吉野 葛彦
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【日記】
散財。
きょう、ぼくはおやすみでしたが仕事をしました。しりぬぐい的な仕事だったのでいっこうにはかどらず、おわったの四時。
きぶんをアゲにしようと思い、ジュンク堂に行って、よもた先生の「三島由紀夫を見つめて」を買いました。
3,500円なり。たけぇ!
実は先週、父の古希祝いで実家に帰ったとき、プレゼントとして買ったのもこの本。計2冊買ったことになる。
妻になんといわれるか…。
でも!
そのあとブックオフで、Amazonなら定価4万以上、中古なら14,000円以上の本を550円で手に入れたのだ。
さしひき1万円以上、確実に儲けたことになる。これでゆるしてちょんまげ。という気分なり。
散財。
きょう、ぼくはおやすみでしたが仕事をしました。しりぬぐい的な仕事だったのでいっこうにはかどらず、おわったの四時。
きぶんをアゲにしようと思い、ジュンク堂に行って、よもた先生の「三島由紀夫を見つめて」を買いました。
3,500円なり。たけぇ!
実は先週、父の古希祝いで実家に帰ったとき、プレゼントとして買ったのもこの本。計2冊買ったことになる。
妻になんといわれるか…。
でも!
そのあとブックオフで、Amazonなら定価4万以上、中古なら14,000円以上の本を550円で手に入れたのだ。
さしひき1万円以上、確実に儲けたことになる。これでゆるしてちょんまげ。という気分なり。
November 8, 2025 at 10:27 AM
【日記】
散財。
きょう、ぼくはおやすみでしたが仕事をしました。しりぬぐい的な仕事だったのでいっこうにはかどらず、おわったの四時。
きぶんをアゲにしようと思い、ジュンク堂に行って、よもた先生の「三島由紀夫を見つめて」を買いました。
3,500円なり。たけぇ!
実は先週、父の古希祝いで実家に帰ったとき、プレゼントとして買ったのもこの本。計2冊買ったことになる。
妻になんといわれるか…。
でも!
そのあとブックオフで、Amazonなら定価4万以上、中古なら14,000円以上の本を550円で手に入れたのだ。
さしひき1万円以上、確実に儲けたことになる。これでゆるしてちょんまげ。という気分なり。
散財。
きょう、ぼくはおやすみでしたが仕事をしました。しりぬぐい的な仕事だったのでいっこうにはかどらず、おわったの四時。
きぶんをアゲにしようと思い、ジュンク堂に行って、よもた先生の「三島由紀夫を見つめて」を買いました。
3,500円なり。たけぇ!
実は先週、父の古希祝いで実家に帰ったとき、プレゼントとして買ったのもこの本。計2冊買ったことになる。
妻になんといわれるか…。
でも!
そのあとブックオフで、Amazonなら定価4万以上、中古なら14,000円以上の本を550円で手に入れたのだ。
さしひき1万円以上、確実に儲けたことになる。これでゆるしてちょんまげ。という気分なり。
Blue sky on blue sky.
いまだかつてこれほど空しかない空があっただろうか(いや、ない)。
いまだかつてこれほど空しかない空があっただろうか(いや、ない)。
November 3, 2025 at 6:52 AM
Blue sky on blue sky.
いまだかつてこれほど空しかない空があっただろうか(いや、ない)。
いまだかつてこれほど空しかない空があっただろうか(いや、ない)。
今日から数日間ちょっと九州へ。
旅のおともに、
四方田犬彦「貴種と転生」(最初から読み直し中)
中上健次「日輪の翼」(オバ萌え。面白い)
シェーファー「アマデウス」(妻は最近、胎教のためにモーツァルトをよく聴く)
三島由紀夫「仮面の告白」(『MISHIMA』日本解禁に刺激を受け、映画のルポ本を読んだせい。こんな機会でもないと読み返さない)
旅のおともに、
四方田犬彦「貴種と転生」(最初から読み直し中)
中上健次「日輪の翼」(オバ萌え。面白い)
シェーファー「アマデウス」(妻は最近、胎教のためにモーツァルトをよく聴く)
三島由紀夫「仮面の告白」(『MISHIMA』日本解禁に刺激を受け、映画のルポ本を読んだせい。こんな機会でもないと読み返さない)
November 1, 2025 at 2:05 AM
今日から数日間ちょっと九州へ。
旅のおともに、
四方田犬彦「貴種と転生」(最初から読み直し中)
中上健次「日輪の翼」(オバ萌え。面白い)
シェーファー「アマデウス」(妻は最近、胎教のためにモーツァルトをよく聴く)
三島由紀夫「仮面の告白」(『MISHIMA』日本解禁に刺激を受け、映画のルポ本を読んだせい。こんな機会でもないと読み返さない)
旅のおともに、
四方田犬彦「貴種と転生」(最初から読み直し中)
中上健次「日輪の翼」(オバ萌え。面白い)
シェーファー「アマデウス」(妻は最近、胎教のためにモーツァルトをよく聴く)
三島由紀夫「仮面の告白」(『MISHIMA』日本解禁に刺激を受け、映画のルポ本を読んだせい。こんな機会でもないと読み返さない)
くそ。
気づけばオチケンが喋り始めてるFM802。
早く帰りてぇよぉ。
帰れない2人を残して〜♫
って誰の歌だった?
おっさん2人が事務所に残ってるのだ。
僕が喫煙所に逃避。
気づけばオチケンが喋り始めてるFM802。
早く帰りてぇよぉ。
帰れない2人を残して〜♫
って誰の歌だった?
おっさん2人が事務所に残ってるのだ。
僕が喫煙所に逃避。
October 20, 2025 at 12:13 PM
くそ。
気づけばオチケンが喋り始めてるFM802。
早く帰りてぇよぉ。
帰れない2人を残して〜♫
って誰の歌だった?
