主人公の早苗は終末期医療に携わっていて
患者との会話にある種の救いを求める所がやるせない

医療用語とギリシャ神話の単語がところどころ一致するのが
ギリシャ神話好きとしてはポイント高い💎

追記：
これも映画化ですって！
楽しみだなぁ
ロッキーのお姿どうなるんだろう

前半は遺体の謎と自らの素性を思い出しながら
淡々と作業・調査が進んでいく
正直理科の成績は低空飛行だったので、内部の構造や作業は
まぁ大体程度で読んでいた済まんな🤔

何と言っても盛り上がってくるのは
”たったひとりの冴えた相棒”ロッキーの存在である
言語も生態も全く違う彼だが
探求心とやはり自らの母星の危機に立ち向かう
知識レベルが大体同じなので話は展開早く進んでいく

果たして彼らは故郷を救うことができるのか
そして最後、この終わり方かぁ…！
エリディアンに馴染んでいるグレースがとても良き、です

最終回…じゃなかった！
もうちっとだけ続くんじゃ……

本編後半からの予測も付かない畳み方は
非常に面白かった…！

『殺戮にいたる病』　『予言の島』とは逆に
前半は…でしたが後半は良かったと思わされる一冊でした

追記：
エピローグ、一条さん良かったね…
後味も良し💎

追記：
後、表紙の絵が凄く好きだ～