『地下鉄の揺れるリズムで』withホーンズと『スペシャル』がもう…!
スカートのアゲ曲って、まず中心に寂しさがあり、それを無理矢理振り切るように明るいから好き
#スカート優勝
『地下鉄の揺れるリズムで』withホーンズと『スペシャル』がもう…!
スカートのアゲ曲って、まず中心に寂しさがあり、それを無理矢理振り切るように明るいから好き
#スカート優勝
新曲で歌われていた、この鉄の羽をもぎとりたいという一節、今まさに求めていた言葉だった。
いつの間にか社会のシステムに絡め取られて濁流に押し流され、ただ自分でいるだけではいられない状況に対し、変な踊りでじたばたともがきながら地上に留まること、その燃料になる言葉たち。
新曲で歌われていた、この鉄の羽をもぎとりたいという一節、今まさに求めていた言葉だった。
いつの間にか社会のシステムに絡め取られて濁流に押し流され、ただ自分でいるだけではいられない状況に対し、変な踊りでじたばたともがきながら地上に留まること、その燃料になる言葉たち。
そこまで散らかってない1Kでなぜ…
そこまで散らかってない1Kでなぜ…
沖縄と東京の戦争にまつわる記憶が複数のスクリーンで同時に語られる山城知佳子の展示は、別の場所同士の語りがポリフォニーのように重ねられて、自分もそこに無関係ではないのだと目・耳で知らされる。
そしてその声は下階の東北とも重なるよう。
「なぬもかぬも」という言葉からはじまる下階の志賀理江子の展示は震災、原発、権力構造、すべてを海に取り込むような底知れなさ。
「なかったことにはせぬ なぬもかぬも」
「私たちは見ている」
という言葉がずしりとくる。
沖縄と東京の戦争にまつわる記憶が複数のスクリーンで同時に語られる山城知佳子の展示は、別の場所同士の語りがポリフォニーのように重ねられて、自分もそこに無関係ではないのだと目・耳で知らされる。
そしてその声は下階の東北とも重なるよう。
「なぬもかぬも」という言葉からはじまる下階の志賀理江子の展示は震災、原発、権力構造、すべてを海に取り込むような底知れなさ。
「なかったことにはせぬ なぬもかぬも」
「私たちは見ている」
という言葉がずしりとくる。
一見突飛な外観は、内部で光を量塊として切り取るために必要だったのか…と衝撃を受けた
確かガイドの話では、工場を設計したら美術館やらせてあげるよ〜と言われて渋々四角い工場(写真3枚目)を設計して手に入れた仕事らしい
一見突飛な外観は、内部で光を量塊として切り取るために必要だったのか…と衝撃を受けた
確かガイドの話では、工場を設計したら美術館やらせてあげるよ〜と言われて渋々四角い工場(写真3枚目)を設計して手に入れた仕事らしい
人の語る物語なのでつっかえたり荒唐無稽だったりする。でもだからこそどこまでも自由で、その語られた世界を現実に立ち上げる映像力はすべての映画への賛歌だと思った。
最後に語られるロイの復帰は単なるアレクサンドリアの見間違いかもしれないけど現実とも言える、それがまさに語りの力であり、現実を変える力を手の内に取り戻すこと。
人の語る物語なのでつっかえたり荒唐無稽だったりする。でもだからこそどこまでも自由で、その語られた世界を現実に立ち上げる映像力はすべての映画への賛歌だと思った。
最後に語られるロイの復帰は単なるアレクサンドリアの見間違いかもしれないけど現実とも言える、それがまさに語りの力であり、現実を変える力を手の内に取り戻すこと。
インディーズのポッドキャストに求めるのって、聴き続ければ聴き続けるほど、末永く仲睦まじく続けてもらうことだけになってくる
インディーズのポッドキャストに求めるのって、聴き続ければ聴き続けるほど、末永く仲睦まじく続けてもらうことだけになってくる
もっとじゃんじゃん水道から水を出してぎゅうぎゅう脱水しなければ…
140字の中でしか生きられなくなっている…
もっとじゃんじゃん水道から水を出してぎゅうぎゅう脱水しなければ…
140字の中でしか生きられなくなっている…
トンチキでいい曲でエンパワメント力があってキャラクターの魅力が堪らなくて、K-POP概念の映画化として完璧!!!「オイオイオイ!」「かわいすぎるだろ!」とか大声出しながら観てた。
模様の件があそこに帰着してほんと良かった。
トンチキでいい曲でエンパワメント力があってキャラクターの魅力が堪らなくて、K-POP概念の映画化として完璧!!!「オイオイオイ!」「かわいすぎるだろ!」とか大声出しながら観てた。
