東博本館18室。
お久しぶりの高村真夫『夜の停車場』。
東博本館18室。
お久しぶりの高村真夫『夜の停車場』。
大きさは本家の子供と同じサイズ。
しかし、あの卵の中に入れなければいけないので、上半身と下半身のパーツが分離。自らはめ込む仕様。そのため、腰の回転は無く、座ることは出来ない。
大きさは本家の子供と同じサイズ。
しかし、あの卵の中に入れなければいけないので、上半身と下半身のパーツが分離。自らはめ込む仕様。そのため、腰の回転は無く、座ることは出来ない。
2025年、最後の東博本館18室、長野草風「高秋霽月」。
年を経るにつれ、ますます雲間から覗く星を眺めるようになりました。
では、また。
二年後にお逢いできますことを。
2025年、最後の東博本館18室、長野草風「高秋霽月」。
年を経るにつれ、ますます雲間から覗く星を眺めるようになりました。
では、また。
二年後にお逢いできますことを。
サティが題材でなければ、この物語の展開を素直に楽しめていただろうか。
いや、サティが題材だからこその物語だから、この思考自体に矛盾がある。
それに、サティが題材でなかったら、そもそも手にとっていなかったであろうし。
などと、愚にもつかない想いを巡らせながらも、この建付けとそれ故の妙味を存分に堪能。ただただ「おもしろかったぁ!」と叫びたい。
サティが題材でなければ、この物語の展開を素直に楽しめていただろうか。
いや、サティが題材だからこその物語だから、この思考自体に矛盾がある。
それに、サティが題材でなかったら、そもそも手にとっていなかったであろうし。
などと、愚にもつかない想いを巡らせながらも、この建付けとそれ故の妙味を存分に堪能。ただただ「おもしろかったぁ!」と叫びたい。
今回の彫刻は、2021年以来の高村光雲『老猿』。
残るは二週間。
今回の彫刻は、2021年以来の高村光雲『老猿』。
残るは二週間。
帯広六花亭本店3F「廊-KOHBUNDO」並びに1F「六花亭ギャラリー」で、「トシ矢嶋写真展 LONDON RHAPSODY」。
帯広六花亭本店3F「廊-KOHBUNDO」並びに1F「六花亭ギャラリー」で、「トシ矢嶋写真展 LONDON RHAPSODY」。
幾つかの偶然が重なって、帯広でのトシ矢嶋&細野晴臣トークイベントに参加。
幾つかの偶然が重なって、帯広でのトシ矢嶋&細野晴臣トークイベントに参加。
併せて、店頭に並んでいた第5号も。
併せて、店頭に並んでいた第5号も。
二年ぶりの再会。
東博本館18室
長野草風「高秋霽月」
二年ぶりの再会。
東博本館18室
長野草風「高秋霽月」
家では見ているが映画館では見ていない映画を(午前十時に)映画館で見る行い。
公開当時は、まだ鑑賞にそぐわぬ齢。
その後、VHS・DVDで何度か見てきたが、ようやく映画館で。
暗闇を見るというか、暗くて見えないところに何がいるのか、何が起きているのかを想像する映画だと思うので、やはり家で見るのとは異なる体験。
一方で煙草や猫の扱いなど、初見時から抱き続けている印象は変わらず。
映画館で見るまではと、よくわからない理由をつけて買ったまま放置している『エイリアン アイソレーション』も、いよいよ触る時が来た。
家では見ているが映画館では見ていない映画を(午前十時に)映画館で見る行い。
公開当時は、まだ鑑賞にそぐわぬ齢。
その後、VHS・DVDで何度か見てきたが、ようやく映画館で。
暗闇を見るというか、暗くて見えないところに何がいるのか、何が起きているのかを想像する映画だと思うので、やはり家で見るのとは異なる体験。
一方で煙草や猫の扱いなど、初見時から抱き続けている印象は変わらず。
映画館で見るまではと、よくわからない理由をつけて買ったまま放置している『エイリアン アイソレーション』も、いよいよ触る時が来た。
家では見ているが映画館では見ていない映画を映画館で見る行い。振り返ると昨年9月以来と久しぶり。
ポスター左側を(右側は未見のまま)。
「家では見ているが」と言ったものの、実際は主人公の境遇と独白の辛さに心が耐えきれず、途中で見るのを諦めてそれっきり。
映画館という半強制的な状況下でないと無理だと思い続けてきたが、この夏、終戦80年企画の4K版公開を知り、足を運ぶ。
見るのを諦めた先、初めて目にするシュールともコミカルとも言える演出と、主人公が願う未来に虚をつかれる。
家では見ているが映画館では見ていない映画を映画館で見る行い。振り返ると昨年9月以来と久しぶり。
ポスター左側を(右側は未見のまま)。
「家では見ているが」と言ったものの、実際は主人公の境遇と独白の辛さに心が耐えきれず、途中で見るのを諦めてそれっきり。
映画館という半強制的な状況下でないと無理だと思い続けてきたが、この夏、終戦80年企画の4K版公開を知り、足を運ぶ。
見るのを諦めた先、初めて目にするシュールともコミカルとも言える演出と、主人公が願う未来に虚をつかれる。
灼熱の現実世界の存在を忘れさせてくれる、極上の白昼夢。
灼熱の現実世界の存在を忘れさせてくれる、極上の白昼夢。
旅先で読もうと荷物に入れる。
空港に着くと、離陸が80分遅れるとのアナウンス。
ならばと荷を解いて読み始めると、ページをめくる手が止まらない。
呼応するかのように離陸も段階的に遅れていき、結局130分後。