おっさん2人が事務所に残ってるのだ。
僕が喫煙所に逃避。
気づけばオチケンが喋り始めてるFM802。
早く帰りてぇよぉ。
帰れない2人を残して〜♫
って誰の歌だった?
おっさん2人が事務所に残ってるのだ。
僕が喫煙所に逃避。
(しかし……僕はどうも中上の描くある種の女性が苦手なんだよな。フサさんの一代記「鳳仙花」にはたいへん感動した記憶があるし、「日輪の翼」のオバたちは大好きなのだが(中上は可愛い婆ちゃんを描かせたら並ぶものがない)、たとえば「軽蔑」は、あのドジな映画版で彼女だけは見事だった鈴木杏のイメージがなければ、真知子ちゃんについていくのが難しかった)
October 16, 2025 at 5:30 AM
(しかし……僕はどうも中上の描くある種の女性が苦手なんだよな。フサさんの一代記「鳳仙花」にはたいへん感動した記憶があるし、「日輪の翼」のオバたちは大好きなのだが(中上は可愛い婆ちゃんを描かせたら並ぶものがない)、たとえば「軽蔑」は、あのドジな映画版で彼女だけは見事だった鈴木杏のイメージがなければ、真知子ちゃんについていくのが難しかった)
最近、中上健次「地の果て 至上の時」(何度目かの)よむよむ中。やっぱり傑作である。
犬彦の「貴種と転生」が「地の果て…」を論じ始めたのでパラパラつまんでおくつもりが、すっかり犬彦そっちのけでノメり込んでいる。
面白いんだがしんどい。
しんどいのに面白い。
話はずーっと停滞している。地の果てにはたどり着かず、至上の時はなかなか訪れない。いつしか、それらを待つ気もなくなる。
僕らは表情の読めない男・秋幸の斜め後ろあたりに立ち、路地跡の草原や森林をただ歩く。
さまようというほど覚束ない足取りではない。でも確たる目的地があるわけでもない。秋幸はひたすら歩き回り、同じところをグルグル回っているのだ。
犬彦の「貴種と転生」が「地の果て…」を論じ始めたのでパラパラつまんでおくつもりが、すっかり犬彦そっちのけでノメり込んでいる。
面白いんだがしんどい。
しんどいのに面白い。
話はずーっと停滞している。地の果てにはたどり着かず、至上の時はなかなか訪れない。いつしか、それらを待つ気もなくなる。
僕らは表情の読めない男・秋幸の斜め後ろあたりに立ち、路地跡の草原や森林をただ歩く。
さまようというほど覚束ない足取りではない。でも確たる目的地があるわけでもない。秋幸はひたすら歩き回り、同じところをグルグル回っているのだ。
October 16, 2025 at 4:40 AM
最近、中上健次「地の果て 至上の時」(何度目かの)よむよむ中。やっぱり傑作である。
犬彦の「貴種と転生」が「地の果て…」を論じ始めたのでパラパラつまんでおくつもりが、すっかり犬彦そっちのけでノメり込んでいる。
面白いんだがしんどい。
しんどいのに面白い。
話はずーっと停滞している。地の果てにはたどり着かず、至上の時はなかなか訪れない。いつしか、それらを待つ気もなくなる。
僕らは表情の読めない男・秋幸の斜め後ろあたりに立ち、路地跡の草原や森林をただ歩く。
さまようというほど覚束ない足取りではない。でも確たる目的地があるわけでもない。秋幸はひたすら歩き回り、同じところをグルグル回っているのだ。
犬彦の「貴種と転生」が「地の果て…」を論じ始めたのでパラパラつまんでおくつもりが、すっかり犬彦そっちのけでノメり込んでいる。
面白いんだがしんどい。
しんどいのに面白い。
話はずーっと停滞している。地の果てにはたどり着かず、至上の時はなかなか訪れない。いつしか、それらを待つ気もなくなる。
僕らは表情の読めない男・秋幸の斜め後ろあたりに立ち、路地跡の草原や森林をただ歩く。
さまようというほど覚束ない足取りではない。でも確たる目的地があるわけでもない。秋幸はひたすら歩き回り、同じところをグルグル回っているのだ。
もう3時に近くてねむたいが、休みが終わるのが淋しい(さむしい、と読みます)ので起きてる。
寝坊したら明日の仕事に差し支えるが、ま、そこはそれ、僕のライフワークバランス(?)だよ。
しゃかりきになりたいやつだけ勝手にやってろよ。
そんなわけで、きょう買った山口猛編「優作トーク」をパラパラしつつ、読みかけだった四方田先生の「貴種と転生・中上健次」のつづきを読む。
寝坊したら明日の仕事に差し支えるが、ま、そこはそれ、僕のライフワークバランス(?)だよ。
しゃかりきになりたいやつだけ勝手にやってろよ。
そんなわけで、きょう買った山口猛編「優作トーク」をパラパラしつつ、読みかけだった四方田先生の「貴種と転生・中上健次」のつづきを読む。
October 5, 2025 at 5:45 PM
もう3時に近くてねむたいが、休みが終わるのが淋しい(さむしい、と読みます)ので起きてる。
寝坊したら明日の仕事に差し支えるが、ま、そこはそれ、僕のライフワークバランス(?)だよ。
しゃかりきになりたいやつだけ勝手にやってろよ。
そんなわけで、きょう買った山口猛編「優作トーク」をパラパラしつつ、読みかけだった四方田先生の「貴種と転生・中上健次」のつづきを読む。
