受けの異性装に興味があるし男性ジェンダーのカチッとした服も好きだけど、受けがウエディングドレス着て攻めがタキシードだと「そうではなくて…」になる。寺山修司のモノマネで読んでください。
November 10, 2025 at 2:52 PM
受けの異性装に興味があるし男性ジェンダーのカチッとした服も好きだけど、受けがウエディングドレス着て攻めがタキシードだと「そうではなくて…」になる。寺山修司のモノマネで読んでください。
東京にて。久しぶりに古書ドリスで7冊買う。うち、4冊が寺山修司で、2冊が草森紳一。帰りの新幹線で、『風見鶏がまわるよ、あの日のように』を読む。当たり前だが、素晴らしい。澁澤とか種村はぜんぶ手放してもいいと思うが、寺山だけは手放せない。↓
November 8, 2025 at 5:28 PM
東京にて。久しぶりに古書ドリスで7冊買う。うち、4冊が寺山修司で、2冊が草森紳一。帰りの新幹線で、『風見鶏がまわるよ、あの日のように』を読む。当たり前だが、素晴らしい。澁澤とか種村はぜんぶ手放してもいいと思うが、寺山だけは手放せない。↓
塚本邦雄も寺山修司にはじめて競馬に連れて行かれたとき「平安京特別」とかいうレースだったので、「ミネノアラシ」とか古今集っぽい名前の馬を買ったら当たってそこそこいい配当がついて、ビギナーズラックとはいえ気味悪くなって競馬はやりたくないと言ったらしい
November 9, 2025 at 2:46 AM
塚本邦雄も寺山修司にはじめて競馬に連れて行かれたとき「平安京特別」とかいうレースだったので、「ミネノアラシ」とか古今集っぽい名前の馬を買ったら当たってそこそこいい配当がついて、ビギナーズラックとはいえ気味悪くなって競馬はやりたくないと言ったらしい
十月十九日
日曜日はいつも雨だ。
「手が一本で目が三つ、足が六本のものは何か」
…意味もなく、このなぞなぞをくり返している。
寺山修司の『ヨーロッパ零年』を読んでいたら、こんな日記の記述に出会って、朝から嬉しくなった。もしこのなぞなぞを知らない方がいたら、答えを考えてみてください。↓
日曜日はいつも雨だ。
「手が一本で目が三つ、足が六本のものは何か」
…意味もなく、このなぞなぞをくり返している。
寺山修司の『ヨーロッパ零年』を読んでいたら、こんな日記の記述に出会って、朝から嬉しくなった。もしこのなぞなぞを知らない方がいたら、答えを考えてみてください。↓
November 10, 2025 at 2:26 AM
十月十九日
日曜日はいつも雨だ。
「手が一本で目が三つ、足が六本のものは何か」
…意味もなく、このなぞなぞをくり返している。
寺山修司の『ヨーロッパ零年』を読んでいたら、こんな日記の記述に出会って、朝から嬉しくなった。もしこのなぞなぞを知らない方がいたら、答えを考えてみてください。↓
日曜日はいつも雨だ。
「手が一本で目が三つ、足が六本のものは何か」
…意味もなく、このなぞなぞをくり返している。
寺山修司の『ヨーロッパ零年』を読んでいたら、こんな日記の記述に出会って、朝から嬉しくなった。もしこのなぞなぞを知らない方がいたら、答えを考えてみてください。↓
磯田光一『昭和への鎮魂』読了。
保守の評論家である著者が昭和が終わる時に自身とは反対の左派の思想家達を論じる。
昔の日本の文学評論って難しい。
最初に取り上げるのが蔵原惟人。プロレタリア文学の立役者で階級闘争に寄与するのが文学とした人。
続いて竹内好、小林秀雄を経て花田清輝が出てくる。柳田國男にも触りつつ村上一郎を取り上げ、野坂昭如、寺山修司で少し休んで、片岡啓治の攘夷論。この攘夷論の章が面白かった。
攘夷のための開国ってまさにいま…
最後は戦後文学で締める。
ヘーゲルの弁証法的な考え方が普通にできていた時代と、構造として解体する現代思想を経た時代。分断が進む世界ではもしかしたら…
保守の評論家である著者が昭和が終わる時に自身とは反対の左派の思想家達を論じる。
昔の日本の文学評論って難しい。
最初に取り上げるのが蔵原惟人。プロレタリア文学の立役者で階級闘争に寄与するのが文学とした人。
続いて竹内好、小林秀雄を経て花田清輝が出てくる。柳田國男にも触りつつ村上一郎を取り上げ、野坂昭如、寺山修司で少し休んで、片岡啓治の攘夷論。この攘夷論の章が面白かった。
攘夷のための開国ってまさにいま…
最後は戦後文学で締める。
ヘーゲルの弁証法的な考え方が普通にできていた時代と、構造として解体する現代思想を経た時代。分断が進む世界ではもしかしたら…
October 23, 2025 at 1:29 PM
磯田光一『昭和への鎮魂』読了。
保守の評論家である著者が昭和が終わる時に自身とは反対の左派の思想家達を論じる。
昔の日本の文学評論って難しい。
最初に取り上げるのが蔵原惟人。プロレタリア文学の立役者で階級闘争に寄与するのが文学とした人。
続いて竹内好、小林秀雄を経て花田清輝が出てくる。柳田國男にも触りつつ村上一郎を取り上げ、野坂昭如、寺山修司で少し休んで、片岡啓治の攘夷論。この攘夷論の章が面白かった。
