#FinishReading
彬子女王『飼い犬に腹を噛まれる』https://amzn.to/4nUG5By 大ブームとなった『赤と青のガウン』の続編的エッセイ集、面白くてタメになりすぎて、むしろずるい。そしてイラストがほしよりこさんというのも重ねてズルい。各エピソードのあとに、ほしさんがノリノリでイラストを寄せている(気がする)ので、ページをめくるのが楽しみ過ぎる。そして読み終わると教養が高まっている! お得感しかない本。 #FinishReading #読了 2025-125
飼い犬に腹を噛まれる
プリンセスの日常には何かが起こる! ベストセラー『赤と青のガウン』の「その後」の日常を綴った彬子女王殿下の最新エッセイ集。挿絵は『きょうの猫村さん』のほしよりこ氏による描きおろし。 ――私は自他共に認める事件体質である。ささいなことから、めまいがするような大事件まで、日常的にいろいろ起こる。(「おわりに」より)―― 巻末には ○絵日記 キャンパスのプリンセスを訪ねて ○スペシャル対談 彬子女王&ほしよりこ を特別収録! 【目次】○「おおきに」の巻・雪の女王・飼い犬に腹を噛まれる・それは「皿」から始まった・一番近くにいる他人?・「離合って使う?」・入院で得た教訓・雨ノ日ノモノオモヒ・続「離...
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October 13, 2025 at 12:10 AM
大森 望 編『NOVA 2023年夏号』https://amzn.to/3T4qBOl #FinishReading #読了 そういえば読んでなかったので反省しながら読んだSF短編アンソロジー。例によって素晴らしい。今回は女性作家特集とのことだったが、あまり意識することはなかった。いつものことたが電書がないのがなあ
March 2, 2024 at 7:26 AM
小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ4』https://amzn.to/3JPgLNO 天冥の標シリーズで有名な著者の近作シリーズ完結編。舞台設定が壮大だったので超長編化する不安があったが、4冊目で無事に完結して良かった。伏線もほとんど回収されており、カタルシスがあった。#FinishReading #読了 2025-104
ツインスター・サイクロン・ランナウェイ4 (ハヤカワ文庫JA)
自分たちはいったい何者なのかと問いながら星々を巡るテラとダイオード。宇宙漁師たちの活躍を描く大人気シリーズ、ついに完結!
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August 24, 2025 at 12:10 AM
長谷敏司『円環少女 1バベル再臨』https://amzn.to/49lGTL4 最近は骨太なSF文藝作品で有名な著者が10年以上前に書いたライトノベル。予想していたが、ぜんぜんライトでもなく設定が複雑すぎる。セールだったときに、まとめて買ってしまったので、少しずつ読んでいこうとは思う。1巻は複雑な世界観の説明で特に重かったが、続巻からは話が走り出すだろう。#FinishReading #読了 2025-127
円環少女 1バベル再臨 (角川スニーカー文庫)
〈円環大系〉と呼ばれる魔法を使い、100人の魔導師を倒す運命を負った少女メイゼルの前に現れた、音を操る〈神音大系〉の騎士。メイゼルを排除しようとする彼らの狙いとは!? 魔導師たちの過酷な戦いが始まる!
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October 26, 2025 at 12:40 PM
石井ぜんじ 『ゲームセンターを10倍おもしろくした本!』https://amzn.to/3GFft6Q ゲーメストという雑誌に関しての回顧録。中高生のころにけっこう読んでいた雑誌で、なつかしさがすごい。インターネット以前の時代が懐かしい #FinishReading #読了 2025-52
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May 4, 2025 at 12:10 AM
逢坂冬馬『ブレイクショットの軌跡』https://amzn.to/4m9Jr1X 「同志少女〜」で有名な著者の最新作、評論家の三宅さんが激推ししていたので手に取ったが傑作だった。何を書いてもネタバレになってしまうような気がするが、読後感は緻密なアートを見ていたような印象。いっぽうでスピード感もすごい。一気読みした。 #FinishReading #読了 2025-92
ブレイクショットの軌跡
小説丸(3月11日)著者インタビュー 毎日新聞(3月15日)書評(角田光代氏) WEB本の雑誌(3月17日)書評(高頭佐和子氏) 読売新聞(3月18日)書評(佐藤憲一氏)...
