エミコヤマ
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エミコヤマ
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うにはともだち(エレン・デジェネレスの声で)
読書報告: http://books.macska.org
seattle/portland
Tracy Slater著「Together in Manzanar: The True Story of a Japanese Jewish Family in an American Concentration Camp」 books.macska.org/en9n 第二次世界大戦中、マンザナー日系人収容所に収監された日系人二世カール・ヨネダさんとロシア系ユダヤ人のイレイン・ヨネダさん、そして当時三歳で日系とユダヤ系のミックスの子どもからなる日系とユダヤ系のミックス家族の経験を追った本。…
November 23, 2025 at 7:13 AM
性労働者運動の団体のメールアドレスに「確実に自分の意志でやっている性労働者を紹介してほしい」というメール。こういうのって割とよくあるんだけど、この人は正々堂々と自分の名前をドメイン名にしたアカウントから連絡してきたのでLinkedInでちょっと調べたら、地元のけっこうなテック企業のCスイートの人だった。あーこれ太客になりそうだから知り合いの性労働者に紹介してあげたいなーと思うけど、こっちにも立場ってものがあるんで、それをやるわけにはいかないんだよなあ残念。
November 22, 2025 at 7:32 AM
昨日、トランスジェンダー追悼の日のイベントで某大学に行ったんだけど、キャンパスにマジックマッシュルームがめっちゃ生えてたw
November 22, 2025 at 3:25 AM
Reposted by エミコヤマ
私の知らない内に担当編集者さんが、気持ちのこもった紹介文を書いてくださっていました。

ありがたいことです!

私以上に読み込んでくださってる書きっぷりですので、ぜひお読みください!

斉藤正美『押し付けられる結婚 「官製婚活」とは何か』 ◆岩井(新日本出版社・編集部) | ウィメンズアクションネットワーク Women's Action Network wan.or.jp/article/show...
@wansmt
女の本屋 > 著者・編集者からの紹介 > 斉藤正美『押し付けられる結婚 「官製婚活」とは何か』   ◆岩井(新日本出版社・編集部)
なぜ国や自治体は結婚を「支援」するのか ◯本書の概要  2013年以降、若者に出会いの場を提供するなどして拡大してきた国や自治体による結婚支援策「官製婚活」。そこでは「幸せ応援」「結婚したい人の希望を叶える」といった巧言が並べられるが、実態はこれまで明らかにされてこなかった。官製婚活は何を目的に、どう進められてきたのか。現場への取材とともに検証する。 ◯著者紹介 斉藤正美:1951年、富...
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November 21, 2025 at 5:14 AM
Jen Percy著「Girls Play Dead: Acts of Self-Preservation」 books.macska.org/6bo5 女性が日常的に体験する同意のない性的対象化やその延長にある性暴力を生き抜くために編み出してきたさまざまな生理的反応や心理的防御、暴力的な行為の被害を受けたにしてはありえないと言われてきた行動などのパターンを、自身の経験や多くのサバイバーへの取材、被害を受けた著名人のインタビューや文章などを参照しつつ生物学や心理学の研究などとともにまとめたエッセイ集。…
November 19, 2025 at 9:04 AM
Robin Boyle-laisure著「Taken No More: Protect Your Children Against Traffickers and Cults」 books.macska.org/t3xe カルトと人身取引から子どもを守る方法を伝授する本。著者はもともとカルト問題の専門家で、人身取引においても(とくに性的人身取引)カルト的なマインドコントロールの手法が使われることがあること、カルトの中には自己啓発セミナーからはじまったNXIVMのように人身取引を伴うものがあることなどから人身取引にも専門を広げようとしている様子。…
November 19, 2025 at 8:07 AM
Reposted by エミコヤマ
生々しいバックラッシュの記録が恐ろしい。今また似たようなことが繰り返されつつあることを目にしているから……。そして、差別と戦う人も他の差別には鈍感であったりする点は、心に戒めないといけない。
Jim Clyburn著「The First Eight: A Personal History of the Pioneering Black Congressmen Who Shaped a Nation」
