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翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#短い恋を急がないで
ティラミスはエスプレッソを使って作るのでエスプレッソの妹だけどカフェモカの妹かはまだ考え中

April 27, 2025 at 2:59 AM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#君色スカイみに
#たると文庫
#一次創作
#創作男女
#短い恋を急がないで

カフェモカ擬人化✕オペラ擬人化

February 15, 2025 at 10:23 AM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#一次創作祭り春の陣2025
文庫メーカー一枚に収まる話を細々と書いています

#ランプちゃんと指輪君
千一夜物語のランプの精と指輪の精のラブコメ(予定)
#短い恋を急がないで
飲み物×ケーキの擬人化(創作男女)
#二課のニコイチ
刑事がアクションしたり緩く会話したりする

単発で企画やホラーを書いたり二次創作をしたりします

March 21, 2025 at 11:10 PM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#たると文庫
#一次創作
#創作男女
#短い恋を急がないで

「もう告白しちゃえばいいのに」
　バレンタインが終わったのでこの店には愛がなくなってしまった。巷では店が配ったお菓子が愛を育んでいるというのに。
「私から告白したら権利書をラブレターの代わりにしないといけないでしょう」
「どうだろう。意外にＫ．Ｏ．取れちゃうんじゃない？」
　このパティスリーの隣にあるコーヒーショップのオーナー兼バリスタは目の前の女主人に心底惚れ抜いている。見た目通りのしおらしさで愛を告げればあの巨木のような長身も倒れるのではないだろうか。そうなったら面白いと笑っていると、流石に不謹慎だと思われたのか睨まれた。
「私に告白された程度で商売まで投げ捨てるような男を愛するつもりはないです」
「それな！」

March 14, 2025 at 11:29 PM

翆葵麗瑠(の)

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#トワスト参加作品
#一次創作
#創作男女
#たると文庫
#短い恋を急がないで

テーマ『夏のやり残し』

August 30, 2025 at 9:21 AM

翆葵麗瑠(の)

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#短い恋を急がないで

俺様エスプレッソ×女王様ショートケーキ
女装男子カフェモカ×男装女子オペラ
おっとり抹茶×せっかちティラミス

ちょっとずつ増えてきましたなぁ

April 26, 2025 at 9:20 AM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#たると文庫
#一次創作
#創作男女
#短い恋を急がないで

「今日こそ色よい返事を聞かせてもらいたいものだな」
　低く自身に満ちた声と大柄な体躯、少々険しいが充分男前と呼べる範疇の顔立ち。恐らくこれまで思い通りにならなかった事はないのだろう。しかし世の中には必ず例外があるものだ。ふわふわのショートケーキもスポンジは固めだったりするように。
「この店は私の店です。今のところ誰かの援助を必要としていませんし、それが貴方からなら尚更です」
「釣れない事を言う。条件はかなりそちらに都合がいい筈だが？」
「だって貴方が欲しがっているのは本当はお店じゃなくて私でしょう？　どうしてお店が先なんですか」
「っ、それは」
　それまで余裕の表情を崩さなかった男が急に顔を赤くする。怪訝そうに眉を寄せると、今まで聞いた事のないようなか細い声で。
「……シフトが共有されれば休みを合わせやすくなるじゃないか」
「では先ずデート出来るように好きって言ってください」

February 2, 2025 at 7:03 AM

翆葵麗瑠(の)

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#短い恋を急がないで
抹茶を出したので烏龍茶と紅茶の兄もいるだろうな、と思ってたんだけど冷静に考えたら緑茶なのではないか？

May 2, 2025 at 10:56 AM

翆葵麗瑠(の)

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#トワスト参加作品
#たると文庫
#一次創作
#創作男女
#短い恋を急がないで

一周年おめでとうございます！賑やかしになれば

August 16, 2025 at 9:54 AM

翆葵麗瑠(の)

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#たると文庫
#一次創作
#短い恋を急がないで
🍰のお店が出来る前の話