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July 27, 2025 at 12:10 AM
a obra de Saramago , Ensaio sobre a cegueira/Blindness
#finishreading
Saramago’s Unique Perspectives are Kafkaesque, Orwellian, Camusian, but conviviality.
Sometimes.
#booksky

The book had no spin, so the white roses were, instead.
August 24, 2025 at 10:56 AM
東畑開人『聞く技術 聞いてもらう技術』臨床心理学者が書いた本で、少し前に話題になっていたもの。概要はAmazonリンクの概要がつかみやすい。もっと早く読めばよかったわ。聞くと聞いてもらうは連環しているという話には納得しかない。 #FinishReading #読了 2025-18
February 9, 2025 at 8:40 AM
濱口 桂一郎「ジョブ型雇用社会とは何か 正社員体制の矛盾と転機」https://amzn.to/49QKy0m #FinishReading #読了 どこかで勧められていたので読んだ本。小熊「日本社会のしくみ」に匹敵する眼から鱗が取れる良書だった。ジョブ型の理解足りてなかった。考えるべきことが増えてヤバい。マネジャー必携。
March 2, 2024 at 7:24 AM
アイザックソン『レオナルド・ダ・ヴィンチ 上』https://amzn.to/4j7U3N1 ジョブズ伝が有名な作家によるダ・ヴィンチ伝。「独学の地図」という本で推されていて手に取ったのだけれども、大変に面白い。ダ・ヴィンチはメモ魔で、そのノートからの紹介が興味深い。#FinishReading #読了 2025-62
レオナルド・ダ・ヴィンチ 上 (文春文庫)
画家、科学者、軍事顧問、舞台演出家など多彩な顔を持ち、光学、幾何学、解剖学などを独自に研究。様々な分野に革命的インパクトをもたらし、普遍の価値を持つ名画を遺した――。ルネサンスを代表する”万能人”レオナルド・ダ・ヴィンチは、なぜ不世出の天才たり得たか。稀代の伝記作家が、全自筆ノートを基にその秘密に迫る。...
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May 17, 2025 at 8:40 AM
國分功一郎『スピノザ 読む人の肖像』https://amzn.to/42ALoNx 発売直後から気になっていた哲学論をやっと読み終えた。難解なエチカの解説も、執筆をめぐる伝記的な紹介と合わせると少しは理解が進むといったところか。國分さんの本は哲学講話シリーズも読めていないので、はやく読みたい。 #FinishReading #読了 2025-117
スピノザ――読む人の肖像 (岩波新書 新赤版)
哲学者とはいかなる人物なのか。何を、どのように、考えているのか。思考を極限まで厳密に突き詰めたがゆえに実践的であるという、驚くべき哲学プログラムを作り上げたスピノザ。本書は、難解とされるその全体像を徹底的に読み解くことで、かつてない哲学者像を描き出す。哲学の新たな地平への誘いがここに!...
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September 21, 2025 at 12:40 PM
『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』https://amzn.to/4qGmF4O スルーしていた本だがカーネマンの『ファスト&スロー』並みに強インパクトの良書だった。読まないで損してた。いわゆるクリティカルシンキングの話という点でも最近の興味に近い。ブログに感想を書いた。https://agnozingdays.hatenablog.com/entry/2025/10/26/190000 #FinishReading #読了 2025-128
批評的に思考するために「超予測力」を読んだ - 勘と経験と読経
読むのがホネな技術書やビジネス書を取り上げて2週間の読書期限を課して読んでアウトプットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第83回。同僚と読書期限を約束することによって積読が確実に減るという仕組み。過去記事はこちら。さて、今回読む本は「超予測力...
