#シュレディンガーのリリィ曹長2
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …新しい技術や…サービスも、そう。
 変わった利用法を思いついたからといって…
 得意満面に、それを言ってしまったばかりに…規制される。
 知らなかったフリをしておれば良いものを…
 わざわざ確認を求めるから…、
 技術者も、したくもなかった規制を…自らかける」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:18 AM
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …シュトゥルム准尉から…
 どの程度、聞いたのか知らないけれど…、
 リリィ曹長が上級貴族なのかどうかは…現段階では…分からないわ」
ツァッフェン少尉
「(1 1 ) 判明させるわけにもいかない、と准尉からは聞きました。
 大佐のお家は下級貴族だから…って」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 9:50 AM
ツァッフェン少尉
「(エ エ;) 拷問官だからって見過ごしてましたけど、
 自分の異常性を分かってないのも…」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …拷問に入れ込んでいたベラドンナ家は…
 生まれてから、身体がある程度育ってすぐの娘を…
 毎日のように拷問して…痛めつけていたと聞くわね」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:13 AM
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …あと、ね…。
 仮にリリィ曹長が…上級貴族ベラドンナ家の娘だとしても…
 リリィ曹長は…それを知られたがらないと…思うの」
ツァッフェン少尉
「(’ ’ ) 何故です?
 ベラドンナ家の娘は、伯爵に報復して家出をしたんですよね?
 この師団が欲しくなったら、身分を明かせば…」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 9:56 AM
ツァッフェン少尉
「(TヮT) た、たしかに…、
 私も総帥にコクハクして…捨てられましたけどぉ…」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …つまり、この師団に居る者たちにとって
 此処、第14師団は…、最後の砦…最後の居場所なの。
 私には…この師団に居る者たちを、ひとり残らず守る…責務がある」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:05 AM
ツァッフェン少尉
「(1 1 ) リリィ曹長って上級貴族なんですか?」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …誰から…聞いたの?」
ツァッフェン
「シュトゥルム准尉です」
ラディカ
「(- - ) …貴女には、曹長のこと…もう少し後で言おうと…
 思っていたのだけれど…ね」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 9:47 AM
ツァッフェン少尉
「(ェ ェ ) 毎日、パンツ脱がされたり
 ヘンなアイテムプレゼントされてもですか…?」
ラディカ大佐
「(¬ ¬;) …リリィ曹長のあれは…
 歪んでいるけれど…全面的に好意の表れだから…。
 変質者だけれど…、上官の命令には…素直に従うでしょ?
 仕事も出来るし…」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:05 AM
ツァッフェン少尉
「(゚ ゚;) 知らないフリして、追放すれば…!
 …あ…いえ…、なんでもないです…」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …少尉も…エルフの里を追放されて…
 この私設武装集団に…拾われた身でしょう」
ツァッフェン
「(1 1ˋ) はい…。 言葉が過ぎました…。
 居場所は、やっぱり欲しいもんな…」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:21 AM
ツァッフェン少尉
「(’ ヘ ’;) 大佐と私の絵が完成したら、金貨1,000万枚でも出すとかも
 言ってましたよ…」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …どの金貨のことかは…知らないけれど…
 金貨1枚あれば…、安い馬車小屋ぐらい…買えてしまうわよ」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:10 AM
ツァッフェン少尉
「(1n1’) 副師団長ですよ、私は!
 兵卒のシュトゥルム准尉にはお話して
 どうして私には、お話されないんですか!?」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …貴女…ゴシップ好きで、口が軽いからよ」
ツァッフェン
「ぐっ…!
 (エ エ;) き、機密は守りますよ…」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 9:49 AM
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …貴族とは…騎士も兼務しているものだわ。
 だから…軍事には明るい」
ツァッフェン少尉
「"(1 1 ) それも准尉から聞きました」
ラディカ
「(¬ ¬ ) …軍事に明るいからといって…
 数千、数万の兵を指揮する能力があるかどうかは…
 また別の…お話なのよ」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 9:56 AM
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …曹長の件も…同じことよ。
 白日のもとにさらしてしまったばかりに…
 曹長は居場所を…失うかもしれない。
 ベラドンナ家が血眼になって捜していた娘を…
 私たちが匿っていたとなれば…、
 当師団は伯爵家を敵に回すことになり…
 血を見る争いにも…なりかねない」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:19 AM
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …それだけが…心の拠り所みたいなヒトなんだから…
 全部取り上げてしまったら、何をやらかすか…分かんないでしょ」
ツァッフェン少尉
「(ェ ェ ) じゃあ明日も明後日も、挨拶代わりにムネ揉みしだかれたり
 人前でスカート下ろされたりするんですね? 曹長に」
ラディカ
「(¬ ¬;) …何が言いたいの」
ツァッフェン
「(ェ ェ ) その優しさの1割でも
 副長の私に振り向けてほしいな~、なんて…」
ラディカ
「(¬ ¬;) …私が飲み込まないと…
 貴女たちが曹長の標的に…なりかねないじゃないの」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:26 AM
ツァッフェン少尉
「(’ ヮ `;) 今になって、それはないですよ!