Jim Clyburn著「The First Eight: A Personal History of the Pioneering Black Congressmen Who Shaped a Nation」 2020年の大統領選挙の予備選挙で序盤苦戦していたジョー・バイデン元副大統領を逆転勝利に導きキングメーカーと呼ばれたジム・クライバーン連邦下院議員が、南北戦争終結後のサウスカロライナ州から連邦下院議員に選出された8人の黒人男性たちについて語るとともに、かれらから約100年後に9人目の黒人としてサウスカロライナから連邦下院議員に選出された著者自身の経験を重ねて綴る本。
htn.to
November 18, 2025 at 8:19 AM
Michael Steinberger著「The Philosopher in the Valley: Alex Karp, Palantir, and the Rise of the Surveillance State」 books.macska.org/g9rq ピーター・ティールとともにパランティアを創業しそのCEOを務めてきたアレックス・カープの伝記。ユダヤ系の哲学者としてユルゲン・ハーバーマスらのもとでかつてドイツ民衆がどのようにしてナチズムに引き込まれていったかを考察していたカープが、どうしてトランプ政権のファシズム的な政策を支えるようになったか、その経緯を追う。…
November 19, 2025 at 7:05 AM
Jim Clyburn著「The First Eight: A Personal History of the Pioneering Black Congressmen Who Shaped a Nation」 books.macska.org/o3j7 2020年の大統領選予備選でジョー・バイデン元副大統領を逆転勝利に導きキングメーカーと呼ばれたジム・クライバーン連邦下院議員が、南北戦争終結後のサウスカロライナ州から連邦下院議員に選出された8人の黒人男性たちについて語るとともに、かれらから約100年後に9人目の黒人としてサウスカロライナから下院議員に選出された著者自身の経験を重ねて綴る本。…
November 18, 2025 at 7:35 AM
Chris Kohler著「How They Get You: Sneaky Everyday Economics and Smart Ways to Hold on to Your Money」 books.macska.org/ewep サブスク、料理のデリバリー、車や住宅のローンから食品スーパー、健康保険、暗号通貨、ゲーム内課金などにおいて、企業が消費者からお金をむしり取るために使うさまざまな心理的・技術的なトリックを解説し、より賢い消費者になる方法を伝授する本。…
November 18, 2025 at 6:00 AM
来年カナダの大学で行われるシンポジウムに呼ばれていた件、さすがにいまの状況で国境越えるのムリって伝えたらリモートOKになった。毎年数人の活動家やアーティスト、研究者らを呼んで数日間滞在してもらいゲスト同士や学生で交流してもらうのが前提のシンポジウムらしくて、本来リモートは駄目なんだけど、状況が状況なのを考慮し会議で議論して今回はOKになったらしい。カナダ人の主観もあるだろうけど、もうアメリカは人権が抑圧されたかわいそうな国的な扱いを受け始めてる…
November 16, 2025 at 6:42 PM
Tim Wu著「The Age of Extraction: How Tech Platforms Conquered the Economy and Threaten Our Future Prosperity」 books.macska.org/azyd バイデン政権でテクノロジー担当大統領補佐官も務めたサイバー法学者の新著。…
November 16, 2025 at 6:00 AM
Sarah Weinman著「Without Consent: A Landmark Trial and the Decades-Long Struggle to Make Spousal Rape a Crime」 books.macska.org/1l7d 婚姻関係にある夫婦間のレイプを犯罪として扱うような法的・社会的な変化がどう生まれたのか、その変化に大きな影響を与えたオレゴン州の地方裁判所で1978年に判決がおりた裁判を中心に解き明かす本。…
November 16, 2025 at 4:38 AM
いろいろヒントが増えたりガイダンス機能がついて親切になったけど、ロンダルキアへの洞窟はやっぱり無理。
November 16, 2025 at 3:21 AM
元サンフランシスコ市郡検察官のチェサ・ブーディンさんの講演。刑事司法改革を訴えて当選し2020年に検察官になったけど、ブラック・ライブズ・マター運動へのバックラッシュから産業界によってリコール選挙を起こされて2022年に失職。
November 15, 2025 at 7:14 PM
ジジェクの量子哲学な新著、500ページ近くあるし読む気が起きない… ちょっと他の人の感想を待ってみようか。
November 14, 2025 at 5:29 AM
Seth Berkley著「Fair Doses: An Insider’s Story of the Pandemic and the Global Fight for Vaccine Equity」 books.macska.org/zb3s CDC(アメリカ疾病予防管理センター)、ロックフェラー財団、世界銀行などを経てGAVI(旧称・ワクチンと予防接種のための世界同盟)の発足に関わりその代表者を務め、コロナウイルス・パンデミックの際にはCOVID-19ワクチンへの公平なアクセスを実現するためにCOVAXを設立し奔走した疫学学者が、長年の活動をまとめた本。…