模様の件があそこに帰着してほんと良かった。
何より4人が本当に楽しそうで…
『エイリアンズ』のカバーも良かった
数あるエイリアンズカバーの中で一番好きかも
声がこちらと向こうを行ったり来たりするように揺らめいてふわふわしてた
何より4人が本当に楽しそうで…
『エイリアンズ』のカバーも良かった
数あるエイリアンズカバーの中で一番好きかも
声がこちらと向こうを行ったり来たりするように揺らめいてふわふわしてた
最近、仕事に仕事に大忙しで、下からも上からも横からも頼られ、謙虚にする余裕なんて無くなって「DIVAですが何か?」くらいの態度でずっと生きていたので、『DANCESELF』がこれまでになく沁みた
この曲を前にして心が柔らかくなることってあるんだ…
最近、仕事に仕事に大忙しで、下からも上からも横からも頼られ、謙虚にする余裕なんて無くなって「DIVAですが何か?」くらいの態度でずっと生きていたので、『DANCESELF』がこれまでになく沁みた
この曲を前にして心が柔らかくなることってあるんだ…
長いこと定点観測していても音楽性が揺るがない安定感がありつつ、細部に耳を澄ますとバンドとしての筋力が上がっていて緩急のエッジが鋭くて、昔の曲をやっても鮮やかに聴こえる、まるで青春を語り直す感じ
特に『カシカ』と『海になりたい』が凄かった…!
長いこと定点観測していても音楽性が揺るがない安定感がありつつ、細部に耳を澄ますとバンドとしての筋力が上がっていて緩急のエッジが鋭くて、昔の曲をやっても鮮やかに聴こえる、まるで青春を語り直す感じ
特に『カシカ』と『海になりたい』が凄かった…!
突然ふっといなくなってしまった大切な存在に向けて、長い時間をかけて丁寧にお別れをしているような映画。レズビアン映画であると同時に、それだけに留まらない祈りがある。
仕事の都合で違う場所で暮らすようになって死に目に会えなかった飼い犬のことを思い出していた。またいつか再会できる気がする。
突然ふっといなくなってしまった大切な存在に向けて、長い時間をかけて丁寧にお別れをしているような映画。レズビアン映画であると同時に、それだけに留まらない祈りがある。
仕事の都合で違う場所で暮らすようになって死に目に会えなかった飼い犬のことを思い出していた。またいつか再会できる気がする。
「旅とは言葉から離れようとすることかもしれない」という台詞は、何か言い当てられたような感じがする。
違う土地に住む人はある対象を、例え同じ単語だとしても違う言葉で捉えていて、馴れた言葉で構成された日常から引き剥がしてくれる。
そして偶に、あれは何だったんだろう…と思うような、圧倒的に他者であるような出来事や人に出会えることがあって、そうなれば旅は成功。そしてそれはただ川を眺めるようなつもりで行く旅行で起こることが多い気がする。
この映画には自分の旅が好きな理由が詰まってた。
「さようでございますかー」がとても好き。
「旅とは言葉から離れようとすることかもしれない」という台詞は、何か言い当てられたような感じがする。
違う土地に住む人はある対象を、例え同じ単語だとしても違う言葉で捉えていて、馴れた言葉で構成された日常から引き剥がしてくれる。
そして偶に、あれは何だったんだろう…と思うような、圧倒的に他者であるような出来事や人に出会えることがあって、そうなれば旅は成功。そしてそれはただ川を眺めるようなつもりで行く旅行で起こることが多い気がする。
この映画には自分の旅が好きな理由が詰まってた。
「さようでございますかー」がとても好き。
粋な例えって難しい…
粋な例えって難しい…
観たのはだいぶ久しぶりだけど、森の底知れなさは前以上に感じる。見通しが効くのが人間の集落、効かないのが自然(自分が人間だから)。自分の地元は鹿と衝突しそうになる、山が近くにある住宅地なのだけど、最近は熊が出没したりもしていて全然他人事ではない(震災を経たのもだいぶ大きい)。
そう思うと、翻訳者として出来事を曇りなき眼で見つめ、関係各所のメッセージを伝えて回るアシタカの必要性は今も全然変わってないと思う。ただ、アシタカが「私たちならシシ神様の怒りを鎮められる」と言ったのも、人間によって書かれた脚本の傲慢ではないのかね…とも思った。お前にあの深き森を鎮められるか!