寝坊したら明日の仕事に差し支えるが、ま、そこはそれ、僕のライフワークバランス(?)だよ。
しゃかりきになりたいやつだけ勝手にやってろよ。
そんなわけで、きょう買った山口猛編「優作トーク」をパラパラしつつ、読みかけだった四方田先生の「貴種と転生・中上健次」のつづきを読む。
松元寛「漱石の実験」読み終わる。
松元先生は、明晰な言葉で論じている。
非常におもしろいですぞ。
漱石は、なぜ大学の地位を蹴って職業作家になったのか。
なぜ野々宮君が野々宮さんになり、時に野々宮になるのか。
なぜ先生は死ぬのか。
先生は、なぜ死ぬにあたって乃木将軍の殉死をウンヌンするのか。
確かに不思議だったんだよね…。
しかし、あまりに見事な論すぎて、それ以外の読み方ができなくなりそうなきらいはある。
というわけで、あえて漱石を読み返すことはしない。
松元先生は、明晰な言葉で論じている。
非常におもしろいですぞ。
漱石は、なぜ大学の地位を蹴って職業作家になったのか。
なぜ野々宮君が野々宮さんになり、時に野々宮になるのか。
なぜ先生は死ぬのか。
先生は、なぜ死ぬにあたって乃木将軍の殉死をウンヌンするのか。
確かに不思議だったんだよね…。
しかし、あまりに見事な論すぎて、それ以外の読み方ができなくなりそうなきらいはある。
というわけで、あえて漱石を読み返すことはしない。
October 5, 2025 at 5:32 PM
松元寛「漱石の実験」読み終わる。
松元先生は、明晰な言葉で論じている。
非常におもしろいですぞ。
漱石は、なぜ大学の地位を蹴って職業作家になったのか。
なぜ野々宮君が野々宮さんになり、時に野々宮になるのか。
なぜ先生は死ぬのか。
先生は、なぜ死ぬにあたって乃木将軍の殉死をウンヌンするのか。
確かに不思議だったんだよね…。
しかし、あまりに見事な論すぎて、それ以外の読み方ができなくなりそうなきらいはある。
というわけで、あえて漱石を読み返すことはしない。
松元先生は、明晰な言葉で論じている。
非常におもしろいですぞ。
漱石は、なぜ大学の地位を蹴って職業作家になったのか。
なぜ野々宮君が野々宮さんになり、時に野々宮になるのか。
なぜ先生は死ぬのか。
先生は、なぜ死ぬにあたって乃木将軍の殉死をウンヌンするのか。
確かに不思議だったんだよね…。
しかし、あまりに見事な論すぎて、それ以外の読み方ができなくなりそうなきらいはある。
というわけで、あえて漱石を読み返すことはしない。
バカのおぼっちゃまくんか、極右のおばさんか…。
October 4, 2025 at 5:58 AM
バカのおぼっちゃまくんか、極右のおばさんか…。
今朝までコーマックの「血と暴力の国」と、溜まりに溜まった仕fuckin'事と、おれの兄貴たち(ジョエルとイーサン)が撮った『ノーカントリー』にひたっていた。
今夜から、また日本文学に帰る。
こないだまで四方田犬彦の「貴種と転生 中上健次」を読みかけており(非常におもしろい)、今日は図書館で松元寛とかいう人の「漱石の実験」なる本を借りてきたのだ。
「漱石の実験」は、ちょっと前に読んだ高橋源一郎の「最も危険な読書」で、源一郎が褒めていたのである。
今夜から、また日本文学に帰る。
こないだまで四方田犬彦の「貴種と転生 中上健次」を読みかけており(非常におもしろい)、今日は図書館で松元寛とかいう人の「漱石の実験」なる本を借りてきたのだ。
「漱石の実験」は、ちょっと前に読んだ高橋源一郎の「最も危険な読書」で、源一郎が褒めていたのである。
September 30, 2025 at 2:18 PM
今朝までコーマックの「血と暴力の国」と、溜まりに溜まった仕fuckin'事と、おれの兄貴たち(ジョエルとイーサン)が撮った『ノーカントリー』にひたっていた。
今夜から、また日本文学に帰る。
こないだまで四方田犬彦の「貴種と転生 中上健次」を読みかけており(非常におもしろい)、今日は図書館で松元寛とかいう人の「漱石の実験」なる本を借りてきたのだ。
「漱石の実験」は、ちょっと前に読んだ高橋源一郎の「最も危険な読書」で、源一郎が褒めていたのである。
今夜から、また日本文学に帰る。
こないだまで四方田犬彦の「貴種と転生 中上健次」を読みかけており(非常におもしろい)、今日は図書館で松元寛とかいう人の「漱石の実験」なる本を借りてきたのだ。
「漱石の実験」は、ちょっと前に読んだ高橋源一郎の「最も危険な読書」で、源一郎が褒めていたのである。
年齢を見れば、まあそうかと納得せざるを得ず、ここはもう素直に冥福を祈るしかないのだが、ロバート・レッドフォードの訃報にはガックリする。
僕が偏愛する『スパイ・ゲーム』の(もう何年前の映画だよ…)あの老いたりとはいえダンディを絵に描いたような姿が、まぶたの裏に焼きついているからね。
ただ、例によって気休めは言えるだろう。
サンダンス・キッドは、これまた僕の偏愛する“夢の映画”『明日に向って撃て!』のストップモーションのなかで、ブッチとともに永遠に生きていると。
