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2025/7/29
『天使の囀り』 貴志祐介

アマゾン調査隊に同行した恋人は異様な精神の変化の末
あれほど恐れていた「死」に魅入られるように自殺した
その他のメンバーも次々に異常な死を遂げる中
精神科医の北島早苗は彼が残した「天使の囀りが聞こえる」
という言葉の謎に迫ってゆくーーー

またもや貴志祐介作品
この人の作品はどことなく薄暗いな…好きです😙

恋人やアマゾン探検隊員の死の真相に迫っていく女医
そこへ新聞記者や線虫専門家の教授
ネットゲームに陶酔するフリーターの青年などが絡んでくる

なんというか線虫が、こう、生理的に……ネ💉

信一は微妙に良い方向へ進みかけてただけに残念
November 5, 2025 at 9:34 AM
2025/7/27
雑記
友人宅へお呼ばれ
美味しいタイ料理屋で昼食
家では飲みたかった一本🍾🍷
飲んで話して
気付けば外はとっぷりと夜🌠
楽しかった!
October 11, 2025 at 10:31 AM
2025/7/23
雑記
お寿司🍣👀✨
最近穴子の白焼き密かにハマる…
写真はすだちと塩で
美味しかった!
October 11, 2025 at 2:56 AM
2025/7/22
『慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー』
有栖川有栖 北沢陶 背筋 櫛木理宇 貴志祐介 恩田 陸

角川ホラー文庫30周年のアンソロジー
3冊あるので貴志先生と恩田先生の載っているものを
ホラーの神髄を集めた6作品💎

特にお勧めは商家へ奉公に来た丁稚と旦那の母親の奇妙な物語
北沢陶の『お家さん』
姉の死を巡って叔父を怪しむ姪vsもう一人の姪の死を願う狡猾な叔父
貴志祐介の『猫のいる風景』

購入履歴などを見ていると
ホラーのアンソロジーとか色々出てきますね
こういうところから一冊選んでみるのもいいかも😄

後、死刑にいたる病の作者もいらっしゃいました!
原作も読まないと…
October 10, 2025 at 12:25 PM
2025/7/19
『シャトゥーン ヒグマの森』 増田俊也

極寒の北海道に集まった学者やその仲間達
再会のささやかな喜びとそこへ混じる一抹の不安の中
襲撃してきたのは驚異の膂力を持つ巨大ヒグマ
牙と爪をかいくぐり、孤立無援の状態から脱出することは出来るのか…

最近熊害の報道多いなと思い
これコミカライズ版を先にちょっとだけ見ていて
序盤で死ぬ人とか判ってしまってあぁ…とか思ったんですが
中盤~後半で更に(残虐な)死に
最期は最低限の人数しか残らなくてoh…
でも熊害は本当に酷いらしいですね、例え逃げ延びたとしても…
October 6, 2025 at 8:39 AM
「なんか、怖い話ないか?」

2025/7/16

『珈琲怪談』 恩田陸

職業の異なる多忙な4人の男
各地の喫茶店をハシゴしながら怪談を語り合う
時にはそれが彼等の『何か』を満たしながら
古い、異界の覗く街並みでーー

蜜蜂と遠雷以来の恩田陸作品💎
殺人の様な暗いテーマではなく
ライトな雰囲気の非現実的な怪談をサクっと読ませてくれる
その中で塚崎多聞だけがちょいちょい
非科学的な体験をしたりしなかったり
シリーズものらしいけどこれ単体でも十分読めます😊

それと検事格好えぇ…
後、多聞くんの印象が塵くんと被る(
October 1, 2025 at 5:53 AM
「礼には及びません」

2025/7/14

『汚れた手をそこで拭かない』 芦沢 央

全5話の短編集
人を死なせてしまったという建具職人とその妻
不祥事を隠そうとする小学校の教師
痴呆じみた妻と夫と親切な隣人
公開中止を回避するために奔走する映画監督
昔の男と今の旦那の間で心惑う料理研究家

