折れた鳥の骨
折れた鳥の骨
@otneg.bsky.social
いつかまた楽しく遊べるように。
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ガープスを総括すると、斬新でいいシステムだが、一部のマニアを除いて付いていくのが難しいものだったと思われる。
キャラをクロスオーバーさせて遊んだりできるっていうのは評価できるが、ルールの多さや参照性の悪さが普及の妨げになった。これが日本のTRPGの黄金期であってもそう変わらなかったであろう。
ひとつのシステムであらゆる世界を遊べるっていう夢はあったが、簡便さを犠牲にしたものであった。
January 22, 2025 at 6:15 AM
これで散々軍拡キャラビルドした一部のゲーマーが、それによって「俺はGURPSを完全に理解した」みたいなことを言ってGURPSから離れていったよなー……と、ちょっと苦い思い出もありつつ。
(彼らは「卒業」とか言ってたけど、言わせてもらえば単に遊び方を広げられなかっただけ)

まあ確かに当時は和マンチ、マンチキンが妙な幅を利かせていたこともあって、「戦闘で強い=エラい」という価値観の人がかなりいて、そらロールプレイ至上主義のGURPSとは相性悪いよなーとは思ったものでした。
(GURPSの戦闘ルールはBRPとボードSLGの闇鍋みたいなもんで、正直ゲームとしての出来はあまり良くないと思うし)
January 10, 2025 at 6:35 PM
遊びの質が変わった、というか商業が本格的にコンベンションのような遊びのスタイルを重視するようになった、という転換期に出てしまったのがGURPSの不遇なところで。
(不遇さでいうならMt;Gの登場のほうかよっぽど衝撃は大きかったのだけども)

……とはいえ「知己とのコミュニケーションゲーム」「より仲良くなるための遊び」という黎明期RPGの成果として生まれたシステムでもあるので、こういうタイトルが出てきたらもう市場は転換期にある、とも言えそうだしなぁ。
January 8, 2025 at 1:30 PM
評価がわからないのは、当時はすでに自分たちはGURPSをアホほど遊び倒していたので本書が必要なかった……という話。

当時はまだそれほど内輪の島宇宙から出て遊ぶことがなかったので普及活動もそこまでやってなかったとか、そもそもGURPSは遊ぶまでの時間の楽しみが大きな遊びなので、コンベンション等で遊ぶ気にならなかったというのも大きい。

GURPSの楽しみの一つはキャラクタービルドで、その辺は友人と日常の中でデッキビルドを話し合って軽くデュエルするTCGみたいなところがあるのだけど、コレをコンベでやれって言われても無理なので。
January 8, 2025 at 11:48 AM
ルールブックがたくさん必要になることについて擁護しとくと、文庫展開が主流だった当時としては実はそれほど抵抗はなくて、実際遊ぶうえで読み込めなきゃいけない部分もそこまで多くなかった。
まあ、縦書き文を読み慣れてないと読むの辛いだろうな、と横書きルールブックが普及した今では思うけども。

その要諦についてはサポート誌であるコンプRPGが抄訳版であるGURPS LITEを先行公開していたので、そこから入るとかなり楽だった。
後はベーシックの冒頭、SUPER LITEの抄訳からきちんと読んでれば……と思うのだけど、ページ数少なすぎて流し読みにしてるとあれがルールとは気づかない人が多くて...orz
January 7, 2025 at 8:15 PM
Reposted by 折れた鳥の骨
ガープスについて書いてきたけど、なんとなく分かって頂けたんではないだろうか?
このTRPG、手間が掛かり過ぎるんだよね(^_^;)
本が何冊も必要だし…。
これがこのゲームの普及の妨げの一因だろうね…。もちろん、これだけではないだろうけど…。
ってなワケで、このガープス、まだまだ別の展開がなされていたのであった…。
それはまた、次回に…(^_^;)
#TRPG #GURPS #ガープス
January 7, 2025 at 5:44 AM
「キメラ」を「鵺」と呼んだり「ゼラチナス・キューブ」がいつの間にか「ぬりかべ」になったりしてたんよな。

逆に「ゼラチナス・キューブ」がいつの間にか「遊星からの物体X」になって洞窟探検がパニックムービーになったこともあった。

OVA版ロードス島戦記のスレインの呪文を唱えるソーサラーもいれば、宇宙船で不動金縛の術を唱えるプリーストがいたり、ポートブラックサンドで呪われた島の六英雄の詞(OVA版のヴァリスの宴シーンで歌ってたやつ)を朗々と歌い上げる吟遊詩人がいたりした。

そんな混沌としたファンタジー世界が僕らのステージだった(笑)
December 26, 2024 at 5:21 PM
あと、僕らが小学生だった頃ってのはインド神話とか超伝奇とかでオリエンタリズムブームがあったりして、剣と魔法のファンタジーに和テイストを混ぜることにさほど抵抗がなかったのよね。

そんな事もあってキャラ名とかもうノンポリどころかF.S.S.バリに和洋折衷だし、言語も概念もごっちゃで今遭遇したら確実に頭抱えるだろうなーっていう世界だった(笑)

でもそれからこうして四半世紀遊び続けて遊べなくなっても尚焦がれるくらい楽しかったからね。
アレはアレで良かったのだ。
December 26, 2024 at 5:11 PM
おー。むかーしFFの初期シリーズに「Spaceship traveller」が有った関係で、タイタン世界とごっちゃにして宇宙で遊んでたことが有ったんですが。
AFF2eベースの宇宙システムあるなら、タイタン世界から外に転がり出る事も出来るかもですね。
December 25, 2024 at 9:11 PM