僕が偏愛する『スパイ・ゲーム』の(もう何年前の映画だよ…)あの老いたりとはいえダンディを絵に描いたような姿が、まぶたの裏に焼きついているからね。
ただ、例によって気休めは言えるだろう。
サンダンス・キッドは、これまた僕の偏愛する“夢の映画”『明日に向って撃て!』のストップモーションのなかで、ブッチとともに永遠に生きていると。
September 17, 2025 at 3:06 PM
年齢を見れば、まあそうかと納得せざるを得ず、ここはもう素直に冥福を祈るしかないのだが、ロバート・レッドフォードの訃報にはガックリする。
僕が偏愛する『スパイ・ゲーム』の(もう何年前の映画だよ…)あの老いたりとはいえダンディを絵に描いたような姿が、まぶたの裏に焼きついているからね。
ただ、例によって気休めは言えるだろう。
サンダンス・キッドは、これまた僕の偏愛する“夢の映画”『明日に向って撃て!』のストップモーションのなかで、ブッチとともに永遠に生きていると。
僕が偏愛する『スパイ・ゲーム』の(もう何年前の映画だよ…)あの老いたりとはいえダンディを絵に描いたような姿が、まぶたの裏に焼きついているからね。
ただ、例によって気休めは言えるだろう。
サンダンス・キッドは、これまた僕の偏愛する“夢の映画”『明日に向って撃て!』のストップモーションのなかで、ブッチとともに永遠に生きていると。
頭イッてるクライアントどもの正気の沙汰とは思えん要望に遅くまで付き合わされ、ハラワタ煮えくりかえりながら帰途についたのだが。
Twitterで『リンダリンダリンダ』4K上映の何かをいいねしたおかげで、TLのおすすめに素敵な投稿が多数流れてきて気分が晴れる。
少し、いやだいぶ切ない。
嗚呼、なんで俺もうおっさんになってるんだよ。
文化祭であの子たちの演奏を聴いてさあ、『リアリズムの宿』みたいな旅したかったよ。
Twitterで『リンダリンダリンダ』4K上映の何かをいいねしたおかげで、TLのおすすめに素敵な投稿が多数流れてきて気分が晴れる。
少し、いやだいぶ切ない。
嗚呼、なんで俺もうおっさんになってるんだよ。
文化祭であの子たちの演奏を聴いてさあ、『リアリズムの宿』みたいな旅したかったよ。
August 22, 2025 at 3:31 PM
頭イッてるクライアントどもの正気の沙汰とは思えん要望に遅くまで付き合わされ、ハラワタ煮えくりかえりながら帰途についたのだが。
Twitterで『リンダリンダリンダ』4K上映の何かをいいねしたおかげで、TLのおすすめに素敵な投稿が多数流れてきて気分が晴れる。
少し、いやだいぶ切ない。
嗚呼、なんで俺もうおっさんになってるんだよ。
文化祭であの子たちの演奏を聴いてさあ、『リアリズムの宿』みたいな旅したかったよ。
Twitterで『リンダリンダリンダ』4K上映の何かをいいねしたおかげで、TLのおすすめに素敵な投稿が多数流れてきて気分が晴れる。
少し、いやだいぶ切ない。
嗚呼、なんで俺もうおっさんになってるんだよ。
文化祭であの子たちの演奏を聴いてさあ、『リアリズムの宿』みたいな旅したかったよ。
【日記】
敗戦記念日。
だからどうというのでもないが。
わが祖国はかつて偉そうなツラをして散々にやらかし、その結果けちょんけちょんに負けたわけだが、いみじくも我らがご先祖が言ったように、我々は喉元を過ぎれば熱さを忘れるので、80年とはそういう時間だったのだろう。要するにほっとくとまたやらかしそうなのだが、だからどうということもなく僕は今日も仕事だった。
しかし、お前らがどんなに勇ましくあさましい空虚な言辞を弄そうとも、僕は本棚の前に帰って金子光晴を、原民喜を、武田泰淳を、大岡昇平を読む。
じゃなきゃ、日本語を読める甲斐がない。
敗戦記念日。
だからどうというのでもないが。
わが祖国はかつて偉そうなツラをして散々にやらかし、その結果けちょんけちょんに負けたわけだが、いみじくも我らがご先祖が言ったように、我々は喉元を過ぎれば熱さを忘れるので、80年とはそういう時間だったのだろう。要するにほっとくとまたやらかしそうなのだが、だからどうということもなく僕は今日も仕事だった。
しかし、お前らがどんなに勇ましくあさましい空虚な言辞を弄そうとも、僕は本棚の前に帰って金子光晴を、原民喜を、武田泰淳を、大岡昇平を読む。
じゃなきゃ、日本語を読める甲斐がない。
August 15, 2025 at 1:08 PM
【日記】
敗戦記念日。
だからどうというのでもないが。
わが祖国はかつて偉そうなツラをして散々にやらかし、その結果けちょんけちょんに負けたわけだが、いみじくも我らがご先祖が言ったように、我々は喉元を過ぎれば熱さを忘れるので、80年とはそういう時間だったのだろう。要するにほっとくとまたやらかしそうなのだが、だからどうということもなく僕は今日も仕事だった。
しかし、お前らがどんなに勇ましくあさましい空虚な言辞を弄そうとも、僕は本棚の前に帰って金子光晴を、原民喜を、武田泰淳を、大岡昇平を読む。
じゃなきゃ、日本語を読める甲斐がない。
敗戦記念日。
だからどうというのでもないが。
