金憂
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金憂
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もし自分が海外在住だったら、恥ずかしくてとても外を出歩けないですね……。
目に見える形の暴力行為は目にしない代わりに誰も声を上げて抵抗することもなく、静かに自由が制限されていくのではという薄ら寒さがありますね。
スパイ防止法や緊急事態条項が通ってしまったらまっしぐらなんでしょう。
毎日吐きそうですが、米国では遥かに苦しい思いをして毎日を過ごしている方達が居るんだという事を想像して耐え忍んでいます。
今日ほど日本人である事を恥に感じた日はないですね……。
サナエったら「トランプさんこそノーベル平和賞」とかおべっかつかったんだな🤮🤮🤮 USAのメディには、サナエが露骨にトランプを歓迎し音を立てて変わりつつある世界情勢とパラダイムシフトの中で、ジャパンの立ち位置が鮮明になったふうなことが書かれておるわ。

#世界の真ん中で咲き誇るサナエ外交
マクロ経済の定義では株式の購入は投資ではなく貯蓄として扱われる。
株式市場が過熱しているというといかにも景気よく聞こえるが、貯蓄欲が高まっていると表現すると肌感覚との乖離が少なくなるかもしれない。

とりわけ現在の環境下では、IPOを除けば新株発行による資金調達はほぼ行われておらず、むしろ自社株買いの額が調達額を何倍も上回る状態が常態化している。実質的に株価指数は純貯蓄欲の指標と見てよい。

対照的に、実体経済の開発が旺盛な国では経済成長率の割に株式のパフォーマンスが先進国と比べて冴えない傾向にある。これは株式を通した純貯蓄ではなく、実体経済への投資を選好する傾向が現れているものと思われる。
株価がどんだけ高くなっても、庶民の生活感は変わらず苦しいんだよな。ニュースはそこんとこ掘り下げてくれ。株価が高くなっても生活が苦しいのは何故か。株価で景気を判断すること自体が間違いなのではないかと。
ピーター・ターチンの指摘によれば、ポピュリスト台頭の歴史的要因はエリート過剰生産と大衆の貧困化にあるという。
この2つの条件が揃っていなければポピュリストが力を持つことはないとも。

そして、そうした状況に至る根本的な原因はエリート層が大衆から富を吸い上げる構造にあり、ポピュリストの出現はあくまで結果でしかないという。
仮にポピュリストに一時的に対処出来たとしても、支配的エリートが富のポンプを停止させる事に合意しない限り危機を先送りにしただけに過ぎないと。

しかし支配層が自ら既得権益を手放す事など通常は無いので、社会の崩壊の回避に成功した例は非常に稀であるとの事。

まあ世知辛いですね。
主流派政治家が統治する同等の経済規模の国と比較して平均で10%低くなっていたと言う。
論文の著者らは、ポピュリスト政治は経済崩壊、マクロ経済的な不安定化、様々な制度や機関の弱体化とセットである事が多いと論じている。
ただこの論文のもう一つ興味深い発見によれば、その経済的コストにも関わらずポピュリスト政治家は権力の座にしがみつく能力が高く、一般的な政権の平均寿命は4年であるのに対してポピュリスト政権の平均寿命は8年だった。

しかしアルゼンチンを見れば分かるように、ポピュリスト政治によって経済が破綻しようがしまいが、その重い代償を払うのは国民なのだという話。 2/2
色んな恐ろしい出来事があったけれど、アメリカも自由民主主義もこれで前を向いて進むのだろうと胸に希望を抱いたあの日を、昨日のことのように思い出します。
x.com/ISHIZUKA_R/s...
アベノミクスを批判するのは尤もだし私も常々批判しているけれども、事実に基づいた批判をして欲しいと本当にいつも思う。

まあ(主流派)経済学という学問自体がアレで誤解を生む上、金融オペレーションや議論の変遷をざっくりとでも把握するのはなかなかハードルが高いので致し方ないところはあるが、少なくとも統計や時系列を遡ればすぐに誤りだと分かる情報を元に的外れな批判をするのは勘弁して欲しい。

