柳原孝敦
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cafecriollo.bsky.social
柳原孝敦
@cafecriollo.bsky.social
文学教師。主な著書:『ラテンアメリカ主義のレトリック』『映画に学ぶスペイン語』『テクストとしての都市 メキシコDF』主な訳書:アレホ・カルペンティエール『春の祭典』、ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』『第三帝国』、フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』、エドゥアルド・メンドサ『グルブ消息不明』、セサル・アイラ『わたしの物語』『文学会議』、カルロス・バルマセーダ『ブエノスアイレス食堂』その他。
利根山光人展を世田谷美術館に見に行ったぞ。この週末で終わるので、今のうちに、ぜひ。
bit.ly/43gUAap
砧へ行こう
利根山光人展@世田谷美術館 「自然と魂 利根山光人の旅――異文化にみた畏敬と創造」 利根山は以前(今年の 2 月から 5 月まで)埼玉県立近代美術館でやっていた「メキシコへのまなざし」展でも取り上げられていた人物のひとり。遺跡の拓本などが異彩を放っていた。今回、世田谷美術館が、そ...
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November 7, 2025 at 9:29 AM
12月14日(日)、バルガス=リョサについて語るみたいだ。僕が。外語のスペイン語学科卒業生の同窓会組織「イスパニア会」で。会員でなくても参加可能とのこと(小声で言うのだが、僕も会員ではない)。このころにはバルガス=リョサの新しい翻訳が出るはず。

clbespanol.g2.xrea.com/reunion.html
:: イスパニア会(Club Espanol)::
clbespanol.g2.xrea.com
November 5, 2025 at 10:46 AM
ミシェル・フランコ『ドリームズ』、アレハンドロ・アメナーバル『囚われ人』。いずれも傑作である。
bit.ly/47frZVt
アメナーバルによるセルバンテス
ラテンビート映画祭@東京国際映画祭で 2 本。 ミシェル・フランコ『ドリームズ』メキシコ 、 USA 、 2025 メキシコから不法移民としてサン・フランシスコにやってきたダンサーのフェルナンド(イサク・エルナンデス)は、メキシコのバレエ・スクールに出資するなどしている慈善文化事...
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October 29, 2025 at 12:12 PM
今日は授業の後、近所にレオナルド・ブラーボがやって来たので彼のギターを聴き、帰宅して生放送のNHK新人落語大賞を観賞。8月に浅草での二葉との二人会で、これで行きます、と練習としてやった「厩火事」で一花が大賞を獲得したことに涙し、その後は暖房の効果で常にうつらうつら。この時期はこういうことが多くて困るのだ。日本シリーズも睡眠学習で観たようなものだ。
October 25, 2025 at 1:20 PM
高校時代の同期の、きわめて冷静な知性の持ち主と信頼していた人物が、ここ数年で論調を変え、今日は高市を批判するNHKの論調を引いて電波停止に値する、などと書き込んでいるのを見るにつけ、悲しくなる。
 僕は、たとえコンフォーミストでなかったと後のち言い訳するためだけであろうとも、高市はファシストだと言っておく。
October 24, 2025 at 12:32 PM
ファシストの支持率が71%などと、何の冗談なのか? いや、むしろこの嘘臭い支持率こそがファシストのファシストたるゆえんなのかも。
October 23, 2025 at 2:38 AM
「私の研究人生」などと振り返るほど大げさな「研究人生」でもないのだが、ともかく、『奄美学会ジャーナル』の栄えある第1号、【随筆】欄に2ページほど自分のことを書いたぞ。

amamigakkai.com/%E5%AD%A6%E4...
学会誌 | 奄美学術会議
奄美学会ジャーナルNo1ダウンロード
amamigakkai.com
October 1, 2025 at 2:28 AM
『まいにちスペイン語』(NHKラジオ スペイン語講座テキスト)10月号に何か書いています。4ページほど。
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September 17, 2025 at 12:48 AM
同僚の博士論文審査(たぶん、論博)で一読もせず、いや、それどころか一度も論文を開くことなく審査に臨み、その後のどさくさで、開いた形跡すらない僕のコピーを、誰かが間違えて持っていってしまったという夢を見た。台詞を覚えずに舞台に立つとか、準備をしていない授業の教室に向かう夢は定番だが、これははじめてのパターン。昨日、とある博士論文の審査日を決めるためのアンケートに答えたからだな。この論文はちゃんと読んで審査に臨むつもり。いや、「つもり」どころでなく、実際に読むのだが。
September 17, 2025 at 12:19 AM
ペルー映画祭で1本だけ映画を観て、新幹線に乗り、移動してきたのだ。気づいたことは、18:30だと外がもう暗かったということだ。まだこんなに暑いのに。
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September 7, 2025 at 12:41 PM
Reposted by 柳原孝敦
本日書店発売の、ルリユール叢書70冊目、ベニート・ペレス゠ガルドス『スカートをはいたドン・キホーテ』の翻訳者・大楠栄三さんの「訳者解題」の一部が公開されました(本作は、19世紀スペイン自然主義小説の先駆的作品ですが、20世紀文学ではないかと疑うような実験文学でもあり、大都市マドリッドの都市空間を描く都市小説の大長編です。なぜこれほどの大作が邦訳されずにここまできたのか不思議です)。是非お読みいただき、本書を手にしていただけたらと思います。