「……これは？」
　設計士の事務所に菓子折りを持って訪れる依頼人がいない訳ではないが、ホールケーキを携える剛の者には終ぞお目にかかった事がない。なくてよかったな、と思ったのを顔に出さないように努めて首を傾げると、依頼人ははにかんで笑った。ホールケーキの奇矯さが霞む程の美人である。
「壁の色の説明に必要かと思いまして」
「色見本はこちらでご用意しておりますが……」
「ああ、そうなのですね？　こういった事は初めてで」
　だからと言って壁の色をケーキのクリームで、屋根の色や窓枠の色をマジパンで説明する必要があろうか。後それならマジパン一つで全てが解決したのでは。結局ケーキは即切り分けられて色見本で確認する事になった事を考えれば。
「色々ありがとうございました。完成したら是非遊びにいらしてくださいね」
「はい」
　しかし美人の焼いたケーキと言うのはそれだけで千金の価値があるのだ。

March 22, 2025 at 8:43 AM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#たると文庫
#一次創作
#創作男女
#短い恋を急がないで

マーメイドラインのドレスもぴしっとしたスーツも似合ったから、好きな時に好きな格好をしてきたし、一人称だってボクだ。これは男の人からじろじろ見られるより女の子の黄色い悲鳴を聞く方が楽しかったから。このまま女の子と深い仲になるかもしれないなと思っていたところで出会ったのが彼だった。ボクより背が高くて、ボクより素敵にワンピースを着こなす人。そしてそれがとても素敵な事なのだとちゃんと気付いていない人。
　だから本当に滅茶苦茶褒めた。今まで女の子に囁いた甘い言葉だって本気だったけれど、それより熱が籠っていた事は否定しない。照れたようにはにかむ姿が可愛くて、本当に参ってしまっていたもので。だから彼がボクと同じ想いを持ってくれた事は嬉しかった。けれど。
「可愛いね」
　パティシエールが指先のお洒落をするためには時間と理解者が必要だ。彼は自作のネイルチップでボクの指を飾るのが幸せで仕方ないという顔で作業をしているけれど。
「はい、出来た。顔真っ赤だけど大丈夫？」
「大丈夫じゃないって言ったら責任取ってくれるの」
　至近距離でどきどきして心臓がもたないくらいかっこいいのは聞いてないよ！

March 1, 2025 at 8:45 AM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#たると文庫
#一次創作
#創作男女
#短い恋を急がないで
☕視点馴れ初め

彼女に出会ったのは新しい店舗の内見に訪れた時だった。隣がパティスリーであるのは特に問題に思わなかった――客は俺の店を選ぶからだ――が、丁度客を見送るために出てきていた彼女がちらりとこちらを向いて、にっこりと微笑んだのだ。その瞬間、本当に一目惚れをすると身体に電流が走るのだと知った。
「決めた。ここにする」
「え、いいんですか？」
　問題など後で金でなんとでもする。立地が好条件なので早く契約してしまいたかった。彼女が欲しい。
「それじゃあ事務所に戻って……」
　あっさりと店の中に戻ってしまった彼女に名残惜しさは覚えなかった。どうせ直ぐにきちんと会える。そうしたらどう愛を告げるのがいいだろう、彼女も彼女の大事なもの全ても俺が守ってやるとどうしたら伝わるだろうか。俺の腕の中で笑っていて欲しいと伝わる日が待ち遠しい。明日にでもどうにか出来る筈だ。
　――その目論見が潰えたのは、やはり次の日の事だったが。

February 3, 2025 at 9:44 AM

藤枝月子

@fujiedatsukko.bsky.social

水が酔った際にさらっと告白して、実は態度とか視線で薄々感づいてはいたけど（それなりに他妖怪にももててたので好意の視線はわかる）妻一筋だからと断る父。
水も「だろうな」って笑ってその話は終わる。
…ら、恋する視線を送ることは当然なくなるし水なりに気持ちの整理をつけるための告白だったから性格上そこそこ切り替えが早い。あくまでも鬼の父親で友人として接する。
それで良いはずで断ったのは自分なのに見合いの話や告白されたと聞くと心がざわざわする父。ワシを好いておると言ったくせに、ってなる。人間は命が短いから恋も急ぐと知ってだんだん執着を募らせて水は自分のだ、と暗い感情と独占欲を自覚し拗らせまくる父の父水。

April 14, 2024 at 2:07 PM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#たると文庫
#一次創作
#創作男女
#短い恋を急がないで
お題の☕🍰