攘夷のための開国ってまさにいま…
最後は戦後文学で締める。
ヘーゲルの弁証法的な考え方が普通にできていた時代と、構造として解体する現代思想を経た時代。分断が進む世界ではもしかしたら…
保守の評論家である著者が昭和が終わる時に自身とは反対の左派の思想家達を論じる。
昔の日本の文学評論って難しい。
最初に取り上げるのが蔵原惟人。プロレタリア文学の立役者で階級闘争に寄与するのが文学とした人。
続いて竹内好、小林秀雄を経て花田清輝が出てくる。柳田國男にも触りつつ村上一郎を取り上げ、野坂昭如、寺山修司で少し休んで、片岡啓治の攘夷論。この攘夷論の章が面白かった。
攘夷のための開国ってまさにいま…
最後は戦後文学で締める。
ヘーゲルの弁証法的な考え方が普通にできていた時代と、構造として解体する現代思想を経た時代。分断が進む世界ではもしかしたら…
昨日聴いてて気付いたんだけどstarting force、寺山修司だったんだね…
October 19, 2025 at 2:41 AM
昨日聴いてて気付いたんだけどstarting force、寺山修司だったんだね…
赤坂芸術祭2025「血は立ったまま眠っている」見てきたぜ 寺山修司の戯曲は大昔にレミングを見たきりだったけどやっぱりものすごい やり過ぎなくらい文学的な台詞たちに対抗する役者さんの肉体のパワー!男たちの世界でありとあらゆるシャーマン的な役割を担って物語を支配する女たち! テント芝居って初めて見たけどめちゃくちゃinterastingだったな〜、あんなに物理的に力技で「あの人達はもはやどうしようもなく遠くへ行ってしまったのだ」をやられると思ってなくて……
October 14, 2025 at 11:15 AM
赤坂芸術祭2025「血は立ったまま眠っている」見てきたぜ 寺山修司の戯曲は大昔にレミングを見たきりだったけどやっぱりものすごい やり過ぎなくらい文学的な台詞たちに対抗する役者さんの肉体のパワー!男たちの世界でありとあらゆるシャーマン的な役割を担って物語を支配する女たち! テント芝居って初めて見たけどめちゃくちゃinterastingだったな〜、あんなに物理的に力技で「あの人達はもはやどうしようもなく遠くへ行ってしまったのだ」をやられると思ってなくて……
『血は立ったまま眠っている』2日間観劇できてよかった!10年以上ぶりの寺山修司で、絶対初見で理解できない自信があったから戯曲を読んで備えたおかげでレミングのように???にならずに済んだ。1960年の安保闘争の頃、鬱屈した若者たちが熱を持て余したり深く考えずに体制に反発する姿がなぜか現代にも通じる、古くない生々しい演劇だった。私は中屋敷さんのライティングが好きなんだけど本作の灰男と夏美が出会うシーンの明転と暗転の繰り返しがかっこよくて興奮した。2日目、風が強かったのか1日目は気づかなかった劇場となっているテントの軋む音がよく聞こえて、今、テント芝居観てる…という謎の感動が起こった。
October 13, 2025 at 11:25 AM
『血は立ったまま眠っている』2日間観劇できてよかった!10年以上ぶりの寺山修司で、絶対初見で理解できない自信があったから戯曲を読んで備えたおかげでレミングのように???にならずに済んだ。1960年の安保闘争の頃、鬱屈した若者たちが熱を持て余したり深く考えずに体制に反発する姿がなぜか現代にも通じる、古くない生々しい演劇だった。私は中屋敷さんのライティングが好きなんだけど本作の灰男と夏美が出会うシーンの明転と暗転の繰り返しがかっこよくて興奮した。2日目、風が強かったのか1日目は気づかなかった劇場となっているテントの軋む音がよく聞こえて、今、テント芝居観てる…という謎の感動が起こった。
吉田光彦と丸尾末広は、作風や絵が似ているのに一緒に語られない印象があるけど、何でなんだろう。寺山修司の「便所のマリア」の挿絵なんかは最初、丸尾末広が描いてると勘違いしていた
October 12, 2025 at 9:59 AM
吉田光彦と丸尾末広は、作風や絵が似ているのに一緒に語られない印象があるけど、何でなんだろう。寺山修司の「便所のマリア」の挿絵なんかは最初、丸尾末広が描いてると勘違いしていた
あと津軽に限って言えば口が重い忍耐強くて訛りを気にする東北人のイメージの逆です。参考例古いほうから最新まで: 太宰治、寺山修司、吉幾三、王林
September 24, 2025 at 4:41 AM
あと津軽に限って言えば口が重い忍耐強くて訛りを気にする東北人のイメージの逆です。参考例古いほうから最新まで: 太宰治、寺山修司、吉幾三、王林
Seiichi Hayashi aka 林静一 (Japanese, b. 1945, Manchuria, China) - Cover Art for 寺山修司少女詩集 (Shuji Terayama Girl Poems).