最初は短編集だと思わず読み進めて「???」となっていたが
短編集として再読するととても良い…!
特に上手い所で〆ている『埋め合わせ』と
言い様のない不安に苛まれる『ミモザ』がいいなぁと

こういうのを所謂イヤミスっていうのかな🤔
次の作品も是非読んでみたい!
October 1, 2025 at 4:15 AM
2025/7/12
『ソロモンの犬』 道尾 秀介

目前でトラックに轢かれて死んでしまった幼い友人
不可解な犬の行動に疑問を感じ
動物生態学の教師の助言を受けながら主人公は
疑惑の渦中へと踏み込んでいく…

前回は猫、という事で今回は犬のタイトルを
何処か不思議な喫茶店で
集まる主人公・静と大学の仲間達
静かな空間でいきなり問われる「人殺しがいるのかいないのか」

特に外部から関係者が入り込む事はなく
周囲の人物だけで話が進んでいく
最後にえっ主人公…!と思いましたが
実は違うよ!という辺りが何とも言えなく笑ってしまうぞ😂

オービーかわええな~
October 1, 2025 at 2:28 AM
2025/7/8
『猫鳴り』 沼田まほかる

20年の歳月を過ごした猫
流産で子を失った夫婦、思春期の闇に揺蕩う少年
最期の時までを、不思議な存在感で寄り添ってゆくーーー

猫、とタイトルにあったので惹かれて購入
最後の話は猫の最期を看取った人間としては
大変身につまされる

でも前半の方は少し受け入れがたかった
特に少年の話などうーーーん、と思ってしまった…
September 23, 2025 at 10:38 PM
2025/7/7
『大相撲殺人事件』 小森健太朗

勘違いで相撲部屋に入門したアメリカ人青年マーク
将来有望株だった彼を待ち受けていたのは不穏な殺戮の嵐
爆死する力士、頭のない前頭、土俵際で死んだ行司…
次々と迫り来る魔の手、真犯人を見つけることは出来るのか

裏表紙の衝撃のあらすじに惹かれて購入したんですが
…うん、取り敢えず全部読んだね、とだけ
小相撲殺人事件とか中相撲殺人事件とかもあったんですが
この一冊だけでいいかな

登場人物とか誰一人感情移入出来なかったよ…
September 18, 2025 at 2:28 PM
「それはわからないが、きみとぼくは出会っている。それだけでもすごいさ」

2025/7/4

『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)(下)』 アンディ ウィアー

ここは宇宙船〈ヘイル・メアリー〉号
宇宙の災禍によって存亡の危機に立たされた人類は
一縷の望みをかけて、科学者たちを
最後の希望として遠く宇宙へと恒星間宇宙船を放ったーーー

ものごっつ良かったですわ…!
使命に燃えて飛び出したのかと思いきや不穏なムード漂う地球
それでも生き残る為、グレースは持ち前のポジティブさで
原因の究明に挑んでいく

地頭が良いので主人公は根本的に困る行動をしない
それが良い(…)
September 17, 2025 at 10:58 PM
2025/6/29
『ミスト』(映画)再度観ました!
これを上回るEDの後味の悪さを未だ見たことが無い(激褒め)

霧に包まれるスーパーマーケット
何が起こっているのか判らない外界
人々の疑心暗鬼、仲間割れ…

私が常日頃から思っているんですが
ああいう空間で一番怖いのは未知の怪物ではなく
極限状態の人間の純粋な悪意かと

そしてあのラスト…後もう少し…だったのに……
気になる方は是非ご視聴を!
(私が観たのは映画のみですが、小説版は異なった結末?らしいですね!)
September 14, 2025 at 11:17 AM
2025/6/24
『カエルの小指 a murder of crows カラスの親指』 道尾秀介

詐欺師を辞め実演販売士として働く
武沢竹夫の元に現れたのは、謎の中学生・キョウ
母親を奪われた彼女の為に
かつての仲間を再集結させ、大掛かりな計画を実行するーーー

