すいーつ
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映画の感想の叩き台を垂れ流してます。
とはいえMAPPAのせいか作監のせいか、バトル以外の決め絵はあんまりかなあ。ここ気抜いた引き絵でいいんだとか、もうちょっと映画館でやることも意識して一枚絵でいい構図のシーンを原作からの拡張としてやってほしかった。チェンソーでも思うけど、豪華に動く以上の面白さはいくらでもあっていいんだけど
November 7, 2025 at 3:45 PM
ブルースが逃亡劇を続けてきたのが一転して、ハルクになると追っ手が防戦一方になるのも面白い。展開自体はのっぺりしてる感じはあれど、起承転結を真っ当にして前後の繋がりを意識する必要がなかった(から物語を単体として盛り上げる)おかげでちゃんとしてはいるんだよね。IP作品の宿命だけど、後になればなるほどファンのために自分への縛りをどんどん課していくから相対的に見たらこうなるよね
November 2, 2025 at 9:43 AM
1番楽しめる怖さって「超常現象に成す術なく怯えるしかない」だよな。ドミノ式で、ほぼ確実にとんでもない死に方するのが確定してる、何気ないものがスイッチになり得る、ていう3つが良い緊張感生んでるよ。程よく心の準備ができる前振りもあるし、本当にただ笑いながら誰かと楽しんで見るのに向いてるだけに今の公開規模が惜しいなあ
November 1, 2025 at 7:41 AM
核心つかない範疇で言えば、もっと作中の出来事と日本のことを絡めて話せることってあったはずなんだよね。それが政治的なことにはなるけれど、あれだけ映画好きな人たちが集まってる中で芸人使った洋画プロモーションよりちょっとマシなレベルの問いかけしか出てこなかったのは驚いたな。
November 1, 2025 at 2:20 AM
ショッキングな映像がちゃんとあるのと言葉に頼りすぎない表現アプローチが良いんよね。しっかり絵の面白さがあって、かつ元のお話がカタギにもわかる形で伝えようって温度。だめだなぁって思わせる要素がないし、北村匠海、林裕太、綾野剛のトリオがそれぞれで良い味出す人物だから各パートで違う見所が生まれてるのも良いよなぁ
October 30, 2025 at 2:02 PM
もう一度前に進み始めるっていう命題を余りにもくどく言い直してるところと、時系列の組み替えが致命的に合わなかったかも。1個の言いたいことのためにのんびりし過ぎな進め方で、あんまり面白くない絵面で進むもんだから他のことを考える隙を生んじゃう。どうしても新海誠版をわかってる前提じゃないと観るのは厳しいって思っちゃうなあ
October 25, 2025 at 11:09 AM
あと単純にルックがずっと弱いんよね。エモい言われそうな雰囲気をずっと纏ってるけど、映画的な強いショットは特にない。原付のミラー越しに花苗と映るのがそれっぽいけど、それがなんなんだってぐらい効果的な印象に残らないシーンだったし。場内明るくなった後に「寝た?」「寝てないよ〜w」て会話した人たちまあまあいたけど、そう思っちゃうぐらい退屈な時間が長いんよね
October 25, 2025 at 10:41 AM
例えば鬼滅を筆頭に「見栄えが良くなる」「テレビ放送の枠にとらわれない」をメリットに出てきた原作ベースのアニメ映画には打ち出しにくい、一本の作品として通しで観る意味を強く感じたな。
207分で綺麗に3分割できる構成で様々な人間模様を描くからドラマだともっと細かく掘り下げられるんだろうけど、あらゆる要素が雑多なタイミングで絡み合っていくところなんかは映画みたいな通しで観る形式の作品特有の魅力だって思うな。
October 21, 2025 at 5:18 PM
図らずも『ワン・バトル・アフター・アナザー』と接続しそうな物語だったけれど、こっちは親子間の話という感じでもないしなあ。オススメできるポイントはあまりないけれど、着実に良い映画として仕上がってるから良いよって勧められるタイプ。起承転結を通した構成で張ってきた物語の筋の通し方が目立つところになるかも。
October 13, 2025 at 5:54 AM
野球なんかがあらゆる指標で語られてプレー時の複雑さを無視した議論がファンの中でだけ加熱したり、音楽が初動売り上げやDL数っていう定量的な評価と技術面で語られることがほとんどになってる中で、フリンが楽しそうに語ってたことは老害って言われようとも面白さを語る上では必要なことだと思うな。本当、感じたことを素直に話すことが難しい国民柄なのに時代がそれを加速させてる
October 10, 2025 at 12:56 PM
公開されたから追加で言う。
今回アレスがメジャーな「心を持ち始めた機械」のムーブをするわけだけれど、その過程がすごく腑に落ち始めたおかげでスッキリしたな。現代社会の人間が視野を意図的に狭めて興味関心を絞って考えるリソースを節約しようとしてる中で、使命以外に関心を向けて数値や意味を求めずに感じることを尊いものと捉えたアレス。見事に人間と機械生命体の求めるものが交差し始めたからこそ、ストレートな表現で改めて見えてくるものがあったと思う
October 10, 2025 at 12:52 PM
終盤に差し掛かるタイミングで朝井リョウ自身の思いや考えが漏れ出る部分があったけど、こういうのが文学でやることの骨頂だと思う。そのタイミングでの見聞きして自分に落とし込んだことを一切のパーソナルな露見がない作品で形に残るっていうのは大きいよなあ。これを多視点で語れることも乗っかって凄まじさが増していくし
October 5, 2025 at 6:28 AM
合言葉の件もこの作風だから許されるし効いてくるメッセージにもなってくるわ。ああいう活動隊なら厳密さは大事なんだけれど、ディカプリオの演じるパパの態度がコメディ調で済まされちゃうのかなあって思ってきた中に終盤で一気に効いてくるパンチに昇華されるのも気持ちよかったなあ。
October 3, 2025 at 8:40 AM