説明セリフ言わせてるとき、そのキャラクターの持ち得る情報網とか口調とかその人らしいバイアスを保って説明させてる作品ってそうとうの上澄みだろう。（読者に必要な情報を提供しつつ、キャラクターも成立させ、テンポを崩さない）

実際、セリフだけ読む人にとっては「どこにセリフがあるか」が重要だろうけど、書いてあるものを素直に読む民にとっては、ただの無意味な空白で、スクロールが増えるだけだと思う。
セリフしか読まない民のために、口語体の説明文がどんどんセリフに乗ってくる傾向があるのかな、とほんのり思っているけど、実際どうなんでしょうね。
登場人物の内心の表現としてならセリフも面白いが、説明はさあ……
まあ、難しいよね。

山サイズの猫だったら、毛の間に住むこともできそう。

まあ、最初に受けちゃった方も受けちゃった方、というのはあるけどね。ワンチャン、設計書のファイル見ただけで分かるダメッぷりだったのだし（だってファイル1個しかないんだもん）

コードっていうかねえ、ほぼシロウトが事実上設計をしないで、Wordでガワだけ作って「詳細設計したから作って」って発注したコードなんですよ。
最初にうけたの弊社じゃないんだけど、「詳細設計したうえでコレなんですね？」ってことで、極力モジュールは分割しないし、書いてあることを書いてあるとおりに実装した形になってて、悪いのは全て、できてないことをやったフリして安く上げようとしたそのシロウトなんだ。
多少のことなら、受けた後にすりあわせもあり得ると思うけど、多少どこじゃなくてほとんどやり直しだから、「受けた後にすりあわせて」とかいうのは、ヤクザのやることなんですね。その分お金貰ってないもの。

ゲームやWebサイトみたいな即応性を無意識に求めちゃって、でも現実世界の自分とか他人はそんなに劇的に変化しないので、「クソゲー！」って叫んで全てを投げ出したくなる気持ちになるときがある。

100MB/secですごい通信速度だ！って喜び、ホームページにアクセスしたら画像がてっぺんからソフトリーム的に描画されていくのをじっと待ったりしていた時代もあったけど、今はもうそんなの、待てずに離脱しちゃうだろう。

赤ちゃんの背中スイッチ、抱っこあるき5分＋抱っこ座り5～8分→ベッド で
回避できることが観測されてたらしい。
動画あり
www.riken.jp/press/2022/2...
しかし、3秒で泣き止ませ！3秒で寝かせ！3秒で手離れ！
とはいかないもんなんだな。あたりまえか

太宰治が「人間失格」で書いてた自信のなさって、なんかこういうことかもな、という心当たりを感じる。国語便覧とかで逸話を見ると悲しい人だけど、あの才能によってあの病（たぶん特定の名前はない。あったとしても、ない。）を克明に描いてくれたことは、後世の人にとってすれば、ありがたいことだったかもな。
少なくともこの不気味な恐怖が自分一人のものではなく、他者が書かずにいられないほど差し迫って味わった、共有できるなにかであることがわかる。