アベノミクスが積極財政だった(=安倍の放漫財政で膨れ上がった借金を返す為に歳出削減や増税が必要だ)等というデマが拡散されて苦しむのは歳出削減で干上がっている弱者なので。
やっぱ株やってると、多かれ少なかれお金や人生に対して全能感めいたものが湧いてくるのかなあと思う。
非常に危なっかしい錯覚で、大変よろしくない。
アベノミクスに関しては、肯定的な評価も否定的な評価も大抵的外れなのが何とももどかしいですね。

黒田日銀によるQQEやマイナス金利政策、ETF買い、YCCといった頓珍漢な非伝統金融政策ばかりが評価の焦点となりがちで、肝心の財政政策が初年度を除けば総じて緊縮傾向だったという点は置いてけぼりにされがち。

個人的には、世界金融危機や東日本大震災で受けた傷から立ち直る為の重要な期間を無意味な金融政策と緊縮財政で棒に振った上、財政政策についての議論を拡散させてしまうなど、経済運営においても非常に罪深い事をしたという評価。

NISA制度で貯蓄から投資への流れを定着させたのも致命的。
まさにその延長線上の話なんだけど、アベノミクスの総括というか功罪をしっかりやらないと、今後ひどい事になりそうな気がひしひしとするのは私だけか。
今早急にインフレ対策が必要だ、円安も問題だと言われながらも、またやたらアベノミクスを持ち上げる論調が増えた気がして怖いんだけどー。
Reposted by 金憂
平成ジャンプして今や令和だというのに未だ土光臨調路線を有難がる世論というのは甚だ不思議です。
質素倹約メザシが主菜の晩御飯を食べてるシーンなんて「国民大衆向けの演出」だったとバラされてるのに。
伝統的な道徳や習慣は相当身体性を持っていて、美徳を穢す行為には本能的なレベルで忌避感を覚える事を思うと、本能的な感覚と公共善は決して食い合わせが悪いものでもないと思うんですよね。

反対に、現代の社会正義は各々の理性や法やルールの域に留まっていて、今ひとつ奥深くまで落とし込まれていないところが自分の中や他者との間に摩擦が生じる原因になるのかなと。

もっとも、古くからの風習もやがて形骸化したり失われたりしますし、元々の理念を失ってただの悪しき伝統として形を残してしまう事も多いので、より善い形で存続させたり受け継いでいく為には十分に理性を必要とするのがこれまた難しいですね。
とても膝を打つ表現と思います。>「楕円」

理性と本能が交錯し続けている昨今ですが、共通項はあるものと思います。

あまり上手く説明出来ませんが、理性に身体性を持たせるというか、本能的な価値と結びつけられるかが大事なんだろうなと考えています。
元ポストとは矛盾するような事を言うのですが、私は正しさを追求した結果、共同体を壊すような事になっては元も子もないし、その結果共通善が失われる事があってはならないというのが元々の立場で、今もそういう考えは強いです。

そのポストの引用でも触れましたが、あらゆる差別反対しているつもりの方でも、無自覚に差別・搾取構造を擁護してしまっている例は珍しくないわけですから(やけにネオリベや主流派経済学に親和的だったり、緊縮に拘泥する方よく居ますよね)

結局誰もが不完全であるし、多くの人はそれほど理性的ではないという事を認めた上で向き合うべきではという考えもあり(自戒含む)、相反する考えで揺れ動いています。
Reposted by 金憂
適当に作った造語だけどurchinized って割と色々面白いなとは思う。古くは分断して統治せよ、って話もあったけども分断ともちょっと違う。

左派的メッセージや正統派の右派的メッセージが今ひとつ劣勢なのは伝統的なそうした政治的思想が「共通善」のようなものを前提にしていて、互いに矛盾したメッセージを作りづらいという事があるんじゃないかな。
自由民主主義体制や戦後の世界秩序を象徴する建造物が、下品極まる独裁者に勝手にぶっ壊されて醜く作り変えられている光景は衝撃的というか、とても正視に堪えないものがある……。
This is insane.

