怪奇幻想作家目録
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怪奇幻想作家目録
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怪奇、幻想、ホラー作家の誕生日を投稿します。
11月30日はマーク・トウェイン(本名、サミュエル・ラングホーン・クレメンズ)の誕生日(1835)。『トム・ソーヤーの冒険』が有名。幻想文学では現代人が中世にタイムスリップする『アーサー王宮廷のヤンキー』。ユーモア溢れる物語『アダムとイヴの日記』他多数。
トウェインはミズーリ州の判事の家庭生まれ。ハレー彗星到来の年に生まれた彼の人生はアメリカの激動の歴史と共にあった。様々な職を転々とした後に1876年に出版した『トム・ソーヤーの冒険』で人気作家に。
角川書店から『トウェイン完訳コレクション』叢書がある。
November 29, 2025 at 11:06 PM
11月30日はジョナサン・スウィフトの誕生日(1667)。ダブリンのトリニティ・カレッジに通い学士号を受ける。オックスフォード大学のハートフォード・カレッジで修士号も受ける。アイルランド教会の司祭に任命された。
スウィフトは匿名で詩も書いた。幻想文学は冒険ファンタジーの体裁をとって近代西洋的価値観を持つ文明人が普遍的に抱える問題を痛烈に風刺した『ガリヴァー旅行記』がある。スウィフトが指摘した近代西洋的価値観をファンタジックに風刺した『ガリヴァー旅行記』は映像化のリメイクが頻繁にあるが、色褪せることはない。
November 29, 2025 at 11:05 PM
オスノヴャネンコはウクライナのハルキウ州オスノヴァ集落の名主であるスロボダ・コサックのクヴィトカ家出身。家庭と修道院付属学校で学ぶ。彼の一族は芸術を愛好しており、劇を公演。彼も参加した。ハルキウの発展のため様々な活動を精力的に行った。オレスト・ソモフがデビューした雑誌『ウクライナ・ヘラルド』を立ち上げたメンバーの一人。自身の作品も掲載した。
November 28, 2025 at 11:06 PM
11月29日はグリゴリー・クヴィトカ=オスノヴャネンコ(本名、グリゴリー・フェドロヴィチ・クヴィトカ)の誕生日(1788)。ウクライナとロシアで活躍した。カギリミノイドのバラーチカ叢書に、3度も映画化された結婚を巡る駆け引きと陰謀に魔女が絡む人気中編『コノトプの魔女』、宝探しに取り憑かれた男が悪魔に唆される短編『これがおまえの宝物』収録。他に『魔女』。『これがおまえの…』にはスロボダという自由集落がでてくる。2022年ロシアのウクライナ侵攻の折にも激戦区となった歴史的にも重要な地域である。
November 28, 2025 at 11:06 PM
11月29日はヴィルヘルム・ハウフの誕生日(1802)。ドイツ作家。ドイツ・ロマン派、シュヴァーベン派の代表的作家。グリム兄弟は地方の老人から童話を集めたが、ハウフは書物からも集めて地方の昔話と組み合わせ独自のメルヘンを綴った。『魔法物語』(河出書房新社)『冷たい心臓』(福音館書店)等。
ハウフの父は内閣書記官。早くに逝去するが膨大な蔵書を残した。ハウフは蔵書を読んで育つ。奨学金で大学に通い、プロテスタントの神学を学ぶ。フォン・ヒューゲル男爵家の家庭教師となる。子供に語っていたメルヘンを男爵が気に入り、まとめたものを出版。ヒット。精力的に執筆するが二十五歳で病没。