note.com/genkishobou/...
ベニート・ペレス゠ガルドス『スカートをはいたドン・キホーテ』訳者解題(text by 大楠栄三)|幻戯書房編集部
2025年8月26日、幻戯書房は海外古典文学の翻訳シリーズ「ルリユール叢書」の第51回配本として、ベニート・ペレス゠ガルドス『スカートをはいたドン・キホーテ』を刊行いたします。ベニート・ペレス゠ガルドス(Benito Pérez Galdós 1843–1920)はスペインの小説家。大西洋に浮かぶグラン・カナリア島に生まれ、英米の文化的影響のもとで育ちました。マドリードに上京して以来、生涯、自由主...
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August 26, 2025 at 3:56 AM
ツェッテルカステンのカードシステム(二クラス・ルーマンが開発したもの)というのが、近年、ふたたび話題であるようだ。オブシディアンなどのアプリのおかげで電子的にこのシステムを構築できるからなのらしいが、ところで、このツェッテルカステン、日本で時に「京大式」などと呼ばれた(そして梅棹忠夫が広めた)カードのことと見なしてもよさそうだ。昔は大学の生協にはこのカードやそのためのカードボックスがたくさん置いてあったのだけど、さっき、東大本郷の生協に行ってみたら、その存在感はほとんどなくなっている。カードはわずかに数把があるだけで、ボックスにいたっては見当たらなかった。
August 21, 2025 at 5:42 AM
ゲラが届いた! ゲラは Galley の転訛だとのこと。ガレー船だ。Galley proof 、事実、galley には "a printer's proof" の意がある。ただし、"in the form of long single-column strips" だそうだ。今回届いたゲラには行番号が打ってある。
www.instagram.com/p/DNkI-hQyuS...
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August 20, 2025 at 5:51 AM
Reposted by 柳原孝敦
ルリユール叢書、べニート・ペレス=ガルドス『スカートをはいたドン・キホーテ』(大楠栄三 訳)の見本ができました。632頁の大作。スペイン文学の、マドリードの都市空間を読解する傑作長編。
22日からの出荷です。
August 12, 2025 at 8:12 AM
Reposted by 柳原孝敦
ガルシア=マルケスが『百年の孤独』を書いたメキシコシティの家をめぐるドキュメンタリーが完成。題して、「La casa(家)」。トレイラーのサムネイル「La casa」の筆跡はガルシア=マルケス本人のものか、でなければ、それを模したもの。
elpais.com/america-colo...
‘La casa’, un documental que recupera el lado íntimo de ‘Cien años de soledad’
La obra culmen de Gabriel García Márquez fue escrita en Ciudad de México en medio de la estrechez económica, pero entre familiares y amigos
elpais.com
August 12, 2025 at 1:22 AM
アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスティアン・バスケス『入国審査』を観てきたのだ。
bit.ly/4m2oLJU
思わず叫びたくなる映画
アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスティアン・バスケス『入国審査』アルベルト・アマン、ブルーナ・クーシ、ラウラ・ゴメス他、スペイン、 2023 グリーン・カードの抽選に当選したので移住するために USA に向かったカップルが、 NY の空港の入国審査で止められ、尋問を受ける。...
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August 1, 2025 at 1:58 PM
『初歩のスペイン語('25)』の増刷分が届いた。皆さん、こちらをどうぞ、ぜひ。

www.instagram.com/p/DMjsRr1S9q...
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July 26, 2025 at 4:41 AM
今日のNHK BSはスペイン特集のような趣。「究極ガイド 2時間でまわるアルハンブラ宮殿」、「街角ピアノ」はバルセローナ、そして「世界入りにくい居酒屋」コルドバ編。最後のやつは大学時代の先輩の娘さんがディレクターとして製作するのだと言っていたやつ。事実、その名がクレジットされていた。それはともかく、「銀細工職人協会」Sociedad de Plateros という名のタベルナTabernaを紹介。 フォーカスされた看板の店名の上には Ha llegado a su destino (目的地に到着です)の文字。道が入り組んでいてわかり辛いという紹介だった。この文言には触れなかったけど。
July 24, 2025 at 1:01 PM
あまりにも印象が強く、明瞭に記憶しているので、出典を確認するまでもない文章(確認しようがないほど古い週刊誌で読んだ一節。ただし、もちろん、労力を惜しまなければ調べることは不可能ではない)の大意を、確認せずに紹介することは、当然、学術論文では許されない。では、どんな場合から許されるのだろう? ある程度の学術性はあるけれども、論文と銘打たない文章でなら可能なのか? 授業で話す分には問題ないのか? とても下世話で個人的な話であり、しかし、ある小説を論じるのに欲しいエピソードをどう扱うか、常に迷うところである。
July 22, 2025 at 2:29 PM
来年の授業は感情に焦点を当てようと思うのである。
July 21, 2025 at 2:33 PM
さっき街中で母親が幼い子どもに「歩けれる?」と言っていた。たまに聞くこの形、どういう説明が可能なのだろう? 「歩かれる」→「歩ける」→「歩けれる」という経路? いわゆる「ら抜き言葉」的に「れる」をが万能の可能の助詞として適用されている? そのうち「見れれる」とか「くれれる」、「倒れれれる」、「れれれる」なんて発話が出てきそうだ。れれれ……
July 20, 2025 at 10:56 AM
投票を呼びかける総務省のテレビCM。「期日前投票」を「きじつぜんとうひょう」と呼んでいた。「きじつまえとうひょう」でなく。「前」は「まえ」ではなく「ぜん」なのか。てっきり「まえ」だと思っていた。
July 11, 2025 at 2:01 PM