それでも、あんな風に支えてくれる男と別れるなんて後悔するよ鮎美、不自然だよ！という見方もたくさんあるんだなという気づきはあった。やっぱそっちが多いんだなー。婚活界隈みたいな考え方の人とかからしたら、勝男はまだまだ素敵な人なのかもしれない。いや、いい方に変わったんだし、なおさらか。

マドンソクそんなこと言ってるんですか！？

まあ誰でも、その場で顔は変わることはありますよ、わたしだってあります。それよりは激しく変化を見たということです。

ただ、まあお父さんの準備もあるから、では夕方ではなく、お昼過ぎにご飯をいただくかとまた相談しあっていた。件の彼女は忙しいからといって、普段からLINEを見ていない。それでしばらく経って、またふらっとLINEにやってきて、私は旅の準備をして行くから、夜になっても大丈夫です。22時に成田に行ければいいからと書いてきて、ええっさっきまで夕方に帰るのに合わせて時間を考えてたら我々の苦労は！！！となっている。

いやそこに資本主義も大いに関わってるけど…。

西森路代「伏線と回収の日々 香港編 上京編」筆者が香港映画を好きになりそれが仕事になるまでの日々が、上京という人生の転換と共に語られる。
パソコン通信しかない頃どのように香港映画好きのコミュニティが形作られていったのか、当時の回想が面白いし記録としても貴重だ。