November 28, 2025 at 11:05 PM
11月29日はC・S・ルイス(クライブ・ステープルス・ルイス)。の誕生日(1898)。中世文化研究者、キリスト教擁護者、信徒伝道者。事務弁護士の家庭に生まれる。学校に馴染めず個人教育を受ける。ユニバーシティー・カレッジ卒。モードリン・カレッジで中世、ルネッサンス英文学の主任教授を務める。
主任教授時代に児童文学にしてハイファンタジー『ナルニア国物語』を執筆。後のハイファンタジーに莫大な影響を残した。同時に児童文学にも莫大な影響を残す。他に『別世界物語』など。これらの各シリーズは様々な出版社から。
November 28, 2025 at 11:04 PM
11月28日はアルベルト・モラヴィアの誕生日(1907)。イタリアの小説、評論家。ネオレアリズモの代表的存在。文学作品の邦訳がある。書店や古本屋の棚で見掛けた方も多いはずだ。モラヴィアの幻想短編集が『薔薇とハナムグリ シュルレアリスム・風刺短篇集』として光文社古典新訳文庫にある。
モラヴィアはローマ生まれ。幼少から脊椎カリエスで長い期間、サナトリウムと自宅で療養する。病床でドフトエフスキー読み耽る。サナトリウムをでた後に執筆。処女作『無関心な人びと』は当時の政権から発禁処分を受けるが、同時に一躍有名になる。活発な文学活動へ。
November 27, 2025 at 11:06 PM
11月28日は寺田寅彦の誕生日(1878)。物理学者。随筆家、俳人でもあることから別名義もある。東京生まれ。夏目漱石に英語を学び、漱石を主宰とした俳句結社紫溟吟社を設立したことから漱石の門人の最古参と目される。「天災は忘れた頃にやってくる」は寺田の名言である。
寺田寅彦は「夢」に関する事項をエッセイや日記に書いた。また怪異について考察した『怪異考』『化物の進化』『人魂の一つの場合』がある。これらを東雅夫がまとめたものが『文豪怪談傑作選 大正篇 妖魅は戯る』(ちくま文庫)に収録してある。
November 27, 2025 at 11:06 PM
11月28日はジョン・バニヤンの誕生日(1628)。幻想文学『天路歴程』がある。永遠の魂を求めて「天の都」まで巡礼をする寓話にキリスト教義をふんだんに盛り込んだ。イギリスからアメリカへ渡ったピューリタンに影響を与えた。邦訳は各出版から。
November 27, 2025 at 11:05 PM
11月28日はウィリアム・ブレイクの誕生日(1757)。怪奇幻想好きにかかわらず、現代を生きているなら強烈な神秘性に溢れた彼の詩、絵画、銅版画になんらかの形で触れているはずである。また強く惹かれたはずだ。メインストリーム文化、サブカルチャーに莫大な影響を及ぼす。
聖歌、またはイングランドの国歌『エルサレム』はブレイクの預言書『ミルトン』の序詞『古代あの足が』に初代准男爵サー・チャールズ・ヒューバート・ヘイスティングス・パリーが音楽をつけたものである。
November 27, 2025 at 11:04 PM
平凡社『別冊太陽』
『子どもの昭和史 科学と怪奇の空想大全』
憧れの未来や、夜も眠れぬ怪奇を紹介し、子どもたちの奔放な想像力を養った少年誌の数々。その中から名挿絵・口絵を厳選して紹介。昭和に置き忘れた、夢見る力を取り戻す!

平凡社
www.heibonsha.co.jp/book/b668970...
