河野真太郎/Shintaro Kono
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河野真太郎/Shintaro Kono
@shintak.bsky.social
大学教員。専門はこの世。『ぼっちのままで居場所を見つける』(ちくまプリマー新書)、『不完全な社会をめぐる映画対話』(堀之内出版)、『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)、『はたらく物語』(笠間書院)、『増補 戦う姫、働く少女』(ちくま文庫)、『この自由な世界と私たちの帰る場所』(青土社)、『新しい声を聞くぼくたち』(講談社)など。ご連絡はs_kono400あっとyahoo.co.jp
王様に巨額で金持ちになり→王様に巨額で買い取られ
November 14, 2025 at 1:24 AM
ウィティントンを→ウィティントンが
November 14, 2025 at 12:20 AM
神話→民話
November 14, 2025 at 12:18 AM
重要だと思うのは、ウィティントンを猫を供出する動機が、民話の変奏によって違っていて、自分から投資として出す場合と、強いられて出す場合がある。大塚の言うような非合理的な投機なのか意識的な投資なのか、その「あいだ」にある物語だと思うのです。
November 14, 2025 at 12:17 AM
イギリスには「ウィティントンと彼の猫」という14世紀のロンドン市長をめぐる神話がありまして、貧乏な孤児の主人公が、家の鼠退治のために飼っていた猫を、雇い主の交易船に供出することになり、その猫がアフリカのムーア人の国で鼠を捕まえて大活躍、王様に巨額で金持ちになり、ウィティントンは大金持ちに、というrags to riches物語の原型。大塚久雄はこれを前資本主義的な非合理的投機の精神の寓話とし、その後のロビンソン・クルーソーを刻苦勉励的な資本主義の倫理の寓話としています。
November 14, 2025 at 12:17 AM
いやつまり、贈与は資本主義の外側であるとも言えるし、それが(経済的なそれであれ社会的なそれであれ)投機であれば資本主義的を支えるものであるとも言える、という話です。その「あいだ」性が重要かなと。
November 14, 2025 at 12:06 AM
すみません完全なメモです
November 14, 2025 at 12:03 AM
Reposted by 河野真太郎/Shintaro Kono
この言葉遣いは巧妙だ。女性を守る、ではなく、女性カテゴリーを守るる、だ。つまり西洋中心主義の人種差別的な性別カテゴリーの制度を守るのであって、それによって影響を受ける特にグローバルサウスの女性たちの人権については守らないことを、言葉巧みに言っている。

性別二元制を再生産する装置としての近代スポーツは、根源的に差別的であり、そこから富を得る五輪の時代は終焉すべきだ。 2/2
November 13, 2025 at 3:39 AM
Reposted by 河野真太郎/Shintaro Kono
私の論文を読めとは言わんので、芝居が好きだとか芝居を仕事でやっているような人であるなら、chatGPTに聞いたのをそのまま人前で張るのはやめて、図書館で借りられる評判のいい本くらいは目を通してほしい(私たちは人間を見るために芝居に行ってるんだよね?)
November 13, 2025 at 6:16 AM
金曜日はこちらに登壇します。楽しみ!

「世界的出来事としてのガザ〜ナンシー・フレイザー教授を迎えて〜」11/14(金)18時30分~ 於:京都大学芝蘭会館稲盛ホール 要申込み(200名まで)配信なし。
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大河内泰樹 on X: "【拡散希望】政治哲学者Nancy Fraserをお招きしての京都プログラムその2はガザがテーマです。「世界的出来事としてのガザ〜ナンシー・フレイザー教授を迎えて〜」11/14(金)18時30分~ 於:京都大学芝蘭会館稲盛ホール 要申込み(200名まで)配信なし。https://t.co/AdYzV3UBRG" / X
【拡散希望】政治哲学者Nancy Fraserをお招きしての京都プログラムその2はガザがテーマです。「世界的出来事としてのガザ〜ナンシー・フレイザー教授を迎えて〜」11/14(金)18時30分~ 於:京都大学芝蘭会館稲盛ホール 要申込み(200名まで)配信なし。https://t.co/AdYzV3UBRG
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November 11, 2025 at 10:57 PM
中上健次においては、路地の風景という言語化されないものと、路地を出て小説家になった中上の言葉との乖離と緊張関係が決定的に重要で、『路地へ』という視覚メディアの(中上の作品の朗読というテクスト=言語も書きこまれている)作品は、この緊張関係をより効果的に表現しているように感じました。これは可能なら観ていただきたい作品。(再発売希望)
November 11, 2025 at 2:53 PM
このことは、今日大学の図書館で観た、青山真治監督の『路地へ 中上健次の残したフィルム』でも違う形で感じたのでした。この映画は(DVDがプレミア化してて、4万円とかする……)中上健次が新宮で、「路地」の風景とそれが開発されていく風景を撮った8ミリフィルムを軸に、「井上紀州」という人物が車に乗って紀州を旅するロードムービー(これは中上のルポルタージュ『紀州』を彷彿とさせる)がマッシュアップされたもの。
November 11, 2025 at 2:53 PM