わが祖国はかつて偉そうなツラをして散々にやらかし、その結果けちょんけちょんに負けたわけだが、いみじくも我らがご先祖が言ったように、我々は喉元を過ぎれば熱さを忘れるので、80年とはそういう時間だったのだろう。要するにほっとくとまたやらかしそうなのだが、だからどうということもなく僕は今日も仕事だった。
しかし、お前らがどんなに勇ましくあさましい空虚な言辞を弄そうとも、僕は本棚の前に帰って金子光晴を、原民喜を、武田泰淳を、大岡昇平を読む。
じゃなきゃ、日本語を読める甲斐がない。
川沿いにひらけた飲食施設でビールを飲み(妻はカルピス)大根の固いおでんを食べていると、となりで飲んでいた連中がステージに立ってジャズを演奏し始めた。
ジャズは、実際に聴くとよい。
CDでは聴く気にならない。
ロック映画の傑作『24アワー・パーティ・ピープル』で、山師的プロデューサーのトニー・ウィルソン曰く「ジャズはクソだ、あんなのは演奏家どもの自己満さ」
確かにな。
でも彼らの自己満にノレるとき、ジャズは素晴らしい。
というわけで帰宅後の今、中上健次の「破壊せよ、とアイラーは言った」を読む。
ジャズは、実際に聴くとよい。
CDでは聴く気にならない。
ロック映画の傑作『24アワー・パーティ・ピープル』で、山師的プロデューサーのトニー・ウィルソン曰く「ジャズはクソだ、あんなのは演奏家どもの自己満さ」
確かにな。
でも彼らの自己満にノレるとき、ジャズは素晴らしい。
というわけで帰宅後の今、中上健次の「破壊せよ、とアイラーは言った」を読む。
August 9, 2025 at 1:37 PM
川沿いにひらけた飲食施設でビールを飲み(妻はカルピス)大根の固いおでんを食べていると、となりで飲んでいた連中がステージに立ってジャズを演奏し始めた。
ジャズは、実際に聴くとよい。
CDでは聴く気にならない。
ロック映画の傑作『24アワー・パーティ・ピープル』で、山師的プロデューサーのトニー・ウィルソン曰く「ジャズはクソだ、あんなのは演奏家どもの自己満さ」
確かにな。
でも彼らの自己満にノレるとき、ジャズは素晴らしい。
というわけで帰宅後の今、中上健次の「破壊せよ、とアイラーは言った」を読む。
ジャズは、実際に聴くとよい。
CDでは聴く気にならない。
ロック映画の傑作『24アワー・パーティ・ピープル』で、山師的プロデューサーのトニー・ウィルソン曰く「ジャズはクソだ、あんなのは演奏家どもの自己満さ」
確かにな。
でも彼らの自己満にノレるとき、ジャズは素晴らしい。
というわけで帰宅後の今、中上健次の「破壊せよ、とアイラーは言った」を読む。
【日記】
昨夜、思うところあって漱石の「道草」を読み始めたところが、赤茶けた岩波文庫の古本が何とも見苦しい。
と思い、今日槇尾古書店に行くと、小林秀雄の新潮文庫「本居宣長」上下巻が計300円也。新潮文庫の秀雄はやたら註がうるさく好きでないが、パラパラやってみると古い版なのか註がない。
ので、同じく300円だった「『OZU2003』の記録」と一緒に買った。綺麗な「道草」はなかった。
歩いてブックオフに行くと、綺麗な新潮文庫版、岩波文庫版の「道草」がある。50円安い新潮文庫版を買った。
帰宅。トマトとズッキーニのイタリアン炒めを作る。味見したらちと濃いがなかなか美味い。以上。
昨夜、思うところあって漱石の「道草」を読み始めたところが、赤茶けた岩波文庫の古本が何とも見苦しい。
と思い、今日槇尾古書店に行くと、小林秀雄の新潮文庫「本居宣長」上下巻が計300円也。新潮文庫の秀雄はやたら註がうるさく好きでないが、パラパラやってみると古い版なのか註がない。
ので、同じく300円だった「『OZU2003』の記録」と一緒に買った。綺麗な「道草」はなかった。
歩いてブックオフに行くと、綺麗な新潮文庫版、岩波文庫版の「道草」がある。50円安い新潮文庫版を買った。
帰宅。トマトとズッキーニのイタリアン炒めを作る。味見したらちと濃いがなかなか美味い。以上。
August 2, 2025 at 11:10 AM
【日記】
昨夜、思うところあって漱石の「道草」を読み始めたところが、赤茶けた岩波文庫の古本が何とも見苦しい。
と思い、今日槇尾古書店に行くと、小林秀雄の新潮文庫「本居宣長」上下巻が計300円也。新潮文庫の秀雄はやたら註がうるさく好きでないが、パラパラやってみると古い版なのか註がない。
ので、同じく300円だった「『OZU2003』の記録」と一緒に買った。綺麗な「道草」はなかった。
歩いてブックオフに行くと、綺麗な新潮文庫版、岩波文庫版の「道草」がある。50円安い新潮文庫版を買った。
帰宅。トマトとズッキーニのイタリアン炒めを作る。味見したらちと濃いがなかなか美味い。以上。
昨夜、思うところあって漱石の「道草」を読み始めたところが、赤茶けた岩波文庫の古本が何とも見苦しい。
と思い、今日槇尾古書店に行くと、小林秀雄の新潮文庫「本居宣長」上下巻が計300円也。新潮文庫の秀雄はやたら註がうるさく好きでないが、パラパラやってみると古い版なのか註がない。
ので、同じく300円だった「『OZU2003』の記録」と一緒に買った。綺麗な「道草」はなかった。
