なきりけい
knakiri.bsky.social
なきりけい
@knakiri.bsky.social
技術系中間管理職な占い師。

哲学の知識を用いながら、占いを「社会から個人を見る術」として解釈しています。
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死はいかなる瞬間にも可能である

人は死を見据えたときにもっとも神仏に近くなるそうだ。もし今日が自分にとって最後の日だとするなら、あなたは何を考え、感じ、動くだろうか。そんな極端な思考の先に、あなたの求めているものが見えるかもしれない。
December 9, 2025 at 10:03 PM
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contingit / 起こる・生ずる

吉凶は行動により起こるが、禍福は情動により生ずる。あなたが動いているかぎり吉凶は変化し続ける。それを個人としてどう切り取りどう捉えるかで禍福は決定される。吉凶はあなたの外にあるが、禍福(幸福か不幸か)はあなたの内にある。
December 8, 2025 at 5:35 AM
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Gynden / 川の支流

支流は、本流に流れこむ川と本流から分かれる川の二つの意味がある。昨今は流れに乗ることを良しとするため、本流に流れ込む支流がほとんどだろう。
ただし新しいうねりを作るのは、いつの時代も本流から分かれた支流である。孤独を恐れるな。
December 7, 2025 at 12:40 AM
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marmor / 大理石

古くから高級建材として重宝されている大理石だが、風雨には驚くほど弱い。その美しさは室内にあってこそなのだ。人とて同じことである。見目だろうと力だろうと、それが活かされる時ふさわしい場所はかならずある。常に発揮する必要はない。
December 6, 2025 at 2:49 AM
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exceptiuncula / ささいな例外

人は過去の成功体験に囚われるもの。それがどれほど緻密な計画の上に成り立っていたとしても、時と場所と場合、そして人、それらの運がどこかに絡んでいる。そういった意味において、成功とは常にささいな例外に他ならない。
December 4, 2025 at 3:04 AM
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cena / 正餐(フォーマルな会食)

食事は究極のところ今日と明日を生きるだけの糧になればいいもの。しかしそれだけは立ちゆかなくなる瞬間が誰でも一度は訪れる。姿勢、態度、会話、自分の一挙手一投足をその場にあわせることもまた「生きる」ことのひとつ。
December 2, 2025 at 11:10 PM
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pellicio / 惹きつける

人を惹きつけるもの、それはあなたがすでに持っているもの。所持しているのか、それとも所有しているのか、はたまた思い描いているのか。自分を大きく見せて誰かの目を引くことはできても、誰かの心を惹きつけることはできない。
November 29, 2025 at 11:18 PM
四季の行の力量をサイン波で描いてみた。

土行が付与されるのは30~60、120~150、210~240、300~330の4つの波がすべて交差する期間になる。確かにこの期間は五行相剋がごちゃごちゃになりそうなので、四季とは別に特別な期間として設けられているのはわからないでもない。ただ複雑になるとはいえ、相剋に規則がありかつ極点や交差点が決まっている以上、力量の増減は明示が可能なはず。

サイン波で図示することは無理でも、この程度のことを古代中国の天才たちが気がついてないわけないんだよなあ……これ以上は政治的や形而上的な領域になりそうなので考えるのを止めておこう🤔
October 26, 2025 at 1:43 AM
最近「著者を追う」読書をはじめまして、現在追っている小池陽慈さんの著作。重要語句を覚え、字を追うだけの読書に陥らず、読書から自分の意見を構築する。そんなことを教えていただいております。
October 22, 2025 at 9:54 AM
梅花心易で日筮

申月未日
本卦 地山謙・上爻
之卦 艮為山

土行の日に体用すべてが土行という安定した日。盆明け初日なので急がず焦らずが肝心。安定はしている分、物事を動かそうとしてもなかなかに難しい。種まきとまでは言わないが、明日あるいは来週以降の本格稼働に向けた準備に注力するくらいに力を抜いていこう。

