あとずっと言われてることだけど、なんでBLのファンにセクシュアルマイノリティ当事者がいる可能性を考えないんだろ、いるに決まってるんだが

「ゲイをきちんと描くこと」と「BLのファンをバカにしないこと」って両立できることだと思うよ

つらい11月だったけど、最後の週末が楽しかったのでなんかよかったような気分になった（チョロい）終わりよければすべてよし！

タテゴトアザラシやカイマンなど、ワシントン条約で捕獲が規制されている動物の毛皮や皮革でつくったランドセルを並べた《ランドセルプロジェクト》を観て、村上隆ってすごいのはすごいけどほんとうに心底めちゃくちゃ大嫌い…とあらためて思った

映像作品がどれも面白かった。山城知佳子《日本への旅》とか、能の「烏帽子折」に重ねてヘンリー・ムーアの彫刻と核開発について語っていくサイモン・スターリング《仮面劇のためのプロジェクト（ヒロシマ）》とか。束芋も久しぶりに観た。

特攻隊の青年の出撃前の挨拶に「もっとサムライ魂を意識して」「もっと絞り出すように」という「演技指導」を重ねてゆき、どんどん感情的になって最後はほとんど泣き崩れるような吐露になって終わる小泉明郎《若き侍の肖像》がものっっっすごくキツかった。出演していた俳優さんは撮影後ちゃんとケアされたのかが心配になってしまった…

いまの猫様は月に一回、かかりつけの動物病院で爪切りと体重測定をして様子をみてもらっていたので、こんなことになるとはぜんぜん思ってもみなかったんだけど、逆にそうやって手あつく飼っていたから今こういう状況なのかもしれない。人間もそうだけど、ペットにとっても、医療などの発達によって難しくなる局面というのはあるよな、と感じている。どれほど技術が進歩しても、病院で治せない病気はあるし、生きものは死ぬ。

伴侶動物は家族の一員だけど、やっぱり動物は動物で人間じゃないので、私はそこもしっかり線を引いておきたいと思っている。動物の尊厳のためにも、動物は動物扱いしたい。

こういうお話を読むと「やっぱり私は小説を読むのが好きでしょ、嫌いなわけないよ」と思う