔っぱらいにうんざりした時は、世界史を俯瞰してみるのも良いかもしれない。
基本的に酔っぱらいが嫌い(大抵の人はシラフの状態の方が面白いと思う)なので、酔っぱらいの歴史など興味ない…と思いきや、著者のフォーサイス氏の皮肉でユーモラスな書き振りがめちゃ面白く、楽しく読めた。
国境や時代を超えて人類文明にあまねく存在し、人々を酔っぱらわせてきた奇妙な液体「酒」が、人間にどんな混沌や破滅、時に思いがけない進歩をもたらしてきたかを綴る。
先史時代、シュメールや古代エジプト、ギリシャ、ローマ、アステカ、ヴァイキング、ロシア、開拓時代や禁酒法時代のアメリカ…。
忘年会シーズンで酒と酔っぱらいにうんざりした時は、世界史を俯瞰してみるのも良いかもしれない。
「ニュースは正確に伝えましょう。 でないと、すっごく大変なことになります。これは、とても大切なことです」
「ニュースは正確に伝えましょう。 でないと、すっごく大変なことになります。これは、とても大切なことです」
「ガーンだな……」
お姉さん「コロッケ6ヶ下さい」
肉屋「あ」「それ、”け”じゃなくて”こ”て読むんですよ」「"箇"の異字体」
「ガーンだな……」
お姉さん「コロッケ6ヶ下さい」
肉屋「あ」「それ、”け”じゃなくて”こ”て読むんですよ」「"箇"の異字体」
・黒物家電を売るから
・黒字になるから
・ごった返してウザいから
(気持ちが黒くなる)
色々あるらしい。そもそもブラックフライデー自体を黒と呼び出したこと自体が奇習なんだろうな。
・黒物家電を売るから
・黒字になるから
・ごった返してウザいから
(気持ちが黒くなる)
色々あるらしい。そもそもブラックフライデー自体を黒と呼び出したこと自体が奇習なんだろうな。