歩いてブックオフに行くと、綺麗な新潮文庫版、岩波文庫版の「道草」がある。50円安い新潮文庫版を買った。
帰宅。トマトとズッキーニのイタリアン炒めを作る。味見したらちと濃いがなかなか美味い。以上。
【日記】
朝。
最近、笠原和夫を読んでる流れで『十一人の賊軍』を観た。
役者、特に仲野太賀が殺陣から表情から何もかも素晴らしいが、若松孝二の最も優秀な(映画がうまい)弟子たる白石和彌監督の真骨頂は、やはり老賊の「義によりて、お国に逆らいたてまつる」の台詞だろう。シビれる瞬間だった。
昼。
古本屋で中公文庫の「潤一郎ラビリンス 戯曲傑作集」を発見。ついでに「十一人の賊軍」ノベライズも買ってしまう。
映画のノベライズなど買って読むのはいつぶりだろうか。
しかし、まずは読みかけの笠原和夫のシナリオ「日本暗殺秘録」つづきを読む。
朝。
最近、笠原和夫を読んでる流れで『十一人の賊軍』を観た。
役者、特に仲野太賀が殺陣から表情から何もかも素晴らしいが、若松孝二の最も優秀な(映画がうまい)弟子たる白石和彌監督の真骨頂は、やはり老賊の「義によりて、お国に逆らいたてまつる」の台詞だろう。シビれる瞬間だった。
昼。
古本屋で中公文庫の「潤一郎ラビリンス 戯曲傑作集」を発見。ついでに「十一人の賊軍」ノベライズも買ってしまう。
映画のノベライズなど買って読むのはいつぶりだろうか。
しかし、まずは読みかけの笠原和夫のシナリオ「日本暗殺秘録」つづきを読む。
July 26, 2025 at 3:36 PM
【日記】
朝。
最近、笠原和夫を読んでる流れで『十一人の賊軍』を観た。
役者、特に仲野太賀が殺陣から表情から何もかも素晴らしいが、若松孝二の最も優秀な(映画がうまい)弟子たる白石和彌監督の真骨頂は、やはり老賊の「義によりて、お国に逆らいたてまつる」の台詞だろう。シビれる瞬間だった。
昼。
古本屋で中公文庫の「潤一郎ラビリンス 戯曲傑作集」を発見。ついでに「十一人の賊軍」ノベライズも買ってしまう。
映画のノベライズなど買って読むのはいつぶりだろうか。
しかし、まずは読みかけの笠原和夫のシナリオ「日本暗殺秘録」つづきを読む。
朝。
最近、笠原和夫を読んでる流れで『十一人の賊軍』を観た。
役者、特に仲野太賀が殺陣から表情から何もかも素晴らしいが、若松孝二の最も優秀な(映画がうまい)弟子たる白石和彌監督の真骨頂は、やはり老賊の「義によりて、お国に逆らいたてまつる」の台詞だろう。シビれる瞬間だった。
昼。
古本屋で中公文庫の「潤一郎ラビリンス 戯曲傑作集」を発見。ついでに「十一人の賊軍」ノベライズも買ってしまう。
映画のノベライズなど買って読むのはいつぶりだろうか。
しかし、まずは読みかけの笠原和夫のシナリオ「日本暗殺秘録」つづきを読む。
【日記】
朝、投票のために、近所の小学校に妻と。
縁もゆかりもない小学校だが、「夏休みの小学校」感に胸いっぱい。
喫茶店でモーニングしつつ僕は吉田満「戦艦大和ノ最期」を読む。
仕事に行く妻とわかれて家で映画。
『男たちの大和』
やっぱり金ドブの古くさい映画だと思いつつところどころ泣く。
そのあと同じ佐藤純彌監督の『新幹線大爆破』
初めて観たけど、めちゃくちゃな傑作ではないか!!!
夜、開票速報。
あれだな。結局、人類はニュータイプにはなれんのだな。何十年周期で同じことを繰り返して滅んでいくんだな。
朝、投票のために、近所の小学校に妻と。
縁もゆかりもない小学校だが、「夏休みの小学校」感に胸いっぱい。
喫茶店でモーニングしつつ僕は吉田満「戦艦大和ノ最期」を読む。
仕事に行く妻とわかれて家で映画。
『男たちの大和』
やっぱり金ドブの古くさい映画だと思いつつところどころ泣く。
そのあと同じ佐藤純彌監督の『新幹線大爆破』
初めて観たけど、めちゃくちゃな傑作ではないか!!!
夜、開票速報。
あれだな。結局、人類はニュータイプにはなれんのだな。何十年周期で同じことを繰り返して滅んでいくんだな。
July 20, 2025 at 2:45 PM
【日記】
朝、投票のために、近所の小学校に妻と。
縁もゆかりもない小学校だが、「夏休みの小学校」感に胸いっぱい。
喫茶店でモーニングしつつ僕は吉田満「戦艦大和ノ最期」を読む。
仕事に行く妻とわかれて家で映画。
『男たちの大和』
やっぱり金ドブの古くさい映画だと思いつつところどころ泣く。
そのあと同じ佐藤純彌監督の『新幹線大爆破』
初めて観たけど、めちゃくちゃな傑作ではないか!!!
夜、開票速報。
あれだな。結局、人類はニュータイプにはなれんのだな。何十年周期で同じことを繰り返して滅んでいくんだな。
朝、投票のために、近所の小学校に妻と。
縁もゆかりもない小学校だが、「夏休みの小学校」感に胸いっぱい。
喫茶店でモーニングしつつ僕は吉田満「戦艦大和ノ最期」を読む。
仕事に行く妻とわかれて家で映画。
『男たちの大和』
やっぱり金ドブの古くさい映画だと思いつつところどころ泣く。
そのあと同じ佐藤純彌監督の『新幹線大爆破』
初めて観たけど、めちゃくちゃな傑作ではないか!!!
