彼らは読みつづけた−読書で見つけた「読書（する人）」−
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彼らは読みつづけた−読書で見つけた「読書（する人）」−
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読書で見つけた「読書」「読書する人」「読書環境」にかかわる描写をひたすら紹介しています。
※出典の明記等、可能な限り気を配っておりますが、諸権利侵害を意図するものではありませんので、何卒ご理解の程、お願い申し上げます。
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内田樹著『街場の読書論』（2013年12月Kindle版、太田出版）
※Kindle版に装幀クレジットなし

#装幀の「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
内田樹著『街場の読書論』（2013年12月Kindle版、太田出版） ※Kindle版に装幀クレジットなし #装幀の「読書（する人）」
November 10, 2025 at 1:01 PM
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早坂大輔著『ぼくにはこれしかなかった。』（2021年6月第3刷、木楽舎）より

#早坂大輔 #ぼくにはこれしかなかった。 #木楽舎 #読書で見つけた「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
白い息をはきながら、盛岡の街を歩く。街のなかを流れる大きな川を渡り、古い橋を越えると見えてくる小さな喫茶店に入ってコーヒーを一杯。バックパックからぼろぼろになった文庫本を取り出し、なんとなしに読みはじめると窓の外を猫が横切っていく。 — 早坂大輔著『ぼくにはこれしかなかった。』（2021年6月第3刷、木楽舎） #読書で見つけた「読書（する人）」
November 10, 2025 at 3:03 AM
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あらゐけいいち扉イラスト／世古口敦志（coil）扉デザイン／柞刈湯葉著『人間たちの話』（2020年3月Kindle版、ハヤカワ文庫JA）

#装幀の「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
あらゐけいいち扉イラスト／世古口敦志（coil）扉デザイン／柞刈湯葉著『人間たちの話』（2020年3月Kindle版、ハヤカワ文庫JA） #装幀の「読書（する人）」
November 9, 2025 at 1:03 PM
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森晶麿著『黒猫の約束あるいは遡行未来』（2014年10月Kindle版、早川書房）より

#森晶麿 #黒猫の約束あるいは遡行未来 #早川書房 #読書で見つけた「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
そう言って、黒猫はこの大揺れにも拘わらず、膝に開かれたままの本に視線を落とす。カントなんて黒猫なら何度も読んでいるだろうに。 「黒猫も外を見たほうがいいですよ。建物の一つ一つが明るい色調で楽しい気分になります」 褐色の屋根をもつ、薄いオレンジや黄土色の建物。それらが街路樹の緑やアーモンドのピンクの花と織り成す色彩の力強さは、見る者の心を明るく照らさずにはいない。 「見ているよ。人間の視界は君が思うよりずっと広いんだ」 見ている？　本に目を落としているのに？ — 森晶麿著『黒猫の約束あるいは遡行未来』（2014年10月Kindle版、早川書房） #読書で見つけた「読書（する人）」
November 9, 2025 at 3:11 AM
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宮部みゆき著『宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本　2015-2019』（2023年11月Kindle版、中公新書ラクレ）
※Kindle版に装幀クレジットなし

#装幀の「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
宮部みゆき著『宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本　2015-2019』（2023年11月Kindle版、中公新書ラクレ） ※Kindle版に装幀クレジットなし #装幀の「読書（する人）」
November 8, 2025 at 1:05 PM
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久米絵美里著『言葉屋②　ことのは薬箱のつくり方』（2016年10月Kindle版、朝日学生新聞社）より

#久米絵美里 #言葉屋 #朝日学生新聞社 #読書で見つけた「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
詠子は、図書室で棚にはさまれることが好きだった。何か悩んでいる時は、なおさらだ。というのも、図書室の棚には、昔の本から最近の本まで、いろいろな本がおいてある。そんな知識のはざまで息をしていると、安心した。これだけ本があるのなら、自分の悩みの答えやヒントが、どこかにはあるはずだと、思うことができるからだ。 — 久米絵美里著『言葉屋②　ことのは薬箱のつくり方』（2016年10月Kindle版、朝日学生新聞社） #読書で見つけた「読書（する人）」
November 8, 2025 at 3:09 AM
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キム・フォップス・オーカソン文／エヴァ・エリクソン絵／菱木晃子訳『おじいちゃんがおばけになったわけ』（2023年6月43刷、あすなろ書房）より

