散歩堂
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散歩堂Bluesky支店 いずれ本店?
29日に念願だった朝来の「本は人生のおやつです」へようやく行ってきました。
May 1, 2025 at 4:40 AM
長吉「赤目四十八瀧心中未遂」を何者かに追いかけられているように読了。自らを崖っぷちに追いやる主人公が追い詰められたあげくの、阪神出屋敷の古いアパートで臓物を串刺しする日々がねちねちと執拗に続くのに痺れ、唐突に動き出した後半にも痺れた。何故だか今の私に強く突き刺さった小説。
April 13, 2025 at 12:08 AM
みちゆき ゆきゆきて 第九夜@木馬亭

綾   吹雪に咲く花
奈々福 清水次郎長伝 お民の度胸
曲師:まみ
吉坊  船弁慶
お仲入り
トーク
今日のテーマは夫婦。随分と違う2組が並んだ。決死の覚悟の夫婦、キリリとしたお民の度胸。かたや真夏の長屋から広々とした大川に夫婦喧嘩の舞台が移る船弁慶、これがハメものも見事に決まり、実にいい出来だった。トークではそれぞれの師匠夫婦(奈々福さんは福太郎・みね子ご夫婦、吉坊さんの場合は米朝師匠と吉朝師のご夫婦)の話で東西の呼び方の違いや落語と浪曲の夫婦の違いなど次々と逸話が飛び出した。次回は「ゆきゆきて」シリーズ最終回で10/8の由。
April 10, 2025 at 12:43 AM
昨日は西国分寺駅から国分寺崖線沿いを野川公園まで計8名の素敵な山形繋がりの仲間で散歩、姿見の池から日立中央研究所「協創の森」の南を通り、殿ヶ谷戸庭園南のカフェスローでまったりとランチ。東京経済大学の湧水「新次郎池」を眺めてから野川沿いに桜を愛でつつ歩いた。次いで貫井神社へ。いくつも池があるのも湧水ゆえか。アカミミガメが気持ち良さそうに泳いでいた。本殿の後ろはまさしく崖だ。
野川は人が大勢集う場所もあれば、無人ながら咲き誇る場所もあり、市立前原小学校のように暗渠になった部分もあって面白い。野川公園に出て散歩終了、実に楽しかった。
武蔵境駅で見つけた沖縄料理で打ち上げ、亦楽しからずや。
March 31, 2025 at 6:36 AM
これは大々的大当たりだよ。
打ち上げにも参加して気持ち良く酔っ払って帰京。これよりしばらく東京生活です。
打ち上げで飲んだ岡山の「酒一筋」が忘れられないな。
March 24, 2025 at 6:39 AM
昨日23日、大阪から久々のひかり号で直接茅ヶ崎へ入りました。
玉川奈々福 気合いっぽん浪花節vol.6@茅ヶ崎亀の子道場

奈々福・まみ ミニ浪曲講座
奈々福 清水次郎長伝 お民の度胸
お仲入り
奈々福 空手バカ!アラブ風雲記 岡本秀樹一代記!さ
曲師:まみ

陽光が差し込む道場で聴く任侠物は最高だった。奈々福さんのお民が最高に格好いい。
仲入り後の「空手バカ!」では奈々福さんの表情がお民の度胸とは当たり前だけど全く変わった。前者が陰ならこちらはアラブのようにカラリと陽だ。ここ亀の子道場での第1回で聴いて以来だけれどこれは本当にスケールが大きくて面白い。気持ち良く心に響くクリーンヒット、
March 24, 2025 at 6:39 AM
この土曜日には、第119回 千朝落語を聴く会@太融寺

