愛敬 史
banner
shiro22tan.bsky.social
愛敬 史
@shiro22tan.bsky.social
文学、神社仏閣、F1、ゲーム実況、ホラーなど雑多に投稿します。
滋賀県大津市へ🚃

大津城跡🏯

関ヶ原の戦いの際、京極高次が籠城し、西軍の一部隊を足止め。必死の抵抗の末に城は開城、降伏することとなるが、徳川家康率いる東軍の勝因の1つとなった。

今は琵琶湖の畔に公園として残っています。
December 1, 2025 at 4:12 AM
実家に帰省する前に高槻市富田にある普門寺へ。

室町幕府第十四代将軍、足利義栄公が将軍宣下を受けた寺院。しかし義栄公は病のためこの寺院で病没、歴代将軍の中で唯一在京したことがない不遇の将軍であった。

現在、参拝するには事前予約が必要な為、門前を眺めただけで撤収。
November 28, 2025 at 8:24 AM
川端康成の小説『美しさと哀しみと』の終盤に出てくる琵琶湖沿いのホテルはこのびわ湖大津館のことだそう。

琵琶湖に面した二階の部屋が出てくるのだが、現在は会議室などになっており、自由に出入り出来ないので、外から眺めるのみ。

思わぬところで文学巡りが出来てよかった。
November 24, 2025 at 5:54 AM
運動がてら大津市へ。

びわ湖大津館から琵琶湖を眺める。

こちらはかつて高級ホテルで皇族や多くの著名人が宿泊されたという。
志賀直哉、川端康成、三島由紀夫といった文豪も訪れたそう。
November 24, 2025 at 5:51 AM
安岡章太郎『陰気な愉しみ』読了📙

芥川賞受賞作の一つ。病気のため働けず役所から給付金を貰い、街中を冷やかして回る。周囲の軽蔑の視線から劣等感を感じるが、またそれが愉しみとなっている。戦後の空虚感と自らの劣等感を、気負わず伸び伸びと描いた短編小説。

安岡章太郎は梶井基次郎と太宰治の影響を受けたと、解説で小島信夫が述べているが、太宰治のように自身の劣等感を滑稽に戯けて書くのではなく、自由に振る舞っているように感じた。

#読了
November 23, 2025 at 4:55 AM
安岡章太郎『肥った女』読了📙

兵役逃れの為だけの怠惰な学生生活、未来が見えない空虚さを主人公は覚えるが、肥満した醜い吉原の女郎にある「優しさ」に惹かれる。数度、彼女の元へ通うが、ある晩の出来事をきっかけに彼は吉原へ通うのをやめてしまう。

世の中の空虚さを埋めるのは人間の優しさだけ。後で気がついても、優しさは無情にも世情に流され去っていく。

兵役から戻り、「優しさ」を求めて彼女に会いに行くも、すでに空襲で吉原は焼け野原になっており、彼女も、彼女の「優しさ」も、もはや遠い思い出の中。目の前の焼け野原と同じ空虚さだけが残る。

#読了
November 22, 2025 at 7:50 AM
吉行淳之介『寝台の舟』読了📙

生活に疲れ切った主人公は女装している男娼と一晩を共にする。彼女もまた女になりたいと願いながら、かけ離れた躯になっていくことに疲れ果てていた。
躯も命も尽きかけた二人の乾いた交じり。
精根尽き果てた時、人は優しさを持つのかもしれない。

#読了
November 20, 2025 at 1:44 PM
雨穴作『変な地図』読了📙

雨穴氏の4作品目であり、全ての謎には1枚の古地図が関わっているという、最も謎解きに力を入れたミステリー作。

謎解きに力が入ってる一方、真相、特に祖母の死については、落とし所が弱い印象。

過去作とは違って、後味は悪くない。

#読了
November 20, 2025 at 9:41 AM
引きこもり予防の為、京都市北区にある圓通寺へ。

庭先から比叡山を眺める。

ここに来るのは4回目くらいだけど、ここから眺める比叡山が美しい。

佐佐木茂索の代表作『曠日』に出てくるお寺として知られ、庭の隅には主人公たちが立ち入った茶室がある(撮影禁止)。

比叡山も紅葉が始まって、今が見頃です。
November 20, 2025 at 3:11 AM
京都市内散歩。
November 7, 2025 at 8:45 AM
京都市役所近くにある夏目漱石の句碑。

京都滞在中、交流を持った祇園の茶屋の女将へ宛てた俳句とのこと。

長年、この地に夏目漱石の句碑があることを知らなかった為、今日初めて観に行きました。
November 4, 2025 at 2:19 AM
京都市内にある鉄輪の井戸。

昔、夫に捨てられた女が、毎晩貴船神社まで丑の刻参りをし、呪詛し続けたが安倍晴明によって呪詛返しをされ、この井戸に身投げしたという伝説がある。

住宅地の中の格子戸を開けて路地を進むと、稲荷神社と封印された井戸があり、現在は縁切りの御利益があるとされている。
November 4, 2025 at 2:17 AM
実家ワンコ🐕️
October 31, 2025 at 1:49 AM
今は気分的に佐藤泰志の『海炭市叙景』の続きを読み進めている。

函館をモデルにした海炭市に住む人びとの絶望、哀しみ、光芒ほどの希望を描いた短編集。

微かな希望に縋ろうとする人たちの、哀れな姿。しかし、生きるとは途方もない苦悩の連続なのだ。

この作品は佐藤泰志の晩年の作で未完。自らこの世から旅立った佐藤泰志は、もう続きを書く気力も残っていなかったのだろう。
October 29, 2025 at 3:26 PM
実家にて。

ワンコが落ちてた🐕️
October 22, 2025 at 12:09 PM
明智藪近くの日蓮本宗のお寺、本経寺。

ここには明智日向守光秀公の供養塔があります。

合掌。
October 22, 2025 at 3:19 AM
京都市伏見区にある明智藪。

明智十兵衛光秀公の終焉の地。

住宅地の脇を通り抜けないとたどり着けない為、初見では道に迷いそう。
October 22, 2025 at 3:18 AM
鬱が酷いので実家へと療養しています。

実家ワンコ🐕️
October 10, 2025 at 6:50 PM
実家ワンコ🐕️
September 22, 2025 at 8:11 AM
京都御苑。

東京にある学校の学習院はこの京都御苑が由来とのこと。
September 21, 2025 at 11:54 AM
昼間に京都市内を散策。
京都御苑近くの中原中也下宿を眺める。
September 21, 2025 at 11:53 AM
すっぽん料理店、大市。

川端康成の『古都』、志賀直哉『暗夜行路』に登場するお店です。

店内には川端康成の色紙や、里見弴からの書状が飾られているそう。

一度、行ってみたい……。
September 6, 2025 at 3:41 AM
二条駅から北へ歩いて、佐佐木茂索の生家跡を眺める。

紅殻格子がある蔵付きの家だったそうですが、面影は全くありません。現在はビジネスホテルになっていました。

この地から、後の文藝春秋新社社長が生まれました。
September 6, 2025 at 3:40 AM
知恩院墓地の武田泰淳、武田百合子夫婦の墓の近くには佐藤春夫の墓がありました。

東京にも墓所がありますが、この知恩院の墓が本墓とのこと。

合掌。
September 6, 2025 at 3:36 AM
知恩院墓地にある武田泰淳、武田百合子夫婦の墓。

千姫の墓の横を通り、奥へと進むとありました。

合掌。
September 6, 2025 at 3:35 AM