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ライフログと買ってよかったもの・おいしかったもの
ムゲン様ってわりとお節介というか、妙に甲斐甲斐しいんだよな そのわりに自分もあんまり不得意だったりすることでも、尽くしちゃう
多分ムゲン様が姉貴に一歩引いてたのは、これ以上踏み込むと逆に踏み込みすぎると分かっていたからなのではと思う それでもなんかじっとりはしてるよね 1作目でもフーシーの領界に入っちゃったりしてるし、できなくてもできるとこまで尽くすタイプなんだ
で、姉貴はもっと実利的なので、できないならするなよってなる 意外にもオロ…オロ……ってなるので、それがよけいに鬱陶しく、もどかしい
もしかしたら探知系の能力持ち同士って、もっと器用で互いに先回りするコミュニケーションになるのかもね
November 13, 2025 at 5:16 PM
ムゲン様とルーイエ姉貴は金は被ってたけどもう一つの方が被ってなかったから、不器用な師弟関係だったんだろうな 二人ともクールに見えて情にアツいタイプだけど、姉貴がケンカしてでも踏み込んでほしい(でも全力で反撃はする)みたいなタイミングでムゲンは一歩引いちゃうのね 遠慮があるというか 性別の違いというか、以前の師匠のこともあっただろうし、もう大切なものを作りたくないという姉貴の気持ちはムゲンには痛いほど分かるというか、そこは同じタイプだからよけいに……
シャオヘイに対しては1作目とかでもやめてって言ってもグイグイ強引に距離を詰めれるのは、どこまでがラインかが分かるんだと思う それが相性というか……
November 13, 2025 at 5:10 PM
で、養育って教わった形でしかできないので、ムゲン様のシャオヘイへの接し方を見て、これもアリなんだって学習して姉貴も変化していくという

多分、属性の相性とかもあるんだろうけど、お弟子さんとそのへんが奇跡的に噛み合ってたんだろな
歯抜けちびっ子がバブリーな山盛り飯を食べてすくすく育ったことは想像に難くない……
November 13, 2025 at 3:00 PM
ムゲン様は良識はあるが常識がないタイプで、ルーイエ姉貴は常識はあるが良識がないタイプ
まあ、長年生きていると常識は変化し続けるので、ムゲン様はもうチューニングするのが面倒になってしまったんだろうなとは思う
姉貴はまだ妖精界的には若いから、地に足がついていた頃の常識が残っているのだろう

それでムゲン様が良識一辺倒でシャオヘイを養育しているので、それが姉貴からしたら常識ないんか?という感じで姉貴なりのやり方で子供と関わっている
まあそれが腹いっぱい食べさせるってあまりにも、バブリーというか……子供の頃の自分が憧れていたことというか……
November 13, 2025 at 2:58 PM
敵と味方がはっきりしている性格なんだろうなと 敵には冷酷に、味方には激甘にと極端なんだ それがピーキーなのが分かっているので、本当はみんなに冷酷がやりたいんだろうけど、全然そうは現実はならないのでああなっている
お弟子さんとの関係性、もっと見たいな エンカに結構でっかくいたからもっと今後出番はあるのではとも思う
November 13, 2025 at 2:53 PM
シャオヘイに対しては、子供は守られるべきという真っ当な価値観のひとなので、その範囲内でやってた感じが序盤はある そこからだんだん情が出てくるとわりと自分の身とかも投げ出しがちになってくるので、そういうのがイヤで情を移したくないんだろうなというのは思った 情け深いひとほど、初対面の人にはガードが堅いんだよね まあそういうひとってだいたい、ガードの堅さはポーズだけなので、チョロかったりするんだけど……
November 13, 2025 at 2:50 PM
ハオクでした かわいいねワンワン……
November 13, 2025 at 2:40 PM
シャオヘイは素直な良い子で、フーシーに唾つけられたとはいえかなり初期に拾い上げることもできたし、属性合ってるし、性別もまあ多分同じだし、上手くいってるというか、ムゲンの態度も軟化してきたんだろうなというか
そういうところを敏感に感じ取ったルーイエのあの態度だったのかなあとも思う、へーその子といる方が楽しそうじゃんというか、末っ子がお姉ちゃんになる受容のプロセスというか……