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「だがなあ、いつまでも、おばけのままでいるわけにもいかんだろう」 じいじはこまったようにいうと、それからなんども、かべやドアをでたりはいったりしました。『おばけの本』も、ねっしんによみました。 — キム・フォップス・オーカソン文／エヴァ・エリクソン絵／菱木晃子訳『おじいちゃんがおばけになったわけ』（2023年6月43刷、あすなろ書房） #読書で見つけた「読書（する人）」
November 7, 2025 at 2:59 AM
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小野英作装丁／長崎訓子装画／柚木麻子著『私にふさわしいホテル』（2013年3月Kindle版、扶桑社BOOKS）

#装幀の「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
小野英作装丁／長崎訓子装画／柚木麻子著『私にふさわしいホテル』（2013年3月Kindle版、扶桑社BOOKS） #装幀の「読書（する人）」
November 6, 2025 at 1:05 PM
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紺野天龍著『神薙虚無最後の事件　名探偵倶楽部の初陣』（2025年2月Kindle版、講談社タイガ）より

#紺野天龍 #神薙虚無最後の事件 #名探偵倶楽部の初陣 #講談社タイガ #読書で見つけた「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
「あ、瀬々良木くん。やっと見つけたよ」 不意に耳に響いた穏やかな声に、僕は読んでいた本からのっそりと顔を上げた。 読書に没頭していたので現状確認に手間取るが、すぐに、ああ、と理解する。 御剣さんと別れてから、学食の隅でせっせと読書に励んでいたのだった。 — 紺野天龍著『神薙虚無最後の事件　名探偵倶楽部の初陣』（2025年2月Kindle版、講談社タイガ） #読書で見つけた「読書（する人）」
November 6, 2025 at 2:59 AM
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鍋島テツヒロ イラスト／アフターグロウ デザイン／更伊俊介著『犬とハサミは使いよう7』（2013年10月Kindle版、ファミ通文庫）

#装幀の「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
鍋島テツヒロ イラスト／アフターグロウ デザイン／更伊俊介著『犬とハサミは使いよう7』（2013年10月Kindle版、ファミ通文庫） #装幀の「読書（する人）」
November 5, 2025 at 12:55 PM
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吉富多美作『ぼくが選ぶ ぼくのいる場所』（2024年5月第3刷、金の星社）より

#吉富多美#ぼくが選ぶ ぼくのいる場所 #金の星社 #読書で見つけた「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
「ぼくも早起きしたよ。この本を読みたくて、五時に起きたんだ」 つむぎは、布袋の中から一冊の本を取り出した。 「ほう」 藤木さんは目を丸くしてつむぎを見る。タロウさんも春子さんもおどろいている。 「ねむいだろ。今日はやめとこうか」 「ゼンゼンだいじょうぶ。この本のこと、藤木先生と話したくてわくわくしているんだ。主人公はね、タイムっていうんだけど、ほくと同じ五年生で……」 つむぎは本の内容を語りだす。目がきらきらとかがやいている。 「そうか、そんなに感動したのか」 藤木さんは、にこにこしながら楽しそうにきいている。 「この人が書いた本をもっと読んでみたいんだ。もっとあるかな」 — 吉富多美作『ぼくが選ぶ ぼくのいる場所』（2024年5月第3刷、金の星社） #読書で見つけた「読書（する人）」
November 5, 2025 at 2:58 AM
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ポール・ディマイヤー装画／ミルキィ・イソベ装幀／フィリップ・Ｋ・ディック著／菊池誠訳『ニックとグリマング』（1991年8月、筑摩書房）

#装幀の「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
ポール・ディマイヤー装画／ミルキィ・イソベ装幀／フィリップ・Ｋ・ディック著／菊池誠訳『ニックとグリマング』（1991年8月、筑摩書房） #装幀の「読書（する人）」
November 4, 2025 at 1:08 PM
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小手鞠るい著『放課後の読書クラブ』（2023年2月、偕成社）より

