人生は選択の連続であるが、選択がいつも正しいとは限らない。
人生の機微を感じさせる本
#タタール人の砂漠 #ブッツァーティ #岩波書店

ルビコン川を渡るに至るまでのカイサルの心情の変化
#カエサルを撃て #佐藤賢一 #中公文庫

本を読むことは民主主義を実現するための糧
#戦場の希望の図書館 #デルフィーヌミヌーイ #東京創元社

エチオピアの秘境への冒険の旅。酒を主食とする人々は本当に実在するのか？
#酒を主食とする人々 #高野秀行 #本の雑誌社

自分の見た目は好きですか？若い人作家たちのエッセイ集
#ORIAU #やまだえりな

『シリアの秘密の図書館』（くもん出版）

ヌールの暮らすダマスカスは、かつて花々の香りにあふれる美しい街だった。ところが内戦が始まると、街は危険な戦場へと一変する。地下シェルターでの避難生活を続けるうちに、ヌールといとこのアミールはあることを思いつく――がれきから本をすくいだして、秘密の図書館を作ろう！

本は人間のように争わない。本を読んでいれば夢中になって、他のことを考えずにすむ。

ウクライナで、パレスチナで。苦しい状況に置かれた人々に、どうか希望の光が射しますように。本が、本のある場所が、暗闇を照らす明かりとなっていますように。

実話から着想を得て、著者自身の経験をもとに紡いだ絵本。

"ヌールの暮らすダマスカスは、かつて花々の香りにあふれる美しい街だった。しかし内戦が始まってからというもの、街は危険な戦場へと一変し、ヌールたちは地下シェルターでの避難生活を余儀なくされるようになる。そんななか、ヌールとそのいとこ・アミールはあることを思いつく――秘密の地下図書館を作ろう! やがてふたりが作った地下図書館は、恐怖と不安に苛まれるダマスカスの人々にとって、希望の光となっていく"

『戦場の秘密図書館~シリアに残された希望』マイク トムソン
内戦下のシリアのダラヤにあった秘密図書館．食料や医薬品の入手も困難な状況にあって，命懸けでがれきの中から本を集めて，図書館を作った．誰もが学ぶことに渇望していた．美しい物語だが，現実はハッピー...
#読書メーター
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