“It won’t interfere with the current building. It’ll be near it but not touching it — and pays total respect to the existing building, which I’m the biggest fan of," Trump said in July. “It’s my favorite. It’s my favorite place. I love it.”

www.washingtonpost.com/politics/202...
少なくとも、線引きを正当化し始めた時点で新自由主義を非難する論拠は失われてしまう。
自分だけが線の内側に入っていればそれで良いって考えじゃ、連中と何ら変わらない訳で。
人権や差別よりもまずは生活や経済格差の是正が先だろって人は反緊縮界隈には非常に多かったが、その問題の根本が人権の不尊重と差別であるという事を捉え損なっている上、無自覚に「線引き」に加わってしまっているという。
逆に、人権の遵守、あらゆる差別の反対を掲げていても、主流派的な緊縮思考や新自由主義的な見解を堅持してしまっていたら、それもまた「線引き」の形態の一つとなってしまう。
natalie.mu/music/news/6...
「そもそも人権の尊重に、『線引き』などあってはならないはずです。『こっちの人権は大切だが、あっちの人権はどうでもいい』といった『線引き』をいったん許容してしまった社会は、ほぼ必然的に、既得権益をより持つ側に都合が良いよう、その『線』をなんだかんだと理由をつけては引き直し続け、いずれ遠からず、あなたや私の人権をも、軽視し、踏みにじり始めるでしょう。そして、そうなってからではもう、元に戻すことは難しい」

個人的にこれは本当によく思う事で、経済問題も人権や差別、不平等の問題として考えた方が良いと思っている。
宇多丸、蔓延する差別を断固として否定 - 音楽ナタリー
本日10月17日に東京・新宿駅東南口広場で開催された街頭宣伝「デマと差別が蔓延する社会を許しません街宣Vol.2」にラッパーの宇多丸(RHYMESTER)が寄せたメッセージが全文公開された。
natalie.mu
natalie.mu/music/news/6...
「そもそも人権の尊重に、『線引き』などあってはならないはずです。『こっちの人権は大切だが、あっちの人権はどうでもいい』といった『線引き』をいったん許容してしまった社会は、ほぼ必然的に、既得権益をより持つ側に都合が良いよう、その『線』をなんだかんだと理由をつけては引き直し続け、いずれ遠からず、あなたや私の人権をも、軽視し、踏みにじり始めるでしょう。そして、そうなってからではもう、元に戻すことは難しい」

個人的にこれは本当によく思う事で、経済問題も人権や差別、不平等の問題として考えた方が良いと思っている。
宇多丸、蔓延する差別を断固として否定 - 音楽ナタリー
本日10月17日に東京・新宿駅東南口広場で開催された街頭宣伝「デマと差別が蔓延する社会を許しません街宣Vol.2」にラッパーの宇多丸(RHYMESTER)が寄せたメッセージが全文公開された。
natalie.mu
普遍的な価値観や理念を相対化するような言説(例えば新古典派経済学の理論ではしばしば人道に反した帰結が導かれる)については、その発信者が例えどれほど碩学で権威ある人物で尤もらしい御託を並べていたとしても決して無批判に受け入れるべきではないという事が言いたかった感じですね。
そういった領域ではない見解に関しては、基本的に専門家の意見を信用します。
自分は学生時代ずっと「落ちこぼれ」だから、自分よりも勉強している者を基本的に信用するしかないんだけど、難しいなぁ…
こういう「超名門大学の有名教授に喧嘩を売るとは馬鹿じゃないか」なんて思考の持ち主が、主流派経済学に権威を与え続けているんでしょうね。
結局、記事でご指摘された懸念はそっくりそのまま的中してしまった訳ですが、その時に冷笑されていた方々はやはり主流派経済学の信奉者と同じく都合の悪い現実は無かった事にしているのでしょうね。
この記事、一部界隈にはけっこう響いたみたいです。

「オックスフォード大の哲学科准教授にケンカを売るとはバカじゃないか」とか、「私は効果的な利他主義の研究論文で賞をもらった研究者ですが、この記事の記述は一側面にすぎず……」「いまさら倫理学なんてw」みたいなレスが目立ちました。哲学クラスタからはおおむね冷笑。

そういう反響も含めて、書いて良かった、と思っています。
重要な記事なので今一度再掲

OpenAI内紛劇の背後に「21世紀の優生思想」、EAコミュニティとe/accの危険性
globe.asahi.com/article/1508...
その金と地位を正しく使えば歴史的な偉人として名を残す事だって容易だったでしょうに、本当に愚かしいですね。
これでまたMMTに風評被害が出なければ良いけど、まあ今更な心配か……。