今日も暑いので、水分と塩分、糖分の補給は忘れずに!突然の頭痛はかなりまずい状態と心得るべし!
August 17, 2025 at 9:58 PM
占的を決めずに易賽を振ってみた。

本卦は体用が比和になっているものの、之卦は洩。互卦とは剋し剋されの関係。

さらに日支から本体が剋されているので、動くに気が足りず、動いて益なしは間違いないだろう。

とりあえず100均で買ってきた和色画用紙が、背景としてきれいに写ることがわかっただけで、今日はよしとしよう。
August 17, 2025 at 2:34 AM
見聞きはするけどよくわからない言葉のあれこれを、丁寧に解説してくれる一冊。国立大学を受験する高校生向きでしょ?となめてかかってはいけない!むしろそういう舐めた態度をとってしまう社会人にこそ必要なのだ。

フェミニズム、レイシズム、ポピュリズム⋯⋯現代を語るうえで避けては通れないこれらの単語、あなたは明確に説明できますか?残念ながら私には無理だった。だからこの本から勉強させていただきます🙇

語彙力を思いっきり下がって申し訳ありませんが、すげえいい本です。これだけの内容を1000円で手に取れるなんて、価格設定が狂っているとしか思えないんですよ🤔
August 12, 2025 at 9:56 AM
夏休みの課題図書です!
まあ、10日足らずでは絶対に読みきれないのですけども、ね
中央の『欲望論』に至っては一年かかっても理解できる気がしません😇
August 4, 2025 at 11:17 AM
池田晶子さんの『知ることより考えること』を読み始めました。

題や帯からすると最近の本のように錯覚しますが、この本が発刊されたのは2006年、約20年前です。イー・マーキュリー社がミクシィと社名変更し、後に日本へSNSを普及させることになる第一歩を踏み出した時期です。こんな頃から「知りたいのなら、考えることだ。」と世に問うことをしていた池田さんの先見の明には敬服するばかりです。

昨今、知ることは難しくなくなりましたが、それに反比例して考えることが難しくなりました。知るだけで満足する生活から抜け出すための一冊として、読み進めたいと思います。
June 29, 2025 at 8:08 AM
目がかすんで本が読めないので、せめて本の整理でもしようと先日買った本を並べていたら、こんなものが出てきました🤭

学籍コードとあるので、大学の講義後に提出する用紙でしょうか?本に挟まっている時点で、元の持ち主は授業を抜け出した可能性がありますな😆

古本の面白さのひとつですね、ちょっと元気でました。
March 12, 2025 at 10:05 AM
どうしても調べたいことがあって『王弼の易注』を買ってしまいました。全訳本はさすがに高い!

わずか24年という短い人生のなかで、後世に残る易注と老子注を著した天才・王弼。普段は穏やかな性格でありながら、自分の得意な分野の話になると調子にのって周りを論破しまくるという、現代でいうところの厄介オタクような人物だったそうです。

『王弼の易注』には別冊が付属していまして、それが「周易略例」という易解釈の基本を述べた短編なのですが、実はこちらが読みたくて易注を買ったという経緯があります。苦笑
March 11, 2025 at 1:04 PM
岩波読書週間(月間?)はまだまだ継続中で、今読んでいる本が『フェイクニュースを哲学する』です。

『哲学する』の題名を冠しているので「フェイクニュースに騙されるな!」みたく安易な結論には進まず、そもそも「他人の言葉を信じるとはどういうことか?」という観点から話が展開されます。

新書ながらなかなかに手強い一冊ではありますが、SNSが生活の一部になった現在としては知っておくべき知識が詰まっています。
March 10, 2025 at 10:21 AM
『進め銀河の果て
 野望(ゆめ)を旗印に』

日本の戦国時代と中国の後漢から三国時代をごっちゃにして、宇宙戦艦ヤマトをひとつまみしたのが、このマンガ「銀河戦国群雄伝ライ」です!

Kindleセールで27巻が800円弱だったので買ってしまった。

ちなみに主人公ライは、劉備と曹操と孫堅のいいとこ取りみたいな人物です😆
February 28, 2025 at 12:05 PM
哲学思想の書籍は東西を問わず入門詐欺が甚だしいのですが、この本はちゃんと入門者用として書かれた本です!

そして思想史本にありがちな、現代史は別書で!がないところに好感がもてます。東洋占理解のための基礎としておすすめです😃

大学の副読本にでも選ばれていたのか、新品と遜色ない中古がかなり安く売っているのもポイントかも。
February 24, 2025 at 3:22 AM
なきりさん『薬屋のひとりごと』や『後宮の烏』のような中華ファンタジー(後宮もの)が好きなのですが、アニメ化を切に願っている作品がありまして、それが『暗殺後宮』なんですよ。

父が高級官吏という血筋で、高貴な人物に気に入られているという、どこぞの猫さんとよく似た生い立ちなので、しばらくはアニメ化されないとは思いますが😂

めっちゃ不憫なのだけど健気に頑張る、ときには父直伝の暗殺術で乗りきる主人公・花鈴の活躍をいつかアニメで!!
February 23, 2025 at 11:46 AM
ワイのタイムラインがラーメンに占拠されますた🤤

濃厚のフリーレンは捨てがたいけど、キャラメルウィッチさんのラーメンがめっちゃ美味そうなのです🍜✨
February 20, 2025 at 11:22 AM
斎藤希史・田口一郎 著『漢文の読法』で漢文の勉強を開始。一日30分でも毎日続けていきたいと思います(`・ω・´)

題材は史記の游侠列伝(任侠者の武勇伝が語られる列伝)なので、頭でっかちな儒家をボロクソに言っているところがなかなか痛快です。

ちなみにノートは小学生中学年用の漢字ノートなのですが、思った以上に使いやすくてビックリしています。侮れないぞ、学童用品🤔✨
February 19, 2025 at 10:09 AM
易占珠が完成しました📿✨

写真ではかなり明るい色になっていますが、紫檀珠はもうちょい濃い茶色をしています。

易の陰陽を模して天地天珠を使ったところがポイントです。

次期PTA役員という「全員知らない人なのに誰を選べばいいんや⋯」という投票があったので、使い方をなきりちゃんにレクチャーしながら占いで選出を🤔

兄弟姉妹がいないかつ役員経験がない方を選ぶつもりだったのですが、ばっちり数珠となきりちゃんが該当する方2名を選んでくれました☺️サスガ
January 20, 2025 at 10:02 AM
『まおゆう』でこのページを開いたら瞬間「これが自分の求めていた陰陽の解釈だ…」と思えてならなかった。

「陽が父、陰が母」といった、モノやヒトを当てはめた陰陽も知らなくてはいけないけど、占いにつかうならコトを分けられなくてはならない。

そしてコトを分類するためには、そのコトの両面をあらわす対義語を知らなくてはならない。それも国語辞典にのっているような画一的な対義語ではなく、概念的な対義語(画像のなかでは悲しむと踊るが該当)を知っておく必要がある。

たとえば悲しむを坎卦、踊るを兌卦とするなら、二つを重ねた水沢節や沢水困は、概念的に相反するとも考えることもできる。
December 23, 2024 at 9:12 PM
『ぼっちのままで居場所を見つける』を読み進めています。

第三章に「ソウルメイト」という概念が出てきますが「ソウルメイト(笑)」というクッソ不遜な姿勢で読み始めたわけですが、自分の知っていた(スピ界隈で見せられていた)ものは「シンデレラストーリー的なソウルメイト」だったのだな……と思い知らされました。現在は襟と姿勢を正し読ませていただいております。

ちょっと理解に苦労する表現
も含まれますが、それも著者の河野さんが文章のなかでフォローしてくださるので非常に読みやすいです。

「孤独」「孤立」という言葉に引っかかりのある方にはぜひお手にとっていただきたい一冊です🤗
December 9, 2024 at 12:11 PM