弥っこ 色事根問
千朝  貧乏花見
梅団治 野崎詣り
千朝  崇徳院
いやあ落語会にも春が来た。色事根問も頭の中は春。千朝師の世界はほんまに楽しい。長屋連中も浮かれて繰り出す。
もっちゃり味の野崎詣り挟んでの崇徳院では更にワールド全開で大笑いしました。
March 24, 2025 at 6:25 AM
フクロウおじさんを昨日箕面で見かけました。
March 21, 2025 at 3:51 AM
母のリハビリ病院行き。早くバス停に着いてしまったので少し散歩。石澄川から南を眺めれば法面の雑木が伐採されて、歌枕になり「枕草子」にも登場する待兼山がよく見えた。
「べらぼう」の「まちかね山〜」です。(中央一番奥の木に覆われた山)
March 17, 2025 at 1:30 PM
ちょうど80年前の昭和20年3月14日に撮られた池田市立北豊島国民学校の卒業写真です。当時の「に組」の写真で、前例右から5人目が我が母です。人数が多いのは大阪市内から疎開してきた児童が多かったためだそう。卒業式の帰りに西国街道で前日13日夜から未明にかけての大阪大空襲の避難民とすれ違って可愛そうだったという話も聞きました。
March 14, 2025 at 1:33 PM
昨日のお昼は早稲田「おとなりカフェ」でコンゴの鶏肉のピーナッツソース漬け&コンゴ風野菜煮込みを食べる。実に美味しかった!
March 12, 2025 at 11:54 PM
「名もなき者」@吉祥寺オデヲン
テレビモニターではなく大画面でこそ味わう映画でボブ・ディランを全身で浴びた感じだ。ベトナム戦争やキューバ危機にケネディ暗殺と続く時代背景もよくわかって良い。主演ティモシー・シャラネはもちろんの事、ジョアン・バエズ役のモニカ・バルバロにも痺れた。
March 12, 2025 at 11:48 PM
3月8日には
桂吉坊一人会で経堂さばのゆへ

吉坊  かぜうどん
小春志 転宅
お仲入り
吉坊  質屋蔵
この寒い日に丁度いい風うどん。こんな寒い日にも昔は担ぎのうどん屋が流していたのか、と思いながら実に美味そうな熱々のうどんを啜る様を脳内再生する贅沢、続いてシークレットゲストで小春志さんの小気味良い転宅を挟んでの、じっくりと語り込まれた質屋蔵を堪能した。冷雨降る中でも本当に来て良かったと心から思った。終演後に残ったみんなで3/8さばの日、そして須田さん夫婦の結婚記念日を祝って乾杯&献杯した。サバ缶で作られた粕汁で温まり、その後幾人かは更には近くのきはちへ流れたのだった。もちろん私もその一人。
March 10, 2025 at 6:58 AM
快晴の今日、かねてより約束していた近所のご夫婦のドライブに便乗して千葉の「DIC川村美術館」へ行ってきました。
なんと利益が出てない売却すべしという株主側の圧力に負けて、惜しまれつつも今月末に閉館してしまう美術館です。
もし私が美術館を所有していて買取するなら、なんてとんでもない夢想をしながらリストアップして回りました。こういうのも楽しい。
ステラの連作に、エンツォ・クッキ「無題」、モーリス・ルイスの「ギメル」・「ガンマ・ツェータ」李禹煥「線より」。具象画では藤田嗣治とピカソが欲しい!
いや、このコレクションを散逸させるのは惜しい。「じゃあ俺が」と手を挙げる大富豪はいないですかね。
March 7, 2025 at 3:46 PM
昨日面会後に神戸市長田区へ。房王寺ショッピングセンターに友人のユニット「本と。」が出店していて陣中見舞。ところが間違えて高速長田で下車してタクシーで終了間際に駆け込むことに…。友人とも久々に会えて嬉しかった。
花隈に移動して、花森書林に久々で行けて、店主さんにご挨拶出来た。それにしても雑貨が増えていて「トンカ書店のようですね」と言うと「やはり血なのでしょうか」と笑顔でかえってきた。
その後、うみねこ堂書林、ちんき堂とシブいところを回ってこうさようなら。
うみねこは本当に久し振り。2階のジャズ喫茶からリズムが漏れ聴こえてきていい感じだ。「どうですか商売は?」などと店主と気安く長話してしまった。
March 3, 2025 at 10:48 AM
雀五郎体力強化の会@高津の富亭