 大佐は月給制を敷いてくださいました。
 それまで師団のお金は実質全部、デュラン少佐のものでした。
 大佐のおかげで、私もその…休暇になれば
 マイティブレイバーの巡回劇とか…見に行けますし…(ゴニョゴニョ)」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 9:54 AM
ツァッフェン少尉
「(゚Д゚;) あいつベラドンナ家の娘でしょ、こんなのもう!!」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …声が大きいわ。 確証が…無いのよ。
 曹長のためにも…師団全体のためにも…
 確証を得るわけにも…いかない。
 機密は守ると…さっき言ったわよね?」
ツァッフェン
「うぐぐ…
 (>ロ<;) わ、私たち情報部が動けば調べられるのに~っ!!」
ラディカ
「(¬ ¬;) …そうなるでしょうから…
 貴女には、まだ…話したくなかったのよ…。
 いい? 世の中はね…、何でもかんでも
 つまびらかにすれば良いのでは…ないの」」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:17 AM
ツァッフェン少尉
「(’ ’ ) で、なんのかの大佐は、多少の無礼なら受け入れてくれるし
 厳しい体罰はあっても追放まではしないみたいだから
 居心地がいい…と。
 もし、あいつがベラドンナ家の娘だとしたら
 そりゃ毎日が幸せでしょうね…」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:15 AM
ツァッフェン少尉
「連れていかれて"しまう"?
 (1n1 ) 結構じゃないんですか?
 大佐なんて毎日スカートめくられたり、パンツに手をねじ込まれたり。
 "人格に問題がある"って、大佐も常々言ってるじゃないですか」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …当師団は…一部を除き、ヘンな奴ばかりでしょう?
  …僻地にある、この14師団は…
 総帥から"お払い箱"として…認識されているフシがある。
 総帥にとって使えない者、使いづらい者、気に入らない者…
 そういうのを保留する目的で…あれこれ左遷してくるのでしょう。
 …少尉…貴女もね」」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:03 AM
ツァッフェン少尉
「(エ エ;) 男がすっごい嫌いみたいなところも
 ベラドンナ家の娘と同じじゃないですか…。
 聞くだけで痛々しいような拷問にかけようとするところとか…」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …でも…確証は無いわ。
 何故、男嫌いなのかも…答えたくないみたいだし…」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:11 AM
ツァッフェン少尉
「"それはべつに良い"…ですか…」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …私は前任のデュラン少佐を放逐し…
 後任として、今…イチヨンの師団長の椅子に…座っている。
 もともと居なかったはずの指揮官であるから…
 私が居なくなっても…組織へのダメージは…小さいでしょう」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 9:52 AM
リリィ曹長
「( ֦ƠᴗƠ)💨ハァッハァッ
 エネルギーが尽きるまで振動は最大にしましょう、大佐っ💖」
  🆚
ラディカ大佐
「(¬ ¬;) …その前に貴女のエネルギーを…尽かしてやる」
 
ツァッフェン少尉
「|ㅂ≖͈̀ )ニヤニヤ "居場所"ね~。
 まぁこんな騒ぎ方は、他の師団じゃ見られないもんね~っ♪
 悪くもないか~!」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:34 AM
ツァッフェン少尉
「( ꈍᴗꈍ) バレてしまっては仕方がありませんわぁ❤️
 大佐も師団も、今日からわたくしのものです❤️
 (ェ ェ ) ――とか言って、師団を乗っ取られかねないですね」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …ではなく。
 彼女にとって忌々しいベラドンナ家に捕まり…
 連れていかれてしまう」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:00 AM
ツァッフェン少尉
「(`1 ヮ 1’) …シュトゥルム准尉も言ってましたけど!
 大佐はやっぱり、お優しいですね!」
ラディカ大佐
「(- - ) …私は、私の権能の範囲で…守るべきものを…守っているだけよ」
ツァッフェン
「(ェ ェ ) あんなシャレにならないギガサイコレズ女でも
 居場所だけは守ってあげるんですね」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:24 AM
リリィ曹長
「( ꈍᴗꈍ) ご機嫌麗しゅう~❤️
 何を飲み込まれるのですか~?
 私には聞かせられないお話でしょうか~❤️」
ツァッフェン少尉
「おっ、いいトコに来たね。
 👈(ェᴗェ ) 大佐がね!!
 お前の新作のディ●ド、飲み込んでくれるって!!」
ラディカ大佐
「Σ(¬ ¬;) ⁉️」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 10:28 AM
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …ええ。 当師団には…1万騎が…兵籍している。
 ヒト族の社会通念上…、
 貴族階級の上下で身分を判断する者も…少なくはない。
 そうなると…何故、私が師団長なのかと…
 疑問の声も出てきかねない。
 それはべつに良いけれど…指揮系統が乱れてしまう危険がある」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 9:51 AM
ツァッフェン少尉
「(ェ ェ;) ああ…たしかに、あいつに指揮能力があるようには
 見えませんね…。
 ヘンなハーレムは囲ってるみたいですけど…」
ラディカ大佐
「(¬ ¬ ) …曹長の経歴書は…きっと虚偽の内容よ。
 しかし、それを暴いてしまえば…。
 もし曹長が、ベラドンナの娘だったら…」
#第14師団エピソード #シュレディンガーのリリィ曹長2
July 11, 2025 at 9:59 AM