agnozingdays.hatenablog.com
November 3, 2025 at 12:10 AM
勅使川原真衣『働くということ 「能力主義」を超えて』https://amzn.to/475dWR1 新書大賞2025の第5位の本。能力主義の本のようだが、アサインメント(人を選ぶ)に関する本ともいえる。著者の、真正面から問題に立ち向かうのではなく、包み込むように考えていくスタンスが良かった。重いテーマだが、さらっと読める軽さも魅力。#FinishReading #読了 2025-123
働くということ 「能力主義」を超えて (集英社新書)
他者と働くということは、一体どういうことか? なぜわたしたちは「能力」が足りないのではと煽られ、自己責任感を抱かされるのか? 著者は大学院で教育社会学を専攻し、「敵情視察」のため外資系コンサルティングファーム勤務を経て、現在は独立し、企業などの「組織開発」を支援中。本書は教育社会学の知見をもとに、著者が経験した現場でのエピソードをちりばめながら、わたしたちに生きづらさをもたらす、人を「選び」「選ばれる」能力主義に疑問を呈す。そこから人と人との関係を捉え直す新たな組織論の地平が見えてくる一冊。...
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October 12, 2025 at 10:40 AM
三宅香帆「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか amzn.to/49kzyLG 話題の本である。シゴデキで話が面白い人は、良いコンテンツをうまく消化しているのでその方法を学ぼうという話であり、ある意味では自分がまさに意識していることが書かれていたともいえる。が、消化方法のテクニックを改めてみると反省することもあり、よい刺激。ただし読みたい本も増えてしまった。#FinishReading #読了 2025-126
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(新潮新書)
「とっさに言葉が出てこない」「アイスブレイク的な雑談が苦手」「飲み会で昔の話ばかりする大人になりたくない」……そんな時、話題の本や漫画、最新の映画やドラマについて魅力的に語れる人は強い。社会や人生の「ネタバレ」が詰まったエンタメは、多くの人の興味も引く。ただ、作品を読み解き、その面白さを伝えるには、実は「コツ」がある。気鋭の文芸評論家が自ら実践する「『鑑賞』の技術」を徹底解説!...
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October 26, 2025 at 10:40 AM
韓松『無限病院』話題になってる長編ディストピアSFではある。確かに面白いけど、手放しに人にはお勧めしないというか、好みは分かれるだろうなぁという感想。タイトル通り、わりと無限に嫌な感じが続くので注意。三部作ということなんだけど、続巻を手に取るかはだいぶ悩ましいなぁ。#FinishReading #読了 2025-21
February 15, 2025 at 10:40 AM
冲方丁『マルドゥック・アノニマス 10』https://amzn.to/406Vbtv 終わりそうもないSF長編、新刊が出たのでさっそく。今回はものすごく急展開したが、続きが気になるところで終わってしまい、もう!という感想。次は来年ですかね。#FinishReading #読了 2025-75
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June 15, 2025 at 10:40 AM
安野光雅・佐藤忠良『若き芸術家たちへ』https://amzn.to/429MeAb 画家の安野さんと、彫刻家であり有名な絵本大きなかぶの画家でもある佐藤忠良さんの対談集。忠良さんは自らの事を芸術家ではなく職人と表現していて、徒弟制度などの言及もたいへんに刺激になった。#FinishReading #読了 2025-33
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March 22, 2025 at 10:40 AM
今井むつみ『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』https://amzn.to/43SmNox 『言語の本質』『学力喪失』が有名な今井先生の読んでなかった本を読んだ。基本的な考え方は変わらねど、コミュニケーションの観点で何が起こっているのかという見方はわかりやすい。新書よりはライトな読み口でした。#FinishReading #読了 2025-68
「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策
『言語の本質』(中公新書)で 「新書大賞2024」大賞を受賞した 今井むつみ氏の書き下ろし最新刊! 間違っているのは、 「言い方」ではなく「心の読み方」 ビジネスで 学校で 家庭で …… 「うまく伝わらない」という悩みの多くは、 「言い方を工夫しましょう」「言い換えてみましょう」 「わかってもらえるまで何度も繰り返し説明しましょう」では解決しません。…
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May 31, 2025 at 5:29 AM
オキシタケヒコ『筺底のエルピス-絶滅前線-』https://amzn.to/4d784ZQ 久しぶりのラノベ、SF作品として優秀というネット評とGWセールにつられて読み始めている。悪くはないが、SF成分は期待よりは薄目ではあった。#FinishReading #読了 2025-58
筺底のエルピス -絶滅前線- (ガガガ文庫)
人類の存亡をかけた影なる戦い。 殺戮因果連鎖憑依体―― 古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきたその存在は、感染する殺意であり、次元の裏側から送り込まれた人類絶滅のプログラム。...