観たのはだいぶ久しぶりだけど、森の底知れなさは前以上に感じる。見通しが効くのが人間の集落、効かないのが自然(自分が人間だから)。自分の地元は鹿と衝突しそうになる、山が近くにある住宅地なのだけど、最近は熊が出没したりもしていて全然他人事ではない(震災を経たのもだいぶ大きい)。
そう思うと、翻訳者として出来事を曇りなき眼で見つめ、関係各所のメッセージを伝えて回るアシタカの必要性は今も全然変わってないと思う。ただ、アシタカが「私たちならシシ神様の怒りを鎮められる」と言ったのも、人間によって書かれた脚本の傲慢ではないのかね…とも思った。お前にあの深き森を鎮められるか!
敷地内に古今東西の蒐集物がコンテクストを剥がされて配置されて、外界から隔絶された静かな美しい場所ではあったけど、歴史を持った物を空間に奉仕する装置として扱っていいのだろうかという違和感もちょっとあった
敷地内に古今東西の蒐集物がコンテクストを剥がされて配置されて、外界から隔絶された静かな美しい場所ではあったけど、歴史を持った物を空間に奉仕する装置として扱っていいのだろうかという違和感もちょっとあった
南仏のカーニュで描かれた色彩豊かな絵たちを、91歳の優雅な貴婦人がつきっきりで案内してくれた
南仏のカーニュで描かれた色彩豊かな絵たちを、91歳の優雅な貴婦人がつきっきりで案内してくれた
手話を使わない人たちに対する意思伝達のスピードがどうしてもゆっくりになってしまうケイコの言葉を周りの人たちは聞かず、どんどん物事を前に進めてしまう。終盤のノートの雄弁さにハッとした。
これもまた本人の言葉を聞かない勝手な想像でしかないのだけど、「自分も強くない」と話すケイコは他者から保護されることを拒み、古びた荒川のジムを半ば捨て鉢のように選んだのでは、そしてジムの移籍を拒んだのも、そこがあまりに整った環境すぎたからなのでは、と思った。
坂を登って逆光で影になり、日常の風景に溶け込んでいくラストシーンのケイコが、どんどん取り壊される昭和の街並みに重なる。
手話を使わない人たちに対する意思伝達のスピードがどうしてもゆっくりになってしまうケイコの言葉を周りの人たちは聞かず、どんどん物事を前に進めてしまう。終盤のノートの雄弁さにハッとした。
これもまた本人の言葉を聞かない勝手な想像でしかないのだけど、「自分も強くない」と話すケイコは他者から保護されることを拒み、古びた荒川のジムを半ば捨て鉢のように選んだのでは、そしてジムの移籍を拒んだのも、そこがあまりに整った環境すぎたからなのでは、と思った。
坂を登って逆光で影になり、日常の風景に溶け込んでいくラストシーンのケイコが、どんどん取り壊される昭和の街並みに重なる。