「こんな往来であんなに大きく手を振って恥ずかしくないんですか？」
「お前が細腕で難儀していないかと思ったら他の事が考えられなくなった」
「本当に恥ずかしい人ですね」
　人込みでも目立つ容姿をしているという自覚はあるが、それ以上に目立つ男が手を振りながらこちらに意識を向けたら大抵の人間が何事かと思うだろう。しかしそんな好奇の目もこちらの好奇の視線も一切気にせずに隣を歩いている。
「慣れているんですか？」
「なんだ、嫉妬か？　気にする事はないぞ、お前にしかした事はない」
　流石に目立つからなと続けるから一応の常識は持っているようなのに。
「お前だけなんだ」
「だから買収話はなしにして告白してくださいって」
　そうしたら、最初からデートに誘ってもいいのに。

February 11, 2025 at 9:47 AM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#トワスト参加作品
#たると文庫
#一次創作
#創作男女
#短い恋を急がないで

テーマ『あなたのためだけの』

両想いだとわかっているのに付き合ってない二人

「お前は随分な完璧主義者なのだな」
「どういう意味ですか？」
　イートインスペースを持たないパティスリーだというのに、隣のカフェからオーナーが来る時にはケーキを出さざるを得ない。閉店後のキッチンなんて流石に味気ないと思うのだが彼女さえいれば綺羅星の如き場所なのだそうだ。
「二つ前の苺のケーキは俺好みだった。いつ店に出るんだ」
「……まさか貴方、あれを試作だと思ってらしたんですか？」
「違うのか？」
　色白の肌がそれこそ苺のように赤く染まる。何か失言しただろうかと思考回路をフル回転させる前に。
「私が誰かに食べさせる事を前提にしたケーキを貴方に出すと？『あなたのためだけの』ケーキを作らないと？」
　まさか今まで毎度出てきたケーキは。頬張ってきた酸味や甘味、何よりも彼女の柔らかな態度を思い出す。
「お前俺の事を愛し過ぎじゃないか？」
「だから早く告白してくださいって言ってますのに」

March 29, 2025 at 9:25 AM

翆葵麗瑠(の)

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#たると文庫
#一次創作
#創作男女
#短い恋を急がないで
兄弟の会話

「どうして告白しないの？」
　我が兄は経営手腕こそ強引だが初めて本気になった女性相手にはとんと奥手だ。自分を囲む華やかな女性達をあっさりとあしらっていた姿を思い出せなくなりつつある。しかし兄は至極真面目にこちらを見つめ返してきた。
「俺は何度も告白している、向こうが首を縦に振らんのだ」
「その告白の方法さえ変えれば頷いてくれるんじゃないの？」
　向こうだって兄を憎からず思っている筈だ。店ごとではなく彼女一人を欲しがれ、とはある意味熱烈な告白である。しかし兄はそれに納得していないのだ。
「……俺だけで足りるのか」
「え？」
　まさか彼女を崇拝する余り自分と釣り合わないなんて思っているのだろうか。確かに彼女は美人だけれど。
「俺から店の経営手腕を抜いたらただの顔とスタイルと運動神経と頭がいいだけの男だぞ」
「確かにその性格はその条件を補って余りある欠点かもしれない」

March 29, 2025 at 9:12 AM

翆葵麗瑠(の)

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#短い恋を急がないで
バレンタインなのでチョコレート絡みの二人　異性装✕異性装の二人だけどどちらも「似合うから着ている」で着ているので特に何か主張がある訳ではないです

February 15, 2025 at 10:24 AM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#短い恋を急がないで
世界観はなんとなくヨーロッパを想定してたけど冷静に考えたら🍰は日本に来たショートケーキのイメージなので名前も不二家紅緒とかかもしれない事に気付いてしまった

March 20, 2025 at 9:52 AM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#トワスト参加作品
#たると文庫
#短い恋を急がないで

テーマ『どうか、その手で終わらせて』

今まで頼んでいた業者に頼めなくなったのでしょう

「どうか、その手で終わらせてください」
　普段からホイップクリームのように白い手が強く握り締められて更に白くなる。人体の不思議と捉えるのは流石に不謹慎だが、普段なら凛とこちらを見据えて一歩も引かない彼女が自身の弱点を晒してまで己に頼みごとをしてくるのはどうしても甘やかしてやりたくなってしまう。
「物騒な話だがお前がそうなるのは珍しいな。今までだってあった事ではないのか」
「平気になる訳がないでしょう……」
　蒼褪める恋人――予定――がしおらしく自分に縋ってくるのに優越感を覚えない事に安堵したのがなんとなく腹立たしい。当然の事ではないか。
「しかしお前もよく俺を頼ってきたな」
「いい、そういうのいいですからっ、早く……」
　切羽詰まった声音に悪かったと頭を撫でてスマートフォンを取る。勿論馴染みの害虫業者に連絡を取って、隅から隅まで点検してもらうためだ。