#小手鞠るい #放課後の読書クラブ #偕成社 #読書で見つけた「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
こんなことを思うのはわたしだけなのかどうか、わからないけれど、小説とは「理解」や「共感」や「納得」を求めて書かれているのではなくて、ただ読まれるために、書かれているのではないだろうか。 さらに言いかえると、小説は「わかる」ために読むものではなくて、「わからない」と思うためにこそ、読むものなのではないか。 だからどの作品も、くり返し、読んでいる。 忘れたころにまた読む。読んでいるときにはひたすら夢中で活字を追いかけている。読みおえたあとは「よくわからなかったなぁ。でもすごくよかった」と思っている。 読んで気持ちのいい文章を、好きなだけ、浴びるように読む。 それでいいのではないかと思っている。 — 小手鞠るい著『放課後の読書クラブ』（2023年2月、偕成社） #読書で見つけた「読書（する人）」
November 4, 2025 at 2:59 AM
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淵゛イラスト／アルビレオ カバーデザイン／アナ・ジェームス作／池本尚美訳『ページズ書店の仲間たち１　ティリー・ページズと魔法の図書館』（2023年3月Kindle版、文響社）

#装幀の「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
淵゛イラスト／アルビレオ カバーデザイン／アナ・ジェームス作／池本尚美訳『ページズ書店の仲間たち１　ティリー・ページズと魔法の図書館』（2023年3月Kindle版、文響社） #装幀の「読書（する人）」
November 3, 2025 at 1:02 PM
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D・マクフェイル文、絵／しみずゆうすけ訳『ほんが　すき！』（1997年5月第21刷、アリス館）より

#D・マクフェイル #しみずゆうすけ #ほんが　すき！ #アリス館 #読書で見つけた「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
とうとう　おかあさんが　エンマに ほんの　よみきかせ。 おかあさんが　ほんを　よみおえると、 「もういちど よんで。」 エンマは　いいました。 — D・マクフェイル文、絵／しみずゆうすけ訳『ほんが　すき！』（1997年5月第21刷、アリス館） #読書で見つけた「読書（する人）」
November 3, 2025 at 3:05 AM
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カワイユキ装丁、イラスト／ウィリアム・ベル著／岡本さゆり訳『アルマ　運命のペン』（2006年10月、朔北社）

#装幀の「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
カワイユキ装丁、イラスト／ウィリアム・ベル著／岡本さゆり訳『アルマ　運命のペン』（2006年10月、朔北社） #装幀の「読書（する人）」
November 2, 2025 at 1:02 PM
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木村綾子著『本が繋ぐ』（2025年11月、mille books）より

#木村綾子 #本が繋ぐ #mille books #読書で見つけた「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
撮影現場に着いたらテーブルの上にさりげなく本を置いておき、どんな子が興味を示すかを観察する。バッグの中身を紹介する企画があれば、その雑誌が出る時期に合いそうな内容の本を鞄に入れて撮影に臨む。目の前にいれば相手の反応を見て、雑誌越しなら手に取る読者を想像して、どんな切り口で伝えたら刺さるか考えながら本について話していると、ある瞬間ぱっと表情が変わったり、動かなかった指がページをめくり始めたり、しゃべり続ける私を置いて本の世界に入っていってしまったり、あるいは、思いもよらない反応が返ってきたりすることもあって、そんなふうにして本と人が出合う瞬間に立ち会える興奮がたまらなく、やみつきになっていった。 — 木村綾子著「檸檬爆弾」（『本が繋ぐ』2025年11月、mille books） #読書で見つけた「読書（する人）」
November 2, 2025 at 3:12 AM
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ブックサンタ2025ステッカー

#ブックサンタ #読書まわりの「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
ブックサンタ2025ステッカー #読書まわりの「読書（する人）」
November 1, 2025 at 1:05 PM
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津村節子著『時の名残り』（2020年5月Kindle版、新潮文庫）より