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May 10, 2025 at 8:40 AM
『自由の命運 下』https://amzn.to/4iIjR37 大変お面白かった「国家はなぜ衰退するのか」の続編であり、読みたいと思っている続巻の「技術革新と不平等の1000年史」を読むために読んだ本。とても面白いんだけれども長い!。日本の新書程度にまとめられないものか。#FinishReading #読了 2025-32
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March 22, 2025 at 8:40 AM
小林秀雄『近代絵画』https://amzn.to/3XeREbh 気になっていた有名な本。年始に国立西洋美術館のモネ展を行くきっかけで読み始めて、やっと読み終わった。大変面白いのだけれども難解で時間がかかってしまった。小林秀雄の本を初めてちゃんと読み通したぞという達成感。#FinishReading #読了 2025-24
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February 23, 2025 at 10:40 AM
山田風太郎『八犬伝【上下合本版】』https://amzn.to/47ucx8b 最近映画化された八犬伝の現代語訳であり、最後まで読み解くことが難しいと言われた馬琴の原作を見事な構成でまとめ、かつ新たな感動があるという評判の本だが、その通りだった。映画もアマプラで配信されているので見ようかと思う。 #FinishReading #読了 2025-101
八犬伝【上下合本版】 (角川文庫)
宿縁に導かれた八人の犬士が悪や妖異と戦いを繰り広げる『南総里見八犬伝』の「虚の世界」。作者・滝沢馬琴の知られざる執筆生活と画家・葛飾北斎との交流を描いた「実の世界」。鬼才・山田風太郎が二つの世界を交錯させながら描く、傑作伝奇長編。...
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August 16, 2025 at 8:40 AM
『「ふつうの暮らし」を美学する~家から考える「日常美学」入門~』https://amzn.to/4lDY6mo 日常美学の初の入門書とのこと。美学は少し勉強しているのだけれど大変難しく、日常という切り口から見直したら理解が進むかと思って手に取った本。学問の紹介という位置づけのため想像よりは難しい本だったが、感性の哲学として面白い話が多かった。#FinishReading #読了 2025-86
「ふつうの暮らし」を美学する~家から考える「日常美学」入門~ (光文社新書)
よりよい“世界制作”のために、私たちの家を考えよう――。哲学の一分野である美学の中でも、とりわけ新しい学問領域「日常美学」初の入門書。本書では、芸術を中心とする旧来の美学界に「女性の領域」として長らく無視されていた「家」を中心に、掃除と片付け、料理、椅子、地元、ルーティーンを例として、日常の中の「美」を問い直す。新進気鋭の若手美学者が冴えわたる感性でまとめ上げた、センセーショナルな一作!
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July 19, 2025 at 8:40 AM
ユヴァル・ノア・ハラリ『NEXUS 情報の人類史(上)人間のネットワーク』話題の本をずいぶん遅れて読んだ。面白いことはわかっているんだけど長いので敬遠してたが、読み始めると手が止まらず、一気に読んでしまった。上巻が人間の話で、後半がAI革命の話のようだが、上巻だけでも十分に面白いし、考え方が変わっていく。下巻を読むのも楽しみだ。#FinishReading #読了 2025-114
September 13, 2025 at 12:40 PM
内田樹『寝ながら学べる構造主義』https://amzn.to/47ao9ww 動画「三宅香帆が新書好きになったきっかけの8冊」で紹介されてた一冊、02年の本ではあるが現代に読むという点でも興味深い。そもそもフーコー以降をほとんど勉強していないので哲学的にもたいへんに勉強になった。特にバルトが気になり始めている。#FinishReading #読了 2025-120
寝ながら学べる構造主義 (文春新書)
構造主義という思想がどれほど難解とはいえ、それを構築した思想家たちだって「人間はどういうふうにものを考え、感じ、行動するのか」という問いに答えようとしていることに変わりはありません。ただ、その問いへの踏み込み方が、常人より強く、深い、というだけのことです。ですから、じっくり耳を傾ければ、「ああ、なるほどなるほど、そういうことって、たしかにあるよね」と得心がゆくはずなのです。(「まえがき」より)
amzn.to
October 5, 2025 at 8:40 AM