November 26, 2025 at 11:53 PM
11月27日は豊島与志雄の誕生日(1890)。東京帝大在学中に第三次『新思潮』創刊号に掲載した短編で注目される。内向的、メランコリック、夢幻、神秘、隠遁的な性格が強い大正文学の血を受け継いだ。『どぶろく幻想』のような中国人との友情も重要なテーマの一つとなった。
豊島は福岡の士族の家庭生まれ。ユゴーの『レ・ミゼラブル』翻訳の仕事がベストセラーになる。『どぶろく幻想』も含めた豊島与志雄の幻想短編は堀切直人の手により国書刊行会の『新編 日本幻想文学集成 第8巻』にまとめられている。彩流社より『丘の上 豊島与志雄 メランコリー幻想集』
November 26, 2025 at 11:06 PM
キャンプが編んだ空想英雄譚のアンソロジー『剣と魔法』の副題である「ヒロイック・ファンタジー」という言葉は以降、このジャンルを指す名称になった。『英雄コナン』の続編も執筆。東京創元社と早川書房の『英雄コナン』シリーズはR・E・ハワード名義だが、一部はリン・カーターとキャンプのもの。
November 26, 2025 at 11:05 PM
11月27日はライアン・スプレイグ・ディ・キャンプの誕生日(1907)。米国のファンタジー作家、SF作家。キャンプのファンタジーはD・ドレイクとの共著『勇者にふられた姫君』やフレッチャー・プラットとの共著であるアンチ・ヒーローものの始祖『ハロルド・シェイ』シリーズ(以上、ハヤカワFT文庫)等。
キャンプはニューヨークの会計士、銀行家の家庭生まれ。工科大学で航空工学を学ぶ。キャサリン・クルックと結婚すると彼女との共著が増えた。リン・カーター、ジョン・ジェイクスとの3人でヒロイック・ファンタジー作家グループを創設。
November 26, 2025 at 11:04 PM
師事していた寺山修司に「戯曲を書く前に小説を書いたほうがよい」とアドバイスを受け1964年に書いたのが『X電車で行こう』である。SFの同人誌『宇宙塵』に投稿、掲載されると、三島由紀夫、小林信彦らから高い評価を受け、『SFマガジン』に転載された。
山野浩一は大阪港区生まれ。関西学院大学法学部時代に競馬に熱中し、これは後の競馬評論に繋がる。日本でのニューウェーブSFの普及に貢献した。
November 26, 2025 at 11:03 PM
11月27日は山野浩一の誕生日(1939)日本のSF作家、脚本家、漫画原作者。山野には代表作でもある短編『X電車で行こう』を収録した『X電車で行こう』(早川書房)『山野浩一傑作選(1)(2)』(東京創元社)『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』(小鳥遊書房)などのホラーSF、幻想SFがある。
November 26, 2025 at 11:03 PM
1737年は岡田玉山の誕生年。生月日、没日不明。浮世絵師。名は尚友。近世上方の絵本挿絵の第一人者とされる。躍動感溢れる絵は中国版画や西洋の銅版画からの影響とされる。『絵本太閤記』が有名。しかし取材をした喜多川歌麿の錦絵の禁令のあおりを受け絶版に。
岡田玉山の伝奇絵本読本は国書刊行会の『現代語訳 江戸の伝奇小説』叢書に、美女に化け災いをなす九尾の狐が殺生石と化すまでを描いた『絵本玉藻譚』がある。
November 25, 2025 at 11:03 PM
11月25日は池内紀の誕生日(1940)。ドイツ文学者、エッセイスト。 ドイツ文学の評論、翻訳の仕事が多い。旅行記や人物伝、大衆芸能など。そのなかには幻想文学も含まれる。悪魔についてのエッセイ『悪魔の話』幻獣についてのエッセイ『幻獣の話』(共に講談社学術文庫)など。
池内は兵庫の姫路生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程卒。大学教授、大学講師などの後に1996年に退官。執筆活動にはいる。ドイツ文学の翻訳多数。特にカフカが多く、白水社の『カフカ全集』を手掛けている。国書刊行会の『日本幻想文学集成』の選者も務めた。
November 24, 2025 at 11:05 PM
