Sheela na Gig
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“It seems to me sometimes that we never get used to being on this earth and life is just one great, ongoing, incomprehensible blunder.”
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殺されたAtskoのお祖父さんは獣医で曽祖父は地方政治に携わっていたらしく、国民党の意向に添わなかった曽祖父への見せしめとして祖父が連行されて殺された、という背景があり、最初のネタの「アジア人は勉強できるから大学に行く」みたいなクリシェ自体も、アジア系移民への無理解の裏返しというか、もともと勉強できて祖国で高等教育を受けたものの政治的事由で移民して来た層が一定数いる(特に中華系)から勉強できるし教育熱心な家庭の比率が高いという背景を全部すっ飛ばしての「アジア人は勉強できるから大学に行く」呼ばわりに嫌味で返すの良い。
April 8, 2025 at 2:07 AM
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ちなみにAtsukoのお母さんは台湾人で、お母さんがまだ台湾にいた8歳の頃、お母さんのお父さん(Atsukoのお祖父さんにあたる人)が白色テロで連行されて死体となって帰ってきたのを目撃したという経験があり、お母さんがアメリカに移民した後に統合失調症を発症した際にも「KMT(国民党)が捕まえに来る」という幻聴が聞こえていた、と話していた。
April 8, 2025 at 1:09 AM
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後者の例を可能にしていたのは台湾が未承認国家だからであって「アジアの孤児」というキーワードのごとく国際情勢的孤児になるということの怖さをも物語っているように思う。

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映像の世紀台湾特集。大陸から連れてこられた国民党軍の兵士たちが、戒厳令解除後に故郷に帰る映像が流れていたが、大躍進政策後の故郷には、生家にも村にも知らない人しか住んでいなかったと話していた。また、番組では取り上げられてはいなかったが、台湾に渡って苦労して財を成した人々が大陸の故郷を訪ねた際に幸いにも親戚が生きていたとしても、そのまま親戚らに監禁されて身代金として財を吸い取られ、そのまま行方不明となり帰らないケースが少なくなかったと聞く。
June 30, 2025 at 11:04 PM
本当ならそこから膨らむ楽しい話もあった筈なのに。
December 15, 2025 at 1:11 PM
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「とびひのように、しらくものように地上に蔓延してその破滅を用意しているようにしかおもえない人間の種は、無為無策な人種をまず餌食にして、彼らが明日へ生きのびるためにつかんでいるくだものの種子を、死骸の硬直した指の一本一本をピシピシと折りひらかせ、うばいとってから、生きるに不適なものとしてこの世界から抹殺してきたのであった。」
金子光晴著「西ひがし」
June 9, 2025 at 12:11 PM
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「(中略)ともかく今日地上に氾濫している人間をつくったものは、神ではなく人間じしんである。そして人間が絶滅しようとして神に拝跪するのは、筋違いで、その酷薄な人間から身をまもるのは人間の知恵をおいて他にはなにもないことを誰も知っていなければならない。原住民、被征服民たちの目を蔽うばかりの悲劇は、じぶんたちの神におもねり、人間の怖ろしさに気づかなかったむくいである。」
June 9, 2025 at 12:08 PM