八十助 桃太郎
雀五郎 池田の猪買い
雀五郎 つぼ算
お中入り
秀都  のっぺらぼう
雀五郎 淀五郎
ちょっと悩んだけれど高津さんに足をのばした。元気な桃太郎に整ったのっぺらぼうも共に楽しく雀五郎さんの体力強化も大成功。自分でも出来るくらい聴き込んでいる猪買いの丼池筋からの行き方のくだりから池田で猪撃ちの六太夫宅を探すあたりも自然に笑えてくる。まるで炊き立ての新米のようにご馳走だった。師匠直伝の、中の芝居を舞台にした淀五郎も素晴らしい出来で満足感高し。
外に出ると昼の暖かさが嘘のように寒かった。
March 1, 2025 at 2:14 PM
小澤さんに紀伊国屋書店での展示の際、渡辺均からのハガキを展示ケースから出して見せていただいた思い出をお話ししたら、喜んでいただけた。
February 28, 2025 at 8:33 AM
母に面会してから尼崎へ。
尼崎市総合文化センターで開催中の「生誕百年・没後十年特別展 桂米朝 噺家の姿」に来た。東京の紀伊国屋書店の展示の際に何度か行ってじっくり拝見したが、そこにはなかった物もあり嬉しかった。母の入院がなければ開催期間に帰阪予定はなく見られなかったところだ。会場の後半分は宮崎金次郎氏の写真パネルと成瀬國晴氏のイラスト展示でこれも楽しい。隅に映像コーナーがあり、「質屋蔵」が映っていた。その横に「桂米朝が遺した宝もの」の閲覧コーナーがあり、展示でわからないことがあったゆえ掲載されていかいか確認していたら本の監修者小澤さんが来場され、慌てて本を買い求めてサインしていただいた。
February 28, 2025 at 8:33 AM
山内聖子著「日本酒飲んで旅ゆけば」読了
日本各地の蔵元を訪ねて杜氏やそれを兼ねる社長達に蔵を案内してもらい、その後地元で行きつけの店に連れて行ってもらい、地元の美味を蔵元の酒で味わう。何という至福の取材なんだ。しかしそのおこぼれが読むことによって分け与えられ幸せになる。(しかも、その行きつけの店他の住所案内付き。)
なんといっても肝は「剣菱」だろう。我が若き日に二日酔い必至の日本酒群の中にあっても光り輝いていた剣のマーク。こうした蔵元紀行ではほとんど取り上げられない灘の、剣菱に相当のページを割いている事に敬意を表したい。また創業の地伊丹以来の昔ながらの製法を守り続けている蔵元にも頭が下がる。
February 27, 2025 at 1:40 AM
ふと外を見ると雪が降っていた。
大阪池田のお昼前。
February 24, 2025 at 5:51 AM
所用で帰阪します。それにしても富士山の積雪が少ないですね。
February 23, 2025 at 2:37 AM
昨日は、「奥州安達原 袖萩祭文の段
豊竹芳穂太夫 野澤錦糸」@江東区総合区民センター
 袖萩祭文の段を現在では後半貞任物語の段とふたつに分けるところも通して1時間15分の熱演であった。芳穂太夫は筒いっぱい、おそらく汗みずくの力強い語り、そこに錦糸師から鞭入れる如くに強い撥が入り聴き応えたっぷり。この段は変化に富んでいて語り・三味線共に大変だろうし「やりがい」があろう。
 アフタートークもその熱冷めやらぬゆえか、特に錦糸師から辛口発言が多く飛び出して会場が沸いた。「妹背山婦女庭訓」のきゅりあんでの公演をやりながらこの稽古をされた時の苦労話には腹が立った。どんな劇場でも入りが良いと盛り上がるとも。
February 19, 2025 at 1:55 AM
今日午後は国立のギャラリー ビブリオで開催中の西村繁男絵本原画展「じごくのラーメンや」へ
地獄の絵本原画ながら、ほっこりしました。
明日は西村さん在廊だそうですよ。(明日まで)
February 15, 2025 at 9:30 AM
恵比寿映像祭2025 Docsの小森はるか監督「春、阿賀の岸辺にて」を写真美術館1Fホールで見る。新潟水俣病の訴訟を支援し13年経ての和解後に患者さん達の「冥土の土産」を作る活動をしてきた旗野秀人さんの近況を追う。小学校での講演活動や亡くなった方々を偲ぶ姿に心打たれる。写真美術館に早めに来て大好きな図書館に行こうとエレベーターを待っていると旗野さん達がやってきてご挨拶出来た。2023年の千駄木記憶の蔵以来、私のことなど覚えておいでではなかったがこんなタイミングでお会い出来るなんて嬉しい限りだ。お元気そうでなにより。
February 14, 2025 at 8:35 AM
夜は代打で横浜にぎわい座へ

第40回「西のかい枝 東の兼好」@横浜にぎわい座

かい枝・兼好 トーク 
けろよん つる
かい枝  お玉牛
兼好   替り目
お仲入り
兼好   三人旅
かい枝  おごろもち盗人
前から来たかった会。いやあ楽した。
最初のトークから味わいがある。40回を迎えてちらしのスライド等も面白い。お二人のニンが出る噺が二席ずつで満足。先代文枝一門のかい枝さんだけれど男の喋りの時など六代目松鶴の口舌に似ていると感じた。お玉牛は台詞仕草ほどには嫌らしさを感じず、おごろもちの工夫も成る程と得心。兼好さんの演じると吹くように感じる軽い風が好きだ。三人旅ホント粋

次回7月!
February 12, 2025 at 4:47 PM