前回のカラス~が良かったのでその流れでこちらも購入
最初穏やかに…と思いきや
キョウのお母さんの過去が結構悲惨かつ末路が酷…
今回はひとり抜けてひとり加わる感じ
しかし話は面白いんだけどタケさんとキョウとテツ以外は
うん…やはり苦手だなぁ🙄
September 12, 2025 at 2:16 PM
2025/6/21
『カラスの親指 by rule of CROW's thumb』 道尾秀介

相棒と共に詐欺師として働く竹沢武夫、タケさん
ちょっとした出来事から増えていく同居人
暗い過去を持つ各々はそれぞれの人生を賭けて
大規模な計画を実行しようと奔走するが…

リストランテヴァンピーリの時に帯絶賛してましたが
実は読んだ事がなかったので😅

正直な所、キャラとしての造形はいいんですが
同居人たちの挙動が今一つ好きになれず
後、全体的に雰囲気が暗いなぁと思いつつ読んでました

が!

計画が終わった後に明かされる背景と真実
ピースか合わさってぴたりとはまる
September 10, 2025 at 10:37 AM
「唆るぜこれは…!」

2025/6/16

『Dr.STONE』 稲垣理一郎(作) Boichi(画)

その日、世界中の人間は全て石になったーーー
数千年後に目覚めた高校生の大樹とその友、千空
彼等は石化の謎を追いつつ、ゼロから文明を作ることを決意する

主役は大樹と見せかけて実は千空😅
これを書いている週が最終回ということで盛り上がってますね!
人物もだけど背景の書き込みスゲー

司とコハクちゃんが好きです
七海兄弟好きです
スタンリーとゼノも好きです😊
September 9, 2025 at 9:02 AM
2025/6/15
雑記
初めてのアフタヌーンティー
場所を移して我が家で宅飲み
本の話とか萌えの話とか、今までで一番楽しかったかも!

後片付けして酒瓶の多さに笑う
September 7, 2025 at 6:36 AM
「タイトルは決まったかい?」
「ああ、決まったよ」

2025/6/15

『硝子の塔の殺人』 知念実希人

ミステリ愛好家が所有する、雪の中の硝子の塔
様々なゲストが招かれる館で起こる殺人事件
医師の一条は名探偵・碧と共に事件を追うが
嘲笑う様に次の惨劇は起こるーーー

知念先生2冊目、またまたこれも良かったー!
最初に犯人(?)が判ってる所から始まるパターン
丁寧な館の見取り図やトリックの解説があって
何度も読み返す人間にはとても有難い…

一条と碧が好きなのですが…
うん…
気が向いたら読んでください!!

碧月夜ちゃんカッコイイ…
September 6, 2025 at 10:50 AM
2025/6/10
『予言の島』 澤村伊智

二十年後、《霊魂六つが冥府へ堕つる》ーーー
霊能者が最後の予言を残した島へ幼馴染と共に訪れた主人公
港町で老人から聞いた「ヒキタの怨霊」
そして翌朝には死体が見つかり更なる事件に巻き込まれる…

こちらも勧められて読書
うん、なんていうかね

9割9分9厘面白かった!!
…のに、何故、あんなラストに…😔

怨霊の正体が○○○、というのは大好物ですし
話の作りも良く出来てるなぁと思ったのですか

…ラストがなぁ(遠い目)

余り受け付けなかった、殺戮にいたる病との
共通点が段々見えてきた一冊でした
September 5, 2025 at 1:03 PM
2025/6/8
『本の背骨が最後に残る』 斜線堂有紀

