ネス湖のネッシー同人誌→ https://booth.pm/ja/items/6016738
私が学生の頃から本当にずっとやってて、前々から気になっていたのを今回やっと観に行った。
一言、楽しかった!
私が学生の頃から本当にずっとやってて、前々から気になっていたのを今回やっと観に行った。
一言、楽しかった!
2025年、講談社選書メチエ
不快害虫として嫌われがちな蜘蛛だが、古典文学を見ると、蜘蛛が吉兆であったり神仏の遣いであったりすることは珍しくない。
本書はそうした蜘蛛を巡る文化史を通観したもの。吉兆や美の対象としての蜘蛛から、中世期に現れる怪物としての蜘蛛へとイメージが変遷していく様子を描く。
中世になってなぜ山蜘蛛や土蜘蛛といった妖怪が出てくるのかが昔から不思議で、本書にも明確な答えがあるわけではないが、蜘蛛が嫌われ者だという心象が当たり前のものではないということは本書で理解できると思う。平安貴族、けっこう蜘蛛を和歌に詠んでる。
2025年、講談社選書メチエ
不快害虫として嫌われがちな蜘蛛だが、古典文学を見ると、蜘蛛が吉兆であったり神仏の遣いであったりすることは珍しくない。
本書はそうした蜘蛛を巡る文化史を通観したもの。吉兆や美の対象としての蜘蛛から、中世期に現れる怪物としての蜘蛛へとイメージが変遷していく様子を描く。
中世になってなぜ山蜘蛛や土蜘蛛といった妖怪が出てくるのかが昔から不思議で、本書にも明確な答えがあるわけではないが、蜘蛛が嫌われ者だという心象が当たり前のものではないということは本書で理解できると思う。平安貴族、けっこう蜘蛛を和歌に詠んでる。
佐藤ゆか訳、フィルムアート社(2025)
だいぶ前に読んでたけど感想書き忘れてた。
近年のホラーシーンで着目されてる「リミナルスペース」という美学を縷々解説したもの。全編カラーで、リミナルスペース的な芸術作品やポップカルチャーが豊富に紹介されており、見ていてめちゃくちゃ楽しい。触れてみたくなる作品が膨大に増える。
本書の中では、『紙葉の家』という小説作品が重要な位置付けを与えられている。解説を読む限りかなりの奇書らしいが、調べるとなんと日本語訳があるので近々読んでみようと思う。
佐藤ゆか訳、フィルムアート社(2025)
だいぶ前に読んでたけど感想書き忘れてた。
近年のホラーシーンで着目されてる「リミナルスペース」という美学を縷々解説したもの。全編カラーで、リミナルスペース的な芸術作品やポップカルチャーが豊富に紹介されており、見ていてめちゃくちゃ楽しい。触れてみたくなる作品が膨大に増える。
本書の中では、『紙葉の家』という小説作品が重要な位置付けを与えられている。解説を読む限りかなりの奇書らしいが、調べるとなんと日本語訳があるので近々読んでみようと思う。
……これで終わりっすか!?!?!?!?!?ほんまに!?!?!?!?
……これで終わりっすか!?!?!?!?!?ほんまに!?!?!?!?
2025年、サイゾー
自分が一部参加した書籍の見本紙を貰えたので、通読。
知らん人名がいっぱい出てくる!たぶん他の執筆者の方々も「知らん人名がいっぱい出てくる!」と思いながら読まれてるんじゃなかろうか。それぐらいマニアックな本なのは間違いない。
近年では妖怪偉人たちの掘り起こしが進んでいるが、オカルト文化もまた、偉大な(もしくは異様な)先人たちの活動があって今に繋がっていることが分かる。忘れられた文化史を掘り起こすための一冊となることを願う。
2025年、サイゾー
自分が一部参加した書籍の見本紙を貰えたので、通読。
知らん人名がいっぱい出てくる!たぶん他の執筆者の方々も「知らん人名がいっぱい出てくる!」と思いながら読まれてるんじゃなかろうか。それぐらいマニアックな本なのは間違いない。
近年では妖怪偉人たちの掘り起こしが進んでいるが、オカルト文化もまた、偉大な(もしくは異様な)先人たちの活動があって今に繋がっていることが分かる。忘れられた文化史を掘り起こすための一冊となることを願う。