May 17, 2025 at 9:21 AM

ヤ巳（they/them)

@yiam.bsky.social

RPの素敵なイラストについて、Xのタグに反応させて頂いた拙文をこちらにも乗っけておきます（個人的な事情ですがブルスカが本家なので）。不都合ありましたら削除します。パーバソ。

どことも知れぬ異国の街に海風が吹く。街を彩る電飾や、着込んだ人々の髪をなぶってゆく。
厳しい寒波でもそれを遮る暖かさが一歩後ろにある。夏のドバイではお互い任務と人目を思って、たまさか小指の触れ合う距離だったのに。寒さがそうさせたのか、夏の熾火が未練がましく燃え上ろうとしているのか。この特異点での、二人っきりの、長い潜伏生活──束の間の平穏というには浮き足立った、まるでクリスマス・ヴァカンスのような──でそんな状況に慣れてしまったのを、まずいとは思っていた。だからバーソロミューは、買い出しから戻る途中、その温もりが自然に肩に置かれた時、咄嗟に「その先」を遮ってしまった。腕を広げ体を捻って。
「パーシヴァル、先を急ごう。早く帰ってもてなしの準備をしなくてはね」
十二月三十一日の夕方、今日はマスター一行が合流する日だ。それを思い出させるように。
本当はこのまま大晦日のミサに参加する筈だった。浮かれた気分はここで終わりだ。

だがそれが墓穴だったことを海賊は知る。
手袋越しの温もりは、熱いほどのそれは離れることはせず、ゆっくりと滑ってバーソロミューの肩を抱き込んだ。
「そうですね、早く帰ろう。あと五時間ある──五時間しかない」
ああ、パーシヴァルは二人きりの時間のことを言っているのだ。人を待つには長く、恋を進めるには短すぎる時間に、騎士は何を決心したのだろう。最後の最後に平穏を破るように、否、ちょっとした距離の縮まりを感じるたび、心臓はいつでも鼓動で破れそうだった。これから何が始まるのか。フラットに帰ってドアが閉まったら、きっと腕を取られ抱きしめられて、そうだ卵を買ったから荷物を落とさないように気をつけなければならない。その後起こることは、バーソロミューにはまだ分からない。
ただ、夕暮れの寒気の中で肩と両頬だけが燃えるように熱い。

December 27, 2024 at 5:52 AM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#文字書きの風景
#たると文庫
#短い恋を急がないで
パティスリーのキッチン

キッチンが白いのは汚れが目立つからだ。昨日の終業時に清掃は済ませているが、製菓小売業にとって清潔な状態とは本当に限られた場合を指す。泡立て器やスパチュラ、ナイフなど調理器具を煮沸消毒しつつ床の清掃にかかる。真っ白なタイルには罅も黴も存在してはならない、乾拭きを終えた頃に従業員がやってくれば清掃のペースとしては完璧である。
「おはようございます」
「おはよう、今日もよろしくお願いしますね」
　自分が横に三人並んでも収まらないような大きい冷蔵庫の中身を確認する。ジャムにシロップ乳製品、フルーツの配達業者が来るのは何時だったか。ミーティングによって八時だと確認された。
「外掃いてきますね」
「お願いします」
　今日も人々の喜びのお供を。

March 29, 2025 at 12:06 AM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#短い恋を急がないで
☕は🍰の過去に拘らないけど🍰は滅茶苦茶嫉妬深いのでせめて過去一の女にならないと気が済まない　☕は過去にすら嫉妬するなんて可愛いやつめと思っている(尚🍰が初恋)

February 11, 2025 at 10:25 AM

翆葵麗瑠(の)

@augustloewe.bsky.social

#GW作品展示会2025
#たると文庫

一次創作も細々と文庫メーカーでやってます
#ランプちゃんと指輪君
千一夜物語のランプの精霊と指輪の精霊が人の姿でラブコメする話(予定)
#短い恋を急がないで
飲み物男子×スイーツ女子の恋愛もの(である可能性がある)
#二課のニコイチ
刑事二人が話したりアクションしたりする(notミステリ)

企画で単発の短い話を書いたりします