交わされる「版重ね」、敗れれば「焚書」
そこに焼け残るは美しい背骨
十の物語をその身に刻む本、十(とお)
炎の格子の中、新たな版重ねの幕がゆっくりと上がるーーー

表題作含む全7話の短編集
勧められて読んだけど、うーん、良いねぇ…😊
世界観とか言い回しが独特で好きかも
「本の背骨が最後に残る」 「本は背骨が最初に形成る」
「ドッペルイェーガー」なとが好みですが
一番琴線に触れたのは「痛妃婚姻譚」
痛妃と絢爛師の恋。悲恋ですが…
短編集の分、余計な蛇足が入らなくて済むのもよい
September 5, 2025 at 8:56 AM
2025/6/5
『聖の青春』 大崎善生

重い病と闘いながら、棋士となり
名人を目指しながらも志叶わず
三十歳を待たずに亡くなった怪童・村山聖の
生涯を描くノンフィクション小説

やあ僕指せない観る将
もう一冊将棋に関する本をということで
前々から気になっていたこの本を

ノンフィクションということで出てくるのは
現在でも鎬を削る多くの棋士達
谷川さんも怪鳥も羽生さんもまだ指してるよ…!

村山の苛烈な性格は
生まれながらの病気に起因するものなのか
病気にならなければ棋士じゃなかっただろうか
病に侵されていたからこそあそこまで名人位に拘ったのか
September 2, 2025 at 7:46 AM
2025/6/2
雑記
ミニチュアベーカリー展へ
鎌倉ビールを飲みながらおすすめの本など教えて貰う
楽しかったなぁ
August 31, 2025 at 12:40 PM
ここまで来て観た映画も書こうと思ったんですが
見放題だと日付が残らないの困るな🙄

とりあえず観たもの(今まで出たもの除く)↓
『月』 『怪物』 『テリファー』 『ゴジラ-1.0』 『死刑にいたる病』
『最強のふたり』 『ザ・メニュー』 『破墓/パミョ』
『ミッドサマー』 『かもめ食堂』『カラオケ行こ!』 『SAW』
August 31, 2025 at 8:41 AM
2025/5/31
『祝祭と予感』 恩田陸

蜜蜂と遠雷の外伝全6編
コンサート後のあれこれや過去話など
過去と未来がしっかりと前作を繋いでくれます😊
菱沼賞「春と修羅」の由来も…!
後ラストのちっちゃい塵可愛い~

惜しむらくは外伝
文字数が少ない事でしょうか。。。

でも蜜蜂と遠雷がお気に入りなら
是非読んで欲しい一冊です
August 28, 2025 at 11:57 AM
「これは予感じゃない。確信だ」

2025/5/30

『蜜蜂と遠雷(上)(下)』 恩田陸

覇者が音楽界の寵児となる国際ピアノコンクール
楽器を持たない謎の少年、母の死をきっかけに弾けなくなった少女
楽器店勤務のサラリーマンに完璧な技術の天才青年
自らを賭けた競争の幕が今、上がる

良かったぁ~!
それぞれの技量で奏でられるピアノの演奏は
とても素晴らしい!

コンクールを通じ、母の死を超えて再生していく
亜夜の物語でもある
後、二人で泣いちゃう亜夜と明石可愛い😊

一番好きなのは明石です!!
他の3人とちょっと離れているので仲良くして~
四人で冬の海とか行って欲しい…!
August 25, 2025 at 11:20 PM
「約束は、果たした」

2025/5/25

『盤上の向日葵(上)(下)』 柚月裕子

天才棋士と大一番の勝負に臨む元・実業家の上条桂介
天木山で発見された、初代菊水月の駒を抱いた白骨死体
刑事の捜査と上条の回想により
事件の真相は次第に明らかになってゆくーーー

指せない観る将なので将棋に関係する内容の書籍を選んだけど
購入後前の本と同じ著者ということに気付く😅

ルールは必要最低限しか判らなくとも雰囲気から
上条に向けられる圧の大きさたるや
そしてそれらを浴びて尚、冷徹に駒を進める胆力

刑事たちは捜査を続けてゆく中で
死体と共にあった駒の持ち主がその上条であると知り
August 24, 2025 at 1:54 PM