ゲート前・機内・リムジンバスと読み続け、宿に着く前に読了。
題材からバベッジやチューリングの登場はわかるが、よもやポーが現れるとは。
旅先で読もうと荷物に入れる。
空港に着くと、離陸が80分遅れるとのアナウンス。
ならばと荷を解いて読み始めると、ページをめくる手が止まらない。
呼応するかのように離陸も段階的に遅れていき、結局130分後。
ゲート前・機内・リムジンバスと読み続け、宿に着く前に読了。
題材からバベッジやチューリングの登場はわかるが、よもやポーが現れるとは。
演奏終了と同時にフェードアウトしてしまうのかなと身構えていたが、しばしの後に満月に向かってテリーさんが発した言葉が聴こえた。
これからも、満月の夜が来る度に思い出す景色と言葉。
ありがたいことです。
演奏終了と同時にフェードアウトしてしまうのかなと身構えていたが、しばしの後に満月に向かってテリーさんが発した言葉が聴こえた。
これからも、満月の夜が来る度に思い出す景色と言葉。
ありがたいことです。
敬愛してやまない牧野さんの、酒にまつわる文章と画。
岩見沢・函館・八戸。
「のみ歩き」なので、いくつもの土地や店を巡っているなか、どうしても北方の話に惹かれてしまう。
「湯治の酒」の挿画は、伊藤俊治・石川直樹『秋田 環日本海文明への扉』の本扉と重なる。
鉛色の空から降りてくる雪、雪、雪。
敬愛してやまない牧野さんの、酒にまつわる文章と画。
岩見沢・函館・八戸。
「のみ歩き」なので、いくつもの土地や店を巡っているなか、どうしても北方の話に惹かれてしまう。
「湯治の酒」の挿画は、伊藤俊治・石川直樹『秋田 環日本海文明への扉』の本扉と重なる。
鉛色の空から降りてくる雪、雪、雪。
予期せぬ嬉しい出会いとなりました。
予期せぬ嬉しい出会いとなりました。
遅ればせながらようやく、Lucas Pope氏の『Moida Mansion』を。
ゲーム開始時、画面が全表示されるGAME&WATCH的演出に心くすぐられない訳がない。
このまま実機も作って販売してほしい。
遅ればせながらようやく、Lucas Pope氏の『Moida Mansion』を。
ゲーム開始時、画面が全表示されるGAME&WATCH的演出に心くすぐられない訳がない。
このまま実機も作って販売してほしい。
それもあって、入手スタンスは気まぐれに立ち寄る古書店で未読巻の店頭在庫があれば、その前後を気にせず手に取るくらいの軽いもの。
しかし、それ故のランダム性と基礎教養の低さが相乗効果となり、完全なる出合い頭でとてつもない衝撃を喰らうことがある。
その最たる一編が、この「芹沢家殺人事件」。
何を読ませられているのかと思いながらも目を離せぬ展開で最後まで。
本作をタグ付けするキーワードは幾つか浮かぶが、それを記すことすら野暮な行いと考えてしまう。
それもあって、入手スタンスは気まぐれに立ち寄る古書店で未読巻の店頭在庫があれば、その前後を気にせず手に取るくらいの軽いもの。
しかし、それ故のランダム性と基礎教養の低さが相乗効果となり、完全なる出合い頭でとてつもない衝撃を喰らうことがある。
その最たる一編が、この「芹沢家殺人事件」。
何を読ませられているのかと思いながらも目を離せぬ展開で最後まで。
本作をタグ付けするキーワードは幾つか浮かぶが、それを記すことすら野暮な行いと考えてしまう。
日々掲載されるアルバム群のなか、そのタイトルに惹かれ(もちろんイーノからの連想)目に留まる。
Spotifyに無かったので、Bandcampで購入。
アナログは全4曲を2枚に分けての個別リリースだが、デジタルは4曲1枚で。
入眠には『Side M』、読書には『Side F』と、曲毎に聴く状況が浮かぶ。
Rod Modell - Music for Bus Stations
日々掲載されるアルバム群のなか、そのタイトルに惹かれ(もちろんイーノからの連想)目に留まる。
Spotifyに無かったので、Bandcampで購入。
アナログは全4曲を2枚に分けての個別リリースだが、デジタルは4曲1枚で。
入眠には『Side M』、読書には『Side F』と、曲毎に聴く状況が浮かぶ。
Rod Modell - Music for Bus Stations
ピアノによる隙間の無いベースシーケンスに時折り乗る高音のメロディ。好きな要素しか無く、オリジナルよりも断然好み。
初めて知るLambert。
検索すると長い角を持つ仮面のピアニスト(そのシルエットから『ドニー・ダーコ』が想起される)。
10年前から活躍していて、今年の「Piano Day」にも名を連ねていた。
Brandt Brauer Frick, Lambert - Mad Rush (Lambert Version)
ピアノによる隙間の無いベースシーケンスに時折り乗る高音のメロディ。好きな要素しか無く、オリジナルよりも断然好み。
初めて知るLambert。
検索すると長い角を持つ仮面のピアニスト(そのシルエットから『ドニー・ダーコ』が想起される)。
10年前から活躍していて、今年の「Piano Day」にも名を連ねていた。
Brandt Brauer Frick, Lambert - Mad Rush (Lambert Version)