夜、開票速報。
あれだな。結局、人類はニュータイプにはなれんのだな。何十年周期で同じことを繰り返して滅んでいくんだな。
よんどころない事情で僕の仕事量が3倍になって今帰宅、いや今はまだ帰路。
いまきたくの「た」を「ら」に変えて逆から読んだら倉木麻衣になるのだ。
昔よく聴いていたのだが、CDは全部処分してしまった。
あゝ…今気楽?冗談じゃねえ。
何年か前まで終電帰りもヨユーだったが、今はもう無理。手がプルプルする。
いまきたくの「た」を「ら」に変えて逆から読んだら倉木麻衣になるのだ。
昔よく聴いていたのだが、CDは全部処分してしまった。
あゝ…今気楽?冗談じゃねえ。
何年か前まで終電帰りもヨユーだったが、今はもう無理。手がプルプルする。
July 9, 2025 at 11:54 AM
よんどころない事情で僕の仕事量が3倍になって今帰宅、いや今はまだ帰路。
いまきたくの「た」を「ら」に変えて逆から読んだら倉木麻衣になるのだ。
昔よく聴いていたのだが、CDは全部処分してしまった。
あゝ…今気楽?冗談じゃねえ。
何年か前まで終電帰りもヨユーだったが、今はもう無理。手がプルプルする。
いまきたくの「た」を「ら」に変えて逆から読んだら倉木麻衣になるのだ。
昔よく聴いていたのだが、CDは全部処分してしまった。
あゝ…今気楽?冗談じゃねえ。
何年か前まで終電帰りもヨユーだったが、今はもう無理。手がプルプルする。
さっき難波の駅前を通った。
例のオレンジカルトこと参政党の街頭演説が始まっていた。
暑苦しいうえに胸糞が悪い。
この機会に書いとくが、おれは、参政党的なものの見方には100万本の中指を立てる。
なーんにも認めない。チラシの裏にでも書いとけ。
例のオレンジカルトこと参政党の街頭演説が始まっていた。
暑苦しいうえに胸糞が悪い。
この機会に書いとくが、おれは、参政党的なものの見方には100万本の中指を立てる。
なーんにも認めない。チラシの裏にでも書いとけ。
July 5, 2025 at 2:11 AM
さっき難波の駅前を通った。
例のオレンジカルトこと参政党の街頭演説が始まっていた。
暑苦しいうえに胸糞が悪い。
この機会に書いとくが、おれは、参政党的なものの見方には100万本の中指を立てる。
なーんにも認めない。チラシの裏にでも書いとけ。
例のオレンジカルトこと参政党の街頭演説が始まっていた。
暑苦しいうえに胸糞が悪い。
この機会に書いとくが、おれは、参政党的なものの見方には100万本の中指を立てる。
なーんにも認めない。チラシの裏にでも書いとけ。
と、いうわけで魚を焼きながら『中国女』を久しぶりに観た。
僕はマオには今ひとつノレない…というか、『映像の世紀』で歴史観を養ってきた身としては、眉をひそめるしかないのだが。
しかし、何とイミフで、何と面白い映画か。
ジャン=ピエール・レオがいい。
こないだ観た『男性・女性』のレオに比べて、しょっぱなから明らかにのびのびしているではないか。こいつが元気だと嬉しい。
「リュミエールは画家だった、それに対してメリエスはニュース映画を撮っていたのだ」というレオの名講義は必聴。
僕はマオには今ひとつノレない…というか、『映像の世紀』で歴史観を養ってきた身としては、眉をひそめるしかないのだが。
しかし、何とイミフで、何と面白い映画か。
ジャン=ピエール・レオがいい。
こないだ観た『男性・女性』のレオに比べて、しょっぱなから明らかにのびのびしているではないか。こいつが元気だと嬉しい。
「リュミエールは画家だった、それに対してメリエスはニュース映画を撮っていたのだ」というレオの名講義は必聴。
July 3, 2025 at 2:26 PM
と、いうわけで魚を焼きながら『中国女』を久しぶりに観た。
僕はマオには今ひとつノレない…というか、『映像の世紀』で歴史観を養ってきた身としては、眉をひそめるしかないのだが。
しかし、何とイミフで、何と面白い映画か。
ジャン=ピエール・レオがいい。
こないだ観た『男性・女性』のレオに比べて、しょっぱなから明らかにのびのびしているではないか。こいつが元気だと嬉しい。
「リュミエールは画家だった、それに対してメリエスはニュース映画を撮っていたのだ」というレオの名講義は必聴。
僕はマオには今ひとつノレない…というか、『映像の世紀』で歴史観を養ってきた身としては、眉をひそめるしかないのだが。
しかし、何とイミフで、何と面白い映画か。
ジャン=ピエール・レオがいい。
こないだ観た『男性・女性』のレオに比べて、しょっぱなから明らかにのびのびしているではないか。こいつが元気だと嬉しい。
「リュミエールは画家だった、それに対してメリエスはニュース映画を撮っていたのだ」というレオの名講義は必聴。
アンヌ・ヴィアゼムスキー「彼女のひたむきな12ヵ月」何度目かのチャレンジ。
アンヌの目から見たゴダールがキショくて最初しか読めん。
僕のちょい年下くらいなのに、若い子相手に何やってんだよ!
アンヌのせいじゃないよ。
『バルタザールどこへ行く』撮影の顛末を描いた「少女」はすごくよかったからね。
まあ、あれに出てくるブレッソンもなかなかのヤバさなのだが。
しかし、あれか、聖なるシネマトグラフ作家と俗臭ぷんぷんのゴダ郎ではそもそも役者が違うということか(?)
アンヌの目から見たゴダールがキショくて最初しか読めん。
僕のちょい年下くらいなのに、若い子相手に何やってんだよ!
アンヌのせいじゃないよ。
『バルタザールどこへ行く』撮影の顛末を描いた「少女」はすごくよかったからね。
まあ、あれに出てくるブレッソンもなかなかのヤバさなのだが。
しかし、あれか、聖なるシネマトグラフ作家と俗臭ぷんぷんのゴダ郎ではそもそも役者が違うということか(?)
July 3, 2025 at 10:59 AM
アンヌ・ヴィアゼムスキー「彼女のひたむきな12ヵ月」何度目かのチャレンジ。
アンヌの目から見たゴダールがキショくて最初しか読めん。
僕のちょい年下くらいなのに、若い子相手に何やってんだよ!
アンヌのせいじゃないよ。
『バルタザールどこへ行く』撮影の顛末を描いた「少女」はすごくよかったからね。
まあ、あれに出てくるブレッソンもなかなかのヤバさなのだが。
しかし、あれか、聖なるシネマトグラフ作家と俗臭ぷんぷんのゴダ郎ではそもそも役者が違うということか(?)
アンヌの目から見たゴダールがキショくて最初しか読めん。
僕のちょい年下くらいなのに、若い子相手に何やってんだよ!
アンヌのせいじゃないよ。
『バルタザールどこへ行く』撮影の顛末を描いた「少女」はすごくよかったからね。
まあ、あれに出てくるブレッソンもなかなかのヤバさなのだが。
しかし、あれか、聖なるシネマトグラフ作家と俗臭ぷんぷんのゴダ郎ではそもそも役者が違うということか(?)