September 19, 2025 at 4:39 AM
Seiichi Hayashi aka 林静一 (Japanese, b. 1945, Manchuria, China) - Cover Art for 寺山修司少女詩集 (Shuji Terayama Girl Poems).
寺山修司は「芸人になるな」と警句を残したが、SNS時代にそれは無理だった。
日常でもネットでも「面白くない人」とは関わりになりたくないだろう。私が友人や恋人に求めるのは顔の良し悪しや経済力などではなく、面白いかどうかだ。VRChatでも面白くない人は排除される。SNSでもそうだろう。これもいいことなのかどうかわからないが、一億総芸人時代なのだ。
September 16, 2025 at 4:46 AM
寺山修司は「芸人になるな」と警句を残したが、SNS時代にそれは無理だった。
観客が安全圏にいない作品があるみたいだ
寺山修司の劇以外知らないのだけど
寺山修司の劇以外知らないのだけど
September 14, 2025 at 6:18 AM
観客が安全圏にいない作品があるみたいだ
寺山修司の劇以外知らないのだけど
寺山修司の劇以外知らないのだけど
通じた〜!横尾忠則寺山修司にハマり始めたときのです
February 18, 2025 at 2:24 PM
通じた〜!横尾忠則寺山修司にハマり始めたときのです
一本の樫の木やさしそのなかに血は立ったまま眠れるものを
/寺山修司「十五才」(『初期歌篇』より)
寺山は同じモチーフ、同じフレーズを(自分のものも他人のものも)いろんな形で変奏するんですよね この歌は「十五才」と題された一連に入っていたようだけど、たぶん寺山のことだから本当に15歳で作ったかどうかはわからない
/寺山修司「十五才」(『初期歌篇』より)
寺山は同じモチーフ、同じフレーズを(自分のものも他人のものも)いろんな形で変奏するんですよね この歌は「十五才」と題された一連に入っていたようだけど、たぶん寺山のことだから本当に15歳で作ったかどうかはわからない
February 28, 2025 at 9:55 AM
一本の樫の木やさしそのなかに血は立ったまま眠れるものを
/寺山修司「十五才」(『初期歌篇』より)
寺山は同じモチーフ、同じフレーズを(自分のものも他人のものも)いろんな形で変奏するんですよね この歌は「十五才」と題された一連に入っていたようだけど、たぶん寺山のことだから本当に15歳で作ったかどうかはわからない
/寺山修司「十五才」(『初期歌篇』より)
寺山は同じモチーフ、同じフレーズを(自分のものも他人のものも)いろんな形で変奏するんですよね この歌は「十五才」と題された一連に入っていたようだけど、たぶん寺山のことだから本当に15歳で作ったかどうかはわからない
すごい真面目な寺山修司論を書く予定だったのに、なぜ私はディズニーヴィランはみんなゲイっぽいとかいう話を書いているのか…
October 7, 2023 at 1:27 PM
すごい真面目な寺山修司論を書く予定だったのに、なぜ私はディズニーヴィランはみんなゲイっぽいとかいう話を書いているのか…
なんなら寺山修司と丸尾末広と花輪和一の作品を一通り履修済みの今の方が楽しめるんじゃないかとまで思う
September 19, 2024 at 11:53 AM
なんなら寺山修司と丸尾末広と花輪和一の作品を一通り履修済みの今の方が楽しめるんじゃないかとまで思う