#津村節子 #時の名残り #新潮文庫 #読書で見つけた「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
私が「智恵子抄」を読んだのは戦時中だった。出版されたのは昭和十六年で、その年日本は太平洋戦争に突入したのである。物心ついて満洲事変、日中戦争、と幼年期、少女期を過した私にとって、人間らしい希望や夢を描くことが出来なかった時代であったからこそ「智恵子抄」の印象は鮮烈だった。学生時代に教職の資格を取るための教育実習で、「智恵子抄」を選んだのは、私がちょうど「智恵子抄」に感銘を受けた年齢と同じ年頃の少女たちの授業だったからだが、その時私はどれほどのことがわかっていただろう。 — 津村節子著「夢のかずかず」（『時の名残り』2020年5月Kindle版、新潮文庫） #読書で見つけた「読書（する人）」
November 1, 2025 at 3:09 AM
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丹地陽子扉イラスト／ハヤカワ・デザイン扉デザイン／森晶麿著『黒猫の刹那あるいは卒論指導』（2013年12月Kindle版、早川書房）

#装幀の「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
丹地陽子扉イラスト／ハヤカワ・デザイン扉デザイン／森晶麿著『黒猫の刹那あるいは卒論指導』（2013年12月Kindle版、早川書房） #装幀の「読書（する人）」
October 31, 2025 at 1:05 PM
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高里椎奈著『黒猫とショコラトリーの名探偵』（令和6年10月Kindle版、角川文庫）より

#高里椎奈 #黒猫とショコラトリーの名探偵 #角川文庫 #読書で見つけた「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
林立する本の塔を潜り抜けて机際まで詰め寄った恵大に、新家明は気の抜けた表情で瞬きだけ返した。まるで食べ終わった後の皿には関心が持てないとでも言いたげに、胡座の膝に広げた絵本に視線を落としてしまう。 — 高里椎奈著『黒猫とショコラトリーの名探偵』（令和6年10月Kindle版、角川文庫） #読書で見つけた「読書（する人）」
October 31, 2025 at 2:38 AM
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もとやままさこ表紙、さし絵／久米絵美里著『言葉屋　言箱と言珠のひみつ』（2015年4月Kindle版、朝日学生新聞社）

#装幀の「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
もとやままさこ表紙、さし絵／久米絵美里著『言葉屋　言箱と言珠のひみつ』（2015年4月Kindle版、朝日学生新聞社） #装幀の「読書（する人）」
October 30, 2025 at 1:04 PM
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山本文緒著『無人島のふたり　120日以上生きなくちゃ日記』（2024年9月Kindle版、新潮文庫）より

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未来のための読書がなくなったらもう何も読みたいものはないのかもと思ったけれど、私の枕元には未読本が積んであるコーナーがあって毎晩その中からその日の気分に合わせて本を選んでいる。未来はなくとも本も漫画も面白い。とても不思議だ。 — 山本文緒著『無人島のふたり　120日以上生きなくちゃ日記』（2024年9月Kindle版、新潮文庫） #読書で見つけた「読書（する人）」
October 30, 2025 at 2:58 AM
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鍋島テツヒロ イラスト／アフターグロウ デザイン／更伊俊介著『犬とハサミは使いよう6』（2013年1月Kindle版、ファミ通文庫）

#装幀の「読書（する人）」 #読書 #読書する人 #読書環境
鍋島テツヒロ イラスト／アフターグロウ デザイン／更伊俊介著『犬とハサミは使いよう6』（2013年1月Kindle版、ファミ通文庫） #装幀の「読書（する人）」
October 29, 2025 at 1:02 PM
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蒼井美紗著『図書館の天才少女〜本好きの新人官吏は膨大な知識で国を救います！〜』（2024年4月Kindle版、カドカワBOOKS）より

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興奮から頬が上気したマルティナは近くのテーブルに本を置くと、そっと椅子に腰掛ける。そして目の前にある本をじっと見つめ、緊張しながらまずは装丁を確認した。 （同じ作者の他の本より凝ってるね……それに本が結構厚くて、読み応えがありそうだ） そっと表紙を捲ると、読んだことのない文章がマルティナの目に飛び込んできた。 （新しい本だ……！） 感動と嬉しさで心臓が高鳴る中、さっそくマルティナは最初から文章を目で追う。 — 蒼井美紗著『図書館の天才少女〜本好きの新人官吏は膨大な知識で国を救います！〜』（2024年4月Kindle版、カドカワBOOKS） #読書で見つけた「読書（する人）」
October 29, 2025 at 2:57 AM