私はスコセッシの『沈黙』（江戸時代のキリスト教弾圧の話）を観た時に（劇中、登場人物が、日本をどんな信仰の種を蒔いても決して育たない“沼”に例えていました）、あの、何を言っても伝えても皆呑み込んでしまう日本人の“蒙”の感じは現代にもそのまま、そのDNAが脈々と繋がっている気がしました。

この間、Mastodonである人とやり取りしていた時に、私がその話を書いたら、その人（海外に住んでいる）は、日本人のことを知りたいという外国人には遠藤周作の『沈黙』（スコセッシの『沈黙』の原作）を読むことを勧めていると言っていて、分かり合えた気持ちになって嬉しかったです。

→ とはいえ、岩下志麻や三田佳子の幾つかのシーンは不必要だし、渡来したばかりの司祭がいきなりカタコトの日本語を喋るのは可笑しいし、何より、恩師フェレイラ役でいきなり丹波哲郎が登場するのはどうかと思うぞ！笑。

コトブス CottbusはベルリンからDBで一時間半くらいで行けるところなので、チャンスある方ぜひどうぞ！菅尾友演出《魔弾の射手》、これからまだ12月21日、1月3日、2月14日に上演があります！
www.staatstheater-cottbus.de/de/programm/...

いや～～！！でもここで恩を売っておいて劇場シーズンに時間融通してほしい時に配慮してもらいましょう！😆

ありがとう～～！！

えーおフランスなのにそんな人がいるとは！日本でいうと31日まで仕事ってことですよね……せめて年末はゆるく過ごせるといいですね😅

やっぱりそう思う回ありますよね？！特に「カップルはちゃんと結婚すべき」という圧がすごいです。ああいうのをTVでたれ流すのはよくない、ということにNHKには気づいてほしいですね。私も「ご意見」のコーナーでひとことおくろうかな。

最も共感するのはやはり、音楽批評の勢力図から「欠けた存在」としての女性の話。

音楽記者になりたての頃「女の子がなぜクラシック？」という先輩の言葉にショックを受けた経験がある。その裏には「女にはわからないのに」という偏見があって、昨今のピアニストブームへの反応にもつながっている。

「リストという太陽を目の前にした彼女たちのひたむきさ、一心不乱さ、それらは、狭義の音楽史や音楽批評の世界が見落としてきた//ものでしょう」。まさにそう思う。

今なら『乙女のクラシック』より毅然と、「消された女たち」を復権できると思った。かげはらさんはいつも私に勇気をくれる。