なんせもう、変わることをポジティブに描いているあのラストがほんとうに優しくて良かったよ
前作が、変わることを拒否したフーシーの悲しみで終わっていっただけに……
November 13, 2025 at 1:32 AM
1の時にはかなりクールな雰囲気(特に航海中は)だったけど、あのときは弟子を取る気もないし接点を増やしたくないからクールだったのか、元々クールでこの2年ほどでシャオヘイの養育の中で穏やかになったのかは分からないけど(両方だと思う)、ムゲンの変化がルーイエの変化ももたらしたと思うね
正直、ルーイエはわりと子育て難度高めだったとはいえ、あのストイックかつ破天荒な性格とか見てると、ムゲンの子育て失敗感は結構あるというか、この子にどう関わっていいかわかんなかったんだろな……という感じが伝わってくるというか……
November 13, 2025 at 1:28 AM
ムゲン的には弟子を取りたくなかったのも、大事なものを作りたくなかったというのもあるかもと思う
任務のためなら自分の命すら厭わないと言われる執行人で(まあムゲンが死んでるところを見れる気はしないけど)、養育中の子がいたら後顧の憂いになってしまうし、フーシー事件の時も領界に入っちゃって何してんの?と言われてたし、わりと大事なものができると守りたくなってしまうので、そういう執着を捨てた姿でありたかったのかもと思う
まあシャオヘイが来たことによって、ムゲン自体の変化もあったのだろうというのが、今作で見て取れたかなとも思った
November 13, 2025 at 1:24 AM
自分のお気持ちのために犠牲を厭わないのは違うだろと、会館の言うことはごもっともだし、いろんな能力や思想を持つ妖精たちがいてこれだけ色々いるのだからワンフォアオールにならざるをえないんだけど(中国という国のありように近いものがある)、同時に、会館のための自分となると、あまりにも物分かりの良いムゲンの姿と重なってくるんだよね
多数派の声に自分の声がかき消されないように妖精たちはそれぞれ声を上げていく必要もあって、じゃないと自分というものが消えてしまう可能性があって、フーシーは声を上げ続けた結果ああなった
ムゲンは力が強すぎるから一人で何百人分もの声になっちゃうから、迂闊にあれこれ言えない
November 13, 2025 at 1:20 AM
フーシーのやらかしたこととか犠牲の厭わなさはまあそりゃあやべーテロリストなんだけど、今回の羅小黒戦記2で、執行人は任務のためなら自分の命すら厭わない、という視点が出てきて、

会館の価値観って、人命すらあんまり大事じゃないというか、人命は100年もしないうちに泡のように消えていくものなので、それよりも人類との敵対とか、妖精同士の敵対、会館制度の瓦解、そういう、100年よりももっと長い年月を要するものに価値の重きがあって、
なので個人の命とか考え方とかはどうしても疎かになる
でも、映画の観点としては、とても各個人の思想を生き生きと描く作品なんだよね、そこに妖精とか執行人の各個人のあり方が出てくる
November 13, 2025 at 1:07 AM
戦争の話が主題としては使われているし、ぱっと見は結構ハリウッドっぽい作り方をしているし、本当に実際ああいう武器が流出したらどういうことが起こるんだろう?という思考実験的なところでいうと、ムゲンのせいでもう語ることすらないのだけど、その馬鹿馬鹿しさのおかげで、そこが本質的なテーマではないんだよということも同時に分かりやすくなっている
戦争の話をしているけど、武力の話がしたいわけではないんだよね 威力でパワーバランスを取ってという現状現実ではそうするしかない戦争観に関しては、ムゲン様というチートを突きつけてその話題は行き止まりだよって教えてくれてる
November 12, 2025 at 4:20 PM
フーシーのやり方はいけなかったのか?
無印においてそれが最大のテーマで、そういう意味で、テーマは地続きなんだなと感じさせてくれる
例えば、犠牲の厭わなさでいうとわりとルーイエも過激派なところが多少ある
それに対するシャオヘイの悩み、決断、反応、そこに彼の成長が感じられ、フーシーとの経験が息づいていて、そのことが回り回ってルーイエを癒しているとすら感じてしまう

「間違っているかなんて、終わってみないとわからない」
そうだよねと思う 会館のみんなから、あーあ…みたいな白い目で見られていたフーシー事件も、シャオヘイの糧になっている、回り回って誰かのことを癒している
November 12, 2025 at 4:15 PM
2は確実にルーイエの癒しの物語であるのだけど、時の流れが彼女を癒したという救いが描かれるのだけど、同時に、そうなってくると、長い年月をかけてもやはり失ったものに固執し殉じたフーシーのことを思わざるをえないんだよね

会館にいる妖精たちはみんな長生きで、良くも悪くもあらゆることに頓着せず、水に流し、悪いことをしても収監されたらもう反省したよね、ということでお咎めから解放されたりもするし、
みんな笑ったり泣いたり今を生きるのに夢中な姿を描かれていて、
だからどんなに時が流れても許せない感情を抱え続けられるフーシーが異分子として爪弾きにされ、無印の最後を迎えたんだよね
November 12, 2025 at 4:06 PM