Kodama Kanazawa
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Kodama Kanazawa
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Contemporary art curator from Japan https://linktr.ee/kanazawakodama
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Reposted by Kodama Kanazawa
なんか、TL見てると諦めムードが漂ってるな。諦めてはいけないのでは。

「あなたの敵は、もう希望はないとあなたが信じることを願っている。無力で、立ち上がる理由もない、もう勝てないのだ、そうあなたが思い込んでしまうことを。」 レベッカ・ソルニット『暗闇のなかの希望』の日本語版の冒頭。
あと同じThreadsのポストで最近はBL漫画の”綺麗な”実写化が大いに行われていることを知りました。そうなんですね。。
(その発言の主は「もう見る気がしない」と言っていた。)
Threadsでこのドラマについて「自分のことをもっと大切に」というメッセージが込められているという意見を見かけて、ああ確かにと思い、ゆうべ最後まで視聴。そして確かに、恋愛の話に載せて、我慢することや言わないで済ますことをどう乗り越えるかが語られていた。そういう見方をすれば仕事ができるとか見た目がいいとかは「でもできないことがある」「でも自信がない」ことの前提条件に過ぎないのでした。みんなこんな感じで生きてるのかもね。
(でも現実では仕事はそんなにできなくていいし、見た目もそんなによくなくていいよ。いいよね?)
シゴデキ上司とイケメン部下のBLドラマを見かけて(「40までにしたい10のこと」)途中までキャーとか思いながら見ていたのですが、なんだか罪悪感が出てきて中断。仕事ができることと見た目がいいことはそんなに正義なのか、、、フィクションとはいえ、、、。。(いや、でも、仕事もふつう見た目もふつうな人々のドラマをきちんと魅力的に作るのは並大抵のことではない、ということもわかる。)
そういえば、ジュディス・バトラーがとあるポッドキャストで、
(一例として)フェミニストのグループと性的マイノリティのグループは食い合わせが悪くてふだんは連帯しないかもしれないけど、トランプ氏がかけてくるような圧力に対抗するためになら連帯できるはず、どこで連帯できるのかそのポイントを探って、連帯できない部分には目をつむるのです、と話していたのを思い出す。
ナイーブさをどれだけ封印できるかが勝負なのかもしれない(でもナイーブさあってのそれぞれでもあり。私たちはしたたかになれるだろうか。)
ウトロアートフェスティバル開催中のウトロ平和祈念館へ。‘Si vis pacem, para pacem’ (平和を望むなら、平和を準備しましょう) (講師:木戸衛一)という講演を聞く。講師のご専門であるドイツの状況を軸に20世紀初頭〜現在の世界をざざざっと概観。質疑応答ではオーディエンスから「極右は国際的な繋がりを作るのが本当にうまい。なぜ左翼は繋がれないのか」という質問が。そして誰もうまく答えられない(少なくとも今日この場では)。(左翼と自称するグループの中で話を聞いたのは初めてだったかも。もちろん美術業界にその傾向はあるとはいえ)

utoroartfestival.com/ja/
Utoro Art Festival 2025
utoroartfestival.com
講演会「インバウンドの原点-- 京都博覧会と英文ガイドブック」講師:千代間泉(同志社女子大学嘱託講師)@京都府立図書館
首都が江戸(東京)に確定した段階で、皇室関係+寺社関係+侍相手の産業に支えられていた京都は洋風化の波もダメージとなり「餓死するのでは」というほどの危機感を抱き、180度方向転換をしてインバウンド誘致策を講じる。京都博覧会を毎年開催、それに伴って英語ガイドブックを発行。当時京都だけが特別なパスポートで観光できる「日本」の観光地だったという、現代のオーバーツーリズムを嘆く論調から振り返るとなんだか笑える?インバウンドの端緒。「京都」をそんな視点で見たことがなくて新鮮でした。
Reposted by Kodama Kanazawa
仕事がなくて、お金がなくて、暇にしていることで、こうして何か書こうとしていることで救われている。自分なりのサイズに合った生き方をしているかどうか確認することができるからだ
柔らかな時間柔らかな雲の中にいて、明日がくるのを待っている
/永井宏「柔らかな時間柔らかな雲の中にいて」より
ともあれ初めて覗く東南アジアパンクシーン、とても興味深かったです。
男性の抵抗は権威や社会に向けられているのだけど、女性の抵抗はだいたい男社会に向けられていたのが、ほんと差別の同心円的重なりを見る思いで泣けた。