November 12, 2025 at 3:37 AM
Jonathan Mathias Lassiter著「How I Know White People are Crazy and Other Stories: Notes from a Frustrated Black Psychologist」 books.macska.org/bp05 「白人がクレイジーだとどうしてわたしは知っているのか」という挑発的なタイトルだけれど、黒人でゲイ男性の心理学者である著者による自叙伝であり、同時に白人シスヘテロ男性たちによって生み出された心理学が内包する白人マインドセットを批判し、白人以外の人たちやクィアやトランスの解放を目指す新たな心理学を目指す本。…
November 12, 2025 at 2:50 AM
シアトル市長選、火曜日の集計により開票率が1%ほど増えて、ケイティさんのリードが91票から1346票にまで拡大。それとともに彼女の得票率がついに50%を超えて50.08%に。開票のスピードが落ちているのは今日が祝日(退役軍人の日)であることと関係してるのかもしれないけど、明日明後日でぐんぐんリードを広げて勝利確定したいところ。
シアトル市長選挙、投票当日の先週火曜日の集計では活動家のケイティ・ウィルソンさんが現職に7%の差をつけられていた。でもシアトルの選挙では投票日にはそれまで既に届いている郵便投票から集計されるので早めに投票しがちな保守層の票が先に数えられ、開票が進むごとに左派候補が追い上げるパターンなので、初日7%差ならまだ大丈夫と言われていたけれど不安だったのだけど、集計5日目(週末は休み)の今日、開票率54%でついにウィルソンさんが逆転。しかし彼女のリードは0.04%(91票)しかないという超接戦。…
November 12, 2025 at 1:12 AM
ところでこの本、著者がルイージにけっこう自分を重ねていて、反「ウォーク」の部分とか著者自身が思っていることだろって感じるんだけど、わりと歳行ってて、ルイージじゃなくてユナボマーに近い世代だった…
John H. Richardson著「Luigi: The Making and the Meaning」 books.macska.org/0lqv 2024年12月、保険会社のCEOを暗殺して世間に衝撃を与えたルイジ・マンジョーネの生い立ちと思想形成に迫る本。世界で最も医療費が高額なのに成果が伴わないアメリカの医療制度において、その利益の多くを掠め取り、人々が受けられる医療を制限し多くの人を破産に追い込んだり見殺しにする医療保険会社への怒りから、かれの犯罪は広い共感を呼び、いまのアメリカを象徴する事件となった。…
November 11, 2025 at 7:34 PM
Sanna Marin著「Hope in Action: A Memoir About the Courage to Lead」 books.macska.org/lwu5 2019年末から2023年にかけてフィンランド首相だったサンナ・マリン氏の自叙伝。就任当時34歳と当時世界で最も若い首相だった彼女が、就任早々コロナウイルス・パンデミックへの対処に追われ、続いて長い国境を接するロシアがウクライナに本格侵攻したことをきっかけにNATO加盟への政策転換を舵取りした、激動の日々とくだらないスキャンダル報道への対処が綴られる。…
November 11, 2025 at 7:17 PM
John H. Richardson著「Luigi: The Making and the Meaning」 books.macska.org/0lqv 2024年12月、保険会社のCEOを暗殺して世間に衝撃を与えたルイジ・マンジョーネの生い立ちと思想形成に迫る本。世界で最も医療費が高額なのに成果が伴わないアメリカの医療制度において、その利益の多くを掠め取り、人々が受けられる医療を制限し多くの人を破産に追い込んだり見殺しにする医療保険会社への怒りから、かれの犯罪は広い共感を呼び、いまのアメリカを象徴する事件となった。…
November 11, 2025 at 6:14 PM
H-Martのお店に積まれたお米。15ポンド(7.26kg)で$8.98(1383円)。安すぎない?
November 11, 2025 at 4:58 PM
このジン、作者の方からPDFでいただきました。
筆名は見覚えがなかったのですが、かなり前に何度か会った人でした。
可能な方はぜひご購入ください。
November 11, 2025 at 8:58 AM
わたしは10年くらい前にシアトルで政治運動するなら彼女と繋がっておくといいよ、と紹介されてケイティさんと知り合ったけど、彼女はマムダニと違ってカリスマって感じじゃなくて、普通に政策通で努力家。こういう人が政治家になったらいいのにと思いつつ、本人はなりたがらないだろうし、細部を誤魔化して適当なスローガンで聴衆を煽って支持を得たりできないだろうな、と思ってたけど、そういう人が本当に市長になりそうなシアトル、希望が出てきた。
November 11, 2025 at 6:59 AM