深翠(ふかみどり/しんすい)
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漢詩作りとか歴創(平安文人)
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童学寺即事 #漢詩 #七言排律
孟冬朝気淑兼和 寂寞禅林色葉多
四十七音聞郷里 青黄朱影満山坡
小春霞峙春非実 時雨虹生雨忽過
一刹那風鋭同剣 千由旬道脆如何
却悲焼失本堂跡 更恨流行近歳痾
難聚資材半吾責 彷徨学路未登科
初秋上旬 中畿残暑
幾天未漏雨乎 久非昨今
何地能尋涼乎 纔有五六
或登芳野高処 或泛淡海北縁
深翠
好野愛文 思仙念佛
倣都良香而右携筆
仰役小角而左引杖
但信心薄弱 便四輪於洞前危程
亦吟魂軽浮 案対句於旅後閑夜
嗚戯
鳥住山之禅風 欲帰旧感
竹生島之霊威 不応無才
与徒過日而忘意
寧敢改体為和歌
其詞曰

題鳥住山
青深き吉野を四方に見渡せば
三千世の須弥を尽くす心地ぞ

題竹生島
ふりさけて見れば世をうき渡る舟
とおの縁ぞ未だ尽きざる
#漢詩文 #和歌
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彦星が逢瀬を待つという鵲の渡す橋を私に貸してほしい。それを渡って都の妻に逢いたい
華城(大阪城)の北 淀江(淀川)の南
文道は旺然にして神域は森爾たり
学士書生 天満宮の前に願い
善男信女 星合橋の上に契る
菅廟吟社また堅盟 年を経ること一百五十
松村詩匠また長命 徳を備えて不孤有隣
翁 久しく左席に在り普く古風を伝う
齢は半寿を過ぎ行脚は未だ衰えず
膚は深皴を刻し書鋒また鋭し
性は詩酒を好み手は觚を挙げて詠忽ち催す
首は星霜を負い喉は痾を宿し咳頻りに発す
卌載その牛耳を執り隠逸全からず
去春亀児へ譲り風流既に至る
是において野鵬城・津貴山ら盟友門弟凡そ□名
物に感じ時に感じ 且つ賦し且つ詠じ
以って年来の恩に報わんと欲す
佳彰は若年少才たり
心情の表現に向いている辞賦や曹操の流行らせた五言を使ってないので、司馬懿のはあくまで型にはまった儀礼的なものですね
別に心情を詠んだものが詩という訳じゃないですから
あいつ三曹の近くに居たくせに、三曹が流行せた五言詩の形態使ってないからな
謝松村先生序併和歌
華城之北 淀江之南
文道旺然 神域森爾
学士書生 願於天満宮前
善男信女 契於星合橋上
菅廟吟社也堅盟 経年兮一百五十
松村詩匠也長命 備徳兮不孤有隣
翁 久在左席 普伝古風
齢過半寿 行脚未衰
膚刻深皴 書鋒又鋭
性好詩酒 手挙觚而詠忽催
首負星霜 喉宿痾以咳頻発
卌載執其牛耳 隠逸不全
去春譲於亀児 風流既至
於是 野鵬城 津貴山等
盟友門弟 凡□名
感物感時 且賦且詠
欲以報年来之恩
佳彰若年少才
撃鷦鷯聖帝之豊壌
擬和邇吉師之秀歌
庶師父莫嘲之
令和乙巳歳夏序 云爾

難波津に栄ふやこの松門を守り八十路の秋を木蔭なし待つ
え韻踏んでなかったっけ?
漢詩といえば、三国志にも出てくる司馬懿さん、曹丕が好きすぎて戦で勝利を収めた時に真似して漢詩を読んでみたことがあるんですけど、あまりにも韻も何も踏めてなくて詩というよりポエムだったというかわいいお話ししていいですか? しました
よく考えたら義弟という線はあるな
とりあえず清行の弟と言うのは絶対に間違ってる
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環境破壊や気候変動によって一旦食文化が破壊された後の世界で人々が食べている物や、新たに創造した料理を描写している話が書きたい
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河童の橋の少し奥
但だ今は客有り、遠くより来り、路傍にて纔かに顔を拝するに一喜す

両鬢:触角
幼時書字食萱草:幼虫はユウスゲ(萱草)の中を食い進む。たぶんジカキムシだと思う
忘憂隠蒜山:萱草はワスレグサと言って憂を忘れるとか。蒜山高原のみに生息
不管他郷同族滅 況逢此歳彼秋還:他の生息地はないし現存個体群がいつまで保つかわからん
但今有客来従遠 一喜路傍纔拝顔:生息地の管理について見学しに行ったらたまたまその辺におった
詠房髭瑠璃天牛 フサヒゲルリカミキリを詠む
盛夏高原昼等閑 之虫葉上独登攀
矮躯重衣瑠璃片 両鬢長垂霜雪斑
低首蜻蛉疾飛下 枕叢蟋蟀乱鳴間
幼時書字食萱草 老後忘憂隠蒜山
不管他郷同族滅 況逢此歳彼秋還
但今有客来従遠 一喜路傍纔拝顔
#漢詩 #七言排律

盛夏 高原 昼 等閑なり
この虫 葉上 独り登攀す
矮躯 重ねて衣(き)る 瑠璃の片
両鬢 長く垂らす 霜雪の斑
首を低らす 蜻蛉 疾飛の下
叢を枕にす 蟋蟀 乱鳴の間
幼時 字を書きて萱草を食み
老後 憂いを忘れ蒜山に隠る
他郷の同族の滅べるに管せず
況んや 此歳の彼秋の還るに逢うことをや
Reposted by 深翠(ふかみどり/しんすい)
漢詩って深夜に作り出しがちなので健康に悪い趣味だと思う
藤原純友の乱って長谷雄や広相の子や(淑人、公頼)や篁の孫(好古)が活躍するから実質文章院だよね
大蔵春実も善行の子説あるし
漢詩作る時いつも脳内に良香を召喚してるんだけどまともに褒めてくれない