KEX Punk and Beyond(上映会&トーク)、CLUB METRO。東南アジアのパンクシーンを垣間見る機会でした。ミャンマーのように切羽詰まった状況の人たちから、ファッションとしてのパンクまで。西部講堂は、昨日のスピーカーによると、後者に属すると。でも別のスピーカーが「そこからDIYやアナキズム、自由について考え始めることもある」と話す。ファッションと主張のバランスについて考えさせられる……
たぶん人生イチ静かな場所にいます。一週間の滞在がもうすぐ終わるけど、本当に素晴らしい滞在だった。雪の季節はもっと静かだという。冬にも来ようかなあ。
たぶん京都に戻る時にまた忘れないといけない
北海道の一部を数日ウロウロしているだけで、思いのほか野生というものを強く感じている。いや、熊の存在だけじゃなくて、、、
言うなら自分の中にも「あー、あったなぁ」などと思い出したりもしている
きのう北海道博物館を出ると美しい夕暮れ。
天神山に滞在、湿度が低いせいか欧州にいるような気分が続いています。ここは静かで仕事がはかどる…
もういつからか覚えていないくらい何ヶ月か前から夜の12時か12時すぎに帰宅する日々が続いていて、睡眠も若干少なめ(5〜6時間)になっていたが、昨日ようやく作業がひと段落し、今日からリサーチの出張に来ています。やっと普通の時間に晩ご飯&お風呂&この時間はゆっくりしている、という一日を過ごして幸せ〜。。(ちなみに忙しい日々も100%仕事しているわけではなく精神的にはOKです)
ついに今夜はChen Xiの長編を観る。それは今年の↓この映画祭長編部門にノミネートされているという話題作。(ああ、映画祭行こうかなぁ、絶対面白い)
airport-anifes.jp/en/programs/
PROGRAMS
THEATER New Chitose Airport Domestic Terminal Building 4F [programs_list title_ja="コンペティション短編部門" title_en="SHORT FILM COMPETITION" terms="short-incompe-type" per_page="100" order_mode="icpo"] [feature...
airport-anifes.jp
バック・トゥ・バック・シアター「いくつもの悪いこと」@ロームシアター。KEX、今年は3プログラム見るうちのひとつめ。障害と表現に関わりながらもバック・トゥ・バック・シアターを知らなかったので観れてよかったです。不穏で示唆に富んで完成度が高い、けど同時になにか日常の教訓にできるかというとそう甘くはない。(そんな、教訓とか言ってるのはナイーブすぎ、真面目すぎだろうか…。) ただ表現者の端くれとしては勇気づけられました。
でも辛いね…。また言論統制が始まらないよう注視しないと。
「やけくそになったらダメだよ…」とみんなたちの背中にそっと手を置く。
「あなたの世代は恵まれている」。
このメンタリティは、でも、言われた時にその意味を考えるべきで、自分自身は言うべきじゃない…というか言っても別にいいけれど、たぶん言っても意味はないんだろうなと思う。それでも今日は共感しました。この想いよ、成仏してくれ🙏
ICA TALK 059 クリッティヤー・カーウィーウォン
タイの現代美術発展史。
90年代から現在まで、DIYで作らなければならなかったアートシーン。「若い世代にアドバイスするとしたら」と聞かれて、今の若い世代は恵まれているので何も心配していない、どちらかというと自分の心配をしていると話したクリッティヤー。わかる。。
バンコクBACCチーフキュレーター、ペンワディー・ノッパケット・マーノンさんをARKの特別ライターとして迎えた1週間が終わった。彼女とは同い年だけど彼女のほうが若く見え、秘訣を聞いたら「毎日笑っていることかな」。
彼女の尊敬する父上は、彼が運転していた車が急停車したときに赤ん坊だったペンワディーさんが揺り籠ごと転覆して慌てたが、ペンワディーさんは笑っていたんだ、という逸話を繰り返し話していたと。
そんなエピソードも素敵。
心が寒いのでなにか温かい話はないでしょうかと、SHUSHIアーキテクツのお二人に尋ねたら、「まあ人間界はいろいろあるけどね。自分を大きな木みたいに思うようになるといいよね」との答え。
ただ『密やかな結晶』は、最後、記憶を保持していた登場人物がサバイブするのは大きな救いでした。忘れないように頑張ろう。
小川洋子『密やかな結晶』読了。強烈。もう小川洋子は怖くて読めない。
消滅、という呼び方で出てくるある現象が検閲を想起させて薄ら寒い。秘密警察による記憶狩りも、上海ロックダウンがフラバ…。
実は昨日深夜にリアルな出来事があって。ある国の政治的状況の余波で自分の文章を変更することになったのです。お願いベースではあったけど、まあ選択の余地はなかったよね。
寒い、すごく寒いので、今は温かい物語が読みたい。