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人生丸ゴト握ッテ回ス 裸足で行かざるを得ない
マノエル・ド・オリヴェイラ『絶望の日』。

なんて辛気臭い画だろう。
ナレーションと重い音楽になんか騙されないぞと思っても、馬車の車輪が回り続ける長回し、明るい庭に鳴る銃声、思わず数える蝋燭の数、何度も振り向くアナ、自殺する作家(を演じる撮影監督)。マノエルはスゲェなあ。
April 28, 2025 at 3:28 AM
ベルトラン・ボネロ『けものがいる』 at 新宿シネマカリテ、大九明子『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』 at テアトル新宿

どちらも凄い恋愛映画のだが、出来ればボネロを後で観ると地獄感増してよし。
いやあ、スゲかったなあ。
April 27, 2025 at 7:08 AM
蘇鈺淳監督「短編集」 at キノコヤ

去年の馬喰町以来の短編3連発。
座る人のいないベンチ、海辺の弾き語りの四角い窓、流れる涙と落ちるアイス、2人の視線の合わない切り返し、複数の時間線。全てロードムービー以前以後。

全てに主演している陳又瑄、黙って涙を流すだけで絵になる人だなあ。
April 26, 2025 at 9:04 AM
レオス・カラックス『IT'S NOT ME』 at ユーロスペース、グラハム・フォイ『メイデン』 at イメージフォーラム

とにかく『メイデン』が凄すぎた。以上。
April 26, 2025 at 7:00 AM
April 25, 2025 at 11:39 PM
「みえたけど、ない ないけど、みえた」 at DDD ART 凪
家入嘉寿馬 / シクラトウカ  / 田村美琴 / 丸山咲 

お聞きして、タイトルの意味がようやく分かった。観ることの向こう、あるいは手前にある何かかあ。
だから、最後に「外から観る」ことで完結するのね。
April 20, 2025 at 6:22 AM
マノエル・ド・オリヴェイラ『アブラハム渓谷 完全版』 at ル・シネマ渋谷宮下

203分難なくいけてしまった。レオノール・シルヴェイラの変わりっぷりと変わらなさっぷりの同居がすごいな。
映画のナレーション、あまり上手くいっている例が思いつかないが、これは例外。
April 20, 2025 at 6:20 AM
五所平之助、山本嘉次郎+宮尾大輔ときて、次に豊田四郎でフィニッシュします。

『影の美学』の表紙にもなっていた『藤十郎の戀』、所々フィルムが切られてるのは残念だが、製作主任黒澤明、美術小村雪岱で、長さんの流し目が縦断爆撃だったのと、『近松物語』がスピンオフにみえてきて面白い。
April 19, 2025 at 9:15 AM
佐藤そのみとたかはしそうたの最新短編が観られると聞いて。
行ってよかった。4人とも大変面白うござんした。

佐藤監督作のスタッフが鬼のような顔ぶれ、さらに柴田貴哉もキャストされてて、三宅唱リスペクトを感じた。
April 18, 2025 at 1:10 PM
SATO, Chiaki 佐藤千亜季 at Gallery TOWED

トウドの2階で。自転車の車輪が草木に同化していくのいいなあ。
April 12, 2025 at 1:58 PM
KOBAYASHI, Saori 小林紗織 at Gallery TOWED
色の付いた化石みたい。真ん中やや上の「目玉」ぎ気になる。
April 12, 2025 at 8:33 AM
Pol Maló ポル・マロ at Gallery TOWED

やってんなあ。トウドに来ると大概この言葉略
April 12, 2025 at 8:32 AM
KOBAYASHI, Ryohei 小林亮平 at Gallery TOWED

なんなんこれ、と。ここに来ると大概この言葉から始まる。なんなん。
April 12, 2025 at 8:31 AM
成瀬巳喜男『腰辨頑張れ』(1931), 千葉泰樹『嬉しい娘』(1934) at 国立映画アーカイブ

「撮影監督 三浦光雄」特集よりサイレント2本立て。鷲谷花氏の講演付きで520円は申し訳ないくらい。
鷲谷氏の講演は期待に違わずすこぶる面白かった。成瀬がこんな映画撮ってたとは。活字で読みたい!
April 12, 2025 at 6:50 AM
アルノー&ジャン=マリー・ラリユー『パティーとの二十一夜』(2015) at 東京日仏学院

漆黒の暗闇のシーンは相変わらず素晴らしい。
カロリーヌが1人で夜の食卓で話すシーンのカメラが、観客の視線と彼女の性の予感を同時に代行してて見事。全編通して性欲の話なのに全くいやらしくない。
April 11, 2025 at 12:33 PM
HOSHIBA, Tsukika 干場月花 at RISE GALLERY

外部音をシャットダウンして呼吸音だけ残したような絵。何かが物語れてしまう1歩手前。
April 11, 2025 at 9:34 AM
HIRONO, Ayumi ヒロノアユミ at 美学校スタジオ
April 11, 2025 at 5:31 AM
MASUNAGA, Shoko 益永梢子 at Maki Fine Arts
めくるねえ。気が散ってしょうがない。
April 11, 2025 at 4:38 AM
ダグラス・サーク『天が許し給うすべて』 at 恵比寿ガーデンシネマ
Douglas Sirk 'All That Heaven Allows' (1955)

ソロー『ウォールデン』をジェーン・ワイマンが朗読するシーン、ああいう使われ方だったのか。
このコンビなら『心のともしび』の方が好きだけど、ワイマン観るならこちらかも。
April 9, 2025 at 10:14 AM
成瀬巳喜男『芝居道』(1944)、『舞姫』(1951) at シネマヴェーラ

長谷川一夫と山田五十鈴の『鶴八鶴次郎』コンビ、2人が揃うシーンがラストだけとは。

岡田茉莉子のデビュー作。初々しくもなかなかの熱演だが、3年後には『宮本武蔵』、4年後に『浮雲』なので成長カーブが凄い。
April 6, 2025 at 8:07 AM
今日のラスト、宮崎大祐『V. MARIA』 at 目黒シネマ

女の子2人の会話に、米軍機の飛行音を背景で入れてくるところは監督らしい。藤田朋子にピンチョンを読ませて(V繋がり)たのは笑った。
『VIDEOPHOBIA』以来のサヘル・ローズ、かっこよかったなあ。あと接骨院の受付に中野志保実が!
April 5, 2025 at 1:34 PM
日仏学院で、アラン・ギロディとアルノー&ジャン=マリー・ラリユー3本立てをカマしてきた。

出産の瞬間や、老人と後背位で性交する男がシネスコで大映しなど、ギロディは例によって手加減しない。
それより驚いたのはラリユーの繊細で大胆な演出と見事なカメラ。この人は凄いわ。
April 5, 2025 at 10:53 AM
April 4, 2025 at 11:29 PM
日向文生誕独演会2025。

ギター1本のみの素晴らしい80分。
「人が時に自らを傷つけること」について語り、『ウェンズデー』を。孤独について語り、『誰も知らない』。
今日の『悲しみは空の彼方に』で、ローラがサラジェーンに「自分を傷つけるのはやめて」と語りかけたシーンがありました。
March 30, 2025 at 9:21 AM
ONO, Sangatsu 小野三月 at ARTDYNE

病的な紫の空と地面の濃緑、分離していない指、不統一な蝋燭の影。
March 30, 2025 at 5:26 AM