イヌマンディアス
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イヌマンディアス
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In Dog We Trust 最近は米国政治情勢分析中心。 哲学、政治学など関心分野は統治性論、権力論、制度論、ポストヒューマン、動物倫理、STS、アテンショエコノミー、ポスト・トゥルース、関係論的実在論、犬、猫、AIなど。 AIによる生成はハルシネーションを含んでいるリスクがあるのでご注意ください
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単純に決算がいいからじゃねーのとか思いつつ欧州相場見たら下がってるじゃねーか!いい加減にしろ。
市場さんは本気で非合理なのか短期的に非合理なのか謎なとこはある。
どうやったら米中摩擦緩和の兆しが見えるのかが理解できない。ゲームのルールを前回同様だと思ってない?
わたしが政治に求めてるのは文学なんだよ!もっと文学性を高めていけ!
日本の憲政史上でも稀に見る文学性のなさを感じる……。
大臣から首相への飛躍がなされていない感。
率直に言って、実務的すぎるという印象。所信表明なので、ヴィジョンを大胆かつイメージ豊かに語る言語が必要とされるはずだが、そういう表現に乏しく、強い経済などの類型的な表現にとどまる印象。
高市、頭は良いが親しみにくいという人間性がよく現れている感はある。防衛的知性なんだよね。そこがたぶん政治的リーダーとしての資質に欠ける部分に直結しているタイプなんだろうな……。情念的な隙が政治家にはあったほうがいいよ。
改めて振り返ると、石破はイデオロギー的な熱量とテクノクラート的な知性をバランスよく併せ持った現代日本では稀有な存在だよなと思う。
所信表明なのでもっと熱量を伝えてもいいくらいだと思うけど、イデオロギー色を控えめにして熱量を表現したらテクノクラート言説になって熱量がなくなるのが非常にそれっぽい。
比較的本音が見えやすいのが、危機管理投資や安全保障政策であるあたり、テクノクラート的な感性を感じる。イデオロギー色が押さえられているぶんそういう性質が目立つのもあるが、本質的にはテクノクラート型の政治家だと個人的には思う。こだわりが強い部分だからこそテクノクラート的な表現になっているのが高市の個性。これは、国民にはそのこだわりが伝わりにくいという欠点でもありますが。
まあ具体的にどのような国会運営・国会論戦を展開していくかを見ていくしかないですね……。
無難感は安倍継承カラーが薄められた表現になってるのにも現れている。調整型の国会運営を志向することを言ってるし、外交は安倍路線の延長線上だけど、実質言ってることだけなら石破路線とほぼ変わらないこと言ってるし。安倍政権よりも石破政権に近いようにすら見える。安倍政権継承へのこだわりが強いこれまでの言動と一致せず、少数与党の国会運営を意識して無難にまとめていることで、実際のスタンスとは齟齬があると想定するのが自然な解釈な気はする。
具体的にはどうすんの?とかちゃんとできるの?とかいう疑問が湧いてくる感じなので実際の姿を見ていくしかない。
イメージとしては危機管理投資を通じて、テクノナショナリズム路線で行きたいというのが軸かね。
ある程度無難にまとめているので本音が見えにくい印象。
まあなんか言ってることよりやってくことで判断していくしかない感じだよね……。
オーヴァートンの窓が移動して、今まで極右的なテーマだとか排外主義的なテーマだとか思われてきたものが、社会が容認できる範囲内のテーマになってくる感はある。
www.theguardian.com/world/2025/o...
前も紹介した記事だが、高市政権はこのパターンになる可能性も高い気がするんだよな。極右政党が設定したテーマが他政党にも議論され始めることで、極右や右派ポピュリズムが勢力を拡大するパターン。参政党の外国人問題の「社会問題」化の成功による躍進は典型的にこれなわけだけど。ただ選挙とアテンション・エコノミーをドライバーに短期間での躍進を可能にしたという点では違いはある。
German far right setting agenda as opponents amplify its ideas, study finds
Normalisation of far-right stances likely to affect success of such parties at ballot boxes across Europe, say researchers
www.theguardian.com
昼間クソ暑いし夜はクソ寒い
Reposted by イヌマンディアス
ドン・アイディ『技術哲学入門 ポスト現象学とテクノサイエンス』(稲垣諭、増田隼人、沖原花音訳、晶文社、2025)

著者が北京大学で行った講義をもとにした本。

原題の「ポスト現象学とテクノサイエンス」が主題で、この二つの語は、いずれもアイディが提唱したものとのこと。

ポスト現象学とは、人間の経験を探究する古典現象学を、アメリカで発達したプラグマティズム(広くは行為を重視する哲学)の知見と併せて拡張する試み。

テクノサイエンスとは、科学によって技術が生み出されるという見方に対して、いまや技術によってそれなしにはなしえない科学の発見がもたらされる状態に注目する概念。

(1/n)
生成AIがSNSやブラウザ、その他のサービスと融合していくと、デマや誤情報の拡散や真偽の問題の一層のポスト・トゥルース化が進行していくのが懸念されるのはもちろんそうだが、AIにユーザーが気付かないままに有害な操作や入力をさせる悪意のある攻撃が常態化し、社会がシステミック・リスクの上でダンスを踊っているような状態になりかねないのもあるよな。対処可能なんだろうか。