ミシェル・ヴィアネイ「気狂いゴダール」(何度目かの)読了。
『東風』とか『楽しい知識』とか『映画史』とか『イメージの本』を撮るゴリゴリの“芸術的タフガイ”としてのゴダールしか知らないと、ここに出てくるゴダールの姿には戸惑うに違いない。
2人で食事をしていると妙に優しく(「ギャルソン!この人のサラダがまだじゃないか」などと言ってくれるのだ)、アンナ・カリーナとの絶望的な愛と別れを引きずっており、『気狂いピエロ』で極限までいったのに、また『男性・女性』でレオに託して不可能な愛に挑む頭でっかち青年の生と死を描くのだ。
『東風』とか『楽しい知識』とか『映画史』とか『イメージの本』を撮るゴリゴリの“芸術的タフガイ”としてのゴダールしか知らないと、ここに出てくるゴダールの姿には戸惑うに違いない。
2人で食事をしていると妙に優しく(「ギャルソン!この人のサラダがまだじゃないか」などと言ってくれるのだ)、アンナ・カリーナとの絶望的な愛と別れを引きずっており、『気狂いピエロ』で極限までいったのに、また『男性・女性』でレオに託して不可能な愛に挑む頭でっかち青年の生と死を描くのだ。
June 30, 2025 at 3:29 PM
ミシェル・ヴィアネイ「気狂いゴダール」(何度目かの)読了。
『東風』とか『楽しい知識』とか『映画史』とか『イメージの本』を撮るゴリゴリの“芸術的タフガイ”としてのゴダールしか知らないと、ここに出てくるゴダールの姿には戸惑うに違いない。
2人で食事をしていると妙に優しく(「ギャルソン!この人のサラダがまだじゃないか」などと言ってくれるのだ)、アンナ・カリーナとの絶望的な愛と別れを引きずっており、『気狂いピエロ』で極限までいったのに、また『男性・女性』でレオに託して不可能な愛に挑む頭でっかち青年の生と死を描くのだ。
『東風』とか『楽しい知識』とか『映画史』とか『イメージの本』を撮るゴリゴリの“芸術的タフガイ”としてのゴダールしか知らないと、ここに出てくるゴダールの姿には戸惑うに違いない。
2人で食事をしていると妙に優しく(「ギャルソン!この人のサラダがまだじゃないか」などと言ってくれるのだ)、アンナ・カリーナとの絶望的な愛と別れを引きずっており、『気狂いピエロ』で極限までいったのに、また『男性・女性』でレオに託して不可能な愛に挑む頭でっかち青年の生と死を描くのだ。
山盛りの仕fuckin事を片付けて、酷使した手指を揉みほぐしていると、どうやら2025年の上半期も終わり、大災厄まであと5日だが、待って。神様、もう少しだけ(奇跡のように美しい金城武)
待ってもう少し。せめて、僕が上半期ベスト本を出し終わるまで。
遠藤周作「悲しみの歌」
同「真昼の悪魔」
同「わたしが・棄てた・女」
カミュ「異邦人」
小川国夫「生のさ中に」
原民喜「夏の花・心願の国」←Best of Bestは「鎮魂歌」
下半期は遠藤周作の「深い河」にチャレンジするつもり。
待ってもう少し。せめて、僕が上半期ベスト本を出し終わるまで。
遠藤周作「悲しみの歌」
同「真昼の悪魔」
同「わたしが・棄てた・女」
カミュ「異邦人」
小川国夫「生のさ中に」
原民喜「夏の花・心願の国」←Best of Bestは「鎮魂歌」
下半期は遠藤周作の「深い河」にチャレンジするつもり。
June 30, 2025 at 11:05 AM
山盛りの仕fuckin事を片付けて、酷使した手指を揉みほぐしていると、どうやら2025年の上半期も終わり、大災厄まであと5日だが、待って。神様、もう少しだけ(奇跡のように美しい金城武)
待ってもう少し。せめて、僕が上半期ベスト本を出し終わるまで。
遠藤周作「悲しみの歌」
同「真昼の悪魔」
同「わたしが・棄てた・女」
カミュ「異邦人」
小川国夫「生のさ中に」
原民喜「夏の花・心願の国」←Best of Bestは「鎮魂歌」
下半期は遠藤周作の「深い河」にチャレンジするつもり。
待ってもう少し。せめて、僕が上半期ベスト本を出し終わるまで。
遠藤周作「悲しみの歌」
同「真昼の悪魔」
同「わたしが・棄てた・女」
カミュ「異邦人」
小川国夫「生のさ中に」
原民喜「夏の花・心願の国」←Best of Bestは「鎮魂歌」
下半期は遠藤周作の「深い河」にチャレンジするつもり。
ミシェル・ヴィアネイという他に(たぶん)邦訳のない作家が書き、奥村昭夫が訳した「気狂いゴダール」は、『気狂いピエロ』で(作中の言葉を借りると)月まで行ってしまったゴダールが、あらためて最初から始めるつもりで『男性・女性』を撮る顛末を描いたルポルタージュ……という体裁の小説である……ように見せかけたルポというか、何だかよくわからないが、作者が前書きで映画論とかではないと断りつつも、凡百の60年代ゴダール論よりよっぽどナマな60年代ゴダール論をやってる摩訶不思議な本で、僕は「ゴダール」と冠した本の中ではこれがいちばん好きで、何度も読み返しているのだ。
June 27, 2025 at 3:47 PM
ミシェル・ヴィアネイという他に(たぶん)邦訳のない作家が書き、奥村昭夫が訳した「気狂いゴダール」は、『気狂いピエロ』で(作中の言葉を借りると)月まで行ってしまったゴダールが、あらためて最初から始めるつもりで『男性・女性』を撮る顛末を描いたルポルタージュ……という体裁の小説である……ように見せかけたルポというか、何だかよくわからないが、作者が前書きで映画論とかではないと断りつつも、凡百の60年代ゴダール論よりよっぽどナマな60年代ゴダール論をやってる摩訶不思議な本で、僕は「ゴダール」と冠した本の中ではこれがいちばん好きで、何度も読み返しているのだ。