大木芙沙子・蜂本みさ『かわいいハミー／せんねんまんねん』

🤖ヒューマノイドのハミーの「心」と周囲の人々を優しく、少しビターに描くロボットファンタジー。

📯二人の少女を介して交差する過去と未来の戦争……。やわらかな語りで戦争について描いた、今読まれたい1作。
amzn.to/3Murtuw

"異色作家の逆恨み&自己正当化エッセイ"

"漫画家を目指し大学を中退するも、あっと言う間に挫折。過酷すぎる派遣工時代を経てホラー作家になるまでの十年間を、逆恨みマインド全開でつづった爆笑エッセイ"

飴村行 『粘膜黙示録』
www.kadokawa.co.jp/product/3225...

→この現実の世界で私たちが縛られているルールの外にあるものを見させてもらえるというか。しかも、それらが直接脳にぶち込まれるような感覚まであって。これは他のジャンルにない読み味なんですよね。もちろん、脳に入ってくる情報量もすごいんですけれど、その情報量の多さからくる快感みたいなものもあって虜になってしまいます。

ほか、都筑道夫作品の影響(『暗殺心』も)が何度か語られている。

→とか『分解された男』(『破壊された男』(略))とか、ロジャー・ゼラズニイの『伝道の書に捧げる薔薇』とか。SFは短篇集がわりと好き/他にも、ジャック・ヴァンスの連作短篇集の『宇宙探偵マグナス・リドルフ』はめちゃくちゃ好きですね。/ハーラン・エリスンの『世界の中心で愛を叫んだけもの』にも凄みを感じて震え上がりました。/SFって一言でうまく表せないんですよね。それがセンスオブワンダーっていうものなのかもしれないんですけれど、自分の中で固定概念と化しているものとはまったく違う、別の可能性を見せてもらえる感じがして。(略)私たちがいる現実とは似て非なる世界とか、→