11月25日はポール・ウイリアム・アンダースンの誕生日(1926)。ペンシルバニア州に生まれ。ミネソタ大学で物理学を専攻。1947年に『アスタウンディング』誌に発表した共作の短編でデビュー。大学卒業後はライターとして働く。1951年、長編第一作『脳波』(早川書房)で一躍注目を集める。
『脳波』で注目を浴びたアンダースンは精力的に活動。SFだけではなく、歴史小説、ファンタジー小説も書いた。『魔界の紋章』『折れた魔剣』『時の歩廊』『大魔王作戦』(以上、早川書房)など多数。
November 24, 2025 at 11:04 PM
11月24日はカルロ・コッローディの誕生日(1826)。音楽、演劇、政治、文化批評など執筆は多義にわたる。代表作に『ピノッキオの冒険』がある。弩級の有名作である。
コッローディはイタリアのフィレンツェ出身。スコローピ修道会の学校を卒業。出版社に勤める。愛国心に溢れ、第一次イタリア独立戦争には義勇兵に。戦後に作家として活躍。愛国心はイタリアの未来と子供達の教育に向けられる。『子供新聞』に『ピノッキオの冒険』の原型を連載。1883年に完結する。
November 23, 2025 at 11:07 PM
11月24日はエリック・ラッカー・エディスンの誕生日(1882)。英国の小説家。水星を舞台に修羅国を治めるジャス王とその弟たちが、ゴライス大王率いる魔女国と対決する英雄ファンタジーの金字塔であり、古典でもある『ウロボロス』(創元推理文庫)がある。
エディスンはリーズ市アデル生まれ。オックスフォード大学卒。商務省に勤務。1937年に執筆に専念する為に退官。本邦では『ウロボロス』は月刊ペン社の妖精文庫叢書の一つとして『邪龍ウロボロス』のタイトルで上巻が刊行された。しかしそのままお流れとなり、後に完訳が創元推理文庫から刊行。
November 23, 2025 at 11:07 PM
スターンは南アイルランドのティペラリー、クロンメルの陸軍将校の家庭生まれ。父の連隊の移動に伴い各地を転々とする。曽祖父がケンブリッジ大学の寮長兼、大主教であり、彼の創設した奨学生に選ばれケンブリッジ大学へ。卒業後は田舎で牧師のかたわら執筆。
19世紀にはユーモア文学として評価されたが20世紀に入って「意識の流れ」の潮流が起こると、源流的存在として再評価される。他に型破りな紀行文『センチメンタル・ジャーニー』(岩波書店)
November 23, 2025 at 11:06 PM
11月24日はロレンス・スターンの誕生日(1713)。英国の小説家、牧師。スターンには18世紀にして、小説の制約を破壊した『紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見(『トリストラム・シャンディ』表記あり)』がある。小説が開始してもなかなか主人公が登場しなかったり、脱線があったり、登場人物が死ぬと次のページは真っ黒に塗られているなど、既存の制約を破壊し、現代では当たり前となる小説表現方法の古典となった未完長編小説。
November 23, 2025 at 11:05 PM
11月23日は高橋鐵の誕生日(1907)。カルピスの宣伝部に勤め、夜は心理学を研究。共産党擁護の為に特高に逮捕され、カルピスを退社。生活に困り1937〜1940年の3年間だけ、《幻奇小説》と称した作品を書いた。これらを日下三蔵がまとめた、秘境、怪奇小説集の『世界神秘郷』が戒光祥出版からある。
高橋は性科学の先駆者、性文献のコレクターとして有名。セックスの体位の解説書『あるす・あまとりあ』(河出文庫)はベストセラーに。セックスや精神分析の著書で著名だった。
November 22, 2025 at 11:04 PM
11月23日はネルスン・スレイド・ボンドの誕生日(1908)。パルプマガジンで活躍。日本には彼の作品集はない。SFで有名だが本人は「自分をSF作家だと思ったことは一度もなかった。自分は幻想小説作家だと思っていた」。実際、1937年のデビューから1950年代まで幻想小説がメインだった。
ボンドの作品は日本では雑誌やアンソロジーでのみ読める。『街角の書店』(東京創元社)に『街角の書店』が収録。『グラックの卵』(国書刊行会)に『見よ、かの巨鳥を!